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『フューリー』、を、観た。


フューリー (角川文庫)

デヴィッド・エアー/KADOKAWA/角川書店

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 昔の戦争って、ビーム撃ってたのか!
 SWみたい!!

 そんな驚きに満ちた『フューリー』を、公開初日で観てきましたよ。
 券売機の前で、イチャイチャ大騒ぎしていた男同士がおりまして。
 コイツらと一緒に観るのはイヤだなあ、と、不安がよぎりましたが、無事でした。
 無事、でした。

 えーと。
 大事なポイントは、戦争映画ではなく、戦車映画だっつーこと。
 ここを間違えると、あまり楽しめない場合がある。
 歴史的側面とか、戦争の真実とか、そーゆーのではない。
 かと言って描写が甘いなんてこともなく、
 監督があのデヴィッド・エアーなんで、
 全編漂う、何が起こるかわからない緊迫感は、さすがエアー。
 そこで爆弾落とすか、エアー!
 スピーディーな展開は、若干、舌足らずな印象も残し、
 後半のある選択にはちょっと乗り切れなかった部分もあるが、伏線も張ってあるし、些細なトコロなんだろな。

 只、
 ざっとした戦争や戦車の知識があった方が、分かり易いのも確か。
 ヒトラーって、誰っ?
 みたいなヤツは観なくて結構だが、
 ティーガーⅠが如何に特別な戦車か、ぐらいは知っておいたほうがいいかも。

 迫力の戦車戦は見応えありましたが、
 スゲェとおもったのは、空を埋め尽くすほどの、爆撃機の飛行機雲。
 戦車隊の視線から見上げるから、また感傷も複雑で。

 そーそー。
 西部劇っぽい映画なんだな。

 「音」が楽しめるので、劇場で観るのがオススメですよ。


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by y.k-ybf | 2014-11-30 22:59 | 映画 | Comments(0)

『ハンガー・ゲーム2』、を、観た。


ハンガー・ゲーム2 プレミアム・エディション(Blu-ray3枚、DVD2枚の5枚組)(初回限定生産)

ジェニファー・ローレンス,ジョシュ・ハッチャーソン,リアム・ヘムズワース,ウディ・ハレルソン,フィリップ・シーモア・ホフマン/KADOKAWA / 角川書店

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 (前作『ハンガー・ゲーム』の感想は、コチラ。)

 も、長い。
 んで、面白くない。
 なんで前作よりレベルダウンしとるのか。
 日本では当然のよーにコケたが、アメリカではヒットしてるし、
 続編も決まったっつーか、
 も、公開間近で、しかも前後編の二作なんだって!
 なんと強気とゆーか、そんだけ売れてんだな、コレが。 コレが!
 こんなの売れるの日本だけだよ、みたいな言い草を時折見掛けるが、
 似たよーなのあるじゃん、ハリウッドにも。

 「ハンガー・ゲーム」を生き残り、
 優勝して大衆のカリスマとなったカットニスを、殺したくて堪らない大統領が、
 「じゃ今年はグランドチャンピオン大会にして、今度こそ殺す~」と宣言。
 再び死闘が始まるのであった!

 ってゆーストーリーなんだけど、
 長げぇよ、ゲームが始まるまで。そこは前作でやったから、繰り返さなくていいよ!
 つか、あんな大切にしてた家族の出番は激減して、恋人のことしか考えてねーのな。
 「二人で逃げよう」とかさ、
 や、だから、お前が逃げたら家族が捕まるだろっての。
 大会後の状況を丁寧に描いてるとも云えるんだけど、もちっとテンポよく簡潔に、展開してほしかった。
 んでゲームも、あっさり…とは云わないけど、あんな終わり方だしなー。
 劇場で観たヒトは、さぞモヤモヤしたろーな。
 つかさ、
 完全にコレ、繋ぎの為の一作じゃ…。

 んで、フィリップ・シーモア・ホフマンが出てきてびっくりしたんだけど、
 こんな重要な役割で、ちゃんと撮影は終わってるのだろーか。
 それが心配だ。


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by y.k-ybf | 2014-11-27 22:41 | 映画 | Comments(0)

『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』、と、『ローン・レンジャー』。特に意味もない組み合わせ。


オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 [DVD]

アントン・イェルチン、アディソン・ティムリン、ウィレム・デフォー、ググ・バサ=ロー/東宝

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 これは、ホラー系のサスペンス・コメディ、かな?
 霊感的な能力をもつ、主人公オッド・トーマスの、所謂霊能探偵モノだ。

 死の臭いを嗅ぎつけて、死神のよーに取り憑くモンスターや、
 死者の霊の描写がなかなかフレッシュで、効果的だった。ちゃんと怖かったし。
 コメディ色が若干強く、会話の応酬や説明過多が邪魔くさくも感じて、
 緊張が削がれ、ユルくナメて油断していると、展開の意外な巧妙さと鋭さに驚かされる。
 ラストが、また…。

 とゆー、
 期待しなかった分、逆に楽しめた、ベスト級の作品。
 これは良い拾いモノでした。

 あ、シリーズ化を狙ったよーなエンディングはちょっとがっくりだが、あれも彼女との約束の伏線だからなー。。。


 インディアンのトント役をジョニー・デップが演じているのだが、
 ペイントして顔は隠れてるし、喋りもインディアン訛りだし、彼が演じるメリットがどれほどあるのか。
 あーゆー方なので、本人の希望でこの役を選んだと想像できるが、
 観ている最中、
 ずっと「このインディアン、ジョニー・デップなんだよなぁ」って情報がアタマから離れなかった。
 これはメリットっつーか、ノイズの類に感じられた。
 主役のローン・レンジャーを演じる、アーミー・ハマーの影が薄いとはおもわなかった。
 そこじゃない。
 やはりストーリーの構成がマズくて、無駄に複雑&退屈なシナリオになってんだな、コレ。
 んでメインとなる二人のキャラも、
 二人とも天然ボケだからストーリーに動かされてるだけで、まったく追わないんだな。物語を。
 んだから、場面の印象がまったく残らないので、
 後からどんな話だっけ? と、思い出そうにも、記憶にない。印象がない。
 シナリオの問題、欠陥だと、おもいますよ。

