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映画のまとめ 『スカイ・クロラ』、とか。三本。


 08年の作品になんやかや云うのもどーかとおもふが、今観ちゃったんだから、仕方ない。

 これはあくまで個人的な趣向と感想だから、と前置きしつつ、
 絵がダメで、話がダメで、趣味的なデザインの戦闘機がダメで、バトル・シーンもダメだし、CGもダメだった。
 まるで空っぽの箱の中に描いた風景画を、二時間以上も観させられた気分だった。
 何も無いのに何か有りそーに想わせるのは、
 アニメの基本っつーか創作の基礎だとおもふが、そこにすら足りてない気がする。
 とか、エラそうに云って申し訳ないデス。スンマセン。

 謎が解けてからの、あのラストってのは、やっと良いなとおもえましたが、
 そんな謎なら最初から説明しちゃえばいいのにね。
 死んだよ、殺したよって。
 何回訊いても教えてくれないから、シンジ君(Q)みたいな気分になったよ。

 つくづく今観ちゃいけない作品なんだと、おもたよ。


 B級パワーをフルバーニングさせてC級作品を作るとゆー行為を、
 ポジティブに捉えるべきか、鼻で笑うか、悩むトコロであります。
 井口昇監督だぞ、伝統芸能だぞ、
 と云われると、
 そうかそうだな、としか答えられないし。

 これは期待以外の何ものでもないんだけど、絶対もっと面白くなるはずなんだよな。
 もっとギュッと濃縮すれば。

 中川翔子も武田梨奈も良かったけど、片腕マシンガン・ロリータの高木古都が、いちばんハマってた。


テルマエ・ロマエII DVD豪華盤(特典DVD付2枚組)

阿部寛,上戸彩/東宝

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 続編なんて作らなきゃいいのに。
 珍大作として記憶に残ったのに。

 古代ローマ人、悩む。
 ↓
 現代の日本へタイムスリップ。
 ↓
 アイデアを拝借。
 ↓
 古代ローマへ戻り、問題解決。

 基本、延々この繰り返しで、やってることもほぼ前作と一緒。
 何かストーリーもあったよーだが、死なない程度に生きてれば勝手に進展して解決してくれるので、オールOK。
 上戸彩の実家がどーしたとか、仕事がどーしたとか、全部含めて。

 史実わー、
 ローマ人とわーなんて、
 この映画を本気に批判するヒトもおらんだろーから、そこもさておき。

 いつもの流れなら、ここらで駄作扱いするんですが、
 じつはコレ、結構笑えて、楽しめたんですよ。
 飽きないで最後まで観ちゃったな、と。
 面白いとか良い映画だとは、まったくおもわないけど、
 コント映画としては良くできてるなと、おもいました。
 完全に阿部寛のボケを楽しむ、「ミスター・ビーン」みたいな映画ですけど。

 そいやタイムスリップモノとして、上戸彩がとんでもないコトを口走りますが、
 タイムパトロールに抹殺されないんですかね?


 あ、「与作」はヒドかったです。


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by y.k-ybf | 2015-03-29 15:45 | 映画 | Comments(0)

『ブルージャスミン』、観た。


ブルージャスミン [DVD]

アレック・ボールドウィン,ケイト・ブランシェット: サリー・ホーキンス,ピーター・サースガード/KADOKAWA / 角川書店

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 ウディ・アレン監督の、シニカルな喜劇。
 も、このキャリアでこの軽妙さがスゴい。
 重くはないけど切れ味は鋭く、殺ル気に溢れている。
 黒く小さな斑点がやがて果物全体を腐らせるよーに、
 「セレブ」とゆー醜悪な存在が緩やかに周囲を巻き込み、狂わせてゆく。
 目が眩むのも感電するのも「セレブ」に限ったコトではないので、
 痛快なコメディながら、
 どっか覚めた恐ろしさも感じる、冷たいワキ汗びっちょりな映画でした。

 ケイト・ブランシェットの演技が、ホントに素晴らしい。
 感情の起伏も微細な心理も、目や瞼で全部演じ分けている。
 あの瞳孔が開いたよーな動かない目の、
 雄弁なのに、何も見てない見えてない感じとか。

 捕まる前後の小室哲哉が、丁度あんな目をしてたよね。


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by y.k-ybf | 2015-03-28 22:26 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『エンダーのゲーム』(ハライチの口調で)、とか。五本。


 そーなのだが、
 その原作をまったく知らないので、映画だけの感想を。

 エイリアンの襲撃に、あたふたしながら生き残った人類は、
 また襲ってくるかも知れないから、とゆー理由で、ものごっつい宇宙軍と兵器を作る。
 その司令官となる新しい人材を、子供の中から選ぶのであった!

