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『バトル・オブ・スカイアーク』 まずタイトルに負けている映画。


 巨大な宇宙船っつーか円盤型のコロニーを製造し、移住を完了した。
 暫くするとコロニーの人口は飽和し、貧困者や犯罪者は強制的に退去させられ、反逆者は処刑されていた。
 残された遺族の子供らは、
 罪人の子として傷を刻まれ、流刑の地、地球へと落とされる…。

 と、たぶんこんなストーリーで。
 この粗筋の時点でいろいろツッコミたいのだが、
 本編がだいぶグラつくことになるので、そこはスルー。

 冒頭、主人公の男の子がカプセルに乗り、どしゃーんと地球に落下。
 終末感漂う荒廃した地球…を表現するため、航空機のスクラップ置き場みたいな場所で撮影されております。
 地球に送られるのは子供ばかりで、
 力を合わせてグループを結成し、暮らしております。
 イヤな予感がじわじわします。
 スクラップを集めて服にしたり、武器を作ったりしていますが、
 食料はどーしているのだろう?
 そんな疑問には誰も応えず、
 凶悪なモンスターが現れて、子供たちを襲います。

 このモンスターの造形がホントにヒドくて、
 サイバーニュウニュウのメカエルビスかとおもふほど、ハンドメイド感剥き出しのモンスター。
 荒廃した地球には東急ハンズなどないからなぁ…と、時代の厳しさに目頭が熱くなる。

 しかし子供たちには希望となる伝説があった。
 腕に13の傷をもつ救世主が現れて、自分たちを救ってくれるとゆーのだ。

 その傷ってのは、地球に送られる際、カプセル内で刻まれるもので、
 要するに、
 送る側の匙加減なわけだが、それが何故に救世主の証なのか。
 そもそも伝説とか云ってるが、
 伝説ってことは発端になった者や伝えた者がいたわけで、でも、こんな状況になってから歴史は浅く…。
 スルー、スルーだ。

 助けてくれた上、救世主としてモテモテに歓迎してくれた仲間がモンスターに襲われて負傷しました。
 怪我を治すには、モンスターが隠し持つとゆー万能薬「ブルードロップ」が必要に。

 荒廃した世界のわりに、そんな便利なものが!

 救世主は仲間のリーダーと二人で、
 モンスターの住処にあるとゆー、ブルードロップを取りに行きます。
 侵入早々、
 モンスターに襲われ、リーダーが捕まると、
 我らが救世主はあっさりリーダーを見捨てて、ザ・逃亡。
 想像以上のヘタレでした。

 恐いのでしばらく身を隠してから仲間の元へ戻ると、モンスターの逆襲を受けて、ヒロイン以外全☆滅。
 容赦なく子供たちが殺されてます。こんな映画なのに!
 そしたら何やかやでヒロインもモンスターに浚われて、
 やっと救世主、やる気を出します。

 13の傷をもつ伝説の男を探すため、反抗組織から送られてきたアタマがちょっと弱そうな男の子を仲間に加え、
 ヒロイン救出のため、再びモンスターの住処へ向かいます。
 それはさておき、
 どーして組織はもっと頼りがいのある成人男性を送ってこないのでしょうか?

 話を戻します。
 今度はちゃんとモンスターを倒して、
 ヒロインを助けたとおもたら、リーダーがモンスターになっておりました。
 どーやら万能薬だとおもてたブルードロップは、飲むとモンスターになってしまうヤバい何かだったのです!

 いつの時代もソースのない情報は当てになりませんね!!

 救世主と元リーダーとの戦いは、
 まだニンゲンの記憶が残っていたリーダーが、
 「早くお逃げなさい」と、森のくまさん級の優しさで逃がしてくれました。
 ありがとう、リーダー。

 無事に助かった救世主とヒロイン、アホな子と、どっかに隠れてた(&仲間を見捨てた)弓使いの女子の四人は、
 救世主の証でもある腕の傷を高々と突き上げて、反撃を誓うのだった!

 とゆーラストシーンが、
 まんま「ワンピース」にソックリで、衝撃!

 その頃、死んだと思われていたリーダーが、じつは…生きていた!!!

