<   2015年 05月 ( 11 )   > この月の画像一覧

『チャッピー』、観た。


【映画パンフレット】チャッピー

ソニーピクチャー

undefined


 ニール・ブロムカンプ監督、長編三作目となる本作。

 まず触れなくてはならないのは、
 一部で騒然となった、
 日本では修正された編集版のみの公開となった件。

 修正前と後で比べたわけではないので断定はできないが、
 おそらくココか? とゆー編集点は、観ながらも判った。
 (他の情報から推測しても、たぶんこの一カ所だけ。他にあったとしても気付きませんでした。)
 それは所謂ゴア描写で、時間にして数秒程度のカット。
 当然ストーリーに影響はないし、シーンの流れを壊すこともない。
 強いて影響を探すならば、
 あるキャラクターの残虐性を強調する効果は削いだことになるが、
 それは別のシーンでも描写されるので、ほぼ問題ないだろう。
 要するに、
 モザイクで隠すよりカットがベター、との修正判断だとおもわれる。

 そんなコトで騒いでたのか、
 ハイハイ、シネフィルシネフィルワロスw、
 と、
 片付けていけないのは、
 そもそもの原因が、慢性的な映画配給会社への不信に因るからだ。

 日本だけ公開されない、ソフトもでない、
 字幕がボケてる、吹替がナメてる等々、配給会社には散々泣き寝入りさせられた上での、今回の事態である。
 「以前からも日本で公開される映画の場合、何らかの修正を受けるのは珍しくないよ」と、
 訳知り顔で飼い慣らされた豚みたいな能書きを垂れるアホにも一理はあるが、
 本作のよーなメジャーで、ビックバジェットな映画でやるか? ってのが一つ。
 もう一つが、
 これが一番問題だとおもふんだけど、
 修正の件をろくにアナウンスしていないコト。

 この件を初めて知ったのは一般のツイートからで、
 確認のため公式サイトを見ても情報はなく、検索しても見当たらない始末。(※公開前の当時ね。)
 遂には監督本人へツイッターで確認する者が現れ、
 「何ソレ? 知らんがな」との返答を受け、
 更に騒動はヒートアップしてしまうが、
 試写を観た方々の好意的なリアクションによって、やっと事態は沈静化へと向かう。

 んだからさ、
 せめて事前にアナウンスと、可能な程度の説明を加えてくれれば、こんな騒ぎにはならなかったんだよ。
 例えばホラー映画のよーな、
 ショッキングなシーンが大前提にあるジャンル映画ならば、致し方ない場合もあろう。
 あくまで、ケースバイケースだけどな。
 モザイク掛けられて、ま、そーだろなと。
 でも『チャッピー』は、誰がどー見ても違うでしょ?
 そんな勝手が許される規模の作品ではないだろに。
 他人の唐揚げに勝手にレモン搾って、ナニ気が利く女風な顔してんだって話ですよ。
 ビデオテープを貸し借りしてる時代じゃないですよ、今。
 ネットで容易く海外の情報が集められて、監督とも直接交流までできるのに、
 こんな詰まらないことで自ら出鼻を挫くなんて、
 ソニー・ピクチャーズエンタテインメントには、本当に猛省してほしいなと願いますよ。

 さて、と。
 やっとこさ映画本編の話になりますが、これがド直球とも云えるストーリーで。
 人工知能として生まれたロボット、「チャッピー」の物語、と云えばそれまでなんだけど…。
 勝手に生むエゴ、
 勝手に育てるエゴ、
 勝手に殺そうとするエゴと、
 そこから生き抜こうとするエゴの戦いでもあって。
 言い方を変えると、「悪い子育て ザ・100選」みたいなお話。
 ストーリー展開が、テーマの複雑&深刻化を巧く回避してるのは、
 監督の業っつーか、狙いなのかもな。
 あんだけ重要だっつってたガードキーを持ち出しても大事になってるよーには見えなかったり、
 甘い描写も所々に残されておりまして。
 『第9地区』より一歩進んだか、半歩遅れたかは、観たヒトそれぞれかもしれんけど。

 ま、兎も角、
 チャッピーの愛くるしさと、
 リアル以外の何物でもない世界、近未来ヨハネスブルグの都市は、
 何時間でも観ていられるぐらい、わたくしには魅力的な映像でした。
 象徴的に何度も映されるヴォーダフォンの円柱タワーへ向かうシーンなどは、
 入るんだ!?
 と、妙に興奮を覚えましたよ。

