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『私の優しくない先輩』、観た。


私の優しくない先輩 【完全生産限定版】 [DVD]

川島海荷,金田哲/アニプレックス

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 アレな映画だと伝え聞く、『私の優しくない先輩』をやっと観た。
 監督は、アニメ出身の山本寛。

 まず結論から先に云っちゃうと、ヒドくはなかったよ。
 只の出来が悪い映画ってだけで、やりたいことがハッキリしてる分、まだマシだとおもふ。
 ではそのハッキリと示されている、
 アイドル映画としてはどーか? とゆーと、魅力は不十分で、面白くもない。
 そーゆー意味では、失敗作だ。

 川島海荷演じる、
 主人公「耶麻子」のモノローグが全編喋りまくりでかなりウザいのだが、
 これは彼女の二面性、
 人当たりの良さに隠れた、ズルくて独善的なキャラを表現しており、
 作品的に必要ではあるが、
 巧く整理もされず、工夫もなくダラダラと使われるので、あまり効果的ではない。
 ついでにゆーと、そこに最後までフォローもないので性格が極悪な女の子にしかおもえないんだな。
 そんな子、応援したくもならないっての。
 コレ、
 自分のモノローグと会話して、喧嘩始めちゃうぐらいまで突き抜けちゃえば、まだよかったのに。

 似たよーなトコロでは、憧れの先輩「南」。
 途中、タバコを吸ってたむろってる南先輩を見掛けて幻滅するんだけど、
 そこはまったく追求しないし、
 更にその後もっと酷い南先輩の一面がわかるんだけど、
 そこもスルーして、
 なのにまだ大好きな憧れの先輩のままなの。
 この子、バカなんじゃないかっておもふよな、フツー。

 はんにゃの金田が演じた、
 優しくない先輩こと「不破」は、わたくしは良かったとおもいますよ。合ってると。
 はんにゃそのまんまにおもえるけど、そのまんまのキャラにしたかっただけでしょーね。
 只、
 ネチャってのはやりすぎだし、確実に耶麻子の寿命を削ったのはコイツだけどな。

 てコトで、結末についてだけど。
 耶麻子って、生きてるの?
 一応、意識は戻ったよーだけど、
 心残りが無くなったら死ぬってゆーてたよね?
 で、キスしたよね?
 いままであんなヒドいキスシーン観たことないんだけど、どーなんすかね?

 つか優しくない先輩って、
 途中まで実在しない、耶麻子の幻かなとおもってたんだけどね。
 それぐらい現実味がない存在で、病人相手にヒドいことばかりするから。
 そこはまったく捻らなかったけども。

 あとヒドかったのはねー、
 意識不明の娘に向けて、
 先輩がー先輩がーって、両親が説明するシーン。
 こんな時に、そんなコト、云う?
 たこ焼きの屋台の件も、
 どーやって出店したの? とかはさておき、
 急に店じまいしちゃうとかさ、
 えっ、売上とかどーすんの? って気になっちゃうんだよな。細かいけども。
 もっと巧く解決できて、作品の邪魔にならない方法があるとおもふんだけどなー。
 こーゆートコロ、省略するのがアニメっぽい。

 んで、
 お父さんが高田延彦で、お母さんが小川菜摘って、むちゃくちゃ丈夫な子供になる気がするけどな!
 そして極めつけが、エンドロールでの高田のダンス!!

 と、
 いろいろ指摘しましたが、
 アイドル映画マニアが作ったセミプロ級の作品としては、よく出来ています。
 フォローでも何でもなく、
 撮り続ければ、いつかオモシロいモノを作るんじゃないかと、期待は残りましたよ。

 ナントカ・ガールズってアニメは、更に酷かったけども。


 (んで、
  ヤマカンをアイドルと想定する「アイドル映画」だ、とゆー意見には、激しく同意します。)


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by y.k-ybf | 2015-01-31 20:45 | 映画 | Comments(0)

『96時間/レクイエム』、観た。


 いよいよ邦題の「96時間」が目障りになってきた。

 えーっとね、監督は前作と同じメガトンなんだけど、
 アクション・シーンが細切れでチャカチャカしてて、まあヘタクソになりましたね。
 観てられないほどではないけど、おもしろくもないわな。
 パパ無双スパークなシーンも少ないしなー。
 完全に、ネタもやる気もなくなっとる。

 にしても、パンフレットぐらい作ってやってもいいんじゃないの?