 とか、どーでもいいから。
 ちょっと黙ってろ。

 まさかの、ワンピースネタをぶっ込んでくるとわな。
 弓使いの女子が、云われてみれば「鷹の目のミホーク」にちと似ている。

 大事になって集英社にでも、キャンキャンに怒られるがいいわ。


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            ↑これな。


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by y.k-ybf | 2016-02-20 21:51 | 映画 | Comments(0)

わたしが絶対いちばんヘラクレス! 三本。



 半裸のマッチョが大暴れする映画。
 14年公開。

 主演はJ・ヘニガン。WWEのレスラーだった方ですね。

 ストーリーは伝説のその後みたいな話ですが、
 おそらくフツーのニンゲン設定で、
 野蛮で強いヒト。

 作りも含めて展開が安っぽく、
 意図せぬオモシロ映画になっているのは、不幸中の幸いか。


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ケラン・ラッツ,スコット・アドキンス,リアム・マッキンタイア,リアム・ギャリガン,ロクサンヌ・マッキー/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 半裸のマッチョが鎖を振り回す映画。
 14年公開。

 主演がケラン・ラッツ。
 監督はなんと、レニー・ハーリン。まだまだ現役。

 本作はヘラクレス伝説を基に、辿るよーな形での語り直しだが、
 あくまでリアルなニンゲンの物語として描く…と見せ掛けての、吃驚展開となります。

 ま、そんな吃驚しないけどね。

 『グラディエーター』や『300』、
 その辺の影響なのか、戦闘シーンが多く、品川ヒロシ並みにスローが多用されている。
 元々3D作品のよーなので、
 その関係のスロー、アングル、演出だとおもわれるが、気に障るほどでもない。
 戦闘アクションそのものに問題はなく、
 むしろ分かり易い面もあるので、ハーリンの熟練した業であろう。

 只、エンドロールが最悪でね。
 3Dを意識して文字がぐるんぐるん動くもんだから、雰囲気台無し。
 2Dだとマヌケにしか見えないとゆー、
 エンドロールがぶち壊す場合もあるのか! と、いい勉強になりました。


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ドウェイン・ジョンソン,イアン・マクシェーン,イングリッド・ボルゾ・ベルダル,ジョセフ・ファインズ,イリーナ・シェイク/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 半裸のマッチョが無茶をする映画。
 14年公開。

 アメリカだと全部同じ年に公開してるのな、ヘラクレス。
 筋肉大好きなんだな。

 主演がドウェイン・ジョンソン。
 ロック様とゆーことで、いちばんお金が掛かってる感じはします。

 伝説はある意味、ネタのよーな位置付けに留めて、
 ヒロイックな英雄王の物語として、ヘラクレスを描いております。
 この三作の中ではいちばんソフトな作品で、フツーだったのは、ちと意外。
 ファンタジーとも異なるし。

 ヘラクレス個人の魅力もあるが、
 賞金稼ぎのチームリーダーから軍隊長とゆー、組織型の戦闘も楽しめる。

 エンディングが、「伝説」のタネ明かしになっている遊びも、良し。


 ぶっちゃけ云うと、どれも似たり寄ったりなのは否定出来ず、
 コレは、
 半裸マッチョ無双映画とゆージャンルなんだろな。その総称が「ヘラクレス」である、と。

 ヒーロー系が、『ヘラクレス』。
 リアル系は、『ザ・ヘラクレス』。
 オマケで『ヘラクレス ~帝国の侵略~』とゆー感じか。

 いちばん自由に作られているのは、『ヘラクレス ~帝国の侵略~』なんだけどね。


 お気に入りのヘラクレスは、誰?


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by y.k-ybf | 2016-02-13 21:46 | 映画 | Comments(0)

