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漢字三文字、橋本愛、の、カタカナ三文字、映画、を、観た。二本。


アバター [DVD]

橋本愛,坂田梨香子,水沢奈子,はねゆり,佐野和真/GPミュージアム

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 これは、映画なのか?
 何度となく迷ったが、劇場公開されたよーなので、映画なのだろう。
 主演、橋本愛。
 原作、山田悠介。監督と脚本はよく知らない方なので、省略。
 山田悠介作品ってことで、
 どっかネジの抜けた映画なのだろーと予想はしていたが、それ以上の出来映えであった。

 女子高ではケータイの‘アバター’が大流行!
 そのアバターの美しさで学校のヒエラルキーは形成されていた!!
 トップに君臨するのは、
 金(課金)と権力(恐喝)を駆使してレアアイテムをゲットしまくる、阿波野妙子!!!
 母親から貰ったケータイ(型落ち)を手に、闘え! 阿武隈川道子(橋本愛)!!!!
 父の仇だっ!!!!!

 ざっと、こんな内容でね、シリアスなスリラー。
 コメディじゃないですよ。

 主な舞台は学校で、
 ロケ撮影に使われた校舎、どっかで見たなぁ~とおもたら、すぐに気がついた。
 「ガキの使い」の「笑ってはいけない」で使用された建物ですな。 (おそらく警察編。)
 学校ではケータイのアバター作りが流行っており、その評価が直接、人気とヒエラルキーとなる。
 スマートフォンわ? とか、
 女子高生がアバターに夢中? とか、その辺は、まあいい。
 まだ普及もしてないのだろう。話も進まないし。
 トップに逆らった子は、陰湿なイジメを受けていた。
 汚水が入ったバケツに顔を押し込まれたり(しかも教室の席で)、
 首を帯で絞められたり(しかも黒帯で!)、教師も見てみぬふりで助けてもくれない。
 そんな世も末な異常ワールド。だからヘタなツッコミも無用なのだ。
 レアアイテムが当たり、一躍注目を集める、道子。
 これや! これで逆転や! と、
 イジメられてた子と共謀し、課金の為の資金集めに援交を始めます。
 もっといい方法がある気もしますが、まあ、いいでしょう。橋本愛ですし。
 援交相手(ドランクドラゴンの鈴木拓)とホテルへ入り、
 男がシャワーを浴びてる隙に、財布を抜き取ろうと手を伸ばすと、
 突然シャワールームが開き、何故かパンツ一丁の鈴木拓に腕を掴まれますが、辛くも逃げます。
 (しかし鈴木拓は、なんでパンツ履いたままシャワー浴びてたんでしょね?)
 さて、
 そっからは慣れたもので、着実に援交を重ね、お金だけを抜き取り続けます。
 性交はなかったみたい。やる前に、一服盛ったりしてるから。
 警察とか補導とかも存在しないみたいですね。異常ワールドだから。
 そしてついに、道子は学校のトップになります。
 夜の校庭に集まる、ガスマスクを被った生徒たち。
 その先頭で高らかに勝利宣言をする、道子。
 ああ、学校を制したとゆーイメージ映像か、夢オチかな。
 とおもたら、本当にやってました。
 本当に、生徒にガスマスクを被らせて、整列させて、
 松明焚いて、夜の校庭に忍び込んで、セットアップして、集会したんだって。
 校舎にプロジェクターで自分のアバター写し出して、
 「これがワタシのアバターよっ」ってやったんだって。忍び込んだ学校で。
 も一度云うが、コメディじゃないぞ。
 その後、
 妙子がイケメンを使ったり、教師を使ったり、
 レアアイテムを使ったりして、何度も復讐を仕掛けてきます。
 いまどき珍しい、気概のある頑張り屋さんです。
 最終的には、
 同じ生徒の顔を判別できなくなるまでグチャグチャにしたり(しかも二人)、
 チェンソーを持って襲ってきたりしますけど。

 ってゆーね、
 結局何の話かってーと、「ケータイもほどほどに」。
 標語みたいな、シンプルなテーマ。
 これが原作通りなのか、映画のアレンジなのかは判らんけど、
 とにかく、何もかもが抜けてるか欠けてるモノで出来上がってる作品なんだな。
 異常ワールドっつーか、不思議時空の話。
 なので、
 橋本愛の演技力云々よりも、彼女をちっとも魅力的に映せてないのが気になりました。
 ブサイクな役柄だとしても。
 そいや闇医者(笑)に、アバターと似せて整形してもらうんだけど、
 や、
 まず、アバターをカスタマイズしなさいな。
 ・・・・・ここまで流行ってるサービスなんだから、出来ないはずないよね???