 ヒュー・ジャックマンの悪役も、良かったな。
 やっぱりこのヒト、巧い役者さんですね。只のミュータントじゃないわ。
 一瞬だけ十字を切るシーンがあるけど、あれだけで彼のキャラは確定されるしね。
 ニンジャ役のニンジャや、しゅっとした野沢直子似のママも、本職じゃないのにハマってましたし。

 SF寓話の新しいスタンダードとなる一作ではないか、と。

 あ、でも、
 王道とゆーかベタ過ぎて、
 後半、も、笑っちゃったけどな。
 それもやるー、
 それもやるのかー、と。


 取り敢えず、
 無性にチャッピーが欲しくなる、
 そして抱きしめたくなる、そんな映画でした。

 ソニーは、ちゃんと謝れ。


[PR]
by y.k-ybf | 2015-05-31 15:16 | 映画 | Comments(0)

『トランスフォーマー/ロストエイジ』、(ここで爆発)、観た。(オマケで爆発)


 ブロロロロー…。 (無事に逃げられました。

 そんないつもの、マイケル・ベイ映画。
 こんなシーンが合間にCMを挿みながら、165分続きます。
 それが、
 『トランスフォーマー/ロストエイジ』。

 でもね、伝え聞いていたほどCMは気にならなかったな。
 とゆーのも、フツーに楽しめたから。
 だいぶ目が慣れたのか、演出が巧くなったのか。
 そこはさておき、
 ガッチャンガッチャン変形してバトるトランスフォーマーは、観てるだけで楽しいからね。
 正直、ストーリーはまったく理解できませんでした。
 スポーツカーの件辺りで、思考は停止させました。使うの勿体無いから。

 気になったのは、前作までのキャラをほぼ皆殺しにしちゃったトコロで。
 こーゆーの、
 シリーズへの愛情が無いなと、感じてしまいますね。
 せめて強敵と戦っての戦死とかならまだ納得できるんだけど。
 あとコンボイ司令官の性格が、かなりネジレておりまして。
 「人間めー!」とか、絶対言わせたら、ダメ。
 コンボイは、もっとしっかりしてます!

 つか必ず、
 毎回一度は立場的な窮地へ追い込むよね、マイケル・ベイ。
 どんだけ嫌いなのか。

 そして、中国問題併せてCM問題について。マイケル・ベイとゆー監督についてもですが。
 も、完璧と云ってもいいぐらい某宇多丸さんが解説しているので、そちらをお聞きくださいな。
 映画製作の現状に関しても、まったく同意です。丸投げです。
 そんで、
 『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』はオススメしますので、観てくださいな。

 んでね、
 中国の大都市や街並み、自然も素晴らしかったし、それがボロボロに破壊されるのも楽しかった。
 スポンサーやマーケットとして、如何に中国が重要なのかよくわかったけど、
 やっぱりどっか、バカにしてるよね?
 一昔前、日本の景気が良かった時に、
 規模こそ違うけど、似たよーな感覚で日本も描かれていた。
 ハリウッドに出てる出てるw
 なんて喜んでる場合では、ないかもよ。
 いろいろと。いろいろと。


[PR]
by y.k-ybf | 2015-05-27 21:19 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ダークスカイズ』、とか。家系って云うとラーメン屋さんみたい。四本みたい。


 とゆー、
 やる気のない粗筋で申し訳ないが、これわ面白かった。
 最初は家系のホラーかなとおもたが、だんだんと方向性が変わり、飛躍してゆく。
 シャマランの『サイン』にちょっと似ていると云ってしまうのはややネタバレになってしまうが、
 遥かに良くできてるので、安心したまえ。
 一つ一つの恐怖演出が丁寧でハズさないから、巧妙に緊張感が高まってゆく。
 家族間の愛情を、も少し上手く描けたら更によかったのだが。

 『セッション』の鬼コーチ、J・K・シモンズが意外な役で出てきますよー。


 とゆー、『ノア 約束の船』。

 このー、宗教ヒストリー映画っつーの?
 ストーリーも結末も、ほぼ大多数のヒトが知ってるので、楽しみドコロはその映像化に集約されるわけですが。
 箱船が出来るまでやら、動物が集まってくるやら、世界の成り立ちやら。
 CGで演出されると、
 ほへーっと、フレッシュな驚きではある。

 只、
 なんかこの説明聞いたことあるなーおもたら、
 「リングにかけろ」でジーザス・クライストが必殺パンチ「ネオ・バイブル」のときに、説明してくれてましたね。
 ありがとう、車田正美。