 なんで子供かとゆーと、
 柔軟な思考で新たな技術に対応できるから、とかナントカ云ってました。ええ、確かに。
 優秀な子供、エンダーが現れて、
 ハリソン・フォードがあからさまな贔屓でチヤホヤするから、他の子にすぐ目をつけられて嫌がらせを受けると、
 それもテストだとか抜かしながら常にイライラしてるハリソン・フォードが、ボケた老人にしか見えなくなりつつ、
 訓練っつーかテストっつーか、
 様々な課題をクリアしてゆくと、
 アレ?
 アレレ? とゆー、まさにエンダーのゲームっ!!

 なかなか画期的なクライマックスですが、誰が得するんだろ?
 もっとこー、
 仲間との友情とか、個性的な能力による活躍とか、
 まさかアイツが!? とか、
 そーゆーのはまったくない。まったくないのな。


 クリント・イーストウッド監督の『アメリカン・スナイパー』でイラクに派遣された兵隊さんが読んでいたアメコミである、が。
 それとは関係ないし、「ハード」までついてるパニッシャー。

 詳しいコトは云えないぐらいスゴい特殊部隊の兵隊さんが、
 任務を終えて帰国すると、年老いた両親が惨殺されていた。
 パニッシュ・オン!

 ってなわけの、復讐系ダークヒーローモノでございます。
 調子ノってるゴミクズみたいな悪党共が当然の報いを受けるが如くなぶり殺される映画を観たいなぁ、
 って方にはオススメ。
 ××××をお腹いっぱい呑ませたり、×××を注射しようとしたり、車でぐいぐい引っ張ったりと、
 いろんなパニッシュが楽しめるよ!

 主人公を追う警察が、本当の意味でバカってのも、なかなかフレッシュでした。
 「仕置人」のエピソード・ゼロ、みたいかな?

 おもしろかったけど、シリーズ化は、どーだろなぁ…。


北北西に進路を取れ 特別版 [DVD]

ケイリー・グラント/ワーナー・ホーム・ビデオ

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 ヒッチコックのやつ。
 観てないよーな気がしたので、観た。

 も、傑作扱いの本作ですが、正直、あまりハマれませんでした。
 とゆーのも、
 巻き込まれ、間違われ系で、
 スパイ・サスペンスのアクションモノで、
 小型飛行機に襲われたり、
 恋愛要素やラブシーンがあったり、観光名所に追い込まれたりと、
 兎に角てんこ盛りな娯楽映画の偉大なオリジンなので。
 初めて観るのに見飽きている、奇妙な状況になっておるのです。

 いまでも新鮮、とは、さすがにおもえないし、俳優さんも好みとは違ったからなぁ。。。

 嫌な例えですが、
 『ツーリスト』って、ほぼそのまんまコレだよね。


 警察と麻薬密売組織との、まさに戦争を描いた映画。
 ノワールではなく、戦争だな。
 追う側、追われる側の、知恵と肉弾を尽くした壮絶な攻防が展開される。
 そして勝利者もおらず、また…。

 とゆー、なんかもー凄まじい映画。
 しかもリアルではなくリアリティ。
 ドラマチックな演出を忘れず、作品を加速させるのは、ジョニー・トー監督の業であろう。


グランドピアノ ~狙われた黒鍵~ スペシャル・プライス [DVD]

イライジャ・ウッド,ジョン・キューザック,ケリー・ビシェ/Happinet(SB)(D)

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 何故か、イライジャ・ウッドとダニエル・ラドクリフを混同してしまうわたくしですが、
 本作はイライジャ・ウッド主演の、サスペンス。

 一音でも間違えたらお前を殺す、と脅された若き天才ピアニストが、
 片手でケータイをいじりながら、じゃんじゃん頑張る映画。
 うむ、ヒドい説明だ。

 ストーリーと演奏会が同時進行に進むので、スマートな展開が心地良く、編集の妙を感じた。
 さすがにイライジャ・ウッドはピアノ弾いてないとおもふけど、
 そんな違和感もなく、演奏シーンの迫力も良かった。
 また、
 通常のピアノより低音が多く、黒い鍵があるなど、地味なガジェットもポイントで、
 抑え目なラストも含めて、良質なサスペンスでしたよ。

 そして前情報もチェックせず、油断して観ていたら、あのQが!


