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『フィフス・ウェイブ』


 それからそれから♪ と、ワクワクしておったのですが。
 中盤辺りの、
 子供を兵隊に云々って展開から、あれあれ? と、不安が沸いてきて。
 クロエがトキメけだす頃に、
 ああアメリカンラノベ系かと気が付いた。
 そしたら原作は所謂ヤング・アダルト系のベストセラーだと、後から知りました。
 無念。

 主に後半から、急速に展開が大雑把で現実味が無くなった。
 映画のシリーズ化が予定されているかは知らないけど、
 原作には続きがあるためストーリーは中途半端だし、多くの謎も放置されたまま。
 単品として魅力に欠けるのは、大きなマイナスだ。

 しかしクロエ・グレース・モレッツのアイドル映画としては、そこそこの出来ではないかな?
 最初から明らかに、そーゆー作りだし。

 似合わない軍服姿には苦笑させられたが、
 全力で「普通の女子」とゆーコスプレをしてるクロエは、堪能できました。


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by y.k-ybf | 2016-04-29 21:49 | 映画 | Comments(0)

『アイアムアヒーロー』


【映画パンフレット】 アイアムアヒーロー 監督 佐藤信介 キャスト 大泉洋, 有村架純, 長澤まさみ, 吉沢悠, 岡田義徳, 片瀬那奈, 片桐仁,

松竹

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 主演・大泉洋との発表を聞いた時は、
 全然原作とイメージ違うやないの、と、かなりガックリしたものだけど。
 予告を観て、おや?
 本編を観て、これわ! と。
 も、大泉洋=鈴木英雄にしか見えない。
 あの見事な立ち姿を観せられては、文句のつけようがない。
 悔しいので誉めたくもないのだが、素晴らしい演技でしたよ。大泉め。

 そんで、
 洋邦合わせても、トップクラスのゾンビ映画になっているとおもいます。

 特に前半の、
 ゾンビ(ZQN)が街中で発症して、その中を決死で走り抜けるシーンからの、高速道路でのタクシーのクラッシュ。
 ザック・スナイダーの『ドーン・オブ・ザ・デッド』冒頭を想起させる、絶品のシークエンス。
 スピード感が違うものの、
 「生活習慣」が残るZQNの特性を表現するためには必要なので、まったく問題ない。
 韓国で撮影したとゆー暴走タクシーのクラッシュシーンも、
 ぐるぐるっと回転させる迫力に加えて、あの絶望&終末感。
 完璧でした。

 後半のアウトレットモールも含めて、韓国ロケは大正解。
 実銃を撃てたってのも大きいし、メイク等の特撮も素晴らしかったなー。

 とゆーわけで、クライマックス。
 最高潮にアガる、名シーンがバッチリ決まるのだから、言うこともないです。

 これはヒーローになろうとした男の話ではなく、
 ヒーローとは何か? に気付いた男の話だ。

 ラスト、
 虚勢を捨て、名乗るシーンにはそんな意味が込められていたとおもふ。
 彼はついに不安を乗り越えて、自分を受け入れたのだ。

 原作が元々良く出来ているから、との見解も拭えないけども、
 だからと云って映像化が簡単な作品ではない。
 映画だから活きたシーンもたくさんあった。
 有村架純はカワイいし、
 ロレックスの使い方もいいし、音楽も良かった。

 ゾンビ映画のキモとは、
 変貌した世界の光景と、本能が剥き出しとなるニンゲンの姿だとおもふが、
 それもしっかり描写してある。
 アウトレットモールのリーダーとか、クズ野郎で最高。
 高跳びゾンビなど、ちゃんと「モンスター感」もあるし。

 何度も云いますが、
 ロメロの『ゾンビ』へのオマージュをも宿した、最高クラスのゾンビ映画ではないだろーか。
 と、
 わたくしはおもいますよ。


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by y.k-ybf | 2016-04-29 21:41 | 映画 | Comments(0)

『君が生きた証』


君が生きた証 [DVD]

ビリー・クラダップ,アントン・イェルチン,フェリシティ・ハフマン,セレーナ・ゴメス,ローレンス・フィッシュバーン/Happinet(SB)(D)

