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復活のシャマラン。『ヴィジット』、観た。


 原点の小規模ホラーへ戻ってきた本作は、正統POVスリラー。

 長い間(キロロ)、
 音信不通だったおじいちゃんおばあちゃんからのお誘いに、孫二人が映画製作ついでに初訪問!
 それが恐怖のサプライズ地獄の始まりであった…。

 丁寧過ぎて新鮮味に欠けている、
 物足りない、
 との意地悪な意見もあるでしょーが、
 何しろ近作がまるで上手くいってなかった分、
 これぐらいシンプルな作品の方が、リスタートには丁度いいんじゃないかな?
 捻り過ぎは、悪い癖でもあるからな。シャマラン。

 現代っ子の姉弟が、
 馴染みのない老人へ抱く、恐れや戸惑い、反発がストーリーだけではなく、テーマの軸にもなっておりまして。
 母親への「特効薬」や、
 幼い頃に別れた父親への複雑な感情など、間接的な影響で紡いでいる点は、よく出来てるなとおもいましたよ。
 勿論、恐怖の根源でもあるわけだけど。

 それと、
 現代っ子特有のユーモアが、かなり大きな割合を占めており、
 笑える作品にもなっているのが、特徴ですな。
 ま、失笑に近い類だけど、
 これが巧く恐怖へ切り替わるのが、シャマランの特性かと。

 ビックリ箱系のスリラーなのは否定もしないが、
 ある秘密が解かれた瞬間の、スリリングな空気には、ゾワッとしました。

 コレを味わうだけでも価値はアリ。
 余計な情報には耳をふさいだ方がいいですよ。


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by y.k-ybf | 2015-10-28 20:15 | 映画 | Comments(0)

『探検隊の栄光』を、ジャングルの奥地に、観た!


探検隊の栄光 (小学館文庫)

荒木 源/小学館

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 微かな記憶の話になりますが、
 水曜スペシャルの「川口浩探検隊」は、
 こんなにスゴくなかったし、もっとヒドかった、よーな気がするなぁ…。
 当時は、本気の夢中で観てたけども。

 信じる、とか、そーゆー気分でもないし、
 映画では「ムー」が絡んでたけど、オカルトとはまた別物だったと、おもふがなぁ…。

 この映画の視線って、
 どっちかってーと、嘉門達夫が歌にした「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」と、
 藤岡弘、の探検シリーズの印象が強いんじゃねーのかな、と。

 ま、それはさておき、ホントにバカバカしいコント映画で。
 あ、こんなにテキトーなんだと、
 すっかり油断した頃に、意外とがっつりしたテーマをぶち込んでくるあたり、
 藤原竜也の熱演も含めて、感心しましたよ。

 言い換えるなら、
 世の中はたった二つに分けられるほど単純じゃねーよ、みたいなテーマで。
 こーゆー骨太な一面があるから、
 ここまでバカバカしく振り切れるんだろな。

 バカとかくだらないとかいい加減とかは、褒め言葉です。


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by y.k-ybf | 2015-10-25 20:20 | 映画 | Comments(0)

『ジョン・ウィック』、観た。


 と云った部分がクローズアップされて誤解も生んでいるよーだが、
 「亡き妻が、
  残された夫が孤独にならないようにと、想いを伝える為」の犬だとゆーことが、
 丁寧に描かれているので、まったく問題ナシ。
 このワンちゃんもじつに芸達者で可愛らしく、
 ホントにね、
 動物を殺すヤツはクソだとおもいますよ!
 更に、
 愛車も盗みやがるので、私刑確定でよろしい。

 しかし、
 流石に最初はどよ~んとした雰囲気のまま復讐が始まり、
 感情がシンクロできない冷たさを残しながらストーリーは進行してゆくんだけど。
 途中、
 ジョンが敵に捕まる場面で、
 遂に激しい感情が吐き出され、憎しみが怒りへ転換されて、
 ストーリーが一気に沸点へ到達する流れは、鳥肌モノのカタルシス。
 キアヌ・リーヴスの個性だからこそ、活きたシーンとも云えますな。

 至近距離からトドメの一発を入れる、
 非情な「ガン・フー」アクションの素晴らしさについては、わたくしが改めて云うこともないし、
 使用される銃器や車の渋くて大胆なセンスについても、パンフレットに詳しいので、省略。

 改めて、キアヌの魅力が発揮された映画だとおもいます。

 そんで。
 不満な点も、二つありまして。
 一つは、事件の発端となったクソバカアホなマフィアの息子が、
 心底怯えて小便を漏らしながら殺されるシーンがなかったこと。
 そこを冷徹に完遂して殺すのがジョン・ウィックだと判ってても、やはりそーゆー溜飲が下がるシーンは観たかった。

