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『スター・トレック BEYOND』


 監督がメガネから「ワイルド・スピード」のジャスティン・リンに変わり、
 気持ちアクション多めのシンプルなストーリーとなりました。

 まーそのー(角栄のマネ)、
 アクションやヴィジュアルに関しては、サスガ「ワイルド・スピード」の監督さんなので、
 スピードと迫力のある素晴らしいモノで、堪能できました。
 (前半、カメラが揺れるのは少しキツかったけど。)
 その反面とゆーか、
 シンプルさに見合った薄味なのも否定できず。
 キャラの会話や関係性は楽しめたけど、それ以上の濃ゆいシリーズの特性とかは物足りなかったかな。

 今回の敵は、「ウルトラマン」のジャミラか!
 と期待したけど、違いました。
 所謂軍隊のPTSD系とも異なり、
 むしろ時代遅れな固定概念の襲来と云った具合で、時期的についついトランプ氏を連想してしまふ。
 それに対するカーク船長の応えと、
 ストーリーのテーマが若干揃ってない点も、物足りない要因の一つかも。

 しかし、
 ある場面での、ビースティの「Sabotage」が流れる瞬間は、ガン上ガリでした!
 思わず腰が浮いて、立ち上がりそーでヤバかったよ!
 スゴいよ、
 MCA、あんたの音楽は遂に銀河を救ったよ!!
 (敵の完璧な隊列を崩す曲が、「サボタージュ」っても気が利いてるしな。)

 んで、
 老スポックが持っていた、あの写真。
 これはぐっときた。
 継承してきたシリーズの重みもあるし、亡くなったアントン・イェルチンのこともあるし。
 「未来」と「絆」は新しい世代にも伝わった。
 でもアントンは、
 もうその写真のよーに歳をとることも、演じることもできないのだな…。
 とおもふと、ぐっとくるよ。。。


 と、良いトコも悪いトコもありつつ、楽しめました。
 だけど、
 シリーズ的には三部作として、一旦休んでくれていいかもな…。
 もう少し。
 もう少し、時間が必要だ。


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by y.k-ybf | 2016-10-28 23:11 | 映画 | Comments(0)

『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years』


【映画パンフレット・フライヤー付き】 ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years

東宝

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 ザ・ビートルズの、主に世界ツアーへ焦点を合わせたドキュメンタリー。

 記録されたライブツアーの模様と当時の状況が整理され、まとめられている。
 ファンの方なら、
 「ライブツアー」とゆーだけで初期~中期の活動に絞られると察しがつくであろーが、
 確かに本作はマニアックなモノとゆーより、入門編と云った内容に感じられた。
 だからと観る価値云々は早計で、
 やはりスクリーンで観るビートルズ、劇場で聴くビートルズは格別でございます。
 リマスタリングされ、ノイズがない映像も素晴らしく。
 正直、特典として流された「4K」のシェアスタジアムでのライブ映像は、
 キレイ過ぎて不気味におもえるほどでした。
 (「I'm down」では、ジョンはキーボード弾くんですな。カッコイイ!)

 「キリスト発言」や「ブッチャー・カバー騒動」が思いの外、大きく取り上げられているのは、
 監督のロン・ハワードがアメリカでリアルタイムに体感したから、だけではなく、
 余計な誤解は解いておきたいとゆー、ビートルズ側の意向だったのかも。

 只、「誤解」とゆー点では、
 リンゴ・スターがまるで凄腕ドラマーみたいな紹介されてたけど、
 それはちょっと、どーなんだろ?
 あとマネージャーのブライアン・エプスタインの死は、もちっと取り上げても良かったのでわ?
 彼の不在こそが、終わりの始まりなのだから。

 本作は「ライブ」を追った映画らしく、ラストは「ルーフトップ(屋上)」での即席ライブの映像で幕を閉じる。
 これがビートルズ最後のライブ演奏となる。
 当時は四人のバラバラな服装からも判るよーに、仲違いの真っ最中で、個性も意見もバラバラ。
 それが演奏を始めるとニコニコ笑ってるのだから、フシギなものでございます。

 とゆー、
 ビートルズが好きな方にはオススメ、
 知らない方にも門戸として最適な一作だと、おもいます。


 次は、
 次こそは、『レット・イット・ビー』の復活を!!