 年老いたトントが子供に語る、とかさ、
 確かに『小さな巨人』風の作品だけど、やってることは『ヤングガン2』だよな。
 それかよ!? って。
 良く云えば、それも含めての西部劇オマージュなんだろーが。

 ま、でもね、
 アクション・シーンに関しては、所々良いのはあって。
 燃える小屋の屋根から白馬に乗って脱出するシーンとか、
 おおっ、っておもったし。
 やはり秀逸だったのは、
 ラストの、あのファンフーレが鳴り始めてからの汽車でのアクション。
 こっから別の映画になったんじゃねーかってぐらい変わる、
 ホント、不思議な映画でしたわ。

 アクションが終わると、また戻るしな。
 なんだ、こりゃ、と。


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by y.k-ybf | 2014-11-27 22:32 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ハード・ラッシュ』、とか。三本。


ハード・ラッシュ [DVD]

マーク・ウォールバーグ,ケイト・ベッキンセール,ベン・フォスター,ジョヴァンニ・リビシ,ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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 オリジナルはアイスランドの映画で、こっちはアメリカでのリメイク、だそーな。
 監督は『2ガンズ』と同じ、バルタザル・コルマキュル。
 主演はマーク・ウォールバーグ。
 原題『contraband』。「密輸」っつード直球なタイトル。

 訳あって、偽札&ドラッグの大量密輸をするハメとなり、
 さてどーなるかっつー、スリリングな犯罪映画。
 これがまた『2ガンズ』に劣らない良作で、
 マーク・ウォールバーグにハズレなし、とか云いたくなるほど、オモシロかったですよ。
 さすがに緻密…とまではいかないが、
 プロの犯罪計画は、見ているだけで、じつに楽しい。映画の醍醐味ですな。
 なので、
 邪魔したり裏切ったりするヤツらがホントにウザくて、今肝心なトコロなんだから余計なマネすんな!
 と、
 ヘンな理由で腹立ったりしてね。
 そんな映画。
 オススメ。


 実在する町の住人のインタビューと再現ドラマを組合せて、一本の流れにまとめた、変則的な作りの映画。
 主人公で、殺人犯となる役をジャック・ブラックが嬉々として演じております。
 コレ、
 テキサスが舞台ってのがポイントかもね。
 身内のロクデナシか、他人の善人か。
 町中の人気者が、町中の嫌われ者を殺してしまったら?
 っつーね。
 あまりの善人ぶり、愛されぶりに、
 途中から何が起こるのか、まったく分からなくなるのがおもしろかった。

 意外なほど刑が重いのも、また興味深い。


シー・トレマーズ [DVD]

マイケル・パレ,ファナ・ファサート,フランシス・マギー,モニカ・サヤンバディ,フランソワ・ボスコ/東宝

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 インドネシアの海に建てられた、竹細工みたいな漁場に巨大サソリが現れた~、
 とゆー、
 うん、たぶんモンスター系のホラー。

 『トレマーズ』って映画があったけど、
 それとシチュエーションが似てて、舞台が海だから、『シー・トレマーズ』。
 原題は『Amphibious』。直訳で「水陸両生類」、かな?

 つかさ。オランダが、インドネシアで撮影した共作なのかな。
 かなり酷い出来の映画で、
 ストーリーが詰まらない、
 それ以前にシナリオが悪い、会話が成立してない、キャラが支離滅裂で、
 その上、字幕の訳もおかしい。
 っつー具合で、
 何かの懲罰的な意味で作らされたのかな? とさえおもえてくるので、
 こーやって指摘するにも抵抗を感じる。

 土着風土の描写も酷かったからね。それ、フツーに差別だろ? っつー。
 ゴア描写はイイって感想も見掛けたけど、
 メイクもヘタクソだよ? これ。
 傷口、モッコリしてんだもん。


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by y.k-ybf | 2014-11-27 22:19 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『永遠の0』、とか。四本、のよーな、五本。


永遠の0 豪華版(DVD2枚組) 初回生産限定仕様

岡田准一,三浦春馬,井上真央/アミューズソフトエンタテインメント

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 大ヒットしてるわりに、批判の集中砲火も受けていた印象の、山崎貴監督の『永遠の0』。

 まずね、
 「特攻隊を美化している」とゆー点は、分からないわけでもないが主張してるともおもえなかった。
 「批判してない」=「美化している」って考えなら、ちょっと飛躍し過ぎかと。
 確かに作中、日本軍への批判はまさに「0」だったけども。
 なので、
 その辺はあまり気にならなかった。そーゆー軍人さんもいたかもな、ぐらいで。
 むしろ気になったのは、
 「出撃したあと上空へ避難して、戦闘が終わると無傷でスーッと戻ってくる」件。
 要するに敵前逃亡未遂&仲間見殺しなわけで。
 そっちのがヒドくね? っつー。
 はっきりとした否定もフォローもなかったとおもふので、モヤモヤっとしたものが残りましたよ。

 批判と云えば、「現代の若者」批判はしっかりやってましたね。意地の悪い視点で。
 でもその批判は、もちっと上の世代へ向けないとダメな気がするけどね。

 そんで、
 この映画の最大の問題点は、右だ左だ、じゃなくて、
 全部セリフで語らせて、全部画面に映しちゃう、過保護なまでの節操の無さ、だとおもいますよ。説明地獄。
 ホントにねー、この映画に出てくるヒトらは、よく喋るんだ。親切に。
 嬉しかったら「嬉しい!」って、
 悲しかったら「悲しい!」って、音楽もバーンって鳴って、
 [感動ポイント発生中]って見えないランプが点灯して、分かり易く教えてくれる。
 ずっとその調子DAKARA、長いんだよ、この映画わ。

