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『イコライザー』


【Amazon.co.jp限定】イコライザー スチールブック仕様(アンレイテッド・バージョン) (初回限定版) (クロエ・グレース・モレッツ2L型ブロマイド付)[Steelbook] [Blu-ray]

デンゼル・ワシントン,クロエ・グレース・モレッツ,マートン・ソーカス/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 余裕のネタバレで話を進めますが、二つ、素晴らしい点があって。
 一つは、
 主人公側のニンゲンが、娼婦の一人を除き、誰も死なないこと。
 激情が物語を動かす単純な復讐劇にはせず、
 明確な目的と目標が提示され、尚且つ、完遂する驚き。

 始まってから30分ぐらいで当面の組織が壊滅させられて、
 何が起きるのかと、ドキドキしながら見守っていると、
 まー淀みなく抜け目なくストーリーは展開してゆき、
 ラスト、
 ロシアへ舞台が移ったときのカタルシスや、フワーーーッと何かの汁か声が噴き出すぐらいの、快楽であった。

 コレ、通常なら、
 ①敵との初戦。
 ②敵の反撃。
 ③ラスボスと組織の壊滅。
 と、
 シリーズ三作で描いてもいい内容なんだけど、一本でやっちゃうんだな。
 その内容密度の濃さ、テンポの良さには、新たな発明を体験するよーな驚きがある。
 凄いのは、
 この類の作品では目玉となるはずのアクションも、不要と判断したらバッサリとカットしちゃうし、
 しかもそれが主人公の神懸かり的な強さを裏付ける効果も生むから、
 も、惚れ惚れするほど見事な編集も堪能できる。

 そこを踏まえた上で、もう一つの素晴らしい点は、エンディング。
 正直、
 ここは『タクシードライバー』級に、しんみりさせてくれても誰も文句は云わないとおもふが、
 それでも多くの言葉や感情を呑み込み、
 「ありがとう。 いろいろと。。。」
 で、終わらせるクロエの表情!
 それに応える、デンゼル・ワシントンのはにかんだ笑顔!

 作って。
 早く続編作って!
 と云いたくなるほど、完璧なエンディングでした。

 去年、劇場で観てたら100点つけてたかも。
 とおもえる、傑作でした。

 DAKARA、
 新作は映画館で観ないとダメなんだよなー。


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by y.k-ybf | 2015-07-30 21:47 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『NY心霊捜査官』、とか。四本。


NY心霊捜査官 [DVD]

エリック・バナ,エドガー・ラミレス,オリヴィア・マン,ショーン・ハリス/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 原題は『Deliver Us from Evil』。
 「邪悪から我々を救ってください」、とゆー意味かな?
 邦題としては、使いにくいですな。

 実在する霊能者、ラルフ・サーキの手記を原作とした、オカルト・スリラー。

 当時は現役の警察捜査官でありながら、
 その霊能力でオカルト的事件も担当していたとゆー、
 変わり種とゆーか、じつにマンガチックなエピソードの持ち主。
 オカルトなストーリーでありながら、
 捜査モノとしても本格的で、
 主人公とパートナーのバディ感、相性がとても良かった。
 二人の存在が、この映画の個性にもなっている。
 もっと二人の活躍が観たかったぐらいだ。

 『セブン』を連想させるよーなストーリー展開から、
 お約束的…とまでは云わないが、
 結局、悪魔払いへ移行してしまうのが少し残念であるが、
 その刺激的なヴィジュアルの数々は印象的でした。


紀元前1万年 特別版 [DVD]

クリフ・カーティス,カミーラ・ベル,スティーブン・ストレイト/ワーナー・ホーム・ビデオ

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 園山俊二原作の『はじめ人間ギャートルズ』が、ハリウッドで再解釈されて、実写映画化。
 監督はローランド・エメリッヒで、
 CGもバリバリ使った一大スペクタル・アクション映画に仕上がっております。

 だがしかし。
 原作やアニメに慣れ親しんでいる世代からすると、
 ギャグ要素が一切省かれ、男女の愛情を軸とした本作には、抵抗を感じざるを得ない。

 ラスボスを、ホントに神様にしちゃえばよかったのにね。

 ドテチンのアレンジは、カッコよかったが。。。


 臓器売買の犠牲になるの? ならないの?
 な、お話。

 テレビの地上波で、
 コマーシャルを挟みつつ放送したら、意外と面白くなるタイプの映画だとおもふ。


 …感想は、フツーでした。


 家族同然に育てられた子が、外の世界を知り、出生の秘密に気付き…。

 とゆー、
 韓国産らしい、容赦のない犯罪サスペンス。
 ホントに、これでもかと追い込むハードなストーリーながら、
 犯罪集団なりの疑似ファミリー感もあったりして、恐ろしさとともに楽しめた。
 韓国の役者さんは、ハマったときのハマり具合が尋常じゃなく、
 フィクションがリアリティを超えるから油断ならない。