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by y.k-ybf | 2015-03-28 22:15 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 浮気じゃなくて良かった! 『エージェント:ライアン』、とか。五本。


 お前なにやってんの? 感が圧倒的で、
 虹キレイ、ぐらいの印象しか残っていないが、
 後半アメリカへ移動してからの、
 ライアン(超覚醒モード)の活躍は(バカみたいで)面白かったし、パートナー役のケビン・コスナーが良かった。

 調子ノリな嫁さんにイラっとしたが、そこまで悪い映画ではない。。。とだけ、云っておく。
 が、
 続編はもー無いだろな。。。


フローズン・ライター [DVD]

エドワード・ファーロング,マイケル・ベリーマン,クリスティン・ブース,ディー・ハンナ/アメイジングD.C.

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 エドワード・ファーロング!!

 スランプに落ちたシナリオ・ライターが、
 カンヅメ状態になってシナリオを書き上げるため、田舎の精肉工場を訪れる。
 内から開かない巨大冷蔵庫の中で執筆を始めるも、次第に正気を奪われてゆき…。

 とゆーね、
 なんで精肉工場の冷蔵庫へ、わざわざ飛行機にまで乗って向かうの?
 って疑問や、
 そりゃ閉じ込めたらオカシくなるでしょ?
 とか、
 そこはスルーしておきますが、本編はその殆どが、主人公の妄想。
 彼が書くシナリオの再現となります。
 それが現実の状況とダブり、物語の中でも精肉工場の冷蔵庫に身を潜めることとなり、
 虚構と現実の境目があやふやになる演出は自然でよかったのですが、
 要するに、
 ソックリなシチュエーションで二つのドラマを同時進行させてるわけで、
 おお、それは面白そう、
 と、一瞬おもふのだが、
 実際に観てみると、コレが意外なほど退屈。
 場面は変わり映えしないし、登場人物も二、三人って少なさが致命的。
 謎はあってもそれが解かれることはないし(その理由は最後に判るが)、
 軟禁状態なので展開も多くはなく、何より妄想だと観てる方は判っているので、緊張感が高まらない。
 で、あのラストになるわけで…。

 もしかして、『シャイニング』をやりたかったのかな?
 雪山のホテルならぬ、精肉工場の冷蔵庫で。


11.6~最強の現金強奪犯 [DVD]

フランソワ・クリュゼ,ブーリ・ランネール,コリンヌ・マシエロ/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 フランスで実際に起きた現金強奪事件の映画化。
 説明的な副題に「最強の」と付いているのは、主演が『最強のふたり』のフランソワ・クリュゼだから。

 なのだが、
 コレがなかなかケイパーモノとしては異色とゆーか桁違いで。
 1160万ユーロもの大金を、単独で、銃器も人質も使わず強奪してしまう。
 現実がフィクションを悠々と超えた、驚愕の事件である。

 が、
 じつは判らないことだらけで、
 大半が謎のまま、とゆーのもまた、珍しいケースで。
 それもそのはず、
 事件が起きたは、09年。
 つい最近、犯人が刑期を終えて出所してきたばかりとゆー、まだホカホカな状態なのだ。
 おそらくこの先、
 事の顛末や、何が真実で虚構なのか、わかるだろーから、
 そんな楽しみの為にも、オススメである。


 戦役から帰還後、PTSDを負った三人の隊員は、それぞれ個別にカウンセリングを受けていた。
 そんな三人が偶然載り合わせたエレベーターが急停止して…。

 とゆー、シチュエーション・サスペンス。
 PTSDをこーゆーネタにするのもどーかとおもったが、
 寧ろ、ここまでポピュラーで深刻な問題なんだってことか。

 おそらくかなりの低予算で作ったのだろーが、巧みな演出が切迫感を生み、飽きなかった。
 只、
 状況がバレてからの方が失速してる、かな。

 一人一人で実行すれば、余計な問題が起きなかった気も…。


ダーク・タイド [DVD]

ハル・ベリー,オリヴィエ・マルティネス/ファインフィルムズ

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 ハル・ベリー主演の、シャーク映画。

 サメが出てくる海洋サスペンスなら、
 誰もが『ジョーズ』を思い描くし、その殆どが亜流的作品になってしまうものですが。
 コレはちょっと毛色が違う。
 サメが住む海の光景を、ダイバーの視点から映しており、
 おそらく実際に撮影したのだろう、
 リアルで美しく、迫力のある映像となっている。
 が。
 それがドラマ、映画として興味を引き付けるモノになるかは別の問題で、
 確かにそのままやったら『ジョーズ』だけど、
 この方向性が面白いわけではないな、とゆー、何とも複雑な気分を味わえる。

 牡蠣の密漁してる奴らがサメに襲われた、らしいんだけど、
 そのエピソードは本編とまったく関係ないしな。
 遺体を見つけて危険を察知するとか、密漁者に傷を負わされ凶暴になったとか、そんなのも無し。
 なんで入れたんや?