 ラスト、現代の街にゼロ戦を飛ばす、アホらしさ。
 ここまでやらないと観客は解らないって、おもって作ってんだろな、コイツら。
 困ったもんだわ。

 (フォローでもないが、映画自体の出来は悪くなくて、以上の部分に目をつぶれば、楽しめましたよ。)

 100分ぐらいで済む話だとおもふけどね。


 ギリギリ話の筋がわかる程度の認識で、この映画を観たわけです。
 所謂お前が言うなレベルなんで、サラッと云ってしまいますが、
 コレでみんな納得出来たんですかね?
 延ばしに伸ばしたシリーズの完結として。

 正直、わたくしには盛大にサジを投げてるよーに、
 或いは基から結末など考えてもいなかったよーにおもえましたが。
 気のせいデスかね。

 只、
 前後編の二作に分けた、この完結編。
 絶対一本にまとまったよな。
 それぞれ100分にも充たないし、
 だらだらと、ムダなシーンや回想ばっかりで、全力で水増ししてっから。
 ここでも紹介した『ゾンビ・ブライド』と奇作『かまきり婦人~303号室の秘密』の監督さん、山内大輔のセクシー映画。

 ゾンビ・ウィルスが蔓延した後の、日常が戻ってきた世界を描く、
 ちょっと珍し…くもないが、変化球なストーリー。
 生き残って暴れるゾンビを退治する、ハンターの義父と、ゾンビとのハーフの娘の、お話。

 えーと、
 「東京喰種」をスッゴく薄めたよーな話ですが、たぶん偶然でしょうね。
 何かをフォローするわけではなく、ゾンビ的なモノをモチーフにすると、どーしても似ちゃうんだよな。
 で、
 ピンクっつーかセクシー映画なので、致し方ない部分も多々ありますが、悪くなかったですよ。
 オリジナルかどーかは不明ですが、
 ゾンビを退治するのに、鼻からドライバー一を差し込むだけ、とか。
 おお、フレッシュ! とおもいました。

 少なくとも某「ぬ@べ§」のドラマより、よっぽど良くできてますよ。
 つかアレはホントに子供向けじゃなくて子供騙しと(以下、略。)。


人狼ゲーム プレミアム・エディション [DVD]

桜庭ななみ,太賀,竹富聖花,岡山天音,入江甚儀/TCエンタテインメント

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 世間で話題になって流行している、
 とゆー、
 マスコミによる印象操作が印象的な、「人狼ゲーム」。
 テレビジョンで何度か見掛けて、面白そーだなと思いつつ、
 コレ絶対日本じゃ定着しないだろとも、おもたが。
 それはさておき。
 創作素材としてはかなり優秀で、コレを基に、とゆーか、このジャンルを使い回した作品は少なくないですね。
 んだから、映画とも相性はいい。

 そんな、
 まったく期待せずに観た、この『人狼ゲーム』。予想以上に面白かったです。
 こーゆー場合もあるからな、映画わ。
 だから、観ないと。観てみないと。

 只ね、
 この面白さはゲーム自体の面白さであって、映画の魅力とは違うんだな。
 シナリオの粗さは目立つし、不可解な点も多く、展開は少なく、ヒネりもない。
 ネタバレになるけど、謎は解決してないし、完結もしてないからな。
 「バトル・ロワイアル」のネタを流用したのか、「ソウ」シリーズみたいなことをやりたかったのか。
 どちらにしても中途半端で、甘い。
 やるなら、一作目だけは〆て終わらせないと。

 んで、
 所謂会話劇なんだから、もっとちゃんと会話させて組み立てればよかったのに。
 キャラ性やバックボーンが殆ど伝わってこないから、観客としてまったく乗れない。
 一言も喋らない怪しいヤツが、普通にタダ死んだからな。
 実は…とか無いんだ!?
 (コレ、後から仕掛けがあるんかな? 『ソウ』みたいに。)
 で、
 もっとストーリーにツッコんじゃうと、
 妹さんを守りたかったら、
 一番最初に、
 「私とコイツが人狼です。どちらかを最初に指名して、あとから預言者は残った方を占ってみてください」、で、
 最小限の犠牲で妹さんは確実に守れたよね?
 妹さんが勝ち抜く可能性よりも。

 間違ってる?

 それと、預言者は「ヤクザ」、なんかな?
 コイツがすぐに殺されなかったのも、能力を一回しか使わなかったのも疑問なんだけど、なんで?
 そーゆールールだっけ?
 あとさ、毒ぐらいカプセルにしとけよ。面倒だから。
 自分のカードを見せずに、身分を進言するのは、OK?

 とゆーね、
 結局、わたくしルールがよくわかっておりません。
 要するに、「ライアー・ゲーム」の簡略版? とか思い付いても言っちゃダメ!