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』


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ジェイミー・ドーナン,ダコタ・ジョンソン/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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 「マミー・ポルノ」と呼ばれる、ソフトSMの映画を観た。
 大金持ちの若い男と、大学卒業間近の田舎娘のお話で、映画の三分の一強、セックスシーンであった。
 男は所謂ドがつくSで、自宅に秘密の専用プレイルームまで完備してある。
 (おそらくこの部屋を作った業者は、いまごろ湖の底にでも沈んでいるのだろう。)
 田舎娘との出会いは偶然で、男は恋愛感情とゆーより興味本位で惹かれた印象を受けた。
 この田舎娘を調教してみてえ、と。
 性欲と愛情の区別がついていないよーだ。
 愛想笑いも作れず、社交性もあるよーには見えず、
 まるで理論武装した童貞のよーだが、15人程性奴隷がいたそーなので、違うらしい。童貞では、ないらしい。
 エレベーター内での最初のキスシーンで女性の腕を頭の上で掴むのは、簡単なSM診断テストの一つ。
 反応を確認しているのだろう。
 SM専用のプレイルームは道具がずらっと並べられた、如何にも、な部屋で視覚的に分かり易い。
 本来、プレイに使用される道具は清潔が第一で、
 このよーな陳列には意味がなく、自己満足かヴィジュアル的効果しかない。
 道具の管理を始め、パートナーの安全と保護は、プレイのイニシアチブを取るS側の責任だとおもふが、
 はたしてこの男にそこまでの認識があるのだろうか。
 「契約」「支配者」とゆー大層な言葉には、精神的自信の無さと未熟さが感じられ、
 過去の15人の性奴隷たちも全て金で買われた女性だったのでわ? と、疑いすら生じる。
 初歩的な点として、嫌がる相手にプレイを強要してはいけない。
 これは初歩中の初歩とゆーか、常識レベルのマナーだ。
 また、SM未経験者を自然な形でプレイへ導く過程にこそ、経験者の技巧が問われる醍醐味の一つでもあるのだが、
 その点においてもこの金持ちの男はじつに配慮が浅く、失笑を禁じ得ない。
 『ナインハーフ』を連想させるグラスの氷を使うシーンもあるが、
 これは当時流行して、世界中のカップルが真似をしたプレイでもあるのだが、
 同時に「気持ち良くも何ともない」と非難されたことでも有名になったシーンだ。
 それをやっちゃう男の薄っぺらが、奇しくも際立つ。
 パートナーの車を勝手に売っ払って新車を買い与えるって行為が、そもそもヒトの道理としてダメだけどな。
 しかもワーゲン・ビートルを。
 そもそもついでに云ってしまふと、
 男の歪んだ性格と性癖の要因を、幼い頃に亡くなったダメな母親に押し付けるのは、
 責任転嫁とゆーか、責任逃れのよーな気がして、モヤモヤと居心地悪い。
 母の友人(女性)の奴隷だったって過去も、「へー、そーなんだ」ぐらいで片付けるし。
 衝撃の告白だろ、ソレ。

 とゆーよーに、恐ろしいほど都合良く展開する、
 まさに女性が、
 (適度な刺激と背徳感を味わいたい)女性の欲求を満たす為だけの、ポルノ的映画であった。
 (ラスト近くに、
  緊急の連絡が入り、デートが中止となる深刻な事態が発生したので、
  ついに会社が倒産したか? おもたら、「何でもない」で済まされて愕然としました。

  更にその後の結末には、素で「えっ!?」と声が出てしまいましたよ。)


 とゆー、
 感想でもない、偏り過ぎた駄話でした。


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by y.k-ybf | 2016-02-13 21:32 | 映画 | Comments(0)

『オデッセイ』 Let all the children boogie!


【映画パンフレット】 オデッセイ

東宝

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 まず、このレベルの映像に驚かなくなってる自分に、少し驚く。
 行ったことも見たこともない火星の風景を、
 へー、火星ってこんな感じなのかぁ、と観る不思議。

 独り、
 火星に置き去りとなった宇宙飛行士ワトニーがサバイヴする姿は、
 絶望的であるが故に楽観的で。
 全編に織り込まれる八十年代ディスコソングが、
 希望とゆーか生命の灯火のよーに聞こえてくる。
 制限された「無」の空間を、
 知識と発想とトライ&エラーで有益なモノに代えてゆく過程は、
 冒険のよーな楽しさがあった。

 自分の糞を混ぜた土を耕して育てたジャガイモを食べれば生きていけるんだ。
 火星でも。

 Life on Mars!


 デヴィッド・ボウイの「スターマン」が流れると、涙が出そうになった。
 や、も、泣いていた。

 スターマンは呼び掛ける。
 子供たちには自由を。ダンスを踊らせるんだ。

 映画の中では、
 中国は利益を犠牲にして、アメリカへロケットを提供した。
 宇宙飛行士たちは仲間を救出するため、困難なミッションへ挑む。

 誰かの為に。
 未来の為に。


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by y.k-ybf | 2016-02-13 00:27 | 映画 | Comments(0)

本屋さんで貰った割引券で映画を観に行こう!