 ハル・ベリーが泳ぐ姿を撮ってほしかったのかな?
 この映画。


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by y.k-ybf | 2015-03-27 22:03 | 映画 | Comments(0)

POVな映画のまとめ、三本。


 両親の目前で忽然と一人息子が消失する事件が発生した、とある牧場。
 調査に訪れた一行は、更なる怪奇と遭遇する…。

 今では珍しくなくなったばかりか、
 低予算映画の定番になった感のある、このジャンルこのスタイル。
 わたくしは大好物なのでいくらでもおかわりできるのだが、
 それでもまたかと思いつつ観たら、期待以上に楽しめた。

 勿体ぶらず、結構早めに大きく仕掛けてくるし、
 ちゃんと環境や状況を広く、鮮明に映してくれる。
 このストレスフリーな感覚は意外に少なくて、
 展開も早く、次々と怪奇現象が起きる隙の無さが、新鮮でしたよ。

 そして驚愕のラスト、
 超時空・投げっぱなしーーー!!

 あのね、ここまでヤラれると、潔くて気持ちイイよ!
 テーマソングにのって選手が颯爽と入場して、、、そのまま帰ったーーー!! みたいな。な。
 マヂかっ!? と。

 やー痛快痛快。
 シリーズ化してほしいわ。

 不満な点も一応挙げると、
 全体的に人物が浅いままだったのと、秘密を隠してそーなヤツを詰問せず放置してる、とか。
 唐突に不自然な建物が出てくる、とか。
 そのへん、どーにかして欲しかったな。
 んで、
 「音」の迫力がイマイチ。
 このマイナス・ポイントがいちばん大きいな。
 コウモリが落ちるシーンは、もっと本気なヤツを流してほしかった。

 つか、
 イヤイヤそーゆー問題じゃねーだろ、アホか、と普通はおもわれるだろーが、
 わたくしは敢えて、
 そこがイイ、そこがスキ、と、おもふのですよ。

 そーそー、
 「スキンウォーカー」で検索するとすぐにわかりますが、
 オカルト界では有名なトピックで、この映画で取り上げてるエピソードも、実際の記録をモデルにしてるみたい。
 秘密の調査組織とか。

 マヂかっ!?



 こちらは至ってノーマルな出来の、ファウンド・フッテージ、ホラー。

 インドネシアのジャングルに生息するヒョウを保護する為、
 訪れたホニャララが、
 ホニャララしてホニャララする、ホニャララなストーリー。
 登場人物は4、5人程度で、
 舞台はほぼ全編、どこで撮っても同じジャングルの中×昼夜、とゆー楽チンな設定。
 しかも動物観察&保護がメインなので、暗視カメラも定点カメラも不自由なく使えます。

 こりゃ安く手軽に仕上がるわけだ!
 なんて云ってはダメ。
 映画の神様から、バチが当たりますよ。バチが。
 楽しみに観た映画がどれもクソゴミみたいな出来だったり、
 有料で作った会員カードの期限が切れて無効になっていたり、
 座席を予約した劇場が別の劇場だったり(実話)、
 後ろの席に座った子供に髪を毟られたり(実話)、悲惨な目に会うぞ!



 感想?
 クズみてーな映画だったよ。


ディアトロフ・インシデント ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]

ホリー・ゴス,マット・ストーキー,ルーク・オルブライト,ライアン・ホーリー,ジェンマ・アトキンソン/ワーナー・ホーム・ビデオ

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 なんと、レニー・ハーリン監督の、ファウンド・フッテージ。
 ご心配なく、ホラーです。
 新しいジャンルも定着すればマイナーはメジャーとなり、量産される。
 拡大されればされるほど、核とゆーモノは見えにくく、薄くなる。

 ソビエトで実際に起きたディアトロフ峠事件を題材としており、
 その研究取材へ向かったアメリカの大学生が残した映像データを云々、とゆー、モキュメンタリーっぽい作り。