 つーわけで、
 自分の家族以外の人類を絶滅させて世界をリセット&救済したノアに感情移入などできるわけもなく、
 見守るしかない映画でしたよ。


 なのだが、
 これがまたヘンなサスペンスでね、
 捻って、捻って、捻って、捻ったら、いちばんシンプルなストーリーになっちゃった、みたいな。
 手応えの無さが、むしろ心地良いほどに。

 子供の誘拐事件が発生し、程なく容疑者も捕まるが、証拠不十分で釈放。
 時間ばかりが過ぎてゆき、父親は正気を逸した行動に…。

 強く頼れる父親のはずが、追い込まれてゆく姿をヒュー・ジャックマンが熱演しております。
 神の名を祈りながら、非人道的な行為を重ねるんだけど、
 そもそもの誘拐の理由も…、
 ってなシンクロが妙ではあるんだけど、そこにはあまり触れないのが、この映画なんだな。

 こんなに『300』ってツマラナかったっけ?
 とおもふほど、期待外れな続編でした。

 流血ブッシャー! な残虐超人による虐殺バトルがハデに展開されよーと、
 おっぱい祭であろーと、
 何だかエラく退屈だった。
 前作と比べて、明らかに方向性を間違えている。
 ストーリーとか理屈とか、どーでもいいとおもふんだけどね、このシリーズわ。


[PR]
by y.k-ybf | 2015-05-25 09:59 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『X-MEN:フューチャー&パスト』、とか。三本。(ウルヴァリンの爪の数に合わせて)


 前三部作からの流れを、タイムスリップとゆー荒業でリンクさせる本作。
 監督は出戻りのブライアン・シンガー。
 過去と未来で多数のキャラが入り乱れる、複雑な設定のストーリーを、まー見事にまとめてくれました。
 本来は二つの時間が同時進行である理由はないとおもふんだけど、
 展開の盛り上がりを併せるトコロなど、じつに巧い。
 センチネルの凶悪ぶりも素晴らしかったが、やはり秀逸なのはクイックシルバー。
 彼の暴れっぷりは最高で最強でしたが、出番が少なくてね。
 つか、いちばん役に立つから連れてけよ! と。
 (確実に、マグニートーより活躍できたよな。
  それと、オリジナルのセンチネルはあんな方法で無効化できるなら、あまり問題でわ…。)

 個人的にはセンチネルを作るトラスク博士がミゼット! ってのがまた良かったな。
 この心理的に根深い、説得力が。

 シリーズを総括した上、リブートさせるとゆー手法は「スター・トレック」に近いんですが、
 最良の選択の一つだったのでわ。
 過去編の続きが観たくなるし、
 あのエンディングは、ざっとしかシリーズを知らなくとも感慨深いしな。
 次作はちゃんと劇場で観たいとおもいまふ。


 再びパブ巡りにチャレンジしながら、ついでに、世界の支配を狙うエイリアンと死闘を繰り広げる。
 ウソみたいなストーリーの、アホみたいな映画。

 コレがね、
 コレが、惜しいっ!
 最期の二十分ぐらいまで、いいぞいいぞとおもいながら観てたんだけど、ラストがダメだった。
 そっちじゃねーよ!
 この一見脈略のない二つのストーリーも、途中までは巧く絡んでたんだけどなー。
 パブ巡りってのが凄く魅力的だし、
 エイリアンのロボット?が、これまた微妙な強さで、微妙に恐くて。
 最期なあ、
 友達は大切にしないと、アカンよ。
 んで、ビールは飲み続けないと。

 ロザムンド・パイクがヒロイン役ってのも、『ゴーンガール』観た後では、感慨深い。


天使の分け前 [DVD]

ポール・ブラニガン,ジョン・ヘンショー,ガリー・メイトランド/角川書店

undefined


 「天使の分け前」とは、樽でワインを熟成させる際に気化する数%分のことで、
 「天使が飲んじゃったんやな」とゆー、コジャレた意味。

 ワイン作りの映画かなとおもっておりましたが、ちょっと違いまして。
 ケンカばかり繰り返す男が、
 産まれた子供のため、悪循環な底辺の生活から抜け出そうと一計を案じる、そんなドラマドラマ。
 ドラッグ要素を抜いた『トレインスポッティング』と云いますか、
 うん、
 気持ちのいいストーリーでしたよ。