 『仮面ライダー・フォーゼ』と撮影時期が近いせいか、
 坂田梨香子と清水富美加が出演しておるのも嬉しかったが、
 なんと、能年玲奈も出てるのな。チョイ役もいいトコだけど。
 『あまちゃん』よりも先に、橋本愛と共演してたんだな。


アナザー Another DVD スペシャル・エディション

山﨑賢人,橋本愛,加藤あい,袴田吉彦/東宝

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 こちらは橋本愛主演の、ホラー。
 カタカナ三文字のタイトルと、ビジュアル・イメージが似てるので紛らわしい。

 12年の作品で、監督は古澤健。原作が、行人
 単純に『アバター』と比べて、製作費から違うのだろーな。
 かなりしっかりと、映画になっております。

 地方の学校にまつわるフォークロア的なオカルトホラーで、
 あるクラスにかけられた死の呪い、
 それを抑えるために、毎年、クラスメートから一人の「死者」が選ばれていた。
 そこへ事情を知らない転校生が訪れて…。

 とゆーのが、だいたいのストーリー。かなり、だいたい。
 転校生の男子役が、山崎賢人
 「死者」に選ばれた女子が、橋本愛。
 この「死者」ってのは要するに、
 死んだものとする! みたいな係で、学校中からガン無視される存在なのです。
 死んだ者としてな。
 内申書とか、どーすんだろね?

 そんなクラスに、転校生がやってきます。
 そんなクラスに転校生を入れるなよとおもいますが、ま、ちゃんと理由があるのです。
 (ネタバレになるので理由は云えませんが、おそらく関係あるのでしょう。)
 転校生は、眼帯を付けて校内をウロチョロしてる美少女が気になって仕方ありません。
 うん、そりゃ橋本愛が眼帯姿で校内を一人でウロチョロしてたら、100パー気になるわな。
 橋本愛なんだから。
 誰に聞いても知らないと云われ、探し始めるとやめろと云われ、
 三杉淳バリに心臓が弱い転校生は、胸をドキドキさせながら橋本愛を追い掛けまわすのです。
 そしてついに犠牲者が出てしまい・・・ますが、
 それでも橋本愛を追い掛けます。
 コイツには罪悪感とかないのか? 童貞か。
 つか、クラスメートはもっと厳しく転校生に教えてやれよ。
 あの女に近づくと周りの誰かが死ぬって。
 何人も犠牲が出てるのに、変わらず橋本愛とキャッキャしてるからな、コイツ。童貞か。
 童貞がなせる業なのか!

 んで、
 なんやかんやあって、一応、事件も解決。
 そのラスト、大人になった転校生が再び学校に現れて、
 在校生に(余計な)警告を伝えるんだけど、
 これがまたなぁ、
 コイツ、まだ懲りてねえのかって感じにしか見えない。目的すら判らない。
 そもそも呪いの設定がよく理解できないし…。
 仮の「死者」を作ればよかったのに、
 本当に死者が出ても呪いが止まらなかったのは、なんでだろ?
 あとねー、あの精巧な人形が…(キリがないので、省略。)

 そんな、映画でした。
 村社会の規律を描いてるとゆー意味では、ちゃんと恐い雰囲気は作られている。
 只々、
 自分勝手な転校生と、転校生以上に浮いている橋本愛が、ハマっていない。
 橋本愛の使い方は間違ってないとおもふんだけど、ね。


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by y.k-ybf | 2014-03-31 11:10 | 映画 | Comments(0)

『シュガーマン 奇跡に愛された男』、を、観た。


シュガーマン 奇跡に愛された男 DVD

ロドリゲス/角川書店

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 とても感想が難しい、ドキュメント映画でした。
 もー何度も何度も書き直しているが、なかなか上手い表現が見付からない。
 それはこの映画が、
 奇跡や運命、才能や音楽のチカラなどと云ったものではなく、
 ロドリゲスとゆー人物、その生き方に集約される物語だからだ。
 そこには何も加えるべきではないと、おもふ。

 ので、
 まったく関係無い話を始める。

 以前、ディスク・ユニオンに通いつめていた頃、
 普通の音楽に飽き始めて、ほぼネタ狙いとゆーか、キワモノ探しとゆーか、
 中身もわからずに、ジャケット買いをしていた時期があった。
 選ぶのは、主に輸入盤や日本のインディーズ。
 これはコレで当たりも多く、
 ヘンに期待してない分、ハズレても楽しめるので、しばらく続けていた。
 そんな時に、ある一枚のCDを見付けた。
 それは輸入盤で、
 おそらくアメリカの住宅だろう、
 何の特徴もない、少し寂れた一軒家だけが撮された、質の粗い写真のジャケット。
 文字も無い。
 お店の小さなPOPには、
 フォーキー云々、話題云々と書いてあった気がするが、まったく記憶にない。
 裏ジャケには「JANDEK」と太文字で印刷されていたが、
 これがアーティスト名なのか、
 アルバムタイトルなのか、レーベル名なのか、サッパリわからない。
 つか、何て読むのかすらわからない。
 当時、ネットで検索もしたとおもふが、そこで何かの情報を得た覚えもない。
 肝心のCDの中身は、
 ツンタンタン、ビョ~ン♪
 ツンタンタン、ビョ~~ン♪
 と、チューニングがだらしないフォークギターの伴奏っつーかノイズに、
 限りなくお経に近いラップっぽい歌がのるとゆー、
 ローファイって言葉が星の如く輝いておもえるダウナーな楽曲。
 子守歌のよーに静かで音も少ないが、
 ハイスピード・テクノのよーな無機質な不安を感じさせる歌。
 この、
 弾けないギターをかき鳴らしてるだけのよーな、
 それでいてまったくクセにもならず、面白味も中毒性も感じられない、
 今まさに、
 このCDが世界中から全て消滅したとしても誰も困らないだろーとおもえる、この音楽!
 これは一体、何なのか!!
 そんな疑問と謎を抱えてることすら忘れて(※繰り返し聴かないので)、
 十数年、
 たまたまテレビを点けたら、「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」が放送しておりまして。
 それは日本ではまず公開されないよーなドキュメンタリー映画を紹介する番組で、
 今日は何をやってんだろと、ごろんと横になって観ていたら、
 謎のミュージシャンを追ったドキュメンタリーで、
 なんだこれ? と。
 ヘンな音楽だなぁ、
 名前は、えーと…、
 ジャ…ン…デック?
 JAN、DEKか‥‥‥‥‥?
 なんか、見た覚えのある名前だな…。
 と、気付くやいなや、
 とび起きてCD棚をバババッと漁って、引っ張り出してきましたよ、JANDEK!
 そーかオマエか、
 オマエ、ジャンデックってゆーのか!!!