 (最初に断っておきますが、
  この長い駄文の末にはイイ話にまとめた的なモノは一切なく、
  ガッカリするオチしか残っておりませんので、忙しい方は、どうぞ先をお急ぎください。)


 うちは典型的な昭和下町の家庭で、暮らしの中心にはテレビがあった。
 狭い平屋の家だったせいか、
 コタツの一面をテレビが陣取る形で、まさに囲むよーに観ていたわけだ。
 そんな子供の頃、何をよく観ていたかとゆーと、
 時代劇、お笑い、音楽番組、それに野球とプロレス。
 要するに、主流だったものを選ぶミーハーな家庭だったわけだが、
 テレビドラマだけは何故か殆ど観ておらず、
 朝ドラと大河ぐらいかな? あまり記憶にない。
 その代わりとゆーわけでもないのだが、よく観ていたのは、映画だった。

 当時はテレビ放送の映画枠も多く、
 夜九時をメインに、昼間や特番扱いでの放送なども珍しくなかった。
 (「ガンダム」の劇場版も特番として、ちゃんとゴールデンタイムにやってたし。)
 「寅さん」、「トラック野郎」、西部劇に「007」シリーズ、
 「ジョーズ」、「ピラニア」等々。角川映画もよく観ていたな。
 「八つ墓村」でトラウマになったりして。
 ジャッキー・チェンが人気になったのもこの頃で、
 便乗する形で「ミスター・Boo!」や、「燃えよデブゴン」とかも放送されていた。

 ビデオデッキが我が家に導入されると、
 当然、本数も増えるし、繰り返し観るよーになる。「ポリス・アカデミー」とかな。
 (因みに、最初に録画したのは「ルパン三世 カリオストロの城」で、大幅にカットされたバージョン。
  あとからノーカット版を観て驚くぐらい、カットされてた。)

 しかし映画館は近所になかったので、
 新作が観たいときには、埼玉の春日部まで出掛けていた。
 春日部の、東武座。
 新作と云っても、
 地方は公開が遅れたり同時上映がデフォルトだったので、何が新作かよく判らんかったけど。

 で、中学ぐらいになるとレンタルビデオが始まるわけだが、
 まだ一本500円とか600円の時代なので、気軽に手も出せず。
 むしろ行動範囲が広がる時期なので、
 柏や大宮まで足を運び、映画を観るよーになった。「あぶない刑事」とか。
 その内、
 近所に映画館が入ったジャスコが出来たので、平成シリーズの「ゴジラ」をよく観に行った。
 「デビルマン」や、
 「スター・ウォーズ」のエピソードⅠも、ここで観ましたよ。ジャスコで。

 更にBS放送が始まり、WOWOWに加入することで映画の中心は再び我が家へ戻ったが、
 今度はシネコンの時代がやってくる。

 今考えるとよく行ったなとおもふが、
 茨城の岩井にシネコンがオープンしたので、車で片道約45分ぐらいかけて通っておりました。
 友人の車で。
 確かサンシャイン系列のシネコンだったとおもふが、
 上映作品が地方にしては豊富だったのですよ。
 ジャスコに比べたら。
 二、三年もしない内に、
 より近い柏の葉、おおたかの森、春日部にもシネコンが出来たので、
 当然、そちらへ行くよーになりましたが。。。

 以降、現状に至る…と。
 只、
 友人らは忙しくなったので、
 あまり付き合ってくれなくなりました…。

 (沈黙)

 こーやってまとめてみると、
 以前からフツーに映画を観ていたなと、我のことながら気がつきました。

 最近急に映画の話を始めたわけではないよ、と。
 ま、ココが云いたかったわけで。
 すみません、時間を無駄にして。

 映画を多く観るよーになったのは、
 「キラ☆キラ」とゆーラジオ番組で、町山智浩さんや宇多丸さんの話を聞いたのが切っ掛けではあるが、
 むしろデジタル放送が始まり、WOWOWのチャンネルが増えたのと、
 ビデオがレコーダーになって録画し易くなったのが、
 直接的な、いちばんの大きい理由。