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by y.k-ybf | 2015-01-27 00:05 | 映画 | Comments(0)

『ベイマックス』、観た。


【映画パンフレット】 ベイマックス BIG HERO 6 監督  ドン・ホール/クリス・ウィリアムズ

ディズニー

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 今年最初の劇場は、去年の取りこぼし、『ベイマックス』。

 兄を亡くした悲しみを、
 心のケアロボット「ベイマックス」が癒してくれる、ハートウォーミングなドラマドラマの物語、
 ではなく、
 事故を装い、兄を殺した奴は誰だ!
 パワーパーツで空まで飛べるよーになったベイマックスと、スーパースーツに着替えて、レッツ・復讐!! するお話。
 原題は『BIG HERO 6』で、フツーにヒーローモノの映画なんだよな。

 日本版の予告が意図的に改変されており、
 らしいっつーか、よくやるわとおもいましたよ。
 ホント、こーゆーことだけはマメにやるんだよな、日本の映画会社って。
 その手際があまりに見事なので、怒りよりも感心してしまいましたよ。

 ストーリーは王道で、
 ネガティブな衝動から抜け出し、新たな目標へ向かうとゆー流れには、何の不満もない。
 只、
 フレッシュさが、物足りなかった。
 クライマックスのあそこでさ、「ドラえも~~~ん!」って叫んでも、違和感なかった気がするし。
 悪役の設定の弱さや仲間がイマイチ活きてないのが、どーにも盛り上がりのブレーキに感じたし。
 亡くなった兄タダシの死因も、
 ある人物への直接的な憎しみを回避する為だとしても、理不尽さは消えなかったなぁ。

 と云いながらも、
 作品全体のクオリティは安定のトップクラスなので、まったく安心して楽しめました。
 贅沢なもので、
 更にその先を、求めてしまうんだね、ニンゲンわ。


(65点)


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by y.k-ybf | 2015-01-23 00:53 | 映画 | Comments(0)

01/18//15


てなわけで、2014年の映画のまとめも終わりましたので、新年恒例の愚痴まとめ。

・まとめてて気付いたのは、ベストもファニーも2013年の作品が多かった。
 基本、映画はWOWOWで観ているので、順番的に一年前の作品が多くなる必然なのだが、
 それだけ見逃しが多いってわけでもありますな。

・しかし邦画、それもホラー系となると都内以外では観るのも難しい。
 シネコンは旧作を上映してくれるのも嬉しいが、こーゆーのもなんとか対応してほしい。

・アップする直前、ファニーの作品を半分ぐらい削ったのは、ここだけの秘密。
 毒が過ぎて、自分で引いたから。

・『ゴーン・ガール』は、たぶん何かの度に連想する作品になるだろーな。

・32本観た新作映画は、洋画20本、邦画が12本。
 アニメ系が『ガンダムUC』の一本だけだった。
 「UC」も映画ではないので、実質ゼロみたいなものだ。

 話題作が無かった、のかな?
 ぁ、『アナ雪』か…。

・シリーズモノ、リメイク&リブートモノばっかり、との意見を耳にしましたが、
 それは二十年以上前から云われてることなので、二十年以上前の資料でも調べてみればいいとおもいます。
 ネタ切れに関しても一緒。
 「最近の若者は…」みたいなもんで、黙殺で対応。

・現状は確かにリメイクとゆーかリブートが多い。
 しかし世代も代わり、技術も進歩した上でのトライなので、嘗ての闇雲なシリーズモノとは違うとおもふよ。
 語り直しが必要なケースもあるしな。

 当たり外れがあるのは、それも今に始まったコトじゃない。

・「新しいモノは、もう作れないのか」、
 と苦言を口にしながら、
 「過去の大作みたいのは再現できない」と、云う。
 えっと、
 昔の新作が観たいってことか?
 そーゆーフシギなモノは、ドラえもんにでも頼んでください。

・おそらく似たよーな問題で深刻なのは、邦楽のカバー問題。
 も、流行が定番となり、飽和で麻痺してるよーな状態になっているが、
 ついに、徳永英明がメイジェイの「レリゴー」をカバーするに至り、カバー界の円環の理に呑み込まれた。

 テレビもカラオケ番組がまた増えたしな。
 本人が歌うなら兎も角、、、
 何が楽しいか、サッパリわからない。

・個人的にカバーは大好きで、コンピレーションとか今でも集めてるぐらいなんだけど、
 DAKARAこそ、
 ろくな魅力も個性も無いヒトが、
 ろくなアレンジも工夫もせずにカバーしてるのは、疑問なんですよ。
 とゆー怒りも、最早冷めてしまったのが現状。

・去年、購入したCDは二十枚に及ばず、最新の音楽なんてモノには、殆ど触れなかった。
 言い方を換えると、それで済んでしまった。

 よく聴いてたのは、何故かE.L.O.だったし、
 ユーミン、大瀧、達郎と、やはり、ちょっと古めのモノばかりに。

・なので、
 SEKAI NO OWARIの歌詞が極薄、
 とか口走っても只の愚痴なので、気にしないでください。
 きっと現代の若者には、必要な音楽なのだろう。

・でも最近、テレビで流れる音楽は、も、そーゆージャンルなんだと割り切るよーになった。
 マーケット・ポップとゆーか、メディアと共生してるポップスなんだと。
 アイドルとか、タレント活動がメインのヒトらの音楽わ。
 歌謡曲とはまた違うジャンルとしてね。

 その反動なのか、
 アイドルを国民的アーティストみたいに扱うメディアへの疑問は、ちょっと強くなったかな?
 せめて、、、。
 そこはもっとハッキリと線引きしていいと、おもふ。