 とゆー、
 なかなか説明も共感してもらうのも難しい、劇的な再会を果たしたのであります。


 たった一枚の、無名有名関係無いレコードが、
 希有なエピソードを呼び寄せてくれたりもするのですよ。

 棚の奥に隠れている一枚を、たまには開いてみてわ?
 歌詞カードの折り目に小さな虫が繭を作っているかもよ。


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by y.k-ybf | 2014-03-30 22:25 | 映画 | Comments(0)

『ロボコップ』、を、観た。


 『ロボコップ』!
 『ロボコップ』のリメイクじゃなくて、リブートだよ!

 わたくしが最初にオリジナル版『ロボコップ』を観たのはレンタルビデオで、
 まだコピーガードもついてなかったんだろな。
 デッキを二つ繋げてダビングできたから。 (※犯罪です。)
 ポール・ヴァーホーヴェンが監督した『ロボコップ』は、
 ロボットお巡りさんとゆー石ノ森チックな設定とは裏腹に、
 社会への反骨心とブラックなユーモア溢れる快作で、
 わたくしはたいへん感銘を受けまして、
 即、ロボコップが使用していたオート9(ガスガン)を購入したものです。
 バレルが長いので携帯には最悪ですが、意外と命中率は高いんですよ。

 そんな、『ロボコップ』!
 『ロボコップ』のリメイクじゃなくて、リブートだよ!

 わたくしが最初にオリジナル版『ロボコップ』を観たのは、、、、、。

 っちゅーわけで、リブートされた『ロボコップ』。
 興行的にコケたとか、
 評判も芳しくないとか聞きましたが、
 や、
 悪くなかったよ、『ロボコップ』。
 コレはコレで、オモシロ‥‥‥いとは言い過ぎかもしれんが、
 オリジナル版とはベツモノとして、悪くないんじゃないの?
 リブート一作目としてわ。
 次があるか、わからんけども。

 今作は、ロボコップ誕生までの過程を丁寧に、
 尚且つ、開発者側からの視点を多く含めて描いているのが特徴で、
 いわばエピソード・ゼロ的な要素も盛り込まれている。
 又、
 ロボコップのデザインが先鋭化されたのと、
 能力が前シリーズと比べて飛躍的にアップされたことで、
 ロボットの悲劇性が薄まり、どちらかと云えばヒーロー感が増してるよーな気がしました。
 要するに、それぐらいオリジナル版とは違う作品になっている、と。
 ゆー、フォロー。

 それはそれとして。
 やはり前シリーズが好きだった者からすると不満もありまして、
 一つは、ユーモアの欠如。
 監督の作家性と云ったらそれまでだけど、ここまでシリアスに仕上げてくるとはおもわなんだ。
 ロボットお巡りさんなのに。
 作品がもつシニカルさが社会への辛辣な批判となっていたのが、前シリーズ。
 今作はそこがまるっと無くなっているんだな。
 ロボコップに生まれ変わった主人公が、
 やっと帰宅が許されて、自分の息子と再会するシーンが、
 完全にシリアスなドラマとなっており、
 更に「右手」に関する重要なテーマ性まで忍ばせてあったりしてね。
 わたくしは、ここで笑いを期待していたので、
 ああ、そっちへ行くんだと、ちと寂しいおもいもしましたよ。
 (あの格好で、パパだよっつって帰宅するんだもんなー。)

 んでもう一つは、敵の不在。
 ロボコップが強すぎるので、敵をどんどん倒しちゃう。
 因縁のある相手もあっさりだし、
 黒幕が上司ってゆーのもねー、そーゆーシリーズのなぞり方は、べつに要らなかったな。
 クライマックスは、
 ビルの中でマシーンと戦わせて、ニンゲンの部分があるから勝てました→屋上へ。
 ぐらいの展開がほしかったですね。 (テスト段階での前フリもあったし。)
 そーゆー盛り上がりが、全体に少なかった。
 あれ? ラスボス作り忘れてね? ってぐらい、呆気なかった。

 んだから次、
 次からオモシロくなるパターンじゃないかな、コレ。
 「ダークナイト」みたいに。

 期待は残してある、そんな評価。

 それと、パンフレットがかなり気合い入っていて、
 おもしろかったですよ。


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by y.k-ybf | 2014-03-30 00:35 | 映画 | Comments(0)

『LIFE!』、を、観た。


 『虹を掴む男』(1947年)の、リメイク。
 原題はオリジナルと共に、『The Secret Life of Walter Mitty』。
 でもコレは、今作の内容からして『LIFE!』の方がいいな。

 監督と主演が、ベン・スティラー。
 すっかりナメていたけど、この方は監督としても、しっかりキャリアがあるのですね。

 奇抜さを潤滑油としたオーソドックスなストーリーながら、
 普遍的なテーマを丁寧に扱うことで、作品のクオリティを高めている。

 お、なんか上手いことまとまった!