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 こーゆーの。
 こーゆーのが、絶対にネタバレしちゃいけない映画。
 中盤のある仕掛けに気付いた時は、
 マジか!? と、
 我が目を疑い、すぐに最初から見返したくなる衝動に駆られました。
 (※ちゃんと最後まで観てから、すぐに見返しました。)

 物語のすべてが反転してしまふ、
 強烈な仕掛けの、ささやかな配置には、も、感嘆すら覚える。
 その中盤以降、
 変質するテーマはぐぐっと重さを増して、より複雑な感情を露わにする。

 ネタバレになるので、ここまでにしますが。

 あのギターの男子は、じつはいちばん混乱しただろーね。
 彼が話し掛けて始まったことだから。
 いろんな想いを重ねて、同じぐらい否定もしたのだろう。

 いつか一緒に、歌えたらいいのにな。


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by y.k-ybf | 2016-04-24 09:28 | 映画 | Comments(0)

今週の『スポットライト 世紀のスクープ』


【映画パンフレット】スポットライト 世紀のスクープ 監督:トム・マッカシー

マーク・ラファロ マイケル・キートン レイチェル・アクアダムス リーヴ・シュレイバー ジョン・スラッテリー スタンリー・トゥッチ

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 事前にニュースとしてこの映画の内容は知っていたので、
 驚きとゆー部分は少なかったけど、
 事件へ迫る記者たちの真摯な姿、正しき道も判らぬ暗闇の中を走る姿には、
 つよく胸をうつものを感じました。
 もしも彼らがこの事件に「スポットライト」を当てなかったなら、
 今も人知れず、続いていたかとおもふと…。

 本当に恐ろしい、胸クソ悪い現実の実話。

 「地元の人間ではないから追求できた」、とゆー点。
 そこに生まれ育った人間にとって、因習とは空気みたいな存在であり、
 必要で不可欠なものと、単純に錯覚してしまふ。
 だから全て上手くいくんだと。

 そこに抗うことが如何に困難で苦しく、プレッシャーであるか。
 チームリーダーであるロビーが、
 一度は「事件」をスルーしているのも、そこに理由があるのかも知れない。
 またロビーに対するよーな存在の部長のベンは、
 悪役でもないけど、
 「変化を求めない地元記者」の姿として、意味ある存在とも云えるだろう。
 (因みに、このベン・ブラッドリー・Jrとゆー方のお父さんは、
  『大統領の陰謀』のあの編集長なんだって!)

 パンフレットには、
 映画で描かれたその後の顛末…と呼ぶにはあまりに大きな出来事について、
 町山智浩さんの解説が載っているので必読でありますが。
 長い歴史の間、
 信仰と共に受け継がれてきたものが破壊され、失われた後に残る、空虚な想いとは如何なるものか。
 暫し、考えに耽る。


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by y.k-ybf | 2016-04-21 00:09 | 映画 | Comments(0)

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』


 この映画の題材である「経済破綻」については、何一つ判らん!
 まったく判らん!!
 だいぶ易しく、噛み砕いて教えてくれるけど、それでも判らん。
 まるで霞を掴むよーな話で、
 チンプンカンプンってこーゆー状態なんだなぁ…と、口からエクトプラズムがニョキニョキ出ておりましたが、
 それでも、オモシロいの。
 も、わたくしもエクトプラズムと一緒に、夢中になってラストまで観てしまいましたよ。
 最高(で最低)な映画でした!

 (この「判らなさ」が、経済破綻の問題点でもあるしな。)

 これね、
 構成と編集が神業レベルで素晴らしく、
 ストーリーが4つも軸のある群像劇スタイルなのに、
 停滞すらなく、まるで火がついた導火線の如く、一気にクライマックスまで展開させている。
 撮影はドキュメント風に緊張感を持続させ、
 作風はコメディの柔軟さで、緩急見事な演出。