 にしても、『人狼ゲーム』ってまんまのタイトルは、どーにかならんかったのか。。。


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by y.k-ybf | 2014-11-27 10:29 | 映画 | Comments(0)

アニメの映画のベスト10(仮)の、じゃない方。


 今回、アニ(略)10(仮)に選ばなかった作品について、
 言い訳っつーか未練があるので、少し補足を。
 ホントに、こーゆーの選ぶの苦手なんで。。。


○まず、
 「うる星やつら」の『ビューティフル・ドリーマー』を選ばなかったのは、
 このシリーズだと他の映画も面白かった覚えもあり、その確認もせず選ぶのが嫌だったので。
 そしたら、劇場版BOXなんて出るのだね。。。

劇場版うる星やつら Blu-ray BOX

古川登志夫,平野文,島津冴子,神谷明,杉山佳寿子/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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○ジブリ関係は、意図的に外しました。
 なんか作品の存在が大きくなり過ぎて、まあ、ええか、みたいな気分に。

 どれか選ぶとしたら、『紅の豚』ですね。

紅の豚 [Blu-ray]

ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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○『機動警察パトレイバー 2 the Movie』は勿論好きだけど、好きになるまで時間が掛かった作品でもあります。
 大人の恋愛とか、犯行を止めてもらいたい感じとか、あまり理解出来んかった。
 あとはやっぱりOVAの存在で、ネタが被るってのがねぇ…。

 因みに、OVAの「二課の一番長い日」は計画を阻止する為に警察が奔走する話がメインで、
 それをスケールアップして二歩ぐらい進めたのが、劇場二作目。
 劇場一作目は、もっと理念的な話、かな。
 そいや「箱舟」の登頂部にプレートが残してあったのは、人命を尊重した判断へのプレゼント? なんだろね。

機動警察パトレイバー アーリーデイズ [Blu-ray]

冨永みーな,古川登志夫,二又一成,池永通洋,郷里大輔/バンダイビジュアル

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○『新世紀エヴァンゲリオン』を選ばなかったのは、説明の必要もないとおもいますが、
 『クレヨンしんちゃん』の劇場作品を選ばなかったのは、
 ま、完全に年齢、世代の問題ですね。
 『ドラえもん』から一作選びたかったんだけど、これも確認作業が出来なかったので、今回は保留にした。
 これも選ぶとしたら、インパクト的に第一作目の『のび太の恐竜』になるかなぁ。

映画ドラえもん のび太の恐竜【映画ドラえもん30周年記念・期間限定生産商品】 [DVD]

大山のぶ代,小原乃梨子,肝付兼太,たてかべ和也,野村道子/ポニーキャニオン

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 とか言い始めると、じつは『怪物くん』の映画も、すげー良かったんだよな。
 『忍者ハットリくん+パーマン』とかも面白かった気がするし。

 ああ、この辺は掘り返し甲斐があるな。。。


○影響を受けたとゆー点では、
 「ガンダム」以前に「あしたのジョー」の影響が、わたくしの人格形成に大きく及んでおるわけですが。幼稚園の頃に。
 しかしそれは映画とゆーより、
 作品そのものなので、今回はちょっと違うかな、と。
 そーそー、幼稚園に通いながら、「あしたのジョー」観てたんですよ。
 ねじりんぼう、恐い。
 『マジンガーZ対暗黒大将軍』や、『バンパイヤ・ハンターD』あたりですね。
 『マジンガーZ』は今年、観返したんだけど、意外と冷静に観てしまったので、外しましたとさ。

復刻!東映まんがまつり 1974年夏【DVD】

フィンガー5,石丸博也,速水亮,伴直弥,神谷明/TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

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バンパイアハンターD Perfect Collection [DVD]

川尻善昭(脚本),菊地秀行(原著)/エイベックス・トラックス

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 長々と、しょーもない話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
 以上です。

 おしまい。


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by y.k-ybf | 2014-11-25 11:15 | 映画/100 | Comments(0)

アニメの映画のベスト10(仮)


 個人的なアニメの映画のベスト10を、
 しばらく前から考えていたのだが、これがなかなか手強い。
 個人的なベストなのでたっぷり偏ればいいのだが、
 アレだコレだと思い浮かんだ作品が、今観ると意外にフツーだったり。
 コレを選んでアレを外していいものかと悩んだり。
 単純に、確認したくても観られなかったモノも多かったし。

 とゆー言い訳をしつつ、
 あくまで(仮)な、アニメの映画のベスト10(仮)。
 順位は無しで、古い順から並べてみます。

 ①『ルパン三世 ルパンVS複製人間』(1978)
 ②『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』(1981)
 ③『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙』(1982)
 ④『幻魔大戦』(1983)
 ⑤『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか?』(1984)
 ⑥『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987)
 ⑦『AKIRA』(1988)
 ⑧『機動警察パトレイバー the movie』(1989)
 ⑨『パプリカ』(2006)
 ⑩『シュガー・ラッシュ』(2013)

 以下、作品個別の余計な思い出話が続きます。。。


 ①『ルパン三世 ルパンVS複製人間』(1978)

ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD]

山田康雄,増山江威子,西村晃/東宝

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 コレ、七十年代の映画になるんだな。
 確か、タイトルがコロコロ変わって、最初は副題無しの『ルパン三世』だった気がする。
 その後、「VSクローン」とか「VSマモー」になって、現在のに落ち着いたと。
 わたくしが子供の頃は、
 ホントにずっとテレビで「ルパン」が放送されておりまして。
 「ルパン(赤)」と「ルパン(赤)」の間に「ルパン(青)」が再放送されてたからね。
 (そのわりに「ルパン(ピンク)」の再放送は殆ど見掛けないんだけど。)

 そんな中、
 テレビ放送された劇場版の本作は、アダルト…っつーか洋風の映画みたいで、
 そのミステリアスな作りが、
 子供心に恐くて、妖しくて、面白かったのだ。
 原作イメージに近い劇画なんだな、この「ルパン」。その背伸びした感じも、よかったのかも。

 「ルパンは夢を見ない!?」
 っつーマモーのセリフも、哲学的でシビレますね。
 そう、ルパンは夢なんか見ないんだよ。彼が夢そのものだから。
 ってゆーのは、
 幻の「押井ルパン」への伏線のよーでもありますが。