 突然始まる妄想シーンは、刺激的ではあるが混乱まで及ばず、
 むしろアイスランドの広大な自然に、感動を覚えた。
 そして、ヒマラヤでも繋がる携帯電話にも。


 因みに、実在している「LIFE」誌の最終号の表紙には、
 写真は使われなかったみたい、ですね。


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by y.k-ybf | 2014-03-30 00:26 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ヴァンパイア』、とか。三本。


ヴァンパイア [DVD]

ケヴィン・ゼガーズ,アデレイド・クレメンス,蒼井優,ケイシャ・キャッスル=ヒューズ,アマンダ・プラマー/ポニーキャニオン

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 岩井俊二が、外国で撮影し、キャストも外人、セリフも外国語とゆー、そんな映画。
 要すると、邦画と洋画を同列にしてみた、とも云えるのだが、これがねぇ…。

 昔、まだテレビドラマを作ってた頃の岩井俊二は、斬新で衝撃だった。
 シャープさと幻想が混在している映像と、
 先が読めず、甘くないシナリオ、新鮮で瑞々しい演出に刺激され、かなり熱心に追い掛けたものだった。
 きっと新しい世代の映像作家として、シーンを牽引する存在になるだろーと。
 それがいつの間にやら、
 ま、あくまでわたくしの主観ですけど、
 岩井俊二(笑)みたいな、
 失笑の対象になってしまったのは、何故だろう? いつからだろう?
 その答えは、皆さんのココロのなかにあるのかもしれません…。

 つーね、
 岩井俊二の「洋画」なんだけど、
 これが、やっぱりこーしてみると「邦画」なんだな。
 悪いともダサいともおもわないけど、
 材料を海外で揃えたとしても、「邦画」以上にはならなかった。
 その違いについて、言葉で説明できるほどの教養も知識もわたくしにはないのだが、
 表面とゆーか視覚的な分かり易いトコを挙げるならば、陰影がないんだな。全部に。
 全部、平面に撮ってしまう。
 それと人物を画面中央に置き、埋めるんだな、邦画って。
 この「画」が決まっているってのは厄介で、
 抽象的な意味でもあるんだけど、撮影や展開、ストーリーにも影響を及ぼしたり、するんじゃないのかな。
 マンガやアニメでもいいけど、先の展開が読める「シーン」ってのがあるでしょ?
 誰かが助けにくるとか。
 「シーン」と「画」には、そんな関係性があるとおもふのだ。
 勿論、洋画が上とかそんな話ではなく、
 邦画の因習とも云える部分を、
 あの岩井俊二すら持ち合わせていたのか、ってことを、確認できただけでも、
 よい参考になったかな、と。

 なので、映画はいつもの感じっす。お疲れさまっす。


ムーンライズ・キングダム [DVD]

ブルース・ウィリス,エドワード・ノートン,ビル・マーレイ,フランシス・マクドーマンド,ティルダ・スウィントン/Happinet(SB)(D)

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 これわ、可愛らしい映画でした。
 ミニチュアの世界を覗き込んだよーな楽しさと、甘い多幸感がミチミチしておりました。
 と、同時に、
 小石や壁紙の見えない裏側には、狂気がビッシリ潜んでるよーな、恐ろしさもある。
 画が、キューブリックみたいでね。

 工夫を凝らしたエンドロールも素晴らしかったし、16ミリで撮影した風景も、
 ナチュラルな効果が美しい。
 児童文学みたいな話なんだけど、子供向けとゆーわけでもなく、
 その素朴さを巧く研磨しておるとおもいます。


トゥルー・グリット ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]

ジェフ・ブリッジス,マット・デイモン,ヘイリー・スタインフェルド,ジョシュ・ブローリン,バリー・ペッパー/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 コーエン兄弟よる、西部劇のリメイク。
 しかしそこはコーエン兄弟、単純な西部劇をやるわけがなく、
 オーソドックスな物語に、テーマをちゃんと忍び込ませている。

 親の仇を追い、自ら危険な地へ向かった少女が、最後に見たものは、何か。

 このやり方がとてもスマートで、巧い。
 作品によっては、巧妙過ぎてイラっとくるんだけど、これは分かり易くて、ほっとしましたよ。


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by y.k-ybf | 2014-03-24 23:12 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ドラゴンボールZ 神と神』、とか。三本。


ドラゴンボールZ 神と神 特別限定版(初回生産限定) [DVD]

野沢雅子/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

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 原作は勿論読んでおりましたが、テレビアニメの方は興味がなく、
 その映画も、観た記憶がある、って程度。
 なので、
 こーしてがっつりと「ドラゴンボール」の映画を観るのは、初めてかもなー。