[PR]
by y.k-ybf | 2015-05-25 09:40 | 映画 | Comments(0)

『シグナル』、観た。


 どちらかと云えば『キャビン』に近いストーリーで。
 全体の雰囲気は、『激突』みたいな不条理系の70年代パニックムービーを連想しました。

 おもしろそーだと期待もしたが、
 でも予告以上のフレッシュな盛り上がりが本編にあるかな? とゆー不安もあって。
 ま、実際は不安の方が的中してしまったんだけど、
 SF短編映画としては、悪くないとおもいます。。。もちっと短くしてもいいけど。

 只、オチが、ね。
 オチっつーか、ゴールラインはそこじゃないとおもふんだ。今現在の感覚ならば。
 突き抜けたーーー、終わり。
 じゃ寂しいな。
 前半のフリがあまり活きてなかった気もするし、
 あと二つぐらい踏み込んだ先を、見せて欲しかったな。
 そもそも、そこまで斬新なオチではないんだから。

 病院とゆーか施設に保護されてからも、長い。
 真っ先に恋人と親友の安否を確認させないのも、観ていてモヤモヤした。
 結局、生きてたし、逃げてたしって、
 なんじゃそれ? と。

 改造されたアレは、皆川亮二の「ARMS」みたいで、カッコよかったです。

 話のタネにも、今のうちに観ておくのをオススメしますよ。


[PR]
by y.k-ybf | 2015-05-23 16:11 | 映画 | Comments(0)

『Zアイランド』、観た。


【映画パンフレット】Zアイランド 監督 品川ヒロシ  キャスト 哀川翔

KADOKAWA、吉本興業

undefined


 観ると約束したので観てきましたよ、品川ヒロシ監督四作目の映画、『Zアイランド』。

 いきなりだけど、だいたいの感想は前作『サンブンノイチ』と変わらない。
 よく出来てるのは認めるが、
 それが面白いとか好きかはまったく別の話で、
 今回もやはり好きにはなれなかった。楽しめなかった。
 個人的な感性の問題かともおもったが、
 「品川庄司」はそこまで嫌いじゃないし、面白いとおもいますよ?
 なのに何故、
 こーゆー形になると楽しめなくなるのか。

 …品川さん、
 映画と相性悪いんじゃないかなあ...?

 まず、会話が全員芸人喋りで、日常会話とは程遠いモノになっておりまして。
 すっごい不自然な上、まったく面白くない。
 面白くないから、
 リアリティのラインを脳内で変換しても、この芸人モドキな世界観を楽しめない。
 最初の女子高生の会話はホントに酷かったし、
 そっから島の男連中と絡む流れなど、目も当てられないほど酷い。
 後ろの席で観ていた若い男性のお客さんは、
 「貝社員」であんな爆笑してたのに、映画本編じゃ全然笑ってなかったからな。

 ストーリーは、
 ま、ざっと云うと、家出した娘を探しに島へ渡ったらゾンビだらけでした、って話なんだけど、
 まずストーリーの構成が悪くてね。
 このタイミングで過去のパート入れるぅ!?
 しかもそのエピソードが、そんな結末にぃ!?
 みたいのから、
 人物の地理的配置がよくわからなくて、
 ああ、みんな同じ町にいるのか、でっかい島だなあ、、、おもたら違ったり。
 女子高生のバトルシーンなんか、丸々必要ないからな。
 因みに、
 前作『サンブンノイチ』ではチャカチャカ・スロー満載のアクションでしたが、
 今作ではチャカチャカは封印、スローだけにしてる点は良いのですが、全部スローにしちゃってんだよな。
 ホントに、キメの全部がスローなの。
 あ、も、
 こーゆー特殊能力をもつミュータントなのかなってぐらい、スローの連続で。
 つくづくセンスねぇな、とおもふ。

 あとこれはネタバレになるけど、
 目的の家出娘が×××になっちゃうんだよね。中盤あたりで。
 これさ、
 彼女だけでも助からないとダメなんじゃないの? 物語的にも。
 彼女を助けるために主要な人物は動いてんだから。
 『プライベート・ライアン』で、ライアン死んじゃダメなんだよ、やっぱり。
 んで親子の愛情みたいのが描かれている、
 と云われれば、
 そーかもしれんけど、
 結局親子三人眉間をライフルで撃ち抜かれるわけで、そんな絵面を見せられて何を想えばいいのか。
 お約束のスローな映像で。