 古典的な父殺しの話でもあるし、
 血族の負の遺伝の話でもあるとおもふが、
 だったらラストの対決は、
 「怪物はオマエだー!」ぐらいの勢いはほしかったかも。
 ケジメとして。


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by y.k-ybf | 2015-07-30 21:39 | 映画 | Comments(0)

最終的にはだいたい一緒! スカーレット・ヨハンソンの映画、三本。


her/世界でひとつの彼女 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]

ホアキン・フェニックス,エイミー・アダムス,ルーニー・マーラ,オリヴィア・ワイルド,スカーレット・ヨハンソン/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 スマートフォンのOSに恋した男。
 とゆー設定ばかり先行してしまうが、
 むしろスタンダードな純愛映画で、
 近未来のテクノロジーの有様まで描いている。いや、現代の、かもしれんが。

 そんなバカな、とおもふだろーが、
 そんなバカみたいな感覚が恋愛だし、ニンゲンなのだとおもいますよ。

 ハッピーな時間と、
 ダウナーな時間の描き方が、エグいぐらい見事で、
 さり気ないSF表現も、逆に説得力があって良かった。

 誰とも話していないのに、何かと話している姿は、
 も、現実的だし、
 恋愛も含めたコミュニケーションの解析のよーでもあります。

 スカーレット・ヨハンソンのハスキーな声は、
 美声とはまた違うので、むしろ魅力的におもえました。

 これなら! と。


LUCY/ルーシー [DVD]

スカーレット・ヨハンソン,モーガン・フリーマン,チェ・ミンシク,アムール・ワケド/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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 な、
 だからリュック・ベッソンって嫌いなんだよ!
 とゆーわたくしのココロの叫びはさておき。

 もーさ、
 あの原始のサルが、イヤ。
 腹に埋め込まれた新種のドラッグが原因ってのが、アホ。
 最終的にはちょっと長いUSBになる、オチのバカバカしさ。。。

 エロい目的でスカーレット・ヨハンソンを使うのはまだ判るが、
 チェ・ミンシクを無駄遣いすんなよ。
 あざといなあ、ホントに。
 (モーガン・フリーマンは比較的なんでも出ちゃうヒトなのでスルー。)

 最期、敵が襲撃してくるけど、
 スカーレット・ヨハンソンが自分で倒せば、一瞬で済んだんじゃねーの?
 なんか無駄な死がゴロゴロしてたけど、
 それはいいのか? と。
 そんな世界中の期待をフルスイングで打ち砕く、コレジャナイ感!!

 つか、
 もう超メジャー女優なのに、こんなのに出ちゃうスカーレット・ヨハンソンがスゴい。

 こんなのって、どんなのってゆーと、
 「女性」の形をした宇宙人が、男をナンパして食べてゆく。
 そんだけの映画。
 しかも説明もないので、推測だ。

 スカーレット・ヨハンソンが、
 でっかい車を運転しながら、
 男に声を掛けて成功したり、失敗したり。
 それをドキュメンタリータッチに、じーーーっくり描く。

 ナンパに成功して家に連れ込むと始まる、
 お約束のストリップタイムが、
 だんだんと可笑しく感じて、楽しくなる。

 結局、
 ホントに何も説明しないし、何も判らないんだけど、
 これほど日常的なエイリアンモノは観たことないので、画期的なアイデアだとは、おもいますよ。


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by y.k-ybf | 2015-07-30 21:24 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『トゥモロー・ワールド』、とか。四本。


 アルフォンソ・キュアロン監督の、SFサスペンス。

 近未来の世界。
 出生率0%の子供がいない社会の閉塞感、終末感が、
 なんともリアルで、恐ろしい。
 分かり易く誇張はされてるんだけど、
 退廃とは異なる絶望のよーなものが、真に迫ってくる。

 そこで大きな効果をみせたのが、「長回し」とゆー撮影技術。
 今更この長回しのシーンについて説明などしませんがw
 カットの枠組みを消すことで、ここまで映画は変化するんだなと。
 これも映画のマジックの一つだなーと、改めて認識しました。