・紅白のサザンの中継。
 WOWOWで放送したカウントダウンライブを丸々観たけど、
 あの桑田佳祐のチョビ髭は、ヒトラーじゃなくて、チャップリンの「独裁者」だよね?
 タクトも振ってたし。
 「ピースとハイライト」は、特定の国や地域だけじゃなく、もっと広い意味の曲だとおもふよ。

 「爆笑アイランド」は、元々あーゆー歌詞だしな。

・そしたら、桑田佳祐から謝罪文が出ましたな。
 こーゆートコロは桑田らしい生真面目さとゆーか、謝るタイミングを理解してる強かさとゆーか。
 長渕剛との騒動を思い出しますね。
 奇しくも、紅白とゆー番組で共演しておりましたが。

・紅白と云えば、妖怪ウォッチやアナ雪は、一つのコーナーにまとめてほしかったな。
 中継も多かったし、二曲以上唄うヒトがいるのも、なんか違う気がする。
 観てて冷めるとゆーか、番組の繋がりが逆に切れますよ。
 森進一の扱いも、まさかのエレキテルのバーターとわ。不憫。

 ま、紅白は、イカレた番組として、毎年楽しみに観ております。

・テレビと云えば、
 キング・オブ・コントや、ザ・マンザイについて触れないままでしたが、ちゃんと観てましたよ。
 観た上で、まあ、ええかと。
 どちらも結果に不満はないけど、爆発もない大会でしたね。

・キング・オブ・コントは、新しい審査方法が良くない。
 二回目で半分を落とすのはまだいいが、一々どっちが勝ちとかやるのは、なんか違う。
 あーゆーことをするから、吉本の出来レースだと批判されるんだよ。

 で、優勝したのは、誰だっけ?

・ザ・マンザイについては、
 毎年同じコト云ってるけど、番組として魅力がない。詰まらないので、どーにかしてください。そろそろ。
 世代的にコレだけは言いたくなかったけど、ビートたけしのコントも、もういいよ。
 あの後で、本戦が始まるんだからなぁ…。

 あ、オープニングのコジャレ感も、いらん。

 そしたら、ラジオで博多大吉が紹介VTRの必要性に触れていて、さすがだなと、おもいました。
 つか、やっぱり気になってたんだな。

 要すると、笑いに繋がらないモノ、ブレーキになるモノは置かないでって話なんだけど、
 まったく常識的に、その通りですね。

 緊張とか、会場の空気とか、フジテレビはなんも考えてないからな。
 面白い、と、
 面白そう、は、
 0と1ぐらい異なるものなんですよ。

 ってのを踏まえた上で、
 博多華丸・大吉の実力も優勝も認めた上で、おもふのは、
 今、華丸大吉が優勝する漫才コンテストって何?
 ってコト。

・ネット批判で名指しされるのは、「Yahoo!ニュース」か「2ちゅんねる」。
 伝わりやすい看板として便利に使っているのだろーが、批判として浅く感じてしまうのは否めない。
 つか正確に云うなら、
 スマートフォンで簡単に見られる情報、ってコトだよな。

・んでYahoo!と吉本で調べてみたら、吉本のオフィシャルブログはYahoo! Japanなんだねー。
 そかー。
 よくできた仕組みだねー。

・自分のなかで、千原ジュニアの評価が、一時期のライブドアの株並みに激下がりしている。
 完全に、マジックは解けている。

・日本のドラマや映画が劣ってみえるのは、照明のせいじゃないかなと、おもふ。
 照明と、カメラか。
 人物中心に、真正面からくっきり映すのは、も、やめて。
 気付いてあげて。

・黒澤明より、
 黒澤明のカメラマンがあんなに偉そうなのは、理由があるんだな。

 作品はまったく観る気も起きないけれど。

・TOHOシネマズのポップコーンは、
 どれも味が濃くて、結局、しょっぱいだけに感じるのは、わたくしの老いであろうか。


 以上、愚痴まとめでした。

 今年も映画は相変わらず観るとして、本数は抑える方向にします。
 映画に追われない、ニンゲンらしい生活を取り戻します。

 三國無双オンラインも始めちゃったしな!
 ドラクエ無双も出るし!!


 人生の賢さや、正しさや、勝利などより、
 ニンゲンの無駄やダメや馬鹿な部分を愛しているのだと、今頃に気がつきました。

 大きな弧を描く、まわり道の光景を。
 そんな日常を。


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by y.k-ybf | 2015-01-18 11:19 | 記述 | Comments(0)

2014年、ベスト&ファニー映画。4。(ファニー)


 最後は、外道企画。
 2014年、ファニー映画ランキング!
 の、予定でしたが、
 順位を決めてるうちにアタマが痛くなってきたので、も、中止中止。
 ファニーにランキング無し、
 とゆー悟りに到達できたので、大賞一作だけ決めて、他同位ってことにさせてください。
 健康を害する前に。
 お願いします。


 とゆーわけで、2014年のファニー映画大賞はコチラ。
①『風俗行ったら人生変わったwww』(2013)