 今作は、原作者の鳥山明が参加してるとゆーことで話題にもなりまして、
 多少の期待もあり、観たのです。
 結論からゆーと、おもしろかったですよ。
 奇をてらわず、キャラ性を活かし、物語を壊さず、
 オマケで世界観もちょこっとだけ広げる、抜け目のない配慮。
 バトルの決着や、あのラストも、普通に巧いなと、おもいました。
 息子に子供ができたってのに無反応な悟空の非情さとか、原作通りだったし。
 どこまで鳥山明の功績かわからないけど、いいんじゃないすか? これで。

 一つだけ、
 ヒドいなとおもったのは、声で出演させられた某柔道選手。
 この手の話は何度もしなくちゃいけなくて、いい加減、うんざりするのだが、
 有名人に吹替をさせて、どんなメリットがあるとゆーの?
 「あのヒトが吹替してるのか~。よし、観に行こう!」、って類のヒトが存在してるのは否定しないよ。
 でもさ、その効果って目に見えるものなのかな。
 興行の桁が一つ違うとか、ランキングの順位が上がるとかさ。
 今回の場合みたいに、
 作品にとってマイナスであったり、傷になったりするのが殆どでしょ?
 批判されるでしょ? 風化を速めるでしょ?
 それでも選択される理由って、何なんだろな。
 製作費を集めて企画を通して、スポンサーを納得させて宣伝に使うため?
 他にも理由があるんかな。
 苦しい事情もあるとはおもいますが、そろそろ改善策を考えてほしいなと、願いますよ。


 (そしたら、地上波で追加シーンがプラスされたモノが放送されて、
  少し印象が違うモノになっておりましたね。)


悪い奴ほどよく眠る [DVD]

三船敏郎,加藤武,森雅之,志村喬,香川京子/東宝ビデオ

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 黒澤明の、娯楽作品と云われる類の、モノクロ映画。

 陳腐な言い方をするなら「サスペンス劇場」で、要するにその原型なんだな。
 汚職と復讐とゆー題材も、今となっては定番であるが、
 この結末のシニカルさは、未だ衰えていない。
 タイトルが示す、真の「主人公」は、電話の向こうでイビキをかいてるわけだ!

 専門的なことはわからんが、
 奥行きと横移動が独特なカメラワークと、光と影の演出が効果的でした。
 モノクロの特性を活かしておるのですね。


21ジャンプストリート [DVD]

チャニング・テイタム,ジョナ・ヒル,アイス・キューブ,ジョニー・デップ(カメオ出演)/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 かつてジョニー・デップが出演していたドラマの、リメイク映画。
 残念ながらそのドラマを微塵も知らなかったので、予備知識もなく、観ましたよ。

 新米警官の二人が、若くてバカ面してるからって、
 高校にドラッグの侵入捜査を命じられるとゆー、コメディ。

 うー‥んと、オモシロかったのですが、
 おバカ系にも悪ノリ系にも振り切れてない、中途半端な印象が残った、かな。
 テンポが良くなったり鈍くなったりするんだな。
 主人公のチビデブ(ジョナ・ヒル)が、
 イケてないけど頭は悪くない天然ボケってキャラで、ブレーキになってんのかな?
 あと、ドラッグを捌いてた男子が、
 ま、やってることは最低なんだけど、騙されたってゆーか裏切られた感じになってるのが、
 なんともなー。

 チャニング・テイタムの、8bit級の脳ミソで動いてる筋肉バカ感と、
 クソみたいな体育教師は素晴らしかったが。


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by y.k-ybf | 2014-03-24 23:00 | 映画 | Comments(0)

『フライト』、を、観た。


フライト ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

デンゼル・ワシントン,ドン・チードル,メリッサ・レオ,ジョン・グッドマン,ケリー・ライリー/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 噂には聞いていたが、トンデもない映画でした。「フライト」だけに。
 旅客機の墜落事故を起こしたパイロットが、
 その責任とトラウマに抗い系とか、そんなんじゃなくて、
 アル中のおっさんが立ち直るかって話なのね。
 日本版の予告だと、陰謀サスペンス風だしな。

 デンゼル・ワシントンの暴れっぷりっつーか、呑みっぷりっつーか、
 ドランク・モンキーっぷりが最高。
 ガロンサイズのペットボトルでラッパ飲み!
 コカイン吸って、メガシャキ!
 重たく、ジメっとなりやすい題材なんだけど、意図的に軽快な作りとなっている。
 主人公の罪悪感の軽さを表現してるかのよーに。

 松本人志が、
 「酒で失敗したヤツには、シラフじゃなくて泥酔した状態で謝罪させろ。
  そーでないと本心が伝わらない」と、よく云っておりましたが、
 まさにそれを地でいってるよーな映画でした。

 んで、音楽の使い方がまたオモシロい。
 有名なトコロだけ挙げると、
 ドラッグを持ち帰ってきたシーンでは、レッチリの「アンダー・ザ・ブリッジ」が流れ、
 やめろと云われた注射器を打つシーンでは、
 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「スウィート・ジェーン」が流れる。
 「アンダー・ザ・ブリッジ」は、ドラッグを橋の下で買ってたよって歌で、
 「スウィート・ジェーン」は、世の中を憂い、人生は死ぬためにあると歌う。
 デンゼルの友人で、ドラッグを調達してくるデブが現れるシーンには、
 ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」が毎回流れるし、
 病院から逃げ出すよーに退院するシーンでは、
 同じくストーンズの「ギミー・シェルター」が流れる。
 新しい恋人と結ばれるロマンチックなシーンでは、おそらく心情の変化に対してだろう、
 マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」が流れる。
 何が起きたんだい? と。
 後半のエレベーターの中で、
 インストで小さく、ビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」が流れてると気付いたときは、
 さすがにやりすぎだろと、笑ってしまったけれど。
 困った時は友達が助けてくれる~♪ って、そのまんまや。