 監督・脚本のアダム・マッケイ、恐るべし。
 つかね、
 経済ホラーとも呼ぶべき、実態&現実の恐ろしさ。

 世界的規模の経済破綻がありまして。
 とゆーニュースだけでも知ってればOKだとおもいますが、
 マイケル・ムーアの『キャピタリズム ~マネーは踊る~』、
 或いはアダム・マッケイの『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』のエンディングにて展開されるアニメーションなどを観ておくと、
 更に分かり易くなるとおもいます。


 ま、わたくしは、判らなかったけども。


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by y.k-ybf | 2016-04-17 21:47 | 映画 | Comments(0)

『ボーダーライン』


映画チラシ 「ボーダーライン」 エミリー・ブラント

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 コレはまた一風変わった展開をみせる映画で、
 ハードな麻薬捜査モノでも、過激なアクションモノでもなく、
 煮え切ってカラカラになった病のよーな、突き放された感覚の映画だった。

 メキシコの麻薬カルテルが如何に凶悪で、歯止めを失った暴力と狂気の世界にあるか。
 それを対する側から描いている、とも云えるだろう。

 主人公であるFBIの女性捜査官は、
 存在の全てを否定されるよーな状況下で、最期まで傍観者である。
 その意図は後半で明らかになるが、
 真意はラストシーンでの彼女の選択にもある現れている。

 正義や法を超えたものを、受け継げられるのか。

 猛毒に全身が麻痺するよーな現実が、この映画には描かれている。


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by y.k-ybf | 2016-04-17 21:39 | 映画 | Comments(0)

『ちはやふる ~上の句~』


 おもしろいかも? と、おもった程度の認識で観てきました、『ちはやふる 上の句』。
 まず、前後編商法が気に喰わない。
 制服恋愛ポルノに興味がない。
 とゆーネガティブな気持ちでしたが、
 コレは、
 予想外に楽しめました。
 とてもよくできたアイドル映画、青春映画になっているとおもいます。

 百人一首の文学性と、
 スポーツの瞬発力が合わさった「競技カルタ」とゆーモノの魅力が、
 ちゃんと映画的な演出の上、十二分に描かれている。

 主演の広瀬すずについては、
 フレッシュなエナジーが迸ってる時期なので、
 その主役っつーかセンター感の見応えも、半端ない。
 眺めるだけで酒がススムとゆー感じ。

 仲間や対戦相手も皆、個性的なキャストが揃っており、全体のハマり具合がまた良い。
 決勝戦のポイントを、
 主人公ではなく、あの男子二人に分けている点が巧妙で、
 ストーリーがぐいぐい盛り上がる。
 ロジックも見事。
 山登りの、「机くん」側からのカットをココで入れるのも、絶妙ですよ。

 ご飯を用意するシーンで、こぼれたお米をササッと拾うトコとか、
 Tシャツやジャージのいいだるみ具合とか、
 細かい演出がホントに活きている。

 アニメやCGを使った演出も効果的だし、
 カルタや着物、桜や神宮のロケなど「和」のテイストが素晴らしい。
 後編の「下の句」次第では、
 傑作になるかもと、期待しております。

 つかね、
 こーゆー映画こそ、海外でウケるんじゃないの?
 日本の歴史ある文化と現代の若者を描く、他にはない、独特な作品になってるとおもいますよ。

 「進撃」なんとか「テラ」なんとか、よりも。


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by y.k-ybf | 2016-04-17 21:34 | 映画 | Comments(0)

満点市長と、『超強台風』。


超強台風 [DVD]

ウー・ガン,ソン・シャオイン,リウ・シャオウェイ,イン・グォホワ,ジョウ・ジェンボー/Happinet(SB)(D)

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 超強力な台風が中国に上陸するストーリーだと聞いていたので、
 中華のディザスタームービーってどんなだろ? と、期待しながら観たわけですが。
 まさか、こんな映画だとわな…。

 遥か銀河系から太陽を突き抜け、
 水星、金星、そして地球へとぐぐっとカメラが近付いて、金魚鉢の傍らに座る少年へ。
 本編前のロゴかとおもったら、壮大なオープニング
 もう始まっておりました。
 台風の映画なのに、何故に銀河系?
 じつは太陽の黒点が原因とされる強力台風なので、無関係ではないのです。
 必要かどーかと云えば、要らないとはおもいますが。