 長回しのシーンは全部凄かったけど、
 やはり圧倒されたのは終盤の戦闘シーン。
 豆粒みたいに破裂する銃弾が、たった一つでも当たれば死んでしまう緊迫の状況下、
 小さな一つの命がもたらした奇跡。
 敵味方で殺し合っていた人々が、
 銃を下ろし、それぞれ信じる神に祈りを捧げながら、小さな命を戦場から送り出そうする、
 あのシーンが、つよく胸に残る。


 ピンク・フロイドの発電所とブタのバルーンとか、
 ピンポン球とか、
 不意に挿入される、脱力系のユーモアもよかったな。


 もー、粗筋とヴィジュアルだけで、そこそこオモシロいだろ? と、確信できる類の映画で。
 実際、とても面白かった。
 安定の、韓国産クオリティである。

 監督は、なんと『トガニ 幼き瞳の告発』のファン・ドンヒョク。
 こんなのも作れるのかと感心しつつ、
 じつは、ベタにベタなベタ映画で、王道コメディでもあるのだ。
 この基本を外さない感じが、逆に新鮮で、楽しめた。
 あのオチも含めて。

 社会事情などもしっかり絡めてて、巧いなとおもたが…、
 そのわりに嫁姑問題はあっさりと片付けられて、あらら? と。

 深くは突っ込まないのだな。


 このゲームを作ったニンゲンのバランス感覚を疑いたくなるほど、
 次々と襲ってくる人災の腕を華麗に締め上げる、リーアム・ニーソン。

 犯人は誰だっ! と声を挙げたら、
 いちばん怪しいのはオマエだ! と返されてしまう、航空機サスペンス。
 細かい箇所が気になったので、
 二度ほど観てみたが、むしろ謎は深まるばかりで、
 そこはスルーなんだなと、気付きました。

 スルーが出来ると、とても楽しめるサスペンス映画です。

 劇中のメールの使い方が、巧いなとおもいました。


パトリック 戦慄病棟 [DVD]

シャーニ・ヴィンソン,レイチェル・グリフィス,チャールズ・ダンス/松竹

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 心霊病院モノかとおもたら、
 マッド先生モノで、超能力モノでした。
 リメイク、だそーです。

 なんか、
 『ジョニーは戦場へ行った』のその後のホラー版みたいな話で、
 怖…い、
 ですよね、確かに。

 とゆー、微妙な具合。
 だって、
 この場合で超能力とか使われるとさー、
 あ、そー、としかおもえんよ。


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by y.k-ybf | 2015-07-30 21:09 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『バトルフロント』、とか。四本。


 髪を伸ばした姿を見せては、我らを恐怖のズンドコへ突き落とす、ジェイソン・ステイサム主演、
 シルベスター・スタローン脚本の、サスペンス・アクション。
 元々はスタローン自身が主演するつもりで脚本を書いたらしいが、それをステイサムに譲ったそーで。
 「エクスペンダブルズ」からの縁だろーが、
 ストーリー設定からステイサムのが適していると判断したのだろう。
 それはとても正しい判断だとおもふし、脚本自体も、とてもユニークだ。

 敢えて、大袈裟に云わせてもらうが、
 スタローンのプロデュースとしての手腕は、見事であります。
 いつかちゃんと、評価されてほしいものだ。

 ストーリーは、
 もしも『わらの犬』の世界にステイサムが飛び込んだら? って感じの内容で。
 自分の娘がケンカでクラスメートのデブ男を怪我させたのを発端に、
 地元麻薬密造グループを壊滅させるトコまでスケールアップする、
 説明しながらもウソみたいなお話。

 それをスムーズに展開させるのが脚本の力であり、納得させるのが主演の存在なわけですよ。

 さておき。
 オープニングでウィノナ・ライダーの名前を見付けて、
 お、懐かしいなと、
 楽しみに観ておりましたが、ぜんぜん見つからないまま本編終了。
 スタッフロールで再度名前を確認するも、それでも判らずネットで検索してみたら、
 嗚呼、
 アレが、あのビッチビッチな役柄のビッチが、彼女だったのですね‥‥‥。

 無常。


アフガニスタン [DVD]

ナブ・サイダ,ベン・リットン,オーエン・アーサー,ニコラス・ベェヴェニー,ダニエル・フレイザー/アルバトロス

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 タイトルが変更されて、『アフガニスタン』になっておりますが、
 わたくしが観た時は、『パトロール』。