 んな、
 愉快で、展開も早く、
 最後は感動ってゆーかな、アレはなんて感情なんだろ?
 不思議な気分にさせてくれる映画でした。


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by y.k-ybf | 2014-03-21 00:14 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ロング・グッドバイ』、とか。四本。


ロング・グッドバイ [DVD]

エリオット・グールド,スターリング・ヘイドン/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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 1973年、ロバート・アルトマン監督の作品。
 これこそ、ハードボイルドの映画だな。

 夜中にネコのゴハンを買いにスーパーへ行く。
 珍妙な建物に暮らしている。
 ずっとタバコをくわえてる。ライターなど使わない。
 軽口を、滑らかに叩く。
 これが、ハードボイルド。
 アピールなどせず、自然に振る舞える姿にこそ、その魂は宿るのだ。

 松田優作がこれをモデルに「探偵物語」をやったらしいが、
 「カウボーイ・ビバップ」のスパイクも、コレ、そのまんまですね。
 ストーリーはちょっと粗さも目立つし、他のキャラが濃くて混乱もするのだが、
 あのラストは、よかったなぁ。静かな怒りが。

 一つだけ気になったのは、ネコの行方。
 無事に見つかったのだろうか?

 (そしたら、日本でテレビドラマになるのな・・・。
  ダイジョブか?)


ワンナイト、ワンラブ [DVD]

ルーク・トレダウェイ,ナタリア・テナ,マシュー・ペイントン,ルタ・ゲドミンタス/ポニーキャニオン

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 スコットランドのロックフェス「T・イン・ザ・パーク」を舞台に、
 実際に開催期間中の会場を使って撮影されたゆー、ラブストーリーですよ、奥さん。

 この、実在のフェス会場を使うってのが、なかなかポイント高くて、
 ロックフェスへ行ったことがある方なら、
 あの独特の雰囲気と、あるある感を味わえると共に、
 海外のフェスってこんなコトになってんのかとゆー驚きもあるし、
 主演の役柄がミュージシャンってこともあり、バックステージも覗けるとゆー、
 一粒でいくつもオイシい映画なのです。

 おかしな占い師に手錠を掛けられて、最初は仲違いしてた二人が次第に…、
 とゆーストーリーはオーソドックスで、
 若干展開に無理がある気もしますが、
 フェスの空気が楽しめるってだけでも、個人的には大合格でした。

 早くフェスの季節よ、来い。


十三人の刺客 [DVD]

片岡千恵蔵,里見浩太朗,嵐寛寿郎,丹波哲郎,西村晃/東映ビデオ

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 1963年の映画で、モノクロの時代劇。監督は工藤栄一。

 以前、ここでも紹介した三池崇史監督による『十三人の刺客』の、オリジナルである。

 正直、知識が乏しいのでセリフを聞き取るのが難しく、
 作品を丸々モリモリ楽しめたとも云えないのだが、
 おそらくストーリーの概要はリメイク版と変わりない、のだろう。たぶん。

 横暴で冷酷なバカ殿と、それを襲撃する十三人の刺客。
 村全部買い取って罠にするのも、
 (規模はちがうが)少数対多数の闘いも、オリジナル通りなのだな。
 こんなオモシロいシナリオが、五十年前に作られていたとゆー。
 演出の差はあるが、ちゃんとカタルシスもあるしな。
 古典を侮ってはいけないと、勉強になりました。


ビッグ・ピクチャー 顔のない逃亡者 [DVD]

ロマン・デュリス,マリナ・フォイス,ニエル・アレストリュプ/角川書店

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 妻の浮気相手である、隣人のカメラマンを誤って殺害してしまった主人公は、
 子供を「殺人犯の子」にはできないと、逃亡を決意。
 殺した隣人に成り済まし、異国の地でカメラマンとして生活を始めるのだが…。

 とゆー、
 一応、サスペンスになるんだけど、
 メインは主人公の揺れる心情そのもので、役者さんの演技と画で、それを表現している。
 なので、
 ってわけでもないんだけど、成り済ましの必要性が、些か強引に感じられた。
 そーか、
 浮気相手に成ってしまえば、失踪しても妻と連絡が取れるからかー、ともおもったけど、
 そんな描写はなかったし。
 そもそもこの場合、
 事故で片付いたんじゃないのかなぁ…、ともおもふが、
 ま、それができない主人公なんだな。 弁護士のくせに!

 後半、
 カメラマンに成ってからは、偶然に知り合った雑誌編集のおっさんに写真を認められ、
 連載決定、
 個展も決まって大成功で、次はロンドン・パリだ!
 とゆーサクセス・コンボを決めるワケだが、さすがに出来過ぎだろ。
 ここは個展の成功ぐらいに抑えて、
 その新聞記事を見つけた妻(もしくは友人)が訪ねてきて、パニック! の方が、
 まだ現実味があったかも。
 で、
 も一つ展開があるんだけど、・・・うーん、それ、要るか?

