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F@CKなんて云えないよ。『コップ・カー』


【早期購入特典あり】COP CAR/コップ・カー(キラキラベーコンステッカー(DVDバージョン)付き)

ケヴィン・ベーコン,ジェームズ・フリードソン=ジャクソン,ヘイズ・ウェルフォード,カムリン・マンハイム,シェー・ウィガム/Happinet(SB)(D)

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 子供がイタズラで盗んだパトカー(コップカー)は、極悪保安官の車だった!

 とゆー粗筋と、
 ケヴィン・ベーコンへの絶大なる信頼がぐんぐん期待値を上げるこの映画。
 公開時のタイミングを逃したために、やっと観ることができました。

 うむ。
 こんな映画だったとわ!

 パトカーを盗んだ子供らを、ケヴィン・ベーコンがぎゃんぎゃんに追い込む凶悪スリラー、
 みたいのを想像していたのだが、
 もうちょい弛めの、家出冒険モノとゆー感触だった。
 (コレを『スタンド・バイ・ミー』と並べるのは、若干抵抗がある。)

 何せ10歳の子供が主人公なので、
 車や銃を手に入れたとしても、幼すぎて限度がある。
 寧ろ、
 「銃口は覗いちゃダメーーー!」とか、
 「それビリビリするやつーーー!」とかで、ハラハラするのがメイン。
 この印象のギャップにだいぶ戸惑いましたが、ラストの切れ味に助けられた。

 どっちかっつーと、「トムソーヤ」みたいなジャンルじゃないかな、コレ。
 殺人事件を目撃する話とか、あんなの。


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by y.k-ybf | 2016-12-05 11:30 | 映画 | Comments(0)

犯人はヤス。『白ゆき姫殺人事件』


白ゆき姫殺人事件 豪華版(初回限定版) [DVD]

井上真央,綾野剛,蓮佛美沙子,菜々緒,貫地谷しほり/松竹

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 たいへん面白かったです。
 さすが中村義洋監督。

 湊かなえの原作がそもそも特殊な形のよーで、
 それをSNSとゆー媒体を中心に描いてみせて、、、いるかのよーに構成してるのが巧妙。

 あくまで映画のみの話だけど、云うほどSNSは「活用」されていない。
 ほぼ言葉の表裏と、思考の垂れ流しを見せているだけで、
 アレは「実況」に近い、「枠の外」を表現しているに過ぎないとおもいましたよ。
 そこも全部ひっくるめての、巧いなと。

 只、
 映画館で観ると、ちょっと引くかもな。
 ネットの再現とゆーか再生ってすんごい繊細だから、作為性が見えると急激に冷えるんだよね。
 不気味の谷みたいなもんだし。

 殺人事件なのに警察があまり出てこないまま真相に近付いてしまふのが、むしろ現代っぽい気がする。

 要するに、「藪の中」なんだけど。


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by y.k-ybf | 2016-12-05 11:23 | 映画 | Comments(0)

物騒なサスペンス。五本。


 嫌な映画を観た!

 亡くなった両親の借金と、重たい病を抱える弟のため、とあるゲームに参加する主人公。
 そのゲームとは、
 大金持ちが秘密裏に開く、残忍なゲームであった…。

 とゆー設定だけで、はいはいと気付く方もいるだろーが、
 だいたいそんな感じで間違いない。
 お金に困ったヒトらが集められて、勝者が大金を総取りできるゲームが始まります。
 「電流を自分に流すか? 隣のヒトに流すか?」とか、
 「ムチで打つか? アイスピックで刺すか?」とか。
 非人道で残忍なものばかり。
 しかもこのパターンにありがちな、救いがない。

 どー救いがないかは観てのお楽しみとして。
 「ソウ」との類似を指摘する方もいるよーですが、
 そこまでの作為、ストーリーを用意してない分、こっちのが残酷に感じられました。
 (つまり、物足りなさが効果的に作用している、と。)

 オチも含めて、とても嫌な気分を味わえますので、
 そーゆーのが大好物な方には、オススメかと。


 わたくしは、コレジャナイなとおもいましたが。。。


ゲーム [DVD]

マイケル・ダグラス,ショーン・ペン/東宝

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 ついつい見逃していた、デビッド・フィンチャー監督の『ゲーム』。97年の作品。