 悪くない。
 悪くないけど、面白味もなく進行してゆく。
 まるでオカルトなど興味がないよーに。
 人物の会話や交流はスムーズで、さすがに巧いなとおもふけど、
 そこスルーしちゃうんだ? とか、すんなり辿り着けるんだ? とか。
 どーにも物足りない。
 映像もプロのカメラマンが撮ってるみたいに鮮明で、画角もバッチリ。
 うん、
 それは間違ってないけど、正しくもない。 (設定がプロだとしても。)

 極めてがっかりするのは、
 後半の、ラストへ繋がるある展開。
 も、ここで完全にファウンド・フッテージから劇映画へと変貌してしまう。
 こーなるか、と。
 こーなるわな、と。
 ストーリーが問題ではない。
 急に都市伝説へ傾きだすラストと、あのオチは、、、ま、いいとおもいますよ。
 らしいと云えば、らしいし。
 それよりも、
 抜いちゃいけないものを抜いて、足しちゃいけないものを足す感覚がね、たいへん残念でした。

 そこを工夫するのが、このジャンルなのに!


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by y.k-ybf | 2015-03-27 21:40 | 映画 | Comments(0)

韓国の映画、まとめて三本。


悪いやつら [DVD]

ハ・ジョンウ,チェ・ミンシュク/ファインフィルムズ

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 多くの方が指摘されているが、
 まさに、
 韓国版「仁義なき戦い」。それも山守組長が主役の。

 荒々しく、エネルギッシュで、
 ズル賢く、非道なヤクザ世界を堪能できる。
 韓国は儒教が根深く浸透しておるから、あらゆる面でややこしくなるんだな。
 面白いのは、
 その風習を巧く利用してのし上がる主人公のおっさんは、
 結局ちっとも儒教的な教えは守らず、騙して裏切りまくって、自分は教会へ行くのな。
 小悪党ぶりに、感心すら覚える。


 「救急車」って人気グループのニセモノが出てきますが、彼らは「オジャパメン」のヒトらだね。
 ホントに人気があったんだな。。。


ザ・ファイブ-選ばれた復讐者- [DVD]

キム・ソナ,マ・ドンソク,オン・ジュワン,イ・チョンア/エプコット

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 凶悪な連続殺人犯によって、理不尽に家族を奪われた女性が、犯人へ復讐を誓う。。。

 ちょっと前にも似たよーな映画を観た気もするが、気のせいだろう。
 韓国映画の、サスペンス。
 気のせいだ。

 ストーリーも描写も含めて、悪くない映画だったけど、ちょっとマンガっぽいかな。
 ハードではあるんだけど構成が巧妙過ぎて、なかなか物語に入り込めなかった。
 と、
 勝手なコトを抜かしておりますが、コレを日本でやってたら、たぶん絶賛してますよ。
 それぐらいレベルが高い上での、感想。

 重傷を負って車椅子になる主人公や、
 乳ガンの手術跡を見せる女性とか、ちゃんと踏み込むし。

 「地獄へ落ちますよ?」
 「ここが地獄よ」、なんて会話とか。
 「神様の仕業なら、その神様も殺すわ」とゆーそのターゲットが、アーティストで創造主を気取っていたり。
 日曜大工のオーバースキルで拷問道具を作ったり。

 さすがに、盛り過ぎなんだけどね。


殺人漫画 [DVD]

イ・シヨン,オム・ギジュン,ヒョヌ,ムン・ガヨン/アメイジングD.C.

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 なんだこの一昔前の怪奇マンガなタイトルわ?
 そしたら原題が『キラー・トゥーン』なので、直訳なんだね。失礼しました。

 Web漫画の通りに起きる、殺人事件。
 疑いは作者である女流漫画家へと向けられるが…。

 とゆーね、
 媒体がWebになった点が新しく、
 それがまたアメコミに近い、リアル系のオールカラーで、じつに面白そうな漫画なんですが。。。

 映画自体は現実と漫画と、登場人物の現在と過去が入り乱れる、
 一見オムニバスのよーな、少し複雑なストーリー構成で、
 ぐいぐい促される魅力はあるのだが、
 その整理が若干雑で、とっ散らかった感じにおもえるのが、残念。
 このWeb漫画がどんな形で発表されてるのか、ろくな説明もないんだけど、
 事件との類似性に気付いたなら、
 フツー最初に全部調べない? 全部のファイルを。
 まるで現実とリアルタイムに発表されてるよーな描写にもなってんだけど、
 それが作者の意図なのか、霊の仕業なのか、演出なのか、判らない部分があるし。
 基本、
 謎が後出しジャンケンで、しかも嘘も混ぜてあるので、
 真相はコレですってやられても、
 へーーー、ぐらいにしかおもえんわ。
 あと登場人物が全員ロクデナシで、誰が主人公なのかわからん。