 あとは、ラスト。
 ものごっついネタバレを話しますが、
 あそこは、
 朦朧とした意識の中で、走馬灯のよーに、妻と愛犬との記憶が浮かんでは消えてゆく。
 復讐は果たした、
 しかし、自分に残されたものは忌まわしい殺戮のスキルと、やはり孤独だけであった。
 このまま生きることに何の意味が…。
 ふと、
 目に止まったゲージには、あの名前が記されていた。
 ナイフで裂かれた傷を庇いながら、力無く身体を起こし、ゲージへ手を伸ばす、ジョン。
 「さあ、帰ろう、デイジー…。
  うちへ、帰るんだ…」
 長い夜が明ける、
 薄闇の街を、ジョンは帰路についた。傍らのデイジーと共に。。。

 と、
 途中から何を書いてるんだかわたくしも見失ってしまいましたが、
 要するに、
 もちっと意義が欲しかったかな、と。

 そんな戯言はさておき、
 『ドライヴ』や『イコライザー』と並ぶ、新たなアクション映画の傑作であるのは、間違いないとおもいます。
 銃撃の音効も素晴らしいので、劇場で観るのがオススメですよ。


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by y.k-ybf | 2015-10-23 21:20 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『プロジェクト・アルマナック』、とか。三本。


プロジェクト・アルマナック [DVD]

ジョニー・ウェストン,ソフィア・ブラック=デリア/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 過大評価かもしれんけど、
 『クロニクル』のタイムマシーン版、と云ってもいいぐらいの、良作でした。
 POVなんで、
 明らかに意識とゆーか、参考にしてるでしょーね。
 『クロニクル』を。

 もしも、ティーンネイジャーがタイムマシーンを発明したなら?
 とゆーストーリーは、
 見事にその「もしも」を描いてくれます。痛快に。

 詳しく説明するとツマラナくなるので省略しますが、
 藤子FっぽいSFを感じつつ、甘酢な青春モノでもありまして。
 MTVが製作に関わってる影響なのか、
 若干、
 お洒落でライトでヤングな部分が鼻について、ノリ切れなかったりもしましたが、
 十分、楽しめる内容でした。

 細かな説明不足が、少し展開のブレーキになってしまうのと、
 お父さんの「事故」に殆ど触れないのは、不自然な気がしたかな?

 「ファウンド・フッテージ」とゆー手法が、
 後半、
 まさにその意味が活きる展開も、良かったですよ。


 突然、何者かに追われて、
 何か心当たりわ…、ぽわんぽわんぽわんぽわぁ~ん‥(回想)。

 とゆー、
 サスペンス・スリラー。

 追い込み方が中途半端で、
 不気味さの演出も甘く、緊迫感がない。
 主人公の善良なイメージが、開始早々に怪しくなるので意外性も薄れてしまふ。
 つか、
 あんな時間にランニングしてるっつーのがな…。


SHORT PEACE スペシャルエディション [Blu-ray]

早見沙織,森田成一/バンダイビジュアル

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 「日本」をテーマにした、アニメのショートショート。
 大友克洋の作品がメインとなるのでしょうが、
 巻絵物をアニメーションにするとゆー、アート表現としてはとても素晴らしく、面白いのだが、
 うーん…、そっちね。
 と感じてしまふのも、否定できず。

 好みとしては、
 やっぱりカトキハジメが監督した「武器よさらば」の方が、好きなんですよ。

 ってなだけの、感想ですよ。


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by y.k-ybf | 2015-10-17 21:24 | 映画 | Comments(0)

『ファンタスティック・フォー』、観た。ネタバレだけどそーゆー問題でもない感想。


2キャスト直筆サイン入り写真 ファンタスティック・フォー 映画グッズ (マイルズ・テラー/ケイト・マーラ)【証明書(COA)・保証書付き】

フェーマス サイン&ポスターズ

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 公開前からネガティブな噂を耳にしてきた、リブート版『ファンタスティック・フォー』。
 しかも監督が『クロニクル』のジョシュ・トランクだっつーんだから、
 何事かと!?
 いろんな意味での期待が膨らんだ訳ですよ。

 んで。観た。

 あー、そーか、と。
 そーゆーことか、と。

 端的にゆーなら、
 てらさわホークさんが映画秘宝で述べた、
 「『マン・オブ・スティール』を観ていると思ったら突然映画が『スーパーマンⅣ/最強の敵』になって終わってしまった」、
 とゆー表現がまさに的確。
 言い換えるなら、
 途中までは『マン・オブ・スティール』だった、んだよ!