 イラク戦争で、現地へ派遣されたイギリス軍部隊の、過酷な実態を描く。

 と、
 こっから全力でネタバレな感想になりますが。
 おそらく、
 かなりリアルな「派遣部隊」の姿だと、おもわれる。
 戦場ど真ん中とゆーわけではないので、
 激しい戦闘も、何なら派手な展開もなく、ひたすら地味なパトロールが続くのだが。
 しっかり敵も潜んでおるし、戦闘もあるし、仲間も死ぬ。
 砂漠を這うよーに、一歩一歩、確認しながら行うパトロールは、次第に部隊を疲弊させる。
 そして、
 これは殆どの軍隊映画では描かれないタブーなのだが、
 最期、
 部隊はある決断をして、独自に撤退してしまう。
 明らかな軍規違反で裁判級の犯罪なんだけど、
 ここで描かれるモチベーションの喪失こそが、リアルな現実のよーな気がしますよ。
 誰もが戦いの意味を、見失っているのだ。
 そしてそれは、
 アメリカやイギリスだけの話じゃなくて、日本にも当てはまることに、なりつつあるのだなー。

 小作ながら、
 興味深く観ることができました。
 イギリス軍の装備の話とかも聞けますよ。


ディス/コネクト [DVD]

ジェイソン・ベイトマン,アレキサンダー・スカルスガルド,ポーラ・パットン/バップ

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 ヒトとヒトとの関わりが、ネットによって薄くなる一方で、
 普段では打ち明けにくいことも共有できるのが、ネットでもある。
 そんな関わり、繋がりを群像劇としてリアルに描いたのが、本作。

 邦画だと、『ふがいない僕は空を見た』が近いかも。

 家族との距離、友人との距離、仕事との距離。
 繋がりは、切れそうで切れずに、何かを残し、伝えようとする。
 当然のよーに、そこにあるものを気遣い、愛するのは難しくて、
 時間が必要だったりするのだね。

 ラストの一瞬に集約されるストーリー展開には物足りなさも感じるが、
 そーじゃなくて再生の話だからな。
 これでいいのだろう。


 そーゆー意味かと。

 現在、過去、そして妄想と、
 三つの映像と物語が入り乱れて進行するが、まったく混乱させない手腕は見事。
 むしろ感情的な部分を説明ではなく、
 幻想的な妄想で表現するので、分かり易くストーリーが展開してゆく。

 切ない物語ではあるが、幸せを探す、痛快な人間賛歌の話でもある。

 トラックの荷台に見る、
 父と姉の幻想の、なんと美しく切ないものよ。


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by y.k-ybf | 2015-07-30 20:55 | 映画 | Comments(0)

フジ・ロック・フェスティバル’15 行って来ましたよ。


FUJI ROCK FESTIVAL'15 オフィシャル・パンフレット

SMASH CORPORATION/リットーミュージック

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 今年も、
 フジ・ロック・フェスティバルへ、行ってきました。
 友人と二人で、
 たらふくメシを食べてきましたよ。

 参加したのは二日目の土曜日、7月25日。
 天候は晴れのち曇りで、一度も降られず、たいへん快適に過ごせました。

 今年のフジロックは全体に洋楽勢が少ないよーで、
 つか、
 そもそもアーティスト数が少なくなってる気もするが、
 その影響かはさておき、
 殆ど邦楽勢ばかり聴いた1日でした。


 初っ端は、例年ならグリーンから始めるトコロ、
 レッドの「GLIM SPANKY」が最初に始まるってんで、レッドへ移動。
 そしたらご本人がリハをしてる最中で、それを堪能してから本番へ。
 ハスキーな女性ボーカルと、
 ちょっと懐かしい感じのロック邦楽がイイ感じでした。
 まだデビュー間もないので、これからが楽しみです。

 次はそのままレッドに残り、「group_inou」。
 よく知らないけど、テクノポップで悪くなかったですよ。

 ホワイトへ移動すると、丁度「RIZE」が演奏しておりました。
 意外なことにフジロック初参加とゆーことで、へーっと眺めておりましたが、
 えらいもんで、
 あの小僧バンドがちと貫禄もついて、カッコいいの。
 演奏は荒いけど、いい曲もありました。
 ラストの曲で、
 お客さんを上げて何するかとおもたら、歌わせておりました。
 素人がフジロックのステージで歌っとる、フシギな光景w