 BSって、テレビの電源切ると録画できなくなってたからな。
 その心配が解消されただけでも、大きな進歩だ。

 映画は最初、メジャーな大作ばかり好んで観ていた。
 所謂、ハリウッド映画。
 スピルバーグや、
 スタローン、シュワノルド、トム・クルーズ、
 「アルマゲドン」みたいなの。
 次第にその手の作品を毛嫌うよーになり、アート系やサブカル系へと傾く。
 ヨーロッパの映画w、とか。
 ゴダールやらヴィム・ベンダースやらデレク・ジャーマンとか、観たなぁ。
 よく判らんのに。
 リュック・ベッソンもこの頃はまだ好きで、「サブウェイ」とか「グラン・ブルー」とか。

 邦画は死ね、滅びろ。
 ぐらいにおもっていたが、
 岩井俊二や三谷幸喜の登場は希望ではあったんですよ。
 この時わ! 当時わ!

 そんな映画の見方が変化したのは、
 深夜に観たロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(リメイクの方)と、「ゾンビ」。
 ホラーにこんなテーマをぶっ込むんだ!? と、目からウロコがこぼれるほど感銘を受けた。

 それと新鮮な語り口と懐かしい匂いが魅力だった、
 タランティーノの「レザボア・ドッグス」。
 犯罪モノやアクションモノ、
 B級もC級も関係なく、愉しいと感じたモノは面白いのだと。
 それでいいのだと、
 赤塚イズムを何故かタランティーノから学んだ。

 意外なトコロでは「エヴァンゲリオン」とゆーか、庵野秀明作品。
 日本の特撮やアニメ、邦画からの影響を節操なく取り入れる(※褒めてます)作風は、
 日本独自のサブカルチャー再評価へと繋がり、ムーブメントにもなった。

 オマージュ!
 オマージュ!!

 タランティーノと庵野。
 一見、接点がなさそーな二人の作品は、
 過去のカタログを見直すべしとゆー、絶好の機会を与えてくれて、
 (特に邦画への)偏見を解消する強力なアシストにもなった。

 ま、そっから紆余曲折あり、
 現在の無駄に広く、平たい感覚が生まるわけなのだが。。。

 さ。強引にまとめるが。
 映画に限らず、
 観ないと良し悪しは判らない。
 好き嫌いの趣向は批判されるべきではないが、
 立場だけでもハッキリさせないと、会話も成立しない。

 とゆー、
 これまた驚くほど凡庸なまとめのまとめで、
 長い駄文の〆にする。


 「デモリションマン」を観ながら。


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by y.k-ybf | 2016-02-05 23:33 | 映画/100 | Comments(0)

『さらば あぶない刑事』


【映画パンフレット】さらばあぶない刑事 (初回限定仕様)

東映

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 十一年ぶりに「あぶない刑事」が復活すると聞いて、
 やらなきゃいいのになぁ…と真っ先におもったのが、第一印象。
 最後最後と云いながら、
 死ぬ死ぬと云いながら復活すること、数回。
 これ以上、
 わざわざ作品価値を下げるよーな真似はしてほしくないのだが、
 タカとユージが定年であると。
 さすがに「ラスト」だと。

 ならば、観に行かざるをえまい!

 とゆーわけで、
 「ラスト」の、「あぶない刑事」を観てきました。


 えーと、
 特に話すこともないので結論を先に云いますと、
 いい意味でもわるい意味でも、
 「あぶない刑事」らしい「あぶない刑事」でした。
 つまり、
 このシリーズが好きで、この作品が観たいんだとゆー方には、
 満足できる映画になっているとおもいます。
 そこは前作よりマシでした。

 「国民的な」とか「大人気の」とか、
 広告が大好きな言葉だけど、
 かなりマニアックに偏った作品ではあるからな。
 「あぶない刑事」って。

 中南米のマフィアwが、
 スペイン語をベラベラ喋ってるのに組織の名称が英語だったり、身体のタトゥーも英語で彫ってあったり、
 そのタトゥーの掘り方はどちらかと云えばロシアン・マフィアじゃねーの?
 つか、ロシアのマフィアも絡んでる設定だから、そもそも中南米は余計じゃねーの?
 とか疑問におもっても、
 いいんだよ、「あぶない刑事」なんだから!
 とゆーのが、
 この作品のミソなのだ。(知的レベルとも云ふが。)