 何の気構えもなく再生ボタンを押して、二分と経たず停止ボタンを押した。
 堪えられなかった。
 コレはヤバいのがキタと、すぐに伝わる作りだけは、潔し。
 そっからアーマード・バルキリーのミサイル全弾発射を連打するが如く、
 すべてに喧嘩を売って敵を作る不快な展開ばかりがラストシーンまで続く、苦難。
 半分がやっちゃいけないコトで、
 もー半分がやらなくていいコトで出来ている。魔物みたいな一作。

 佐々木希が好きで好きでゴハン何杯も食べられる、
 彼女以外はぜんぶモザイクで囲んでもOKって方にだけは、オススメします。


 そんな大賞を競っていたのが、『めめめのくらげ』(2013)。
 結果的に『風俗w』がぶっちぎったんだけど、
 『めめめ』以上にファニーなモノがあるんだと驚いたぐらい、『めめめ』もかなりアレなアレだ。
 予定されてる三部作のアナウンスが聞こえないのが残念。
 早く作らないと、憎たらしい子役が大きくなっちゃうぞ。

 『ミロクローゼ』(2012)は、ヒドいってゆーか癪に障る映画で、
 中島哲也っぽさと、宮藤官九郎っぽさを併せて3で割ったモノの、劣化コピーみたいで、
 肝心な部分がカラッポ。
 ユニークでも、カラッポだから笑うことも出来ず、退屈な不快感だけが残る。

 この3作が、2014年のファニー・トップ3。


 あとはね、
 『シー・トレマーズ』(2013)ってのが、特撮が雑でヒドかった。今時。

 『貞子3D2』(2013)は、
 わたくしが観た『貞子3D2スマ4D2D版』ってタイトルが、何度見てもヒドい。
 中身も、いちばんの見所が本編前の注意事項だったってのが、ヒドい。

 『ゴジラ2000』(1999)は、シリーズの仕切直しとして最悪な作品。
 結局、次から仕切直しの仕切直しをやるハメとなり、グダグダしてるうちにシリーズの息の根を止めてしまった。
 その罪は重い。

 こーしてみると、『アバター』(2011)なんかカワイイもんだ。

 それと、『コールド・バレッツ 裏切りの陰謀』(2012)。
 兎に角、印象に残らない映画で、じつはかなりヒドいとおもふ。
 まったく魅力が抜けたアクション・シーンは、逆に必見ですよ。


 と云った具合で、ございます。
 えーと、
 特に理由はありませんが、ごめんなさい。

 以上、です。
 おつかれさまでした。


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by y.k-ybf | 2015-01-12 23:20 | 映画/100 | Comments(0)

2014年、ベスト&ファニー映画。3。(オマケ)


 オマケで、
 ランク外の、スポットライト。
 一々表現が昭和なのは、お許しください。

 まず、ギリでランク外となったのは、
 『マジック・マイク』(2013)。
 これは記事を書いてる途中に、なんか違うなと、外してしまった。
 それぐらい好きな作品ではあるのです。

 次に惜しかったのは、『ロング・グッドバイ』(1974)。
 感想で言い忘れたけど、カウンターとしてのハードボイルド、な。
 わたくしの世代だと、このフィリップ像の孫フォロアーあたりになるんかな?
 その元祖を観るよーな気分で、じつに面白かった。

 舞台を日本に移したNHKのドラマ版『ロング・グッドバイ』は、イマイチでしたが。。。

 『10人の泥棒たち』(2013)も、
 犯罪映画としてスゲー面白いんだけど、群像劇がちょっと活きてなかったかな、と。
 「GTA」のフリープレイみたいな『殺人者はライフルを持っている!』(1968)、
 苦い恋愛モノの『セレステ&ジェシー』(2013)、
 予想外な謎が連鎖するサスペンス『ロスト・ボディ』(2012)なんかも、候補でした。

 あとは、ジェイソン・ステイサムの『SAFE/セイフ』(2012)。
 『PARKER/パーカー』(2013)も良かったな。


 旧作に総評もないんだが、
 『仁義なき戦い』や『スター・トレック』などのシリーズを観たのは、いい経験でした。
 シリーズって、独特な魅力があるし、
 やっぱり何事も、チャレンジしてみるもんだな、と。


 でわ、
 ファニー映画のランキングへと続きます。
 別名「地獄映画ランキング」な。


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by y.k-ybf | 2015-01-12 22:17 | 映画/100 | Comments(0)

2014年、ベスト&ファニー映画。2。(旧作)


 2014年の旧作トップテン。
 基本、自宅で観た映画から選出。
 んが、
 トップテンって形で並べてみたものの、時代的な無理がだいぶ生じてるので、
 ま、ベストテンだとおもって見ていただけると助かります。


 まず、第10位。
⑩『時をかける少女』(1983)

 さすがに初めて観たわけでもなく、
 押田守のアニメがあり、宇多丸さんと大林監督との対談があり、
 筒井康隆の原作も読み、
 個人的なユーミン再評価や80年代リバイバル、アイドルへの新たな認識を経てからの鑑賞となった為、
 じつにフレッシュな気分で楽しむことができた。

 特に、あの回廊へ迷い込むかのよーなラストと、
 エンディングのカーテンコールには、
 役柄を超えた「原田知世」への想いが感じられる、興味深い作品でありました。


⑨『エンド・オブ・ウォッチ』(2013)