 んで、
 ヘヴンへ移動すると、台湾の「Chthonic」が演奏中で、元ちとせがゲストで歌っておりました。

 その後に観たのが、「ハンバート ハンバート」。
 夫婦のデュオで、アコースティックなフォーク調の曲を演奏します。
 二人とも声に特徴があり、
 楽器もギター、ハープ、ピアノ、フィドルと多彩。
 んで、
 フジロックでは絶対聴けないであろう、「ロマンスの神様」をカバーしたり、
 ステージから降りて観客の中で演奏したり、トークもまったりしておりまして、
 やりたい放題の、楽しいライブでした。

 グリーンとレッドの間が想像より混雑してきたので、
 グリーンの「星野源」は諦めて、
 レッドの「ゲスの極み乙女。」へ。

 ライブの開始には間に合いませんでしたが、
 もの凄い人気で、屋根の外の外までヒトが溢れていましたよ、ゲスの極み乙女。
 人気者なんですね。

 そして、
 わたくし本日のメインは、岡村靖幸。
 内容は先日のソロツアーのダイジェスト&クラブ仕様みたいな感じで、安定のいい仕上がり。
 ホントに、このまま順調に復帰してもらいたいものです。

 続いてはホワイトへ戻り、「クラムボン」。
 ステージ近くなると「はなれ ばなれ」が聴こえてきて、出遅れたかーっとおもったらリハーサルでした。
 そしたらまだ時間があるとゆーことで、
 オマケで本番でもやらない「サラウンド」まで聴けて、大ラッキーでした。
 正直、クラムボンのライブはフジロックで何度か観ているので期待も薄かったのですが、
 個人的にはこのライブがハイライトで、素晴らしかった。
 抜群の演奏力と、無駄を削いだよーなシンプルな音の構成は絶妙で。
 生演奏で聴く、
 「バイタルサイン」の迫力!
 それと、
 本日二度目となる、フジロックで絶対聴けないであろう曲、「星間飛行」のカバー。
 やりましたよ、
 周りが誰もやってないのに、キラッ☆彡 って。
 やらないわけにはいかないからな!!

 んでラストは、
 そのままホワイトで、「BELLE AND SEBASTIAN」。
 しばらく聴いてないうちに、なんか音が優しくなったな、ベルセバ。
 だからと云って悪いわけではなく、
 余裕で、ユルくて、ホンワカしてる、いい演奏でしたよ。
 恒例の、お客さんをステージへ上げてのクライマックスは、
 予想以上の盛り上がりで、ボーカルの方がいじられまくるとゆーハプニングも。
 このライブも期待より良かったです。


 てなわけで、
 我々のフジロックはここで終了。
 いつものレッド前に移動して、踊り明かす若人を眺めつつ、野宿しました。

 今年はかなり多くのライブを観れたし、ベルセバ以外邦楽ってのも珍しいケースでした。

 帰りはお土産買うからとのんびりしてたら、スタッフの方に早く出ろと云われてしまいました。
 気がついたら、他にお客さん誰もいねーの。
 しーん‥と静まり返った会場も、また珍しい。


 来年もまた、行けたら行きます。
 行けたらいいな。


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by y.k-ybf | 2015-07-30 20:26 | 音盤 | Comments(0)

『バケモノの子』、観た。


【チラシ2種付き、映画パンフレット】 バケモノの子

TOHO

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 厳しい言い方になってしまうが、何もなかった。
 何も見付られなかった。
 まるで積み木を積み上げただけの不安定さを感じた。
 頭に浮かんだのは、
 細田守の周りには、否定的な意見を言えるヒトはいないのだろーか?
 ってことと、
 これが宮崎駿なら、
 ジブリなら、どれだけ魅力的に作っただろう。ってこと。

 リアルな渋谷の街並みを再現しても、
 今の渋谷に感じ入るものがないし、
 画一的なイメージでしか描いていないので、じつに面白くない。
 背景以外の何物でもない。

 バケモノたちが住む街も、
 一見、おおっ! とはおもったが、
 やはりタダの背景で、箱庭に描いた絵だ。

 何故そー感じたのか、説明は難しいが、
 一つ一つの形はいい積み木が、繋がらず、バラバラのまま積み上げられている。
 それは輪郭をなぞってるだけで、「一個」ではない。
 メインのキャラが、
 決してモブのキャラと交わらないよーに。