 なんだかヒドい映画みたいな感想になってるけど、そーでもなくて。
 前半の、ワイン、パーティー、スカーフと、
 妻の浮気が発覚するシークエンスなんか、分かり易くて巧いなぁとおもたし、
 成り済ましの過程も、とてもスムーズでよかった。
 どーなるんだろ、と、興味は途切れない作りになってるし。
 うむ。


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by y.k-ybf | 2014-03-12 23:34 | 映画 | Comments(0)

『狼よさらば』、と、『ロサンゼルス』、を、観た。二本。


狼よさらば [DVD]

チャールズ・ブロンソン,ビンセント・ガーデニア,スティーブン・キーツ/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 ゴロツキ共に妻を殺され、娘を病院送りにされた男が復讐鬼と化し、
 真夜中のニューヨークで、レッツ・射殺!
 チャールズ・ブロンソンの代表作に数えられる、一作。

 有名なんで、観たかなとおもってましたが、
 …たぶん、観てなかった。
 つか、このヒトの映画はどれも一緒に見えるし、
 子供の頃は、散々っぱらテレビで放送してたから、記憶がごっちゃになってるんだな。
 西部劇と同様に。

 とゆー、
 必要のないことをダラダラと述べるのは、感想に困っているから。
 復讐劇として、とてもオモシロかったんだけど、やはり今観るとシンプル過ぎるんだな。
 バイオレンス描写が、そのチープさがむしろ恐ろしく感じるし、
 復讐を重ねるうちにアドレナリンが止まらなくなり、部屋を改装しちゃうとか、
 ぐっとくる部分もあるし、
 あの、まさにラスト・ショットも最高なんだけど、そこで終わるんか、と。
 そしたら、続編もあるよーで…。

 (↓へ続く。)


ロサンゼルス [DVD]

ヴィンセント・ガーディニア,ジル・アイアランド,チャールズ・ブロンソン,マイケル・プリンス,ベン・フランク/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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 んで、こちらが『狼よさらば』の続編。
 舞台はロサンゼルスに移り、
 今度は親切な家政婦さんと、やっと回復してきた娘さんがゴロツキ共に殺されたので、
 再び銃を取るのです!
 なんて危険な国、アメリカ!

 前作では家族を襲われたショックと、
 警察すら頼りにならず、自ら悪党に手を下さねばならない苦悩した姿もちゃんと描いていたが、
 復讐する相手は実行犯ではなく、(強盗ではあるが)関係のない連中ばかりであった。
 そこがモヤモヤっとするトコなんだけど、
 その行動が市民に支持されて、次第に模倣する者が増えてゆく、ってのがキモでもあったわけで。
 今作では、キッチリとターゲットを絞り、一人また一人と復讐してゆきます。
 犯人を目撃してるからね。
 なので、
 より単純なストーリーになってしまった、とも云えますな。
 標的を追跡して、射殺! の、流れはスリリングではあるけれど。

 ところで、
 あのくしゃみ刑事が前作に続いて出てくるんだけど、何か、意味があるんすかね?
 キャラ立ちしてるわりに…って感じなのだが。。。
 そんで、
 このシリーズはまだまだ続いて、全部で五作あるそーデス。
 機会があれば、観てみたい。

 チャールズ・ブロンソンの映画って、最近、やっと楽しめるよーになりましたよ。


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by y.k-ybf | 2014-03-10 23:30 | 映画 | Comments(0)

新・ジャッキー・チェンの、映画を、観た。四本。


 お久しぶりの、ジャッキー・チェン特集です。
 今回は新しめの四本。
 最初に云っておくが、微妙だぞ。。。


酔拳2 ― スペシャル・エディション 2枚組 [DVD]

ジャッキー・チェン,アニタ・ムイ/ワーナー・ホーム・ビデオ

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 94年の作品。

 地上波で放送したものなので完全ではないのだが、
 やっとこさジャッキー・チェンの『酔拳2』を観ることができた。
 この映画は、本格クンフー時代劇モノとしては約十年ぶり。
 それ以降、作られていないし、
 ジャッキーも引退してしまったので、最後のクンフー映画とも云えるだろう。
 公開した94年は、「ポリスストーリー」のシリーズを撮り終えた辺りで、
 翌年『レッドブロンクス』で三度目のアメリカ進出へ挑むことになるので、
 一つの区切りとして作ったとも考えられます。
 それと、ワイヤー・アクションが主流となった時代背景もあり、
 生身のアクションを魅せたかったんじゃないかな、とも。
 ジャッキーはCGの使用も、かなり抵抗したらしいからね。

 そんな、『酔拳2』。
 現代的な要素やテクニックも入れてクンフー映画を再現させているが、
 やはり当時の作品を体感してる身としては、どこか物足りなさを感じる。
 主人公のジャッキーが最初から強くて、修行シーンがないのも残念。
 それと、脱がないな、ジャッキー。
 見たいとゆーと誤解を生みそーだが、
 生身の肉体がないってのは、クンフー映画的に、チト寂しい。
 しかし食堂?での、(お約束の)立体空間バトルや、
 ラストの鉄工場でのバトルは、衰えを感じさせない激しいアクションであった。
 火のついたアルコールをぶっかけるシーンなんて、かるく引いたわ。