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by y.k-ybf | 2016-10-18 22:41 | 映画 | Comments(0)

女が戦車に乗って戦うアニメ、『ガールズ&パンツァー 劇場版』


【Amazon.co.jp限定】 ガールズ&パンツァー 劇場版 (特装限定版) (戦車トークCD付) [Blu-ray]

渕上舞,茅野愛衣,尾崎真実,中上育美,井口裕香/バンダイビジュアル

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 TVシリーズは何度か見掛けたよーな気もするが、
 「戦車の動作がスゲーな」以上の感慨も印象もなく、自分とは関わりのない作品であろうと判断した。
 劇場版が公開されると事態は急変し、
 (元からヒットはしていたのだろーが)作品はブレイクし、映画はロングランとなり、話題となった。

 ならば、と。
 ならば観なくてはなるまいよ、と、
 わたくしのゴースト(野次馬)が囁くので、何の予備知識もないままに、観た。
 (女が戦車に乗って戦うコトだけは、知っている。)

 以下、
 あまりにも無知なコトばかりなので、箇条書きにするパターンに変更す。


○(戦車が入り乱れて)敵と味方の区別がつかない。

○勝敗の基準が判らない。(ダメージ制なのか。)

○砲弾が命中しても被害はないのか。

○車外へ思い切り顔を出しているが、危険ではないのか。

○試合の全体がまるで把握できない。何処からともなく戦車が湧いてくる印象。

○町も戦場になるが、住民の姿はない。

○顔を出すのは、やはり危険ではないのか。

○町は壊しても構わないのか。

○人々は、何処で生活しているのか。

○砲撃の爆音や衝撃で、PTSDは発症しないのか。

○実在の戦車が配備された国のイメージのまま登場するので、
 「政府」・「兵器」とゆー先入観からの切り替えに苦労する。

○メガネが割れたり、服が汚れたりするので、やはり被害や影響は無くはないのだな。

○フツーに戦車は爆発しているが、ヒトは死なないのか。

○ペンギンがいる。

○でっかい空母の上に町がある。

○「マクロス」とゆーより「メガゾーン」みたいなものか。

○男子の姿を見掛けない。亡んだのか。

○組織も身内で回してるよーな印象が見え、閉鎖性を感じる。

○人類は既に絶滅して、
 高度な人工知能或いは宇宙人が偏った知識で地球人を再生させた世界なのか。

○だから時折、命の価値が低いよーにおもえるのか。

○いつも紅茶を飲んでる女は片時も手放さないが、腕がティーカップと一体化しているのか。
 (ティーパックマンの一種か。)

○オールスター映画だった。

○終わり方はスッキリ。


 完全に、初心者厳禁な映画であった。
 細部よりも基礎設定が判らぬストレスが半端ない。
 ま、
 そんな状態で観るこちらが明らかに悪いのだが、
 評判通り、
 戦車戦は見事な迫力、演出でありました。
 コレは映画館で観たならば、さぞ愉しめたことだろう。
 リアルとフィクションのバランスも巧妙で、大胆に嘘をつく開き直りっぷりがスゴい。

 総じて、好印象。
 機会があれば、シリーズも観てみたいよーな気もする。


○「マッドマックス」、ではない。
 むしろ世界観は『A.I.』のラストのアレに近いのではないか。


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by y.k-ybf | 2016-10-11 21:47 | 映画 | Comments(0)

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』アルティメット版、を、観た。ジャスティス!


バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメット・エディション ブルーレイセット(初回仕様/2枚組) [Blu-ray]

ベン・アフレック,ヘンリー・カビル,エイミー・アダムス,ジェシー・アイゼンバーグ,ダイアン・レイン/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 公開時の感想は、コチラ


 『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』のアルティメット版ブルーレイが半額ジャスティスになっていたので、思わずジャスティスした。
 約30分に及ぶシーンがジャスティスされたアルティメット版の評判は耳にしていたので、早速ジャスティスる。

 この三時間もある、アルティメット版。
 敢えて大袈裟紛らわしく誇張するなら、まったくの別物。
 間違いなくコチラが真の『ジャスティスの誕生』である。
 ジャスティス!