 ファウンド・フッテージとゆー手法に引き摺られた感もあるが、
 緊張と緩和が激しく交錯する、新たなタイプの作品となった、と、おもふよ。

 正直、結末のショックが大きすぎて一度はランキングから外してたぐらいなんだけど、
 同じ監督作の『フューリー』を観て、
 「アイツ生きてるじゃん!!」と、
 一瞬、本気でおもったとゆーイタい出来事があり(マジ)、ランクに返り咲きました。


⑧『隠された記憶』(2006)

 物語の結末がよくわからないのは、意図的なもののよーで、
 そこは自由に考えていいらしい。
 そんなあやふやさがありながら、
 衝撃的に展開してゆくストーリーが素晴らしく、地味な作品ではあるが、つよく印象に残った。

 これも一種の、「素材」映画ですね。
 定点観測的な映像なのに、ニンゲンの本性が映されるとゆー、不思議。


⑦「仁義なき戦い」シリーズ (1973~)

 全11作、
 旧シリーズも新シリーズも、それぞれ独自の面白さがあったので、シリーズとしてランクイン。
 7位とさせてもらった。

 たぶんクール・ジャパンって、こーゆー映画のことだよね。


⑥『ハナ 奇跡の46日間』(2013)

 北朝鮮と韓国の、卓球代表合同チームのお話。
 とゆーだけで、
 いくらでもベタなストーリー、ベタなエピソードを想像できるだろーが、
 そこから逃げず捻らず、
 真っ正面からドストレートに描いた、見事な秀作。
 こーゆー作品だからこそ判る、実力の一本でございます。

 地上波のゴールデンで、ちゃんと放送すればいいのに!


⑤『アウトロー』(2013)

 トム・クルーズの新たなアプローチに、目からウロコがこぼれた一作。
 この映画を観なければ、
 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』も『ロック・オブ・エイジズ』も楽しめなかったばかりか、
 誤解していたかもしれない。

 スターは笑われたら終わりだとゆージレンマから、自ら笑いを内包することで脱却してみせたのだ。

 是非とも、いつか「エクスペンダブルズ」シリーズに悪役として、
 ベン・スティラーやジャック・ブラックを引き連れて出演してほしいものだ。
 トムならやってくれるはずだ。

 (失敗してるスターで分かり易いのは、ウィル・スミスだね。)


④『1BR-らぶほてる』(2013)

 今回のぶっこんでみました、その1。

 これはね、感覚が懐かしかったんだな。
 岡崎京子を筆頭とする、南Q太、南喃キリコ、よしもとよしともやら、
 あのへんの、あのマンガを読み込んだときの気分に。

 青春映画としても、良し。


③『ジャッジ・ドレッド』(2013)

 ぶっこんでみました、その2。

 なんだかんだで、ここまで昇るかと、我がで選んでびっくりしております。
 しかし、単純に面白かったんだわ。ゴア描写にも容赦ないし。

 感想でも云ったけど、
 『ロボコップ』より「ロボコップ」らしいジャッジ・ドレッドが、
 新米の相棒と共に、
 閉鎖されたマンション・タワーを、悪党を潰しながら昇ってゆく、んだよ。

 バディモノで、
 メカ&エスパーなSFモノの、ガン・アクション映画なので、
 中学生男子には是非オススメしたいのだが、
 残虐描写でレートが上がってるアホな感じにも、好感がもてる。


②『シュガー・ラッシュ』(2013)

 お姫様がカーレーサーとなって、ゲームの世界をサヴァイブする。
 この作品を新たなシンデレラ像として、
 『アナと雪の女王』、『マレフィセント』と辿ると、たいへん面白いですね。男女のバランスが。

 とゆー意味も含めた、とても現代的(現在的?)なテーマを、
 コミカルでキュートに描いた本作が、ツボでした。


 そして、第1位は、
 日本で公開されたのは今年なので新作に入れてもよかったのだが、
 家のWOWOWで観ちゃったので、コチラにランクインさせました。
 んで、堂々の1位。

 たぶん、
 わたくしが感動したあのシーンは、「去勢」なんだな。
 『カッコーの巣の上で』のジャック・ニコルソンがロボトミー手術された、あの怒りと似ている。
 誰が、お前に、俺の睾丸をくれてやるか! と。

 ちょっと脱線気味な話をすると、
 マーティン・スコセッシが、
 あの題材を、
 あんな形の映画にしたのは、これが「現在」を映す作品だからなんだな。

 ある意味、ヒドラ党より厄介な、ナニカの姿を映している。


 以上、
 旧作ランキングでした。

 オマケへ続きます。


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by y.k-ybf | 2015-01-12 21:58 | 映画/100 | Comments(0)

2014年、ベスト&ファニー映画。1。(新作)


 皆様、あけましておめでとうございます。
 誰が見ているのか存じ上げませんが、
 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
 (この辺の文章はテンプレで書いてるので、とくに心は込めておりません。)