 『マン・オブ・スティール』が好きなニンゲンからすると、
 こーゆー作風は悪くないし、退屈もしなかった。
 このペースで、どーやってクライマックスまで盛り上げるんだろ?
 とゆー疑問はあったけども。

 只、
 ヒーローになるまでを描く、とゆーより、
 ヒーローになるヒトを見守る開発者の物語に錯覚して見えるのも、確かで。
 それほどヒーロー感に欠けたストーリーであったし、
 『F・F』とゆー題材との食い合わせが悪いな、ともおもたよ。

 まーホント、助走が長くて勿体つけた挙げ句、
 幅跳びかとおもたら、
 砂場を走り抜けて、じつは徒競走でしたって気付いたよーなオチだからな。。。

 そもそも。
 主演のマイルズ・テラーがヒーローの、それもリーダー顔じゃない、気がするし。
 急に親友を呼び出すとか、強引さを感じたし、
 途中、いなくなっちゃうしな。
 (最初の実験は、
  ベン(親友)は見ているだけで、
  何らかのアクシデントでリード(マイルズ)が戻れなくなり、
  危険を承知で助けに行くって理由で、
  次にベンらが異次元へ向かい、救出に成功するけど影響を受けて、ミュータント化してしまった。
  ぐらいでもいいのに。)

 今作の敵役、Dr.ドゥームはダーク感モリモリで、
 圧倒的なパワーを発揮して、バシャバシャ人間を殺しながら施設内を歩くシーンなど、
 「AKIRA」の鉄雄が病院で暴走するシーンみたいでワクワクしたんだけど、
 まさかそのまま異次元へ直帰するとわな!
 コレがせめて、
 クライマックスのバトルが現在の地球で展開してくれたなら、、、
 「このままでは多くの犠牲が出てしまう! オレたちが止めなくてわ!!」ってな要素を含んでくれたなら、、、
 だいぶ作品の印象は変わったんだけどなー。


 我ながらしつこいと思いつつ、
 毎度危惧しているアメコミ映画の危うさを、久しぶりに実感させられました。

 しかし。
 ゴム人間はシリアスに描きよーもないだろと考えつつも、
 ジョシュ・トランク監督が描こうとした『ファンタスティック・フォー』の本来の姿へ、想いを馳せる。


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by y.k-ybf | 2015-10-10 20:38 | 映画 | Comments(0)

『ドローン 無人爆撃機』、観た。


ドローン 無人爆撃機 [DVD]

マット・オリアリー,エロイーズ・マンフォード,ウィップ・ヒューブリー,ウィリアム・ラス,アミール・カリグ/アメイジングD.C.

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 米軍の無人戦闘機ドローンを遠隔操縦するパイロット二人の、複雑な心理を描いたドラマ。

 アメリカ本国に設置されたコンテナの中から、ゲーム画面のよーに操作されるドローン。
 モニターは標的となる人物を捉えるが、
 そこには只、
 異国の家族、日常があるだけだった。罪無き子供や赤子の姿も。
 冷酷に下される指令だが、その情報すら真実が見えない。
 今、
 爆撃を行えばテロリストと共にその家族も殺してしまう。
 しかし拒否すれば、
 命令違反となり、厳しい処分が待っている。

 ボタンは、押すべきなのか…。

 とゆー、
 ほぼコンテナの中の密室劇なんだけど、
 「ドローン」とゆー軍事作戦がもつ深刻な、
 や、深刻になるべき問題点がいくつもピックアップされている。
 攻撃被害だけではなく、
 「モニターだけ」の情報と判断の信憑性について。
 そして、
 「あなたは命令に従っただけ」とゆー、言葉の希薄な重さ。

 最近でも『ドローン・オブ・ウォー』とゆー、
 同様のテーマを扱った映画が公開されているが、こちらも併せて観てほしい。

 未来ではなく、現実の話だから。


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by y.k-ybf | 2015-10-06 22:59 | 映画 | Comments(0)

魚の口から、こんにちは。『ザ・ベイ』、とか。三本。


 メリーランド州のとある街の住人が、わずか1日で全員死亡するとゆー謎の事件を追うモキュメンタリーで。
 この系統としては珍しく環境問題を扱っており、
 如何に街が汚染され、伝染し、死に至るのか。
 様々なカメラや証言によって語られる。

 ミステリー要素とスリリングな展開を持ちながら、
 ジャーナリズムな切り口に拘るのは、監督の故郷での環境汚染がモデルらしく、
 フィクションだと笑って片付けられない現実的な側面が、この映画にはあるとおもふ。
 つか、おもわないといけない気がしますよ。