 ってなわけで、
 これは一作丸ごとファンサービスとして観るのが、吉。
 有名な、二種類あるエンディングに関しては、保留しておきます。


アクシデンタル・スパイ [DVD]

ジャッキー・チェン,ビビアン・スー,キム・ミン/ポニーキャニオン

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 01年の作品。

 アメリカ進出を成功させてからの、香港で製作した映画で、
 ジャッキーらしい、激しく大掛かりなアクションにチャレンジしておりますが。。。

 えーと、
 正義感のつよいセールスマンが、細菌兵器にまつわるスパイ戦に巻き込まれる、
 とゆーストーリーで、意外にもシリアス寄りな作風。
 ストーリーは複雑ではないけど、
 いつもの盛り込み過ぎと語り下手なせいで、分かり難く、魅力が鈍る。そしてテンポが悪い。
 登場人物が多いわりに、
 主人公の味方とゆーかサポートするヒトが極端にいないので、状況の説明&整理が足りてないんだな。
 アクションも中盤から盛り返すが、前半はちょっと、アレ? って感じで、キレが悪かった。
 あとね、
 WOWOWで使われたソフトの問題かもしれんけど、
 画質は粗いわ、色は褪せてるわ、サイズも合ってないわで、
 ダビングしたビデオテープの映像みたいだった。
 デジタルエラーなのか、ヒトの顔が崩れてる部分もあったりしてね。
 ま、放送に使われたものなので、なんとも云えませんが…。
 年代的に、デジタル機材の影響かもな。

 とゆーのが「細かい」ツッコミなんだけど、
 舞台をトルコのイスタンブールに移してからは、いつものジャッキー映画で、楽しめました。
 真っ裸で街中を駆け回る、ちがった意味での危険なアクションもあり、
 クライマックスのトレーラー大暴走とかも、ムチャクチャでスゴい。
 あと、ビビアン・スーが出ております。
 可哀想な役割なんだけど、とてもカワイイらしいですよ。
 んで、
 終わり方がまた変化球で、もしかすると、シリーズ化も視野に入れてたかもな。
 スパイとか好きだからな、ジャッキー。

 はい、そんな、作品でした。


メダリオン [DVD]

ジャッキー・チェン,クレア・フォラーニ,リー・エヴァンス,ジュリアン・サンズ/ポニーキャニオン

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 03年の作品。

 これは、駄作でしたわ。
 映画としてキツいだけじゃなく、ジャッキー映画としてもダメ。
 おそらくファミリー層を想定して作られたんだろーけど、
 調整が甘過ぎで、すべてがユルユルで、ガバガバ。
 ストーリーは詰まらんし、アクションもキレがない。
 これでは子供向けではなく、子供騙しだ。
 テレビドラマの、ヘタクソで笑えないコメディみたい。

 悪党が狙う子供を助けよーとするも、半ばに死んでしまうジャッキーでしたが、
 不思議なメダルの力で、黄・泉・が・え・り。
 スーパーパワーもオマケで身につけて、大活躍!

 さて。
 数え切れないほどのストーリー等のツッコミはスルーしまして、
 いちばん問題なのは、アクション。
 ワイヤーを多く使用しておるのですが、これがまたジャッキーとの相性が最悪。
 アクションがフワフワしちゃって、台無し。
 派手なシーンもフワフワさせるからスピード感がないし、
 迫力もないから緊張感も生まれない。
 悪役に魅力はないし、ストーリーも穴だらけで、笑いもスベってるとゆー、
 も、どーすんのって仕上がりに。
 重要な役割の子役もねー、
 喋らずミステリアスな存在にするんかなーおもたら、突然、普通に喋りだすからな。
 なんじゃーーーい!
 と、なりますよ、さすがに。温厚で世間を騙しているわたくしでも。

 えーーーと、
 いいところ、
 イイトコロは、冒頭の長髪のジャッキーが珍しくて、カッコよかったのと、
 病院で、不死身のカラダを試すのに、メスでグサグサ刺しまくるシーンが、楽しかったです。
 楽しかったのです!


ラッシュアワー3 プレミアム・エディション [DVD]

ジャッキー・チェン,クリス・タッカー,真田広之/ジェネオン エンタテインメント

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 07の作品。

 アメリカ産の大ヒットシリーズ、三作目。
 アメリカで撮影されるジャッキー映画は、アクションに厳しい制約があるため、
 いつものジャッキーらしさが表現されず、消化不良な気分になるが、
 映画作品としては、かなり質が高く、安っぽさがない。
 ジャッキーの役柄にも違和感はないし、入門編には丁度いい作品ではあるが、
 ジャッキー映画的には微妙とゆー、なんとも困ったシリーズなのだ。

 真田広之が出演しており、ジャッキーとの剣戟はさすが、見応えあります。
 うん、
 うーん、あ、クリス・タッカーがいるおかげで、エロ下ネタも多いですね。
 やったね!



 今回は、以上。
 そしたら、あっさりジャッキー復帰しましたな。
 次は、「ポリスストーリー」の新作だって。
 復帰は予想してたが、さすがに早すぎw


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by y.k-ybf | 2014-03-01 17:26 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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