 とゆー、
 韓国ホラーでは平均的なレベルのモノでしたが、
 Web漫画はホントに面白そうだったのと、恐怖シーンも悪くなかったと、おもいますよ。

 ま、それより気になるのは、整形疑惑顔かなぁ…。


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by y.k-ybf | 2015-03-27 21:13 | 映画 | Comments(0)

『ダイバージェント』、観た。


 ヤングアダルト所謂ラノベ的な作品だと理解できるが、シリーズ化を狙って抑え過ぎたな。
 「ハンガー・ゲーム」でゆーと、ゲームが始まる前の訓練所で話が終わっとるがな。

 最終戦争後の未来の話で、
 残った人類を能力でクラス分けする、一種の管理ディストピア的な世界観。

 冒頭の、
 破壊され、放置された都市の映像はいいなとおもえたが、荒廃が中途半端。
 直せばまだまだ復興できるんじゃねーの? とゆー疑問がじわじわ。

 ストーリーのキモとなるクラス分けとそこから生じる反乱は、
 適材適所による効率化と、余計な格差と争いを無くすためのクラス化であろうが、
 うん、
 問題を矮小して悪化させてるだけだよね。実際、反乱起きてるし。
 で、
 このクラス分けでどこにも属さないと判断されるのが、「ダイバージェント」。
 抜き出た特徴がない、って、それは普通ってことだろーに。何故殺す?
 危険な状況の夢をムリヤリ見せて、
 「これは夢で、現実じゃない」と気付いたらアウト、ってのも、
 あんな状況と器具使っておいて、夢だと判断できない方が問題だろ。
 つかね、
 このクラス分けによる問題点と抑圧された状況ってのがイマイチ伝わってこないから、反乱の理由までぼやけるんだな。
 まだ、ダイバージェントが生き残るために反乱を起こすってなら納得できるんだけど。
 しかも、
 相手を思い通りに操作できる薬とゆー、
 ドラえもんみたいな未来アイテムがあるんですけど、
 うん、
 そんなアイテムあれば何でもできるよね? ヒトも殺さず、銃も使わずに。

 これは余計な話になりますが、
 どーせなら、
 ダイバージェントと認定されてクラスから除外された主人公が、
 ニンゲンらしい生活を取り戻すために、
 「普通」であるが故の知恵と工夫と勇気で立ち向かうプロットが、基本じゃねーの?
 「閉塞したクラスだと外が見えないし、理解できなくなる」とかさ。
 それはそれで、どっかで観た何か、だけども。

 ドラマを生む構図が弱いし、キャラの配置も、おかしい。
 突き落とそうとするヤツは、仲が悪かったアイツにするべきで、
 逃げる時に撃つアイツは、仲が良かったアイツにするべきでしょ?
 区別できるほどの個性もないんだけども。
 
 とゆー、
 最初から最後までストーリーと設定が噛み合わない、
 面白くない、じゃなくて、
 面白さがわからない、
 意外と珍しいタイプの映画でした。

 んで、
 本当にシリーズ化するんかな?

 あの電車は、何処へ向かうのか。


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by y.k-ybf | 2015-03-27 20:54 | 映画 | Comments(0)

『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』、観た。


【チラシ2種付 DVD付 映画パンフレット】スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号

東宝

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 毎年春恒例の、「スーパーヒーロー大戦」。
 今回の目玉は、
 幻とゆーか、雑誌連載で勇み足気味に登場「してしまった」、仮面ライダー3号。
 V3とは別の3号ライダーってことで、
 所謂ifストーリーに近いのだが、
 V3もしっかり出るし、「真の3号はナンチャラ」みたいな会話もあるし、
 そもそも3号が存在する明確な理由が語られないので、
 細かいコトは気にしてはいけない、いつもの仕様だ。

 で、この3号。
 デザインは旧1号のイメージをベースにしており、
 現代風なアレンジが「ザ・ファースト」っぽくもあり、サイクロンなカラーリングの車も含めて、嫌いじゃない。
 しかし劇中の役所が、
 1号2号を倒した敵と思わせて、味方のよーに振る舞うが、じつは敵で、最終的には味方になるとゆー展開が難解すぎて、
 わたくしは考えるのを止めて、観ておりました。
 ショッカー大首領が、
 「(俺が観たいので)ライダーGPを開催する!」、とか云うし。

 でも期待に応えてRXのライドロンが出たり、
 555とマッハの超高速バトルや、ブレイドがフューチャーされたりと、
 意外と楽しめるトコもありましたよ。

 それでも云っておかなければならないのは、
 子供を騙さず、ちゃんとロジックを作ってください。
 4号とか安易に広げないで。
 そんで頼むから、昭和ライダーのスーツをちゃんと作って!