 コワイコワイ。


【Amazon.co.jp限定】神さまの言うとおり DVD スペシャル・エディション(オリジナルステッカー付)

福士蒼汰,山崎紘菜,染谷将太,優希美青,大森南朋/東宝

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 原作は未読なので映画だけの感想になってしまふが、
 「だるまさんが転んだ」や「かごめかごめ」と云った、
 日本の伝統的な遊びをモチーフにしながら、残酷なルールをねじ込むアイデアには興味を引かれたが、
 実際に行われるゲームが面白くないし、解き方が詰まらない。
 結局、
 いちばん緊張感もインパクトもあったのは、最初の「だるまさん」だけだったよーな…。
 流血を赤いビー玉で表現したのはいいなとおもったけど、そこだけだしな。

 命懸けのゲームをしているのに、
 説明セリフを長々喋るし、動きも止まるし。
 カメラが映さないと休んでるの、この子らわ?

 ゲームの模様が世間に中継されているのは、なんとなく、まだ理解できるとして。
 あのでっかい白い立方体に、
 どーしてあんなにヒトが群がってくるのよ?
 フツー、逃げるでしょ? あんなの浮いてたら。
 美味しい匂いでもしてるのか?

 この外と内との関係性がまったく説明もないので、釈然としないんだわ。
 原作がどーかは、べつの話としてね。

 だからラストの「神様」も、あまり活きなかったなー、
 とゆーかね、
 このカットも予告で使ってたよな。
 台無しになるから、こーゆー使い方はダメですよ。


 今回、WOWOWで放送されたのを観た。
 地上波でもあまりカットはされなかったみたいですな。
 素晴らしい。

 と、云っても、
 前作と比べて過激な描写は抑えられているし、よりエンタメな作品になっている。
 そこに不満があるヒトもいるだろーが、
 イカツイ顔のオッサンたちが、テメコノヤロコロスゾ!! と、
 愉快に会話をしているだけで、ええもん観たわぁ~と、わたくしは楽しめました。

 前作の「ケジメ」を取るストーリーなら、広がりもこれが妥当だろーし。
 むしろ次作はたけし抜きでも作れそーな、
 関西VS関東とゆー舞台も出来上がってるしね。

 初期とはだいぶ作風も変わってるけど、
 やっぱり巧いですよ、北野武。


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by y.k-ybf | 2015-10-06 10:24 | 映画 | Comments(0)

『ザ・レイド』、1と2、観た。


ザ・レイド [DVD]

イコ・ウワイス,ヤヤン・ルヒアン,ジョー・タスリム,ドニ・アラムシャ,レイ・サヘタピー/KADOKAWA / 角川書店

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 インドネシアの、警察アクション映画。
 映画秘宝で年間一位に選ばれていたので、期待パンパンに観たわけですが。
 うーん、、、
 面白い映画で、楽しめましたが、
 ちょっと思ってたのと違った、かな?

 勝手な想像だけど、もっと「死亡遊戯」っぽいモノを期待しておりました。
 闇雲に上を目指す主人公たちと、
 この階のボスは、こんなヤツ。
 次の階は、あんなヤツ。みたいな。

 実際は、
 警察の突撃部隊が、敵のアジトとなるビルマンションへ突入するも、逆に包囲されてしまふ。
 とゆー内容で、
 「死亡遊戯」よりも、
 「ダイ・ハード」の「1」の方が、シチュエーション的に近いかも。

 閉鎖空間でのシビアな緊張感と、
 格闘技アクションのワンダー性との比率が新鮮過ぎて、なかなか馴染むまで戸惑いましたが。
 コレは前情報も抑えて、
 劇場でいきなり観た方がインパクトも感動も大きかったろーなと、忸怩たるおもひ。


ザ・レイド GOKUDO アンレイテッド [DVD]

イコ・ウワイス,アリフィン・プトラ,松田龍平,遠藤憲一,北村一輝/KADOKAWA / 角川書店

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 そして、
 続編の『GOKUDO』も観たわけですが…。

 普通の、と云ったら弊害ありそーだけど、
 普通に面白い、侵入捜査モノになっちゃいました。
 香港や韓国映画っぽい、ソレに。

 インドネシアのマフィア事情に詳しくないので、想像で補完しないといけない部分もあるし、
 正直、
 シナリオが巧く整理されているともおもえんかった。
 日本のヤクザ役で、
 遠藤憲一、松田龍平、北村一輝が出演しているので、
 どんなアクションバトルを見せてくれるのか!?
 と、
 期待もしてたのだが、まぁ、、、そーだよな。