 さて、本作は「ゾンビ映画」とゆージャンルムービー。
 ゾンビが出てくりゃゾンビ映画ならば間違いはないだろーけど、そのジャンルムービーの魅力は一欠片も無かった。
 コメディに偏ってるから恐くもないし、そもそもそんな演出もしてないし。
 そんで、映画好きキャラみたいのがまた出てきまして、
 ゾンビ蘊蓄をペラペラ喋るんだけど、
 それが微妙に間違ってるし、
 それは「ゾンビ・サバイバルガイド」と『ゾンビランド』ですな。
 そーゆーのやりたかったんだな、品川さん。

 ゾンビ映画に細かいツッコミはしないけど、一つだけ。
 元々の発生源は宮川大輔が作った「怪しいドラッグ」なの?
 原因不明の流行風邪みたいな症状で町の病院がいっぱいになってたけど、
 全員がドラッグやってるわけないから、
 となると空気感染の可能性も高く、
 島に来た哀川翔らも感染しちゃうんじゃないの?
 ゾンビ関係なく殺された中野英雄も、何故かゾンビになってたし。
 ドラッグやってた奴だけ早く動けるって設定らしいけど、だいたいみんな、普通に動いてる気もしたし。
 その辺、曖昧っつーか、雑。

 そろそろ良い点の話に移りますが、
 哀川翔や鶴見辰吾らベテラン勢が中心にいるだけで、作品が安定してみえるのは流石だなとおもいました。
 湘南乃風のヒトも悪くなかったよ。役柄にぴったりでした。
 宮川大輔のゾンビは、唯一、笑えて恐かった。
 んで意外…でもないか、
 木村祐一の武闘派ヤクザも冷酷で良かった。ヒトデナシ感がよくでておりました。
 只ね、
 最初の襲撃シーンで哀川翔の右足をナイフで刺すんだけど、
 なんで足なんか刺すんだろ?
 殺す目的で襲撃してるんだから、トドメ刺せばいいのに。
 んでこの足でまた、
 神経やられたから刺されても痛みがない、とかゆーんだけど、そーゆーもんなんですかね。。。
 「北斗の拳」のセリフ・オマージュも微妙でしたし、
 仲間を裏切ってクスリを独占して大儲けじゃー、ってのもあまりに短絡。
 せめてそれからどーするかって説明があれば、中野英雄が殺される理由にもなるのに。
 つかね、
 こ・れ・ほ・ど・説明セリフばっかりの脚本なのに、
 また説明してるよ! って辟易するぐらいなのに、肝心なことは説明しないんだよな、この映画。
 も、バカじゃないの、この脚本のヒト。

 あ、カーアクションやスタントは素晴らしかったです。
 スローは余計ですが、見応えあります。
 ゾンビメイクやゴア描写もかなり良くって、
 なんでコレが恐くないのか不思議なぐらいなんですが、
 それはさておき、みんな耳ばっかり噛じるのは、きっと美味しいからなのでしょう。

 とゆーね、
 芸人喋りなコメディ要素とスロー演出を全部ぶっこ抜けば、もっとマトモな映画になるとおもふし。
 じつは品川ヒロシに悪い印象がない方が観たら、けっこー楽しめるんじゃないかな? ともおもえる、
 そんなポテンシャルだけはあるので、
 どーか映画館でチャレンジしてみてくださいな。

 わたくしに言えるのは、それだけです。


[PR]
by y.k-ybf | 2015-05-21 21:24 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『バックコーラスの歌姫たち』、とか。三本。


 バックコーラスを担った女性シンガーたちの、栄光と挫折を追ったドキュメンタリー。
 リアルな『ドリームガールズ』みたいな。

 栄光と云ったけど、殆ど挫折とゆーか影の歴史で。
 実力は抜群にあったとしても、表舞台で成功するとは限らない。
 スターとは何か? を問うた作品でもある。
 個人的にはガールズポップグループは大々好きで、
 一時期どハマりしておりましたので、音楽的にもたいへん楽しめる映画でした。


パピヨン スティーヴ・マックィーン没後30年特別愛蔵版 [DVD]

スティーヴ・マックィーン,ダスティン・ホフマン,ロバート・デマン,ウッドロー・パーフリー,アンソニー・ザーブ/キングレコード

undefined


 スティーブ・マックイーン、ダスティン・ホフマンW主演の、地獄のよーな刑務所からの脱獄映画。
 古典的な名作なので説明する気も起きませんが、
 兎に角、脱獄を計画しては失敗し、計画しては失敗する映画で。
 象徴的なテーマで、男性が好みそーな映画だなと、おもいました。
 すいませんね、こんな感想で。