 さて、
 親指の皹もだいぶ治りましたので、早速、2014年の映画のまとめ。
 ベスト&ファニーをつらつらと駄べりたいとおもいまふ。

 2014年に観た映画の本数は、367本。
 平均で1日一本以上観るとゆー、密かな目標はぎりぎり達成できました。
 短いのや、それもカウントする? みたいな微妙なモノも含まれておりますが、
 一々全部に感想をつけるとゆー苦行でもあったので、許されてやってもいいとおもっているぞ。なんなら。
 今回は、なんとなく順位も付けてトップテンにしてみました。
 新作(劇場で観たモノ)、
 旧作(家で観たモノ)、
 ファニー(ワースト&クズ映画)の三つ。
 三つもあるのかって、
 面倒くさいのはコッチのセリフだっ! と、
 誰に向けていいのかわからない苛立ちを抑えつつ、まとめてみましたよ。


 2014年に劇場で観た映画(主に新作)は、34本。
 総評は後にして、まず順位を。
 と云っても、
 形だけのトップテンであって、ベストテンだとおもって頂きたい。
 とくにトップの3作は、どれが一位でもってぐらい接戦でしたので。



⑩『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編

 前後編にわかれていたのを、まとめて10位に。
 全体的に残念な部分が少なくない作品ではあるが、
 チャンバラ・アクション映画の圧倒的なクオリティで、ねじ伏せられました。

 十本刀の件は、
 やらなくて正解だったかな、とおもふよーにはなりました。


⑨『紙の月

 もっと順位が上でもかまわんし、
 なんなら『ゴーン・ガール』にすらなれたテーマでもあった。

 やはり宮沢りえはヌードになるべきで、
 もっと醜さと滑稽さを出すべきだった、とは、作品の評価とはべつの個人的見解なのでスルーしてほしい。
 その方向ではない作品なのだから。
 カラーが違うのだ。

 不倫へ踏み切る展開が唐突だって感想をいくつか見掛けて、
 わたくしも同感ではあるが、
 あれは要するに、「パートナーは誰でもよかったから」だと解釈した。
 必要なのは、そこではなかったと。

 公開前の盛り上がりがあり、
 公開中の祭があり、
 そっから少し時間が経っての鑑賞でもあって、
 高く高く伸びたハードルを見上げて、やや不安が期待を上回っておりましたが、ギリギリクリア。
 楽しめた、けど、
 乗り切れなかったのも、事実。
 サントラの情報も、知らなかったほうが盛り上がれたかなぁ…。
 とゆーネガティブな印象がありつつ、それでもってわけですよ。

 あのフレッシュな導入部、アガるタイトル、
 ガジェットの素晴らしさ、キャラの魅力、そしてラストに流れるあの曲&あの曲ですよ!

 こんなにシリーズの続きが楽しみな作品も、久しぶりです。


 これはファウンド・フッテージでありながら、
 群像劇にすることでドラマ性を持たせるだけじゃなく、
 視点も増やして作品の幅も広げたとゆー巧みなアイデアが、高ポイントでした。
 映像と音響も劇場向きだったし。
 ラストの着地点も、印象に残ったな。


⑥『GODZILLA ゴジラ

 トップ3は確実かとおもっていたが、なんやかやとこの位置に落ち着いた。
 歴代のシリーズと比べても、かなり上位に入るほど評価はしておりますが、
 まーやはり、ニンゲンのパートがね。
 怪獣映画的にはスッゴい難しい課題で、本作も悪くはないけど、良くもないとゆー。
 変更された設定や敵怪獣とかは、納得してますよ。
 只、
 「ムートー」って名前はどーにかならんかったんかな。「ジャンジラ」とか。


⑤『アクト・オブ・キリング

 本来なら被害者側から悲劇の事実として語られるべきものを、加害者側の武勇伝として語られる禍々しさ。

 ドキュメンタリーとしても異質な、異様な存在感を放つ作品でした。


④『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

 マイナスな点を挙げるとするなら、
 「アベンジャーズ」とゆーシリーズの一端であり、単独作品として判断するのが難しいこと。
 ぐらいでね、
 ホントに良くできた、アクション・ヒーロー映画だとおもいますよ。

 ヒーローとゆー理想と、社会とゆー現実。
 そこに実在の「ウォーターゲート事件」とゆー政治をも絡めた上で、
 人命を守るとゆー普遍の理念をテーマに、卓越したアクションとゆー豊かな娯楽作品に仕上げている。
 しかも、
 優れたアート・ワークのヴィジュアルでも楽しめるし、
 ロバート・レッドフォードを重要な役柄にキャスティングすることで、映画史的なリンクまで含めてあるとゆー、
 非の打ち所が見当たらない映画を、4位にしましたよ。


 箱庭映画とゆーと、ファンタジックな理想に満ちた世界を連想するだろーが、
 ウェス・アンダーソン監督はその世界を完璧に閉じてから、
 物語を使い、全力でぶっ壊そーとする。
 こんなモノ、板を釘で打ち付けて絵の具で塗っただけのツクリモノだと。
 ニンゲンはこんな箱には収まらないぞ、と。
 そのジタバタと、ギッコンバッタンする様が、作品の魅力なのだとおもふ。
 幻想と狂気が、ぐるぐる反転しながら共存しているのが。