 『カリオストロの城』を観たのは、
 「ナウシカ」とほぼ同時期ぐらいだったので、リアルタイムでもない。
 傑作だとおもふけど、
 あれは「宮崎ルパン」であって、わたくしがイメージする好きな「ルパン」ではないのだなー。


 そいや、ずっと疑問だったオープニングの仏像。
 あれは元々、ルパンが死んで、銭形が仏門に入ったって流れがあったのを、最終的にカットした名残みたいですね。
 今回調べて、初めて知りましたよ。


 テレビ版の鉄郎があまり好きではなかったので、断然、劇場版支持派。
 第一作目の劇場版も好きで、
 ハーロックがチンピラにミルク飲ませるシーンとか、もっ最高なんだけど。
 なんか思い入れとゆーか、ビデオで何回も観たのは、「さよなら」の方。
 戦闘シーンが多くて、展開が詰まってるからかなーとおもふが、
 あの「鉄郎が少年から大人に成長する」ってラストが好きだったのかも。
 父殺しの物語でもあるし。

 つか、好きなシーンだらけなんだけどね、この映画。
 冒頭の、
 弧を描いて着弾するビームからの、ゲリラ戦! とか。
 老兵たちが、
 「うちらの倅を送ってやろうや」と、命懸けで鉄郎を999へ乗せてやるシーンでの、
 焚き火を、熱くて苦そうなコーヒーで消すトコとか。
 ニクいし泣けるしで。
 キリがないのでここまでにしますが、
 思い出すたび、大きな影響を受けたんだなと、実感しますよ。

 あ、
 撃たれた鉄郎が助けられるシーンの、逆光! とか、最高ですなあ。

 エンディングの「SAYONARA」も、フツーに名曲ですね。


 ③『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙』(1982)

機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編 [DVD]

古谷徹,鈴置洋孝,古川登志夫/バンダイビジュアル

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 当時、先行して「ズームイン朝」で流された新作映像。
 その、ガンキヤノンが二体(ナンバー付)現れた映像の衝撃と云ったら、、、
 例えも浮かばないほど強烈で、未だ脳裏に焼き付いております。

 本作については、以前こっちで取り上げてもいるし、
 どっかに「アムロ・レイの精神的成長描写が素晴らしい云々」ってなことを書いた気もするので、
 今回は完璧過ぎるオープニングについて、、、も、何度も話した気がするので簡単にまとめると。

 ホワイトベースが敵の部隊と遭遇、戦闘状態となる流れで、
 キャラの性格や関係性を短い会話だけで表現し、新しいメカと配置も説明しつつ、
 経験豊かな敵部隊の力量を示しながら、
 それを上回る熟練されたホワイトベース隊の実力を描き、
 更に、ニュータイプ能力に覚醒したアムロ・レイとガンダムの、鬼神の如き活躍も見せるとゆーね、
 あまりにスマートで完璧なオープニングから始まり、あの感動のエンディングで終わるわけなんだから。

 んで、何が他のロボットアニメと違うのかってゆーと、
 最後までホワイトベース隊は、軍の一部隊に過ぎないんだな。
 彼らの活躍が大きかったのは間違いないけど、彼らがストーリーや戦局の中心になることはなかった。
 ア・バオア・クーでの最終決戦の時、
 アムロはシャアすら無視して、本当の敵は独裁政治を行ったザビ家だと見抜く。
 一方のシャアは、個人的な憎しみからアムロだけを追い、二人は次第に戦場(本筋)から離れてゆく。
 しかもザビ家にトドメを刺すのはアムロじゃなくて、シャアだからね。
 今更強調する話でもないが、
 他の作品と比べてみると、改めて興味深くおもえる。
 最期、アムロはニュータイプの能力を、仲間を助ける為に使うしな。
 ちゃんと「次」の希望も描いてるんだな。

 ま、長大なシリーズになってしまって、その希望は希望のままなんだけど。。。


 ④『幻魔大戦』(1983)
 強大な敵が攻めてくる、
 超能力に目覚める、
 仲間を集める等々、少年マンガの王道が詰まった、劇画アニメなんだな。
 そこにプラスして、
 大友克洋のキャラデザイン、
 金田伊功の作画、
 キース・エマーソンの音楽と、
 当時はスタッフなんかまったく意識してなかったけど、こんだけ惹かれるモノが揃ってたんだな。
 (サイキック戦士・ベガのフィギュアは、今でも大切に飾ってあります。)

 ま、音楽の使い方は、今観ると、かなりしつこいけども。

 多彩な光を使った超能力の演出、空を飛ぶ浮遊感など、斬新な映像におもえたし、
 作品がちゃんと恐い、不気味ってのもよかったな。
 人類滅びかけてるし。
 そーそー、
 ノストラダムスの影響は根強くて、オカルトブームも残ってたからな。当時。
 「ハルマゲドン」って言葉のインパクトもあって。

 結局、幻魔って何?
 って感じだけど、そこは原作に忠実だったりしてね。

 好まれるわりに、作品の完成度はさて置かれる、珍しい作品ですな。


 ⑤『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか?』(1984)

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか HDリマスター版 [DVD]

石黒昇,河森正治,神谷明,土井美加,速水奨/バンダイビジュアル

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 最初に放送されたのは、日曜日の真っ昼間とゆーフシギな時間に始まったこのロボットアニメ。
 オープニングの、
 街を転がり回りながらガンポッドを乱射しつつ変形しまくるバルキリーの勇姿に、度肝を抜かれた。
 なんか新しいのきたでぇーーー!!
 と、友人の家で観ながら、えらい興奮したのを覚えている。
 (同時間枠で始まったアニメ版『レインボーマン』も、異なる意味で度肝を抜かれたが。)