 とりあえず、
 ディザスターではなく、パニック系。
 それも防災用の広報映画に近いノリで、市長があっちこっち飛び回り、台風に備えろーと働きかける、そんな映画。

 前半、
 ずっと台風の説明と防災の指示ばっかりで、
 遂には「いままで上陸した台風の歴史」の記録フィルムとか流れ始めたので、
 このまま上陸しないんじゃねえか? と、不安になる。

 昼になったり夜になったり仮眠したりで、時間経過がまるで把握できないが、
 後半、やっと台風が上陸します。

 しかし、船が心配だと漁師らが暴れたり、妊婦が島に取り残されたり、波にさらわれそーなヒトがいたりと、
 順番を守りつつアクシデントが発生するも、
 その度に、真っ先に動くのは我らが市長。
 漁師らを説得し、島へヘリを飛ばし、人命を救助する。
 サメだ!
 危険なサメが流れて来たぞ!
 そんな時にも活躍するのは、やっぱり市長。
 棒でポカポカ叩きます。

 さすが市長! 満点だ!!

 被害は抑えられ、台風は過ぎ去りました。
 赤ちゃんも無事に生まれました。
 少年の傍らには再び金魚鉢が戻り、
 カメラがぐぐっと引かれて地球を離れ、太陽を過ぎ、銀河系の彼方へ。

 二度やる意味はまったく判らんが、天罰ってことでしょうか?


 改めて予告を観てみたら、
 世間的にもバカ映画と認識されてるよーで、ホッとするやら寂しいやら。


 でもね、さすがに65点は付けすぎですよ。


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by y.k-ybf | 2016-04-11 22:43 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『フォックスキャッチャー』、とか。五本。


フォックスキャッチャー Tシャツ付Blu-ray BOX(初回限定生産)

スティーヴ・カレル,チャニング・テイタム,マーク・ラファロ,ヴァネッサ・レッドグレイヴ,シエナ・ミラー/KADOKAWA / 角川書店

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 評判の良さばかりが耳に入り、ちと先入観が強くなってしまったのは残念であるが、
 噂に違わぬ作品でした。
 まさかこんなに繊細な映画だとはおもわなかった。
 おそらく、全く理解できず何も感じられないヒトもいるだろーな。
 まさにそこへ、クローズアップしている作品なのだが。

 メインとなる三人のキャストは、
 不気味におもえるほど完璧で、皆、素晴らしく。
 特にチャニング・テイタムは、
 根暗で不器用で鬱屈したマッチョを完璧に体現している。

 孤独な魂は底へ底へと沈み、いつかマグマに触れてしまふのだ。



 地球終了モノ。
 壊滅級の隕石落下により、あと数時間で地球終了が決定。

 どうする?

 ってゆー、どーにもならないお話。

 低予算であるが故のチープさが、むしろ上手く終末感を表現している。
 パーティーに興じる人々など、これはコレでかなりリアルだとおもふ。


アウトポスト37 [DVD]

ライリー・マクレンドン,エイドリアン・ポール,リック・ナヴァネロ,ジョー・リーガン/TCエンタテインメント

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 雑に説明すると、
 『世界侵略:ロサンゼルス決戦』のその後みたいな話で。
 侵略に来た宇宙人の残兵と、各地に作った特設基地での攻防を、
 ドキュメンタリー番組素材風に撮るとゆー、アクション映画。

 地球防衛軍(USDF)とゆー言葉が出るだけで、ぐっと何かのランクが下がるフシギ。

 分散した基地の孤立、戦場となった地元民の反発、エイリアンが仕掛ける罠など。
 もうちょい巧く展開できたら面白くなったのに。
 とゆー惜しい作品。

 モキュメンタリーって設定が邪魔で、挿入されるインタビューが要らないんだよな。
 コイツは生き残るのかって、先に判っちゃうから。


 これわコメディ…ではないよーな気もするが、実話が基になっている。

 幼い時分、ムリヤリ養子に出されて別れた我が子を探す、
 お婆ちゃんとライターのお話。

 ジュディ・デンチ演じるお婆ちゃんが憎々しくもキュートで、
 シビアなストーリーながらも、悲壮感ではなく温もりが残る。

 ジャケットはこんな明るいけど、
 そーゆー話でわ・・・ないよ?