 サプライズ地獄で貴様の性根を叩き直してやるぜ!
 とゆー、
 たいへん迷惑なお話。

 じつは以前、結末だけを観るとゆー暴挙をしでかしまして。
 結末だけは知っていたのです。
 なので今回、
 途中から、ホントにあの結末にたどり着くのか? と、ドキドキしながら見守るハメになりました。

 ウェイトレスの制服が一瞬でキレイになるミスなどを見付けてしまいましたが、
 無事にエンディングを向かえ、ホッとしました。


 でも、
 口座の暗号を電話の相手と、彼女は聞いてたけど、いいのかな?


人生スイッチ [DVD]

ダリオ・グランディネッティ,リタ・コルテセ,フリエタ・ジルベルベルグ,レオナルド・スバラーリャ,リカルド・ダリン/ギャガ

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 原題はスペイン語で、『Relatos salvajes』。「野生の物語」とゆー意味らしい。
 因みに英題だと、『Wild tales』。「デタラメな話」となる、らしい。
 それが邦題になると、『人生スイッチ』。
 随分と洒落たタイトルになりますな。

 「人生スイッチ」とゆーガジェットが劇中に登場し、
 それにまつわる世にも奇妙な物語が始まるのかとおもっていたが、
 そんなモノは現れず、そんな物語でもありませんでした。

 暴力と復讐がテーマのよーで。
 原題が示すよーに、ニンゲンの抑圧された本性が剥き出しとなるドラマが、6本並びます。
 テーマを尊重したオムニバスとゆー形は、懐かしさすら感じる。
 世の皮肉とゆーテイストも効いており、ちゃんと驚くポイントもある。
 その丁寧な徹底ぶりはよかった。

 只、
 贅沢を云わせてもらふなら、もう一捻りあったら完璧だった。
 勝手な願望ですが、そこの物足りなさが惜しかったなー。


クーデター ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/特製ブックレット付) [Blu-ray]

オーエン・ウイルソン,ピアス・ブロスナン,レイク・ベル/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 食う、出たー。

 東南アジアの某国へ転勤で訪れたアメリカ人家族が、突発的なクーデターに巻き込まれまくる、異国パニック。

 言葉も判らなければ、何が起きたかも判らない。
 確かなのは命の危機だけ。
 この緊張感は凄まじく、凶悪凶暴な現地民の描き方はどーなのよ?
 なんてポリコレなど気にしてる暇もない。

 ホテルの屋上にヘリがくるシーンは意表をつかれたが、
 その後の、隣の屋上へ飛び移るシーンは、ちとやりすぎだわな。
 スリルはあるけど、もうちょい現実味のある距離にしてほしかった。
 NPCのお助けキャラみたいなピアス・ブロスナンが時折現れるのも、すぐにいなくなるのも、
 フシギでしゃーない。

 クーデターの真相がまた、聞き流せない問題だったりしてね。
 絵空事でもないかもな、とかおもったりもしましたよ。

 ラスト、
 ネタバレになってしまふけど、
 「アメリカ人がベトナムで…」とゆー顛末は、象徴的でいいなとおもいました。


 元ネタは諺のよーですが、「良い行いではない」とゆー意味。

 凶悪犯が護送中に脱走、
 それを知らずに、夫が留守の家に招き入れてしまい…。
 とゆー、サスペンス。
 原題のタイトルが二重に意味してるわけですな。

 逃走する犯人の、
 残忍な面と穏和で知的な面があるとゆーサイコパスな感じは、悪くない。
 被害に合う女性側はインテリな経歴のわりに脳天気過ぎる気もしたが、
 人柄が良く、穏和に暮らしてきたのだろう。
 この二人の会話(正確には友人も入れて三人)が、
 もうちょい巧妙でスリルあるものだったなら、更に面白くなってたかもなー。
 (後から合流する友人が、凶悪犯の脱走を知っててもよかったかもね。)

 と。
 要するに、まーまーな映画ではありましたが、
 事の真相は捻りがあって、じつは偶然ではなかったと判明するミスリードは効いておりました。


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by y.k-ybf | 2016-12-05 11:17 | 映画 | Comments(0)