 衝撃的だったのはメカだけではなく、
 美樹本晴彦によるキャラクターは、
 ホントにいるよーな実在感と、ホントにカワイイ(カッコイイ)とゆー説得力を兼ね備えており、
 アニメを特殊な存在に押し上げ、同時に、多くのアニメファンをダークサイドへ叩き落としました。
 (たぶん、ガンダム以降に生まれたリアル指向と、
  アイドルブームの余波が奇跡的にシンクロしたんじゃないかな? この『マクロス』とゆー作品で。)

 そんな新時代のアニメ『マクロス』でしたが、
 TVシリーズは、正直、面白かった、、、っけ?
 とゆーぐらい記憶になく、
 作画的にキツかったのは、再放送やビデオで観る度、痛感させられる出来映え。
 んなわけで、
 ほぼリベンジっつーか、再チャレンジみたいな感覚で作られたのが、本作の劇場版。
 画がキレイになったと、そんなレベルに収まらない緻密な作画と、
 板野一郎(リミッター解除態)無双乱舞なサーカスが全開で、
 も、オーパーツみたいなセルアニメになっております。
 そこに楽曲のクオリティがプラスされ、
 リン・ミンメイはバーチャルなアイドルとして、パーフェクトな存在へランクアップしたわけですよ。
 (飯島真理も「トップテン」とかに出演しておりました。
  当時、アニソンが歌番組に出るなんて一大事でしたよ。)

 んが、
 これがまた理想的な到達だったのか、残酷な呪いだったのか。
 現状からすると、判断は難しいですけどね。


 ⑥『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987)

王立宇宙軍 オネアミスの翼 [DVD]

森本レオ,弥生みつき,内田 稔,飯塚昭三/バンダイビジュアル

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 アニメスタジオ「ガイナックス」の、記念すべき第一作目のアニメ。
 とゆーか、
 ガイナックスはこの作品の為、一時的に作られたスタジオで、公開・発表後はそのまま解散する予定だったみたいですね。
 そーならなかったのは、作品がコケて借金が残ったから云々って理由の真相は、ググる様にお任せするとして。

 『オネアミスの翼』の噂は、アニメ雑誌等で何度か目にしていた記憶がある。
 『マクロス』が「アニメファン世代」を集めて作られたアニメだとすると、
 この『オネアミス』は「アニメファン世代」が自主的に集結して作られたアニメ、ってことになるのかな。
 所謂インディペンデンスに近いモノで、
 そのクセ劇場用大作だわ、億単位で金を集めるわ、音楽は坂本龍一だわで、
 何から何まで規格外で画期的な作品でありました。コケたけど。

 しかし。
 作品に込められた熱意とゆーか、限度を無視する振り切れたパワーとゆーか。
 尋常じゃないエナジーに満ちた作品であるのは一目瞭然で。
 架空の異国の文化を、
 言語、宗教、社会、歴史等々まで作り込まれた世界観は、
 SFとゆージャンルにすら捕らわれない、希有で、異質な存在でありました。
 しかも。
 ストーリーは初の有人ロケット打上に挑戦する、若者たちの群像劇で。
 やる気もなく、その価値すら疑われた者たちの、once againな物語なのだよ!


 その後ガイナックスは、借金返済のタメ奮闘し、
 遂には『新世紀エヴァンゲリオン』って作品をモノにするわけですが。。。


 ⑦『AKIRA』(1988)

AKIRA 〈DTS sound edition〉 [DVD]

岩田光央,佐々木望,小山菜美/ジェネオン・ユニバーサル

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 これほど説明が不要なアニメもないだろ、ってな作品なので、いろいろ省略。
 この作品が世界的に認められ、一般に浸透したおかげで、アニメファンもいろいろ楽になりましたね。いろいろ。
 なので。
 個人的な思い入れを越えて、影響とゆー面から選ばざるを得ない、一作であります。

 大友克洋のアニメだと、じつは『ロボット・カーニバル』ってビデオ作品が、
 自分的には濃い影響を受けた作品だったりするんだけどね。

 で。
 今回ベストを選んでて気付いたのは、
 『999』の監督りん・たろうが手掛けた『幻魔大戦』の、
 キャラデザを大友克洋が担当したことで、アニメーションの表現と魅力に気付き、
 「童夢」や「アキラ」に影響を与えたそーで。
 そこで一本繋がってたんだな、と。


 ⑧『機動警察パトレイバー the movie』(1989)

EMOTION the Best 機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD]

冨永みーな,古川登志夫,池水通洋,二又一成,大林隆介/バンダイビジュアル

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 おそらく、「アニメ」としてハマった最初の作品が、この『機動警察パトレイバー』。
 高校の時である。
 それまでアニメはフツーに観ていたが、単独作品にハマるってことはなく、「アニメ」とゆー意識も薄かった。
 テレビで放送してるモノは、
 全部まとめて、テレビで観たヤツ、だったのだ。だいたいが。

 「パトレイバー」とゆーと、「メディアミックスのハシリ」とゆー枕が必ず付いてくるが、実際、どーだったろ?
 マンガ、小説、アニメ、ゲーム等と、メディア同時展開で動いてはいたけど、
 斬新だなぁとは、べつに感じなかったかな。
 今も昔も、人気のある作品なら、多メディア化するのは自然な流れだったから。
 只、
 この「同時に打つ」ってのがポイントなんだろね。
 成功だったかは、さて置いて。

 そんな、劇場版『パトレイバー』は、
 初期のOVAシリーズから連なる作品で、第5&6話の「二課の一番長い日」の後に位置付けされる、のかな?
 とゆーのも、
 じつは「二課の一番長い日」とゆーストーリーと、
 この劇場版の大まかな筋はよく似ており、更に云ってしまうと、次作の劇場版『2』は、もっとソックリ。