 ラストシーン、
 印象的な名場面ですが、海面に何やら…。
 いやいや、
 きっと気のせいであろう。


俺たちスーパーマジシャン [DVD]

スティーヴ・カレル,スティーヴ・ブシェミ,オリヴィア・ワイルド,ジム・キャリー/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

undefined


 「俺たち」シリーズではない、「俺たち」コメディ映画。
 主演がスティーヴ・カレルで、共演がスティーヴ・ブシェミ。

 あー、安っぽくてベタなストーリーだから十年ぐらい前の映画かな? おもたら、
 13年公開と聞いてビックリ、するよーな、映画でした。
 粗筋をちょっと説明するだけで結末まで読めてしまうほどシンプルなので何も云いませんが、
 ライバルのストリート・マジシャン役に、ジム・キャリーが出ておりまして。
 あんまりな役柄に、
 しばらくジム・キャリーだとは気が付きませんでしたよ。


[PR]
by y.k-ybf | 2015-05-15 10:48 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『メトロ42』、とか。六本。六本木心中。


メトロ42[DVD]

セルゲイ・プスケパリス,アナトリ・ベリ,スヴェトラーナ・コドチェンコワ/エイベックス・ピクチャーズ

undefined


 ロシア産の、パニック映画。
 老朽化した地下鉄のトンネルが決壊し、河川の水が流れ込み、、、
 とゆー、
 王道中の王道なパニック映画ですが、これは素晴らしい、良作。

 地下鉄が浸水するとどーなるか?
 それをわざわざ乗客が満載の車両で描写するから、まーどエラいことに。

 主人公家族の不倫話はあまり活きてなかった気もするが、
 お金とCGはこーやって使うんじゃい、とゆーお手本のよーな映画でした。


 チェコのヤン・シュヴァンクマイエル監督の、実写と写真や絵を織り交ぜた切り貼りアニメ。

 まーなんとも教養のない表現になってしまいますが、
 どシュールなユーモアがミチミチしている世界観の、アートな映画。
 冒頭から監督自身が登場し、
 予算がないから役者を雇えなかったとか、切り貼りアニメはすぐ時間が足りなくなるとかの愚痴から始まり、
 現実と夢の合間をスイスイっと泳いでゆく。

 正直、ストーリーは表面的な部分しか理解できなかったけど、
 心理学をおちょくるのとか、楽しかったですね。ええ。


ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組 [DVD]

ジョシュ・ハートネット,スカーレット・ヨハンソン,ヒラリー・スワンク,アーロン・エッカート,ミア・カーシュナー/東宝

undefined


 『ゾディアック』に続き、こちらも実在の未解決事件を元にした映画。
 後から気付いたんですが、監督はデ・パルマなんだな。

 二人の元ボクサーの刑事がコンビを組み、
 更に女性一人を加えて三角関係で暮らし始めるとゆー、あだち充チックなこの映画(ウソ)。
 未解決だから、とゆーのは理由にならないとおもふが、
 分かり難いし、ノリ難い。
 時代に合わせて意図的にビンテージ感のある映像も、逆に単調におもえたな。


ニューヨーク 冬物語 [DVD]

コリン・ファレル,ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ,ラッセル・クロウ,ジェニファー・コネリー,ウィリアム・ハート/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

undefined


 某映画サイトにて、デンプシーロール並に叩かれていた本作。
 どんなもんやろとワクワクしながらの鑑賞となりましたが、
 原作を知らないと、意外にフツーでしたね。

 や、
 白馬がニューヨークの街を飛ぶヴィジュアルは酷かったし、
 前髪垂らしてカリアゲのコリン・ファレルは気持ち悪かったし、
 凶悪なのに勤勉な悪魔のラッセル・クロウや、
 裸電球をチンチンしながら「線から出るなっつーの!」と怒る魔王のウィル・スミスは共にバカみたいだったけど、
 よくあると云えばよくあるファンタジックな物語だな、と。

 只、
 コリン・ファレルがさっさと馬に乗って街から出れば、誰も死なずに済んだんだよな。
 世界を救う、とかゆー話でもねーし。


 キアヌ・リーブスの新作とはまたべつの、愛犬家映画。
 愛犬家…。

 ダウナーな、気だるい感じで淡々とストーリーは進むが、ヒトはキッチリ殺☆害してゆく、
 じつはかなり恐ろしい内容で、
 パートナーとも強い友情があり、サイコパス・バディムービーとゆー、フシギなジャンルを醸し出している。
 キレ過ぎてぼんやりしてる主人公が、
 立ちふさがるゲスな奴らを殺しまくるですよ。