 つーことで、
 「ラスト」なんだし、
 核爆弾も爆発しないし、
 喋りも動きもいよいよロボットらしくなってきた吉川晃司も面白かったので、
 無粋なツッコミは致しませんが。
 一つだけ気になったのは、
 ある登場人物が亡くなるんだけど、この展開、必要だったかなぁ?
 登場した瞬間から「殺すために出しました」感満々で、
 ベタと云えばベタだけど、
 ここは裏切って、もちっとスッキリ終わらせてほしかったな。
 ニューシネマっぽいオチも雑過ぎ。

 ま、コレも「あぶない刑事」なんだろな。
 「ラスト」だし。


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by y.k-ybf | 2016-02-04 10:11 | 映画 | Comments(0)

『残穢 住んではいけない部屋』


【映画パンフレット】 残穢 【ざんえ】 ―住んではいけない部屋― 監督 中村義洋 キャスト 竹内結子、橋本愛、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一

松竹

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 現在、
 怪談には「実話系怪談」なるものがございやして。
 ドキュメントタッチと申しますか、
 余計な装飾を落とした、つまり、盛らない怪談ってーものが、いまや主流と呼べる存在になっておりやす。
 しかしこの実話系とゆー匙加減が曲者で、
 シンプルであるが故に個性と文章力、ブレない視点が重要となり、要求される。
 盛りが過ぎたり、
 平坦なだけだったり、伝わり難い場合も少なくない。
 何故なら、
 そもそも怪談とは盛ることで伝聞される性質があるから、だ。

 とゆー怪談の説明はさておき。

 本作は、
 基の「怪談」ですら難しい実話系を、
 ホラー映画で表現してみせた、なかなか画期的な作品。

 日常に潜む怪異。
 街や建物で覆われた秘密。
 そしてヒトの心に残る、忌まわしき記憶。

 僅かに違う角度によって、
 現実もウソもその強度を高め、見えずにいた恐怖が浮かび上がる。

 さすが「ほん呪」の中村義洋監督。
 見事な作りでした。

 キャストも皆、素晴らしく、
 主演の竹内結子は、まさに女流ホラー作家と云った佇まいに、納得納得。
 佐々木蔵之介演じる役が平山夢明に似てるなとおもたら、ホントに平山さんがモデルだそーでw
 作品を構築する実在感が良い。
 (橋本愛を、
  エンドロールで名前が出るまで気付かなかったのは、我ながら鈍感過ぎたが。)

 またもう一つの「キャスト」と云ってもいい、建物と部屋も見応えあった。
 「歴史」を辿る展開は、
 作品のスケール以上に膨大な数と種類の建物を必要とするが、
 ロケとセットを巧みに使い、これもまた見事な演出と合わせて撮影されている。

 そしたら撮影は、森田芳光班出身の沖村志宏なのだな…。

 (建物に関しては、
  部屋の見取り図含めてパンフレットで解説されているので、そちらをどーぞ。)

 個人的な贅沢を云えば、
 帯の揺れる速度が少し早い。
 ラストのある顛末はもっと抑えるべき。
 とか、
 気にもなりましたが、些末なことで。

 これが怖くない、退屈だとゆー方には、
 想像力と感受性と知識と経験が足りてないので「13日の金曜日」でも観てくださいと、オススメしてやってください。
 きっと愉しめますよ。


 しかし。
 上映前の予告で『貞子VS伽椰子』が流れておりましたが、
 最早前時代然と化したJホラーのアイコンがどのよーな形で仕上がるか。
 …これもまた楽しみですね

 さて、どーなるやら。。。


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by y.k-ybf | 2016-02-03 23:58 | 映画 | Comments(0)

『ザ・ウォーク』


 凝縮させて勢いで語るのも、3D鑑賞の負担を軽減する目的ではないかと。

 おかげで綱渡りの浮遊感、
 ツインタワーの有り得ない巨大感を堪能出来ました。

 逆に、
 2Dで観ると何が楽しいんだろ? と、疑問におもふぐらいだ。

 ラスト、
 しっかりとメッセージを刻み込んでくるあたり、さすがゼメキス。
 巨匠の業が冴える。


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by y.k-ybf | 2016-02-03 23:50 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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