 「二課の一番長い日」とは、
 首都を標的とした、ある自衛官が起こすクーデターの話で。
 劇場版一作目では、自衛官をOS技術者に変更されているが、
 二作目ではもろに(PKO派遣された)自衛官で、どちらも標的そのものが、首都である。
 (この三つの作品の関係性はとても面白いので、機会があれば見比べてくださいな。)

 さてさて。いい加減に話を本作へ戻しますが、
 ま、なんつーか、エンターテイメント作品として、当時の集大成とも云えるほどの完成度だったんですよ。
 レイバーとゆーロボットが存在する社会があり、その犯罪を取り締まる警察組織があり。
 急速に発展する経済状況と、激変する生活、文明的な側面。
 個人では抗うこともできない、新開発とゆー時代の波。
 「バビロン」、「箱舟」、「エホバ」と云った、聖書から引用される言葉の謎。
 当時はまだ馴染みの薄かったOSと、
 それを使った計画的な犯罪は、首都を中心に関東全域にまで被害が想定された。
 しかもその首謀者は、
 たった一人の人間である、、、とゆーね、
 幾層にも問題を重ねて、辿り着くのは一個人ってのは、わたくしの大好物なパターンでして。
 しかもそれを、
 暴走する無数のレイバーと、パトレイバーとのロボットバトルで描いてるんだから、もっ完璧でしょ。
 他にも個人的にアガったのは、
 時代の移行と共に廃墟と化し、失われてゆく東京の風景。
 コレを精巧な美術で、もう一人の主人公「東京」の姿として、描いている。
 そんな、作品で、
 あ、川井憲次の音楽も最高でしたね。ベタで在ることを全力で振り切ってます。

 (「東京」は次作で文字通り「破壊」されますが、
  あれは郷愁とゆー呪いの破壊であって、本作とも重なる部分ですね。

  クリストファー・ノーランが「ダークナイト・シリーズ」でやった橋破壊シーンは、
  たぶんこのオマージュじゃないのかな?
  因みに本作のレイバー工場や「箱舟」のシーンは、
  ジェームズ・キャメロンに影響を与えて、『ターミネーター2』の雛型になったみたいですよ。確か。)


 ⑨『パプリカ』(2006)

パプリカ [DVD]

古谷徹,林原めぐみ/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 時代はぐっと進んで、00年代。今敏監督作。原作が、筒井康隆。

 ここでも以前、取り上げておりますね。どっかに。
 なので、
 あまり付け加えることもないのですが、今敏って、「オレたちが観たい大友克洋」なんだよね。
 わたくしの感覚だと。
 ヒドい言い方かも知れないけど、『スチーム・ボーイ』じゃなくて、コッチだよコッチ、っつーね。

 (今敏と大友克洋は、『老人Z』、『ワールドアパートメントホラー』、『MEMORIES』などで関わっております。
  ここでまた繋がるのです。)

 今敏監督の作品は、どれも全部好きなんだけど、
 ストーリーと、映像、音楽の組合せで、『パプリカ』がいちばん好きだな。
 現実の自分と理想の自分ってテーマが、べっとり心に残りますよ。


 ⑩『シュガー・ラッシュ』(2013)

シュガー・ラッシュ DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]

ディズニー/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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 これは完全に、今だから選んだ一作。
 詳しくはコチラに書きましたが、「TVゲームが舞台」ってポイントが大きいです。世代として。

 あ、書き忘れてたけど、
 あのプラットフォームみたいな場所って、延長コードの中なのな。
 そこなんだ!? っつーw



 ベスト10(仮)は以上ですが、
 折角なので、
 ベスト(仮)に選ばなかった作品も、後からアップしたいとおもいまふ。言い訳として。

 つづく。


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by y.k-ybf | 2014-11-25 00:33 | 映画/100 | Comments(0)

『紙の月』、を、観た。


【チラシ付き、映画パンフレット】 紙の月 監督 吉田大八 キャスト 宮沢りえ、池松壮亮、大島優子、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司、小林聡美

松竹

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 あまり好みのタイプの映画ではなかったが、吉田大八の新作とあっては観なくてはなるまい、と、劇場へ向かったのだが、
 うん、観てよかった。
 劇場で、集中して観るべき映画でした。
 あのカタルシスを体感できてよかった。 (なので、ちょっと蛇足を感じる部分もあるのだが。)

 只、
 ヒトに勧めるには、なかなか苦労する代物ではあるな。
 衝撃の、
 とかがないから。
 ストーリーではなく、主人公の梅澤梨花を見送るよーな、そんな映画でした。

 主演の宮沢りえは、
 そのキャスティングの時点で勝ったも同然なんだけど、
 彼女がもつ、
 リアルな感覚と、フィクションな存在感が、
 まさに梅澤梨花とゆー役柄そのものだった。

 世の中の約束事に居場所を見失いながら大人となった梅澤梨花は、
 ある時、
 そこに綻びを見付け、実感してしまう。
 ニセモノの世界と、壊し方を。
 心の葛藤、善と悪の交錯が描かれないのは、既に彼女の中では一つになっているから、ではないかな?
 スイッチが入ったなら、もう止まらない。
 あのセリフがゾワッとくるのは、そんな力があるからだ。
 おもわず身を委ね、引きずり込まれそーになる。
 これは演技だけじゃなくて、ニンゲンの資質のよーな気がするよ。

 原作の小説からはだいぶ改変されており、
 重要な役割の(それこそ天使と悪魔的な)、二人の女性が映画オリジナルのキャラクターなのは、驚きました。
 脚本の早船歌江子さんが削って削って煮詰めたそーで、
 銀行を物語の中心にしたのも正解だとおもいます。
 流石です。

 あと、衣装もよかったな。
 宮沢りえの、ガスッと締めつけるコート姿とか。

 大島優子の愉快な文字も、必見です。

 エンディングには、
 ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコの「FemmeFatale」が流れるのだが、これは梅澤梨花への歌。
 映画の帰り、
 少し茫然としながらiPodを聴いていたら、大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」が流れて、ハッとした。