 それでは劇場公開版との違いを、順を追って説明…するのは大変面倒なので、
 ざっくりとポイントだけを挙げてみます。
 まず大きいのは、
 冒頭での、ロイスが砂漠の町を訪れるシーン。
 後からスーパーマンが救出に現れて、その際の被害が問題視され、公聴会が開かれることになるのだが。
 公開版では、
 この「被害」が抑え気味に描写されているため、スーパーマンの「罪」が観客に伝わり難い。
 また最初からロイスがカメラマン(じつはCIA)共々目隠しで連行されているので、二人の関係が曖昧。
 いくらセリフで説明しても、
 ロイスがCIAに協力してるよーに、見えなくもない。

 これがアルティメット版になると、
 カメラマンが急遽別の人物に変わり、ロイスと初対面だと判る。
 更にCIAはドローンを使い、ロイス諸共町を爆撃しよーとするも、スーパーマンに阻止される。
 町のゲリラ(?)は、傭兵(レックスの一味)の裏切りによって一方的に壊滅されるが、
 その死体は傭兵らの手により、山積みにされ焼かれてしまふ。
 町の住人はショックでパニックとなり、
 その内一人の黒人女性が訴えるわけだ、スーパーマンを。
 これで「被害」が克明に伝わり、同時に「誤解」であることも観客は知る。
 事の真相は何か?
 ロイスは残された銃弾の線から探り、
 クラークは黒人女性と面会するためゴッサムを訪れる。
 (そこで犯罪者すら恐れる「バットマン」の存在を実感する。)
 ミステリアスな展開はテンポ良くストーリーを牽引ので、
 驚くべきことに、飽きがこない。
 ジャスティス
 黒人女性は、証言は虚偽だったと訴えを撤回する場面もあり、その後の無惨な末路まで描かれる。
 ロイスは例の「車椅子の男」の部屋を訪ね、犯行は男の意志ではなかったと突き止める。
 この辺を公開版はごっそりカットして、「結果」だけを繋いでいるから事件の全体像がぼやけて、
 そりゃ唐突に展開してるよーに見えるわけだ。

 クラークとブルース、
 スーパーマンとバットマンの邂逅に、ちゃんとカタルシスも生まれている。
 この二人の父母への想いは、
 アルティメット版では対比がより強調される編集で、
 後半での和解の大切な伏線になっていると共に、スーパーマンの「神格化の否定」も兼ねている。
 要するに。
 前作のストーリーを引き継ぎ、
 「ヒトになろーとしている神」が、スーパーマンで。
 「存在しない神を殺すことを望む者」が、バットマンとレックス。
 この両者の対決が本作の主軸なのだ、たぶん。ジャスティス
 神を否定するには、神が必要で、
 神を倒すには、悪魔の力が必要だ、
 とゆー皮肉が、魅力となるはずだったんじゃないかなー。
 しかしそれをやるには、二時間半ではやはり物足りない。
 アルティメット版を観た後だと、
 公開版は、
 も、ダイジェスト版にしかおもえない。
 只、
 当時の状況や観客の期待を考えると、
 あの形にして、
 早く、二大ヒーローをぶつけないと! とゆー焦りもあったのだろーな。
 いろいろと、いろんな意味で。

 そんな、アルティメット版。
 他にも、
 クラークの普段の働きっぷりや、
 ドゥームズ・デイの正体(原型?)や、ケネディの死と重ねられるスーパーマンの葬儀など、
 細かいシーンもいくつかあるけど、
 個人的に気になったのは、
 ラストの、牢屋でのバットマンとレックスの会話。
 「僕は異常者だから裁判は受けられない」とゆーレックスに対して、
 「オマエが行くのはゴッサムのアーカム・アサイラムだ。オレの友人たちが待ってるぞ」と、
 応えて焼き印を壁に打ち込むバットマン。

 ええやん!
 こっちのがええやん!
 ジャスティスやん!!