 あの細田守が、どーしてこんな描き方をしたのか、まったく理解ができない。
 フラットにすることで、
 それを最大限の効果として印象的な画をいままで見せてくれたのに、
 今回は只々フラットなだけなのだ。

 父と息子の話だと聞いていたが、
 そんなこともなく、
 これは親から逃げた「子」と、
 親がいなかった「子」が、年齢なりに成長するだけの話だ。
 そこへまた中途半端に現代の社会へ戻したり、さも何かの問題を描こうとする蛇足。

 ハッキリと不快におもふし、
 作品が解消してないストレスがダイレクトに伝わってくるんだな、コレが。

 まーこれから、
 好意的な感想も聞いて、しばらく時間も経てば、また印象も変わるとおもふが、
 とりあえず、
 初見の感想は、こんな感じでした。


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by y.k-ybf | 2015-07-22 20:52 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『オープン・グレイヴ-感染-』、とか。四本。


 なんとか穴から這い上がって、近くの屋敷へ向かってみたら、
 そこにいた連中も皆、記憶を失ってて。(一人だけマトモな奴は言葉を話せず、漢字しか書けないし。)
 誰が誰で?
 何が何?
 な、サスペンス・ホラー。

 針金で巻き付けられた死体、
 監視カメラ、鎖で繋がれた女、カレンダーの印、等々。
 次から次へと現れる謎に対して、展開のテンポが若干負けているのが残念で、
 過去のフラッシュバックも雑なのが気に掛かるが、
 インパクトは十分で、最後までハラハラと楽しめました。

 主演のシャールト・コプリーの、良さそうにも悪そうにも見えるイメージも、巧く逆手にとってますね。
 結局モヤモヤが残るので、スッキリはしないのだが。

 フランス語とラテン語は読めるのに、漢字は読めないのも、釈然とせんしな。


エリア0<ゼロ> [DVD]

キャサリン・ジギスムント,コーリー・アイド/TCエンタテインメント

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 原題は、『エイリアン・アブダクション』。
 たま出版もビックリな、直球タイトル!
 かと云って『エリア0』もだいぶどーかとおもふけど。

 本作は、
 オカルト界では有名な「ブラウン山の怪光現象」を題材とした、
 (宇宙人が)UFO(で地球人を)キャッチャー系の、ファウンド・フッテージ・ホラー。

 本日カメラマンを務めるのは、
 自閉症を患い、カメラ越しにしかコミュニケーションがとれない次男のお子様。
 宇宙人に追われたり、真夜中の山中を逃げ回ったりしながらも、
 絶対にカメラを手放さず壊さず、
 撮影を続ける強い意志を持ちながら、プロ級のアングルやズームもお手のもの。
 真っ暗な小屋の中からでも、逆光でも、原因不明のノイズにすら怯まないテクニックの持ち主。
 どーぞ、よろしくお願いします。

 そんなスゴ腕カメラマンの彼が撮影した、ブラウン山での不思議な出来事が、
 「最期」まで記録されております。

 ま、いつもの感じ、ではあるんだけど、
 勿体ぶる暇もなく、宇宙人の姿を映したり、
 突然、家族愛に目覚めたりしてくれるので、
 退屈しなくて、わたくしは好印象でしたよ。

 あのカメラの捨て方は、どーにかならんかったのか、とはおもふが。


ヒプノティスト―催眠― [DVD]

ミカエル・パーシュブラント,レナ・オリン,トビアス・シリアクス/TCエンタテインメント

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 スウェーデン産、ハード系のサスペンス。
 家族が惨殺されて、一人だけ一命を取り戻した息子は、まだ意識も混濁していた。
 そこで催眠療法の名医が呼ばれることになり…。

 ってゆーぐあいに、
 ストーリーはミステリアスに展開し、隠された陰謀的なモノへ広がるのかなー、
 とおもっていたら、意外と小さくまとまりました。

 考えてみれば、足の裏ぐらい気付けよって話だし。
 凶器とか指紋とか、身体の傷口とかで判ることばかりなんだよな。
 あの姉ちゃんも、何をそんなに怖がっているのか。
 喋れば済む話だろーに。
 と、おもふのは、刑事モノの観過ぎだろーか。