 これか。
 これは、彼女を見送った者の歌だ。


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by y.k-ybf | 2014-11-20 21:37 | 映画 | Comments(0)

『モンスターズ・インク』、と、『モンスターズ・ユニバーシティ』、を、観た。


 観たよーなつもりで観ていなかった、『モンスターズ・インク』と、
 新作で前日譚となる『モンスターズ・ユニバーシティ』をまとめて観たよ。

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 オモシロいですね、『モンスターズ・インク』。
 改めて云うのも恥ずいが、
 「モンスターの世界」の構築力が素晴らしく、
 その生活や社会、システムが無理なく伝わってくる語り口の巧妙さ。
 アニメ作品としても、も13年前!の作品になるけど、古さは感じなかったよ。

 テーマ的な部分を、某宇多丸さんは「遠回しなエコロジー」と云ってたけど、
 わたくしは、「悲鳴」ではなく「笑い」に替えるって、なんかマニフェスト的なモノを感じたのだが、
 きっと気のせいですね。
 うむ。


 誰がエピソード・ゼロ的な物語を望むのだろ? とおもっていたが、
 本作は単独作品として成立しているだけではなく、前作のフォロワーとしても見事に機能している。
 ってゆーと、まるで『モンスターズ・インク』に粗があるよーだが、
 そーではなくて、
 前作には余計で、足りてなかった成長要素が補完されたわけだ。
 (前作のは「変化」であって「成長」ではなく。
  また「変化」する要因も本作でちゃんと描いている。)

 後付けにしても、
 両作品を観てしまうと、も、二つで一つな作品にしか考えられないな。
 それぐらいマッチしております。
 CGそのものだけではなく、アニメーションの技術が、当然ながら凄いし。
 その進歩的な意味でも、両作で楽しめました。よ。


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by y.k-ybf | 2014-11-17 16:23 | 映画 | Comments(0)

『シュガー・ラッシュ』、を、観た。


 未だ門外漢な印象があり、
 観たいと思いつつ、手を出しきれずにいた。
 「アナ雪」もまだ観てないしな。

 『シュガー・ラッシュ』も、
 TVゲームの世界が舞台とゆー好物なネタでも、そんな理由でスルーしてしまったわけだが、
 コレがねー、
 ド、ハマりしちゃって、吹替と字幕、続けて観ちゃったよ。
 スゲーオモシロいの!

 実在のゲームキャラがゲスト出演してるって時点でヤバいのに、
 ちゃんとゲーム史を辿って、愛情と愛着にも溢れ、尚且つ現代的な問題もダブらせている。
 それを押し付けがましくせず、
 スマートに、楽しめるストーリーにしてるってのが、ホンマにスゴいとおもいますよ。ええ。
 主人公のラルフ、ヒロインのヴァネロペ、悪役のキャンディ大王と、
 じつはこの三人は同じよーな悩みと望みを抱えており、それぞれの行動で答えを示している。
 例えばヴァネロペには、「本当の自分を見付ける」とゆー目的があり、
 ラルフの「世界を受け入れる」とゆー改革は、そのも一つ別の回答でもある。(三者は共有関係でもある。)
 これは現代の日本人からすると、
 「○○になりたい女の子」ってのにがっつりマッチしてるよーにおもえる。
 ○○はなんでもえーし、男の子でもいいのだが。
 んで、テーマ曲を歌ってるのがAKBだしな。象徴的に。
 そもそもゲームってのが、
 変身願望で構築されてもいるし。テーマと素材がバッチリなんだな。

 ゲームの話をも少しすると、
 一昔前は、アーケードのゲームって筐体が無くなると、も、遊べなくなるモノだった。
 そしたら何処かでその筐体を見付けるしかない。
 レトロゲームなんてジャンルが定着したのも、プレステ時代のそれも後期だったとおもうし、
 家庭用ハードに移植されたのなんて幸運中の幸運で、
 ホントに消えたゲームなんていくらでもあるしな。「銀河任侠伝」とかな。
 それが「ターボ」の感じた恐怖であり、彼を凶行へ走らせた要因でもあるわけで。
 ラルフが受け入れた「新しい古さ」は、とても現代的だとゆーことだ。

 (ラルフの街の住人が冷たすぎるってのも、プログラムの限界とも判断できるし、
  ある意味、勧善懲悪とゆー時代背景的には正しい。)

 むしろ危ういとおもったのは、「シュガー・ラッシュ」の筐体に描かれたイラストがヒントになる件。
 ゲームが好きな方なら分かるとおもふが、
 イラストとゲーム内容が違うなんて珍しくもないし、
 最近は少ないだろーけど、
 筐体のポップには描かれてるけどボツになってゲーム本編には出てこないキャラなんてのも、ザラにあったわけで。
 要するに、
 そんなゲーム定番の裏ネタ、都市伝説も巧く使ってるってわけなんだな。

 ま、そんな屁理屈はさて置いて、
 兎に角、
 ヴァネロペがキュートで、
 「シュガー・ラッシュ」のお菓子の国が、ずっとずっと眺めていたくなるほど、魅力的なんですわ。
 んで、
 吹替と字幕だと、断然、吹替のがよかった。
 つか字幕だと、ヴァネロペの性格が現代っ子らしく、それなりに口が悪くて皮肉屋でもあって、
 若干、違うキャラに見えなくもなく。
 それが吹替になると、ラストの「大統領よ!」あたりの振る舞いが唐突に感じるんだな。

 (友近は上手かったし、森三中とかは出番も少なくて気にもならなかったわ。)


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by y.k-ybf | 2014-11-17 00:23 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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