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by y.k-ybf | 2015-03-24 20:34 | 映画 | Comments(0)

シャワーカーテンの向こうは『サイコ』だらけ。 沼の底は死体と車だらけ。シリーズ四本。


 いつもお世話になってます。
 WOWOWにて、「サイコ」シリーズ四作が放送されたので、観ましたよ。


サイコ [DVD]

アンソニー・パーキンス,ジャネット・リー,ヴェラ・マイルズ,ジョン・ギャヴィン,マーティン・バルサム/ジェネオン・ユニバーサル

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 アルフレッド・ヒッチコックが60年に製作・監督した、記念すべき1作目。
 さすがにわたくしも何度か観ておりますが、
 改めて、
 やっぱよーできてるな、と、感想を述べるのすら気恥ずかしくなる、傑作。

 最期に出てくる精神分析医(?)が、
 何故か、すんごいイキってて、なんだコイツ? とおもいましたが。
 探偵気取りか。


サイコ2 [DVD]

アンソニー・パーキンス,ヴェラ・マイルズ,メグ・ティリー,ヒュー・ギリン/ジェネオン・ユニバーサル

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 どーゆー経緯で作られたかわかりませんが、83年に公開された、続編。
 既にヒッチコックの手から離れておりますが、話は続いているのです。

 事件から22年後(実際の公開時期と同じ)、
 社会復帰したノーマン・ベイツは実家へ戻り、モーテルを再開させる、が、、、。

 意外とガッツリ続編なので驚きましたが、
 明かされる出生の秘密が些か唐突なのと、全体の仕上がりが八十年代のカラーまんまで、
 ヒッチコックが微塵も無いどころか、むしろホラー・ブームの影響下にある作品で、何とも複雑な気分になる。

 加害者と被害者家族の関係性だけ抜き取ると、普遍的なテーマではあるんだけど。


サイコ3/怨霊の囁き [DVD]

アンソニー・パーキンス,ダイアナ・スカーウィッド,ジェフ・フェイヒー,ロバータ・マクスウェル/ジェネオン・ユニバーサル

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 86年に作られた、三作目。
 主演であり、ノーマン・ベイツを演じてきたアンソニー・パーキンス自ら監督している。

 事件から社会復帰したノーマン・ベイツは実家へ戻り、モーテルを再開させる、が、、、。

 冒頭の教会のシーンから、とても分かり易いヒッチコックへのオマージュが。
 作りは完全にホラーへ移行しているが、一捻りある展開は面白かったな。
 ノーマンが聖母に間違われる皮肉とか。
 で、
 この皮肉めいた結末も、シリーズには相応しいとおもいましたよ。

 テレビ映画、なのかな? ついに九十年代へ突入ですよ。
 主演は変わらず、アンソニー・パーキンス。監督は別の方ですね。

 事件から復帰したノーマン・ベイツは、、、。

 今作はノーマンの過去の記憶がメインとなり、
 子供から青年期が描かれて、シリーズとして初めて母親が登場します、みたいです。
 初登場って気がしないので、確証はないんですが。
 只、
 この母親がちょっと若々しくって、なんかイメージ違うし、
 時代的にマッチしてないし、所々辻褄が合ってない気がして、テンションダダ下がり。

 本当の母親は、本当の母親ではないのが、本当でしたっけ?

 ラストも、ねぇ…。
 いわば、悪夢のよーな過去から救済される物語なんだけど、
 それにしても、いっぱい死んでるからねぇ!

 音楽は、オリジナルのバーナード・ハーマンに近くて、何気に良し。



 とゆー、「サイコ」シリーズ四作でした。
 歪んだモンスターを生んだのは誰か?
 ではなく、
 作ったのは誰か?
 って話だとおもいますが、だったら「1」と「4」だけでよかったのでわ…。
 つーのは結果論。

 因みに現在、「サイコ」のドラマシリーズってのが作られてて、
 それが前日譚、母親がベイツ・モーテルの営業を始める頃の話だっつーわけで。
 つかそれ、「4」でやってね?