 とゆー説明だと、なんだか愉快な映画と錯覚するかもしれませんが、
 とにかく、だる~んとした雰囲気のまま、スッキリしないラストを迎えるわけで。
 まま、全体が悪夢の中のよーな、映画でした。


サファリ [DVD]

ム・アーゲッツシンガー,ロッキー・マイヤー,クロエ・カービィ,ロバート・パーマー・ワトキンス,カール・ブーク/TCエンタテインメント

undefined


 アフリカのぉー、
 大草原のぉー、
 荒々しい獣たちとぉー、
 生で近付けるツアーにぃー、我々は参加したのだがぁー、
 途中、現地の少女を保護し、急遽、病院へ直行するもぉー、
 乗っていた車が走行中に故障、
 我々はライオンやハイエナが生息するハンティング・エリアでぇー、立ち往生を強いられるのであった。
 サファリのど真ん中、ここをキャンプ地とす!

 そんな、どうぶつ王国のファウンド・フッテージ型スリラー。

 正直、
 か・な・り・開き直った作りで、何で撮影してるの? みたいなツッコミも、殆ど無い。
 そればかりか、
 みなさん、ちゃんと空気を読んでくれまして。
 そろそろ展開が欲しいなぁとおもったら、
 崖から落ちたり、銃を暴発させたり、痴話喧嘩やプロポーズと云ったイベントまで用意してくれます。
 あ、定番のボインの女性もしっかり参加しております。
 元気などうぶつたちのお食事シーンもありますが、
 そこもファウンド・フッテージらしく、
 見えそで見えないノイズがガガガっと入りますので、お子様も安心です。

 そんな愉快などうぶつたちと、
 愚かなにんげんたちのサバイバル・スリラー、『サファリ』。
 みんな観てね~♪


[PR]
by y.k-ybf | 2015-05-10 11:47 | 映画 | Comments(0)

今だ! 必殺! 大雪山颪!! 『アナと雪の女王』、観た。


アナと雪の女王 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

クリステン・ベル,イディナ・メンゼル,ジョシュ・ギャッド,ジョナサン・グロフ,サンティノ・フォンタナ/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

undefined


 昨年、外から眺めるとやや引き気味におもえるほどの特大ヒットとなった、『アナと雪の女王』。
 劇場では「一緒に歌おう」なんてイベントや、コスプレしてるお子さんやら撮影会などもあり、
 それらを実際、目の当たりにしては感心したものでございます。
 なので、
 今更観たからと云って何かあるわけでもなく、
 只々よく完成されたミュージカル・アニメーションだな、と、おもふばかりでございます。

 ネタバレもしてしまふけど、
 王子とキスをしないのは、なかなか衝撃ですね。
 救い、
 救われるのは、もっと別の「愛」なんだと。
 ディズニーが作る、「現在の物語」は、これなんだと。

 いくつか批判も耳にしましたが、
 確かに、ストーリーは弱く、唐突でもある。
 しかしこの作品はミュージカルで、
 音楽と映像の快感を楽しむモノだから、微々たるマイナスポイントでしかない。

 や、ホント、
 ミュージカル・アニメーションとしては、最高だとおもいますよ。
 楽曲のアガり感がハンパないもの。


 字幕、吹替と両方観たけど、個人的には字幕のが良かったかな。
 つか、これは両方観るのがベスト。
 松たか子、神田さやかも悪くなかったし、オラフはピエール瀧の声のがいいな。


 あのピエール瀧が、ディズニーアニメの声を当てている、この事実。


[PR]
by y.k-ybf | 2015-05-10 10:16 | 映画 | Comments(0)

『シベリア超特急』、水野晴郎with稲川素子劇団。三本。


シベリア超特急 特別編集版〈豪華愛蔵仕様〉 [DVD]

水野晴郎,かたせ梨乃,アガタ・モレシャン,シェリー・スエニー,西田和晃/エスピーオー

undefined


 そっち系の映画の代名詞として、かならず名前が挙がる本作を遂に観るコトとなった。
 わたくしもそれなりの数の映画は観てきたし、クソと呼ばれる類のモノも多く観てきた。
 「松本人志の映画はそこまでヒドくないですよ?」と、
 カプチーノを傾けながら、穏やかに応えられるよーにもなりました。
 いまならどんなモノでも受け止められよう。
 するっと身をかわして首筋に手刀を当てて、思う存分、脇腹を蹴り上げよう。
 そんな気持ちでおりました、
 『シベリア超特急』を観るまでわ。