 結成前のバンド時代から、グラミーを受賞するまでの軌跡。
 正直、
 期待以上に興味深い内容で、
 彼らのコンセプトの豪胆さと純粋さを知ることができた。
 つか、
 やっとグラミーへの流れを理解できたし、やはり世間でも三枚目のアルバムは微妙な評価だったのだな。

 コーチェラでのライブは、開演前からフルで観てみたいものだ。


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by y.k-ybf | 2016-04-11 22:29 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ワイルドカード』、とか。五本。


ワイルドカード [DVD]

ジェイソン・ステイサム,マイケル・アンガラノ,ドミニク・ガルシア=ロリド,マイロ・ヴィンティミリア,ホープ・デイヴィス/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 ストーリーの展開がもう一つ足りない気もしたが、
 ハードボイルド・アクションの秀作でした。
 も、このレベルの映画は余裕なんだろな、クリスマス。
 ちゃんとパターンのスカシも用意してるし、カジノのシーンも面白いしな。

 いつもの伝わりにくい例えになるけど、
 「あと一本借りられますよ?」ってな時、
 どーしてもあと一本が決まらない切り札として、ジェイソン・ステイサム作品が最適過ぎる点はもっと評価されるべき。

 ホームランは少ないが、ヒットを打ちまくる。
 恐るべきピンチヒッターとゆーわけだ。


 カート・ラッセル主演の、詐欺チームによる犯罪映画。

 仲間の裏切りによって解散した詐欺チームが、再び結集して…。
 とゆー、
 ジャンル的にはオーソドックスな作りだが、ストーリーの捻り具合が巧妙で、
 尚且つコメディセンスも優れているので、ぐいぐい引き込まれる。
 カート・ラッセルの役者イメージがミスリードとして効果的なんだけど、
 正直、作品自体も若干、引き摺られており、マイナス効果になってるよーな…。

 とゆーぐらい、
 巧く騙されて、爆笑しました。

 インターポールの、アイツのアホっぷりとか最高でしたよ。

 快作。


タイピスト! DVDコレクターズ・エディション (初回限定生産)

ロマン・デュリス,デボラ・フランソワ,ベレニス・ベジョ/ポニーキャニオン

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 タイプライターのタイピスト版、スポ根恋愛映画。

 主演女優のデボラ・フランソワ演じる、気がつよく負けず嫌いな女性がたいへん可愛らしく魅力的でした。
 タイピングも実際に自分で打ってるそーですな。

 当時を再現するカラフルな美術もポイントの一つですが、
 カタカタカタ、チーン!
 とゆータイプライターの音が好きな方にこそオススメ。
 も、存分に聴けます!
 聴けまくり。


 禁酒法時代、密造酒で財を成そうとする「不死身」の3兄弟の愉快なお話。

 粋がる三男をシャイア・ラブーフとゆーヒトが演じておりまして。
 この眉の下がった、濃いよーな薄いよーな顔に覚えがあるなーおもたら、
 「トランスフォーマー」で主役だったあの子なのだね。

 因みに、長男はトム・ハーディ。
 まあ、不死身だわな。

 ストーリーは要すると、
 家業を守る家族と、政府が裏にいる州法の喧嘩で。
 荒々しい男たちの生き様が描かれております。


 主人公演じるエイミー・アダムスは、複雑で繊細な心理を見事に表現しておりましたが、
 もう一人の主人公、
 クリストフ・ヴァルツが一枚も二枚も上手で、凄まじい達者ぶり。
 水を得た魚とはこの事かと、生き生きと演じております。ペテン師を。

 アートとビジネスの話でもあるけど、
 この二人の人物が絡むことで、ニンゲンの正邪渾然としたココロの深みと淀みにも通じるよーで、
 とても興味深く楽しめた。

 ティム・バートンとゆー、
 メジャーなアウトサイダーの思想が、よく現れている気もします。


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by y.k-ybf | 2016-04-11 22:09 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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