 普通はその箱庭がまず作れないし、「箱庭」と呼ぶ意欲も足りないんだけどね。

 じつは、ギリギリのギリまで本作が1位だったのですが。。。


②『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション

 スタローンの男気っつーかさ、
 こんな映画を作れるなんて! っつー喜びが伝わってくるよーな映画なんだもの。めっちゃヒト殺してるのに。
 本作のポスターが一目瞭然、みんな楽しそーに笑ってる。敵も味方も。

 だけど、未だに同じよーなモノを作ってる、わけじゃない。
 コレは明らかに、今じゃないと作れないモノ、なんだよ。

 アクション・スターと呼ばれた彼らが、
 その若さと、全身全霊を注いで作り上げた、
 あの楽しかった時間は幻でも、間違いでもなかったと証明すると共に、
 その想いを観客にも伝えてくれたのが、
 この『エクスペンダブルズ』とゆーシリーズ、なんだとおもいますよ。


 そして2014年、新作の第1位わ、
①『ゴーン・ガール

 昨年、劇場で最後に観た映画が1位になりました。
 我がコトながら、びっくり。

 単純にすんごい面白い映画だったってのと、
 鑑賞後、アレは何だったのかとゆー考えが止まなかったのが、選んだ理由の一つ。
 感想は何度直してもまとまらず、
 アップした後も、カリカリと書き続けていたり、この映画に魅了されたかのよーな状態となった。
 未だ全貌は掴めずにいるし、
 もし掴んでしまったなら、自分の中の何かがべろんとひっくり返るよーな恐怖さえ感じる、
 そんな映画でありました。
 陳腐な言い回しなら、ミイラ取りがミイラになるよーな。

 この感覚は『ファイト・クラブ』とよく似ているし、延長線上にある作品だとおもいますよ。

 デヴィッド・フィンチャー恐るべし。


 以上、新作トップテンでした。

 14年も間違いなく、新作は豊作でしたよ。
 「仮面ライダー」の映画がちょっと残念だったぐらいで、ガッカリしたのは、殆ど無かったな。
 『ルパン三世』だって、
 リブートの『ロボコップ』だって、そんなに悪くなかったですよ。
 ええ。


 旧作トップテンへと続きます。


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by y.k-ybf | 2015-01-12 11:05 | 映画/100 | Comments(0)

映画のまとめ 『里見八犬伝』、とか。四本。以上。


里見八犬伝 デジタル・リマスター版 [DVD]

薬師丸ひろ子,真田広之/角川書店

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 83年の角川映画。
 監督は深作欣二で、主演が真田広之と薬師丸ひろ子。
 共演が豪華で…って、
 この豪華さが伝わってほしいものだが、
 八犬士側に千葉真一、寺田農、京本政樹、志穂美悦子、大葉健二。
 敵側に夏木マリ、目黒祐樹、萩原流行と、
 まー濃いキャストが集まりまして、
 ドカーン!
 バカーン! と、チャンバラと爆発の中、アクションを繰り広げる超大作(邦画スケール)ですよ。
 この映画は子供の頃に好きで、繰り返しよく観ておりました。
 薬師丸ひろ子が…ってより、真田広之が好きでね。
 「宇宙からのメッセージ」の。
 武器が巨大鎌二丁って主人公も、スゴいな。
 それと大葉健二も出てるからな。「ギャバン」の。
 まぁ、熱々ですわ。
 おかげで薬師丸ひろ子のエキセントリック性がだいぶ抑制されているのは、作品的にはプラスでしょう。
 つかさ、
 石像を交えたラブシーンとゆー珍妙なシーンがあるのだが、
 身体こそほぼ映さずとも、かなり濃厚で。
 よくチャレンジしたなと、おもいましたよ。
 脱アイドル映画だとゆーことなんかな。

 で。
 現在の観た感想は、やっぱ面白かったです。フツーに。
 キャラ性や配置、ストーリー展開など、エンタメのお手本みたいな作りで。
 最初は仲違いしていた男女が、敵味方に別れた後、運命的な再会をする。
 散り散りだった八犬士が集まる、とかね、
 姫しか使えない神器の弓とか、
 細かい理由付けはイマイチ弱くとも、燃えるシチュエーションだらけでね。
 ぶっちゃけ特撮映画なんだけど、
 婆さんが自分の顔を掻き毟るシーンは、当時も恐ろしかったな。
 んで、
 真田広之演じる親兵衛の、腕の紋章が途中で消えるんだけど、
 アレってつまり、全身の皮を張り替えたってこと、なのか?
 恐ひ。。。
 アクションも崖から宙吊りとか、無茶なコトを地味にやっていたりして、
 CGじゃないとわかっていると、逆に迫力も感じるよーになった。
 当時は、当たり前だったから。
 そーそー、
 夏木マリもまだムチムチで、エロかったですよ。