 ぐはっ(吐血

 冒頭、
 水野晴郎演じる「山下奉文陸軍大将」の経歴を、
 水野晴郎自身が説明するナレーションで、いきなりダメージをくらう。

 何故主演のキャストが、
 「自分自身」にナレーションをつける?
 そしてタイトルでもあり、ほぼ映画全編の舞台でもある「シベリア鉄道」のチープさ。
 普通、セットの車両を使用する場合、
 とにかくまずやらなくてはならないのは、車両が走行状態にあると錯覚させる為、揺らすこと。
 痴漢電車モノのAVですら怠らない、
 初歩中の初歩な効果であるが、それすらもない!
 バックは、暗幕だし!!
 (ラストにおける、箱庭感の演出とも強引に解釈はできるが、
  そこ、カットしてるバージョンもあるからなぁ…)

 そこへ、山下奉文陸軍大将(水野晴郎)登場。
 第一声を聞き、わたくしは考えるのをやめた。 (大気圏外へ打ち上げられたカーズのよーに。
 コレは、抵抗してはいけない代物だったと、やっと気が付いた。
 も、
 全身の力を抜いて、身を委ねなくてはならない、と。
 様々な疑問やツッコミや悪態や罵倒が、わたくしの脳裏に飛来しては泡のよーに消えてゆく。
 もう戦わなくてよいのだ。
 貴方がそう望めば、戦争は終わるのだ。
 クエスチョン・マークで真っ黒になったメモと、ビデオのリモコンを傍らに置き、
 『シベリア超特急』の終劇と共に目を閉じようとした、
 まさにその時!

 ぐはっっ(吐血。二度目

 これか、、、これなのか。
 『シベリア超特急』、イヤ、『シベ超』が語り草となり、
 そのクソみてーな栄誉を一身に受けることとなった理由わ!

 嗚呼、ダメだ。
 コレは、ダメだ。
 とてもじゃないが、直視できない。
 こんな、
 最近ブレイクした芸人のネタをハンズで揃えた衣装を身に纏い忘年会で披露したらマイクがハウリング起こすぐらいスベった上に逆ギレしてしまうド素人の芸に匹敵する、
 痛々しい芝居は観るに耐えない!

 リアルな悲鳴と三度目の吐血を吐いた頃、やっとホントに映画は終劇を迎えた。
 カーテンの隙間から差し込む朝日が眩しく、
 「あしたのジョー2」の矢吹丈のゲロみたいにキラキラしている。

 朝方観たのはウソだが、そんな気分だ。
 生きてるって素晴らしい。
 戦争反対。
 ヒットラーもスターリンも信用できない!

 若干、脳みそが洗濯されたよーな気分だが、
 無事、『シベリア超特急』の鑑賞を終えた。
 これはこのまま、そっとしておこう。
 わたくしが安易に触れるレベルではなかった。
 速やかにディスクを取り出して、近所の神社でお祓いでもしてもらおうとすらおもったが、
 まだ『シベリア超特急2』と『シベリア超特急3』が残っている。

 観なければ、
 観なければなるまいよ。
 わたくしは再びリモコンを握り締め、再生ボタンを押すのであった。。。


シベリア超特急2 完全版 [DVD]

淡島千景,草笛光子,光本幸子/パイオニアLDC

undefined


シベリア超特急3 [DVD]

三田佳子,宇津井健,内藤武敏,真柄佳奈子,江成大輝/IMAGICA

undefined


 『2』は、
 洋風なホテルが舞台となり、「かまいたちの夜」みたいでした。

 『3』は、
 最初の十分以上はある長回しに、
 何故か観客のわたくしの方が、ハラハラしてしまいましたが、
 案の定、
 うろうろしてる水野晴郎本人が映り込んだり、撮影スタッフ(おそらく音声さん)がいたりと、
 常識なら撮り直し級の大失敗をしておりまして、
 流石だなと、おもいました。



 まだまだ続きがあるみたいなので、
 気がふ、
 機会があれば、チャレン
 罰ゲ、
 是非と。も
 、ん、観る、
 たらい いな、
 。


[PR]
by y.k-ybf | 2015-05-06 10:29 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