 夫婦倦怠モノとしては、よく出来ておりました。
 このババアの身勝手な考えとかな。
 な。


 予想不可能な角度を攻めてくるので、侮れない。

 サンタクロースの秘密が暴かれる!
 って内容なのだが、
 イヤイヤ、そんな邪悪な発想がそもそも無いから。
 フルチンの小汚いジジイを妖精だと云われても…。

 もっと血ミドロで凶悪な展開を想像していたが、
 まさか、お子様が主人公の映画とはねぇ…。


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by y.k-ybf | 2015-07-21 10:08 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『MONSTERZ モンスターズ』、とか。三本。


MONSTERZ モンスターズ [DVD]

藤原竜也,山田孝之/バップ

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 以前ここでも取り上げた、
 韓国映画『超能力者』のリメイク。

 けっこーショッキングな映画だったので、どー料理されるのかと期待半分で観たわけですが、、、
 ここまで違うモノになるとはなぁ…。

 原作のコミック?は未読なので、映画だけの比較になりますが、
 韓国版は、二人の能力者の対立と駆け引きに重きをおいてるのに比べ、
 日本版の本作は、
 それぞれ異なる理由からの、生存への執着が軸となっている。
 つまり、ドラマ性が増しているわけだが、
 だからと云って面白くなったわけでもない。

 Aが、ヒトを操れる能力者。
 Bが、その能力を唯一受け付けない、不死身の男。
 韓国版は、天敵であるBの追跡からAが逃げる形でストーリーは進むが、
 日本版は、天敵であるBを排除するため、Aが命を狙う、逆の構図となっている。
 このアレンジが、
 まー、巧くハマらなかった。

 そもそもAは、
 ほぼ無制限に複数のニンゲンを同時に操るチート能力なので、
 手段はいくらでもあるはずなのに、なかなかBを殺せない。
 それがストーリーを冗長にして、緊張感を削いでゆく。
 何度も何度も繰り返してBを試すシーンや、
 殺す殺す言いながら殺さない、
 拳銃を頭に突きつけても撃たない、撃てない、
 当てない、当たらないシーンの連続には、ホントげんなり&うんざりさせられる。
 コレがね、
 衝動的に芽生えた、能力者同士の仲間意識からくる迷いってゆーのなら、
 もう少し際立たせて、気付かせてくれないと。
 「AKIRA」の本(アニメコミック!)が重要なアイテムとして執拗に映されるけど、
 要するに、
 金田と鉄雄の関係をダブらせてるのか? いないのか?

 ラストのあの落下も、やる気が感じられないとゆーか、
 思わず『模倣犯』を連想してしまったが、
 なんとも着地点が判らない、リメイクでした。

 オマエがその本、持ってていいのかよ? っておもふよな、あの場合。

 Aが義足に変更されたのはいい演出だとおもいましたが、
 その身体的弱さが、
 逆に『アンブレイカブル』っぽさを強調してるのも否めないし。


 ガーゴイルと悪魔の人知れぬ戦いに巻き込まれるのであった!

 フンガー!

 とゆー、
 スタイリッシュな「フランケンシュタイン」のアクション・ホラー。(ホラー要素はないけど、一応ね。)

 ガーゴイル、いいヤツ。悪魔、わるいヤツ。
 戦いはニンゲンにバレると面倒なので、
 ひっそりと続けていたら何百年も経って、舞台は現代へ。
 決断力が皆無なガーゴイルの女王様のおかげで、
 事態は二度手間、三度手間になりますが、
 このガーゴイルが住む城と、悪魔のアジトって、徒歩で行けるぐらい近いのな。

 気付けよ、ガーゴイル。

 フランケンのフランケンらしさってのは、
 要するに、再生したボディ、魂の入れ物ってトコロなんだけど。
 それ以外はホント、タダの退屈なバトルモノ。
 中途半端な厨二病って感じに。


 『アンダーワールド』?
 アレのスピンオフらしく、世界観も繋がってるらしいですよ。
 知らんけど。


ヴァンパイア アカデミー 1 (ソフトバンク文庫NV)

リシェル・ミード/ソフトバンククリエイティブ

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 ソフトが見付からなかったので、原作の小説を。


 いろいろと映画を観ているうちに、
 どーしてもハマらないモノってのが、次第にはっきりとしてきた。
 とりあえず、
 ヤング・アダルト系、日本でゆートコロのラノベ系は、まずハマらないのが多い。
 その理由も大概はキャラクターの魅力不足で、
 残念ながら、面白がれないのです。