 劇中で使われるインドネシアの格闘技「シラット」のアクションは、
 迫力もあり、見応えあった。
 このシリーズのポイントは、音、ですな。衝撃音。
 殴られ蹴られ、壁や床に叩きつけられ、撃たれたり蹴られたり、
 その衝撃音の拘り、存在感が、
 作品の起爆剤であり、個性にまで昇華してる気がします。


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by y.k-ybf | 2015-10-05 10:25 | 映画 | Comments(0)

『アントマン』、観た。


 最期の刺客は、蟻男。

 次こそダメか?
 今度はコケるか? と、
 毎回毎回、期待と不安が膨らむマーベル映画。
 しかも今回は新ヒーローってことで、不安がぐぐっと増しておりましたが、
 恐るべきマーベルの高打率。
 ホームランとまではいかないが、見事なヒット作に仕上げてくれました。

 アリのサイズまで縮むとゆー特異な能力以外は、かなりスタンダードなヒーローモノなんだけど、
 いまの「アベンジャーズ」に欠けているのは、
 じつはそのスタンダードな「王道さ」でもあって。
 強い力、志、組織はあっても、
 「フツーなニンゲン」を表現できる存在が少なかったため、ファンタジックな距離感が生まれていたのも確か。
 (ホークアイを一般的な家庭人とおもえるなら、話は別だが。)
 『アントマン』は、
 家族を守るため、
 良き父であるために、とても身近な正義感をもって行動するヒーローだ。
 それはスーパーな存在であるが故に、
 非日常な存在になってしまった「アベンジャーズ」との、重要な架け橋となるかも知れない。


 そいや、
 予告で使われてた映像が、どクライマックスなシーンだと判って、吃驚しましたよ。
 さすがにアレは、使っちゃダメなんじゃないの…?


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by y.k-ybf | 2015-10-03 16:15 | 映画 | Comments(0)

『ポンペイ』、とか。三本。映画のまとめ。


ポンペイ [DVD]

キット・ハリントン,エミリー・ブラウニング,キャリー=アン・モス,キーファー・サザーランド/ギャガ

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※完全なるネタバレを含みますので、ご注意ください。



 火山が噴火して、島ごと全滅します。





 どーしてこんな素材で映画を作ることになったのか?
 製作過程の方が、とても気になる。

 愉快な噴火パニックは後半の一時間から始まるので、
 そこから観ても、何ら問題ありません。


 監督がアラン・パーカー、脚本がオリバー・ストーン。

 友人に売り捌いて小遣いでも稼ごうと、
 出来心から麻薬の密輸を計画するも、トルコの空港で発覚、逮捕される。
 アメリカ人の彼は、外国人犯罪への見せしめに、重罪を課せられて劣悪な刑務所へ収監されることとなり…。

 とゆー、
 海外で捕まったら文化も違くてヒドい目にあう、実話ベースのお話で、
 当時はトルコと米国に協定もなく、多発してたみたいですよ。
 しらんけど。

 只ね、
 ま、ヒドい目にあうし、暴力も受けて、理不尽さも感じるんだけど、
 主人公の彼の、自業自得ではあるんだよな。
 密輸もそーだし、
 その後の取引で、捜査協力しながら逃亡してんだから。
 そりゃ捕まるだろーよ、と。
 真実を勝ち取る、とか、そーゆー内容ではなかったのは、意外でした。


 主演のブラッド・デイヴィスは、若いうちに亡くなられたそーですが、
 ブラッド・ピットにとても似ているイケメンさんで、驚きました。
 ご存命なら人気もでたろーに。


ブギーナイツ [DVD]

マーク・ウォールバーグ,ジュリアン・ムーア,バート・レイノルズ/ワーナー・ホーム・ビデオ

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 評判はよく耳にするので期待して観たのだが、
 うん、
 確かに、オモシロかったです。
 でもね、
 何がそんな特別なのか…、よく判りませんでした。

 ポルノの世界を舞台に、
 七十年代、八十年代、九十年代と、エンタメ史をなぞるよーに展開するストーリーは楽しい。
 主人公のデカチン君が勘違いして、
 レコードとか作っちゃうノリとか、まさに八十年代。

 ポルノが、エロビデオに変わり、
 何かが喪われてゆく感じは、アナログとデジタルの関係とも似ている。
 言葉で説明しても伝わりにくい感覚だ。

 監督は、ポール・トーマス・アンダーソン。
 主演がマーク・ウォールバーグ(若い!)で吃驚したけど、
 フリップ・シーモア・ホフマンがひょっこり出てきて、二度吃驚。
 こちらは若くても、変わらんな。。。


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by y.k-ybf | 2015-10-03 16:08 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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