 とゆーね、
 冷静に考えると、どんな層をターゲットにした映画なのかよくわかりませんが、
 エンタメ邦画の発展期? の作品としても、面白いですよ。

 まさかこの殆どが、消滅か断絶するかなんて思いもしなかったが。


ザ・タワー 超高層ビル大火災 [DVD]

ソル・ギョング,ソン・イェジン,キム・サンギョン,キム・イングォン,ト・ジハン/TCエンタテインメント

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 タイトルで一目瞭然、超高層ツインタワーが燃えるパニック映画。
 そして、ツインタワーと云えば!?
 ですよ。

 『タワーリング・インフェルノ』のリメイクかどーかはさて置き、
 現代版と名乗っても遜色ない出来映え。
 消防士モノとしても見応えあります。

 演出面でイライラさせられたり、クドい部分もあったりして、
 そこがちょっと古くも感じましたが、
 ま、ソレが韓国流だからね。

 あの屋上のヒトらは助からなかったの?
 とか、
 被害の全貌がわからないのも不満でした。

 群像劇なんだから、もちっと、ツッコんでくれたらな、と。


ベルリンファイル [DVD]

ハ・ジョンウ,ハン・ソッキュ,チョン・ジヒョン,リュ・スンボム/TCエンタテインメント

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 最初に、言っておきたいことがある。(関白宣言)

 正直、ストーリーはよく理解できんかった。
 ドイツはベルリンを舞台に、
 北と南の朝鮮のスパイが暗躍して…云々、あたりで思考はストップ。
 しかし間もなく怒涛のアクションシーンが展開されるので、苦もなく楽しめましたよ。
 その辺、『裏切りのサーカス』とよく似ている。(作品のテイストも近い気がする。)

 銃撃の素晴らしさ、痛みが伝わるよーな格闘の鋭さ。
 デザートイーグルを片手で撃つ無茶ぶりだが、ちゃんと横にして撃ってはいましたし。(反動を抑えるために。)
 銃をハンマー代わりにするとか、
 北朝鮮のマーシャルアーツ「撃術」とか、フレッシュで刺激的なシーンも盛リ盛リ。
 何より、音がいい。
 銃撃の音、着弾の音、排莢の音。
 そして身体を打つ音。
 音は緊張と臨場感を生み、恐怖と痛みを伝えてくれる大切な要素。
 銃の撃ち方にもそれぞれ特徴があり、監督のこだわりが伺える。
 んでまた、
 ベルリンの街並みが冷たく重厚に映されて、キャストも無理なく溶け込んでいるのが、何気にスゴいな、と。
 コレ、邦画で出来るヒトいるかなぁ…。

 とゆーね、
 なんだかわかってないのに面白い、そんな映画。

 ラストに、またひと盛り上がり用意してるサービス精神も素晴らしい。


ウルフ・オブ・ウォールストリート ブルーレイ+DVDセット(初回限定DVD特典ディスク付き)(3枚組) [Blu-ray]

レオナルド・ディカプリオ,ジョナ・ヒル,マーゴット・ロビー,マシュー・マコノヒー,ジョン・ファヴロー/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 株屋さんが、ギリギリアウトな手口でお金を騙し集めて、
 ドラッグやってファックしてドラッグやってファックしてドラッグやってファックする、そんなお話。
 これは、暴力を株に置き換えたギャング映画。ピカレスクだ。

 先日観た『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』とは真逆のタイプであるが、
 あのバカ筋肉アホどもが欲望へ突き抜けて行く様と、少し重なっておもえた。
 彼らも、彼らなりに最良で最高な方法を考えて、できると信じていたから。
 できなかったけど。

 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の痛快さとは、
 その信じた行先へ全力で突き抜ける、愚直なまでに純粋な欲望だ。
 巨大な風車へ突撃する騎士のよーに。
 主人公のジョーダンが引退を宣言する間際、
 胸を叩き、あの歌を再び唄い始めた時、
 なんとも表現できない感動がこみ上げて、泣けてしまった。
 表現できないので泣けた理由もよくわからんのだが、
 ラストの、「勝利」したFBI捜査官が地下鉄で眺めたもの。
 或いは、セミナーに集まるヒトビトの眼差しが、何かの答えなのかもな。

 と、上手く誤魔化したところでまとめますが、
 も、傑作だとおもいますよ。
 ディカプリオの熱演っつーか激演のクズ男っぷり。
 ジョナ・ヒルの真性クズっぷり。
 そんな二人の奇妙な友情ドラマも、また愉快。(ノンアルコール・ビールの会話とか、最高。)
 出番の少なさが逆に存在感を際立たせる、マシュー・マコノヒー。
 そして、
 特別出演しているジョーダン・ベルフォード本人の、ホームラン級のコイツか!?感まで味わえる。

 この映画を不快におもふ気持ちもわかる。
 でもね、
 主人公の心情がないってのは、違う。
 むしろ欲望と一緒にぜんぶの感情が吐き出されている。
 アレでぜんぶなのが、彼の非凡さであり、喜劇で悲劇なのだ。

 と、平凡なわたくしはおもいますよ。
 壇上の彼を見上げながら。


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by y.k-ybf | 2015-01-02 09:40 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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