 さて。
 『ヴァンパイア・アカデミー』も、そんなヤング・アダルト系の映画化。
 ヴァンパイアの一族とその護衛たちを育成する学園が舞台で、
 面倒なんで簡単に喩えちゃうと、ヴァンパイア版「ハリーポッター」。(若しくは「トワイライト」版。)

 まー主人公の女子が、よく喋るし、よく説明する。
 テロップまで付けて話してくれるので、バカでも判る。(けど、記憶には残らない。)

 「絆」で結ばれた親友は王族のVIPなので、
 その護衛も兼ねており、格闘術をマスターしてるし、ヌンチャクも使う。
 男に負い目はないけど、年上のコーチには恋心を抱くし、キメるときはセクシーなドレスも着る。
 はいはい、と。
 充実充実、と。

 ま、本作の問題点はそこじゃなくて、
 まったく盛り上がらないストーリーなんだけどね。

 敵対するヴァンパイアってのが学園の外にいるんだけど、
 基本、主人公たちは外に出ないのであまり関係ないんだな。
 最初と最期にちょこっと出るだけで。

 ラスト、
 続編作る気満々な感じにしてるけど、
 本国アメリカでコケちゃったよーで、シリーズ化は厳しいみたい。

 先を計算して一作目のバランスを誤るパターンですな。


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by y.k-ybf | 2015-07-20 23:11 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『クリムゾン・リバー』、とか。三本。


 中途半端に観た時、なかなかおもしろいなとおもって早数年、
 やっとシリーズ二作を観る機会に恵まれましたが、
 うーん…、
 こんなんだっけ?

 ハードなゴア描写とゴシック感が特徴の、オカルト・アクション映画で。

 一作目は、
 血縁のタブーを破る、大学に隠された秘密に迫るサスペンスで、
 田舎ホラーの恐さもあり、楽しめた。
 大学の方針が、
 ナチスのそれと重なるのが、興味深い。
 別々の事件を捜査しながら、やがて一つになるストーリーの組立もよく出来ている。
 また、捜査官とのバディ感も悪くなかったのだが…。


 二作目は、
 オカルトとゴシック感は継承しながら、映画オリジナルのストーリーで、なんと脚本がリュック・ベッソン。
 しかし、その辺の事情は後から知ったので、
 わたくしのベッソン嫌いは関係ないのだが、
 んー…ん。

 キリストと十二使徒を絡めた、連続虐殺事件なんだけど。
 いきなりだが、
 このオチだと、放っといても犯人、自滅するよね?
 つか、
 あのペンダントみたいのがあれば、わざわざ危険を冒して、見立て殺人する必要ないよね?
 スーパーマーケットに真っ黒な法衣被って殺しにくる必要ないよね?

 それがカルトだって云えばその通りかもしれんが、
 だったらもうちょっと最期、上手くまとめて表現してくれたらよかったのに…。
 こっちはそもそも関連性が判らんし。
 結局、
 謎とか殺人はなんだったのよって印象しか、残らない。
 あのキリスト似の男も、殺されなかったしな。
 いいんだ、殺さなくて、って。

 や、まー、
 「バイオハザード」っぽい雰囲気は、詰まらなくはないんだけど。
 バディ感も無くなっちゃったしなぁ、

 んで、黒い神父さんにパルクールさせたのは、やりすぎ。
 しかもそのシーン、すげー長いし。
 この節操のないアクションの盛り方は、ベッソンっぽくてイヤだなあとおもたら、ベッソンだしな。

 そいや、あの書物も、何だったんですかね?
 死海文書?


アースレイジ 合衆国最期の日 [DVD]

キャスパー・ヴァン・ディーン,マイケル・ビーチ,サラ・リーヴィング,ブライアン・ヘッド,キース・メリウェザー/アルバトロス

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 粗悪なCGは最早アニメに見える、
 と、気付きました。
 それだけで、
 この映画を観た価値はあるとゆーもの。

 どーやらアサイラムが製作したよーですが、
 んー、
 この豪快さは嫌いじゃないけど、面白くする気がまったく感じられないのが、何か違う。ファニーじゃない。

 この違いは何かと考えてみたが、
 おそらくいちばん近いのは、笑いの好みの差、であろう。
 この芸人さん、人気はあるみたいだけど、どーにも笑えないんだよなあ?
 とゆー、
 それそれ。そんな感じ。
 アサイラムの芸風が好みと合わないの。


 あ、
 もう一つ、判ったことがあった。
 スローを多用する映画は、ろくなもんじゃない。


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by y.k-ybf | 2015-07-20 10:11 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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