 おそらく次作の『スーサイド・スクワッド』との関係も含めて変更になったのでしょーが、
 アイツらとレックスが絡むのかーと考えると、わくわくします。


 買っちゃったから、とゆー心理はさておき。
 このアルティメット版にはたいへん満足しました。
 わたくしの評価も逆転しております。

 公開版だけを観て酷評されている方にこそ、観てほしい。

 ジャスティス


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by y.k-ybf | 2016-10-08 21:26 | 映画 | Comments(0)

『SCOOP!』


【映画パンフレット】 SCOOP! スクープ

東宝

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 まず、『ナイトクローラー』ではなかった。
 ではない。

 冒頭からカーセックスのシーンで始まるよーな、
 通俗的で血肉を感じる、「パパラッチ」とゆーより「週刊誌のスクープカメラマン」の物語。
 この違いは、けっこう大事。

 本作はリメイク作で、
 元はテレビ映画の「盗写1/250秒」だとゆー。(監督は、原田眞人。)
 ソフト化もしてないよーなテレビ映画なので、さすがにチェックは無理でした。

 新人記者の二階堂ふみが、良い。
 仕事の意味も魅力も判らないド新人が、
 経験を重ねてスキルを研くことで理解を深め、没頭してゆくとゆー、
 まーお約束的なキャラを、
 真っ正面から演じることでその役割を完璧にこなしているし、そこにちゃんと個性も乗せている。
 彼女の視線が段々と落ち着いて、迷わなくなる。
 「最期」のカメラを構える姿が、また良し。

 副編集長を演じた吉田羊も、
 美人過ぎない具合が、なんか良かった。
 (ベランダから二階堂ふみを見送るシーンは、アラーキーのオマージュだろーな?
  この時の福山とのキスシーンはエロくて素晴らしい。)

 そして。
 何より凄まじいのは、リリー・フランキーの怪演!
 も、「そーゆーヒト」にしか見えない憑依っぷりで。
 こーゆー知り合いをいっぱい見てきたんだろなーおもたら、
 パンフに、
 「こーゆー知り合いがいっぱいいる」と応えておりました。
 中盤での乱闘シーンも痛快で、最高。
 あの腕っぷしの強さが不自然におもえないのが、また凄い。

 さて。
 主演の福山雅治は、
 前半こそタレントイメージとのギャップが邪魔に感じられましたが、
 後半、キャラが動き始めるとそれもなくなり、
 ラストのリリーさんとの一連のシーンは名場面と呼びたくなるほどスリリングで、かつ切ないシーンでした。

 編集部の作り込みとか、
 ターゲットとなる芸能人のソレっぷりとか話し始めるとキリがないので省略しますが、
 兎に角、キャストが脇に至るまで良し。

 気に入らなかったは、福山と二階堂ふみとのラブシーン。
 パンツすら脱がないラブシーンなどハナから入れるな、と云いたいトコロだが、
 せめて、もちっとエロく撮ってくださいよ。
 そーゆー映画で、ここまできっちりやってきたのに、何で急に健全爽快ラブシーンを入れるかな。
 脱げないんなら、脱がないやり方もあろーに。
 個人的な感覚だけど、ここはがっくりさせられた。

 あとは最後の、
 写真を掲載するかどーかで、遠藤賢一が命の尊厳云々と反対する場面。
 それを今、このタイミングで言うか? オマエが?
 と、疑問におもふ。
 流れ的に、渋々賛成するのが遠藤で、
 反対するのはむしろ吉田羊か二階堂ふみじゃないの?
 理屈もなんか中途半端でし。

 と、まーそんな具合で、
 スクープとわ?
 スキャンダルとわ? みたいな難解なテーマを扱ってるわけでもなく、
 気楽に面白い、そんな映画でした。

 最初と最後のショットで判るとーり、「都会」が主役の映画でしたね。
 (そーゆー意味では、福山とリリーさんの存在こそが、テーマなのだろーな。)


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by y.k-ybf | 2016-10-08 21:02 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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