 楳図かずおが古今東西のホラー映画を紹介する本がありまして。
 「サイコ」シリーズも取り上げられておったのですが、
 も、「嗚呼、可哀想なノーマン。ノーマンよ。誰にも理解されないで」って角度だったので、
 どんなシリーズなんや? と、疑問におもったものですよ。





Bates Motel: Season One [DVD] [Import]

Bates Motel/Universal Studios

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 こちらが、まだ輸入モノしかないけど、最新のテレビシリーズ。


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by y.k-ybf | 2015-03-16 10:57 | 映画 | Comments(0)

『曲がれ! スプーン』、観た。


 良い評判を聞かない映画なので、ハードルを下げて身構えての鑑賞となってしまったのは申し訳ないが、
 うー‥ん、
 何と表現すればいいのか。
 ヒドい映画はいろいろ観てきたけど、
 あっ、ヒドい! 事故った!! って実感はあるもので。
 今オレはヒドい映画を観ているのだなぁ…と、認識できたものだが、この映画には不思議とそれがない。
 はじめに断っておくが、面白くもない。
 面白くない。
 一度くらい、クスッと笑った気もするが、面白くはなかった。
 では何かとゆーと、無、である。
 無。
 只々ドラマが進行してゆくのを、何の感情も湧かず、見つめるだけの、無。
 不快感は、ちょこっとあった。
 劇中のテレビ番組「あすなろサイキック」が、
 あまりにも手抜きなセット、番組作りで、
 一昔前のテレ朝の深夜番組かってぐらいチープで、
 コレはなかなかのビックウェーブかもだぜ、と、(ネガティブな意味で)わくわくしたのだが、
 そこからまあ、つつーっと、
 つつーっと、
 紙飛行機が真っ直ぐ飛んで壁に当たって落ちたみたいな、何の沸点も淀みもない事態に。
 とゆーのも、
 前半の一時間がほぼ丸々前フリ扱いで、
 主役(であろう)長澤まさみと、ストーリーの中心(であろう)エスパーたちが、なかなか出会わない。
 出会わずに何をやってるかってーと、下準備のよーな前フリをだらだらと重ねているだけ。
 しかもテンポが悪く、不自然な芝居と演出ばかりが続く上に、ストーリーが遅々と進まない。
 さぞイライラするとおもふでしょうが、
 このやりとりがあまりにくだらないので、期待値がぐぐーっと下がって苛立ちが抑えられるとゆー、奇跡。
 奇跡が起きました。
 で、後半。
 やっと両者が出会い、ストーリーも展開するが、なんじゃそれ? って話でね。
 ストーリーもオチも弱いし、「物語の為の嘘」がアホ。
 んで、登場人物が全員バカ。
 エピソードの配置が雑過ぎるし、矢野顕子の曲もあんな雑に使うんじゃねえ!
 子供のストップショットも素人の撮り損ねみたいのじゃなくて、もっといい画を使ってくださいよ。
 何枚も何枚も微妙なショットが続くから、地獄の蓋でも開いたのかとおもったよ。
 んで、
 最期に本物のUFO出しちゃうと、この映画、全部が台無しになっちゃうから!
 ストーリー的に!!
 そんで魚武は仕事を選べ!!!

 ま、何がいちばん驚いたって、09年に公開されたってことで。
 もっと古い作品かとおもったよ。
 ホントに、ねぇ…。
 名前が売れてると、いまでも映画作れるんだね。
 小賢しいとゆーか、面の皮が厚いとゆーか。
 隠しネタ(キャラ)の配置は相変わらず品が無くて、も、露悪趣味の類。
 こーゆーのはさり気なく、ちょこっと映すから面白いんであって、がっつり見せるもんじゃない。
 観た後から知ったんだけど、
 あの軽トラのオッサンとかさ、あんな見せ方したら、も、本筋と絡んでるじゃん。
 ダメじゃん。
 他にも何やかやあるけど、も、ノイズと同じ。邪魔。

 とゆー、
 無と云ったわりにいろいろ挙がりましたが、
 や、ホント穏やかに、
 他人の子供の運動会のビデオを観てるよーな、無の感情で観れたんだけどね。

 (長澤まさみは、悪くなかった。
  上手くはなかったけど、こーゆーキャラを演じてるだけだから。アタマをカラッポにして。)


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by y.k-ybf | 2015-03-16 00:21 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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