ある日、森の中。『ブレア・ウィッチ』


【映画パンフレット】 ブレア・ウィッチ 監督 アダム・ウィンガード  キャスト バロリー・カリー, ジェームズ・アレン・マキューン, ウェス・ロビンソン

ショウゲート

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 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』から17年、遂に正当な続編が誕生!
 って、
 『2』は正当ではなく黒歴史決定だとゆーことですね。非情。

 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』とゆーと、
 公開当時、面白いor面白くないかで、友人と殴り合う寸前まで論争になったのが、よい思い出。
 疎遠にはなりましたが…。

 さて。
 前作で行方不明となった姉を捜すため、「あの森」を訪れるコトになった弟やら友人やらやら。
 撮影技術もデジタルに進化して、ヘッドカメラやドローンで魔女を激写する!
 とゆー、
 目的以外は前作と変わり映えしない、お話。

 えー…、
 あー…、木が倒れます!

 や、あのね。
 ファウンド・フッテージ・ホラーとして、良く出来ているとおもいます。
 ビックリドッキリしましたよ。
 しかし、前作から17年。
 その間に同ジャンルの様々な作品が作られておるわけで。
 そこでこのプレーンさは、どー判断するべきなのか。
 監督も脚本も前作から変わっているので、方向性が見えないと云えば、見えない。
 デジタルになった強みも活かされているかは、疑問だ。

 ある一線を、踏み込まない怖さがある。
 例えば前作の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』。
 踏み込んでしまふ怖さもあって、それがまさに今の主流でもある。

 本作は、
 続編とゆーより、リブートの一作目として観た方がいいかもね。


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by y.k-ybf | 2016-12-05 10:49 | 映画 | Comments(0)

サトシと読みます、『聖の青春』。


【チラシ2種付き、映画パンフレット】 聖の青春  SATOSHI NO SEISYUN

KADOKAWA

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 29歳の若さで亡くなった実在の棋士、村山聖の壮絶な棋士人生を描く。

 体重を増加させて病状の村山聖を演じた松山ケンイチと、
 まるで憑依したかのよーに羽生善治を演じた東出昌大の、演者バトルこそが見所であり、メインでもある。
 二人の役柄へのアプローチを想像するだけでも楽しく、
 それが見事、作品に結実している。

 真剣の刀でまさに「殺し合う」かのよーに基盤へ向かう、村山聖。
 一方の羽生善治の手には、扇子が一本。その小さな扇子に、彼は殺気を宿す。
 個性の塊のよーな二人が対決するシーンは、
 静かで、熱い、
 緊張感を生み出していた。

 試合から離れると、
 逆に二人の姿は初々しいデートでもしてるかのよーで、なんとも微笑ましくなる。
 そんな二人を(演じる二人を)愛でる映画として、申し分ない。

 しかし。
 村山聖、最期の4年間にフォーカスを絞ったが為に、
 切り落とされた背景や時間は少なくもなく、ダイジェスト的な印象を受けたのも否定できない。
 作品の方向性の問題であり、
 時間的な制約もあるとおもふので、あくまで個人的な不満点ではあるけども。

 やはり。
 もうちょい競技としての将棋を説明すべきだったんじゃないかな。
 あまりに「将棋」そのものがスルーされているから、
 「上手い」「強い」「凄い」の意味がほぼ観客に伝わらず、
 「凄いと云ってるから凄いのだろう」としか理解できない。
 「奨励会」や「大会」、「試合」「称号」などもざっくりと流すので、
 将棋初心者の方には、かなりキツかったのではないだろうか。

 そんな説明必要か? との反論もあるだろーが、
 試合が楽しめないのは、将棋の魅力が伝わってないのと同義なので、作品として明らかにマイナスである。

 また村山と羽生が何故、そこまで将棋にのめり込むのか。
 一応その心情はセリフで語られるが、描写が足りているとはおもえない。
 それがもう一つの問題、切り落とされた背景だ。
 正直、
 子供時代やプロになるまでを、ここまでバッサリ削るとは予想外だった。
 映画のパンフレットには、
 村山聖(と羽生善治)の年譜が掲載されており、それを見るだけでも削られたエピソードの多さに驚く。
 (実際の村山には兄弟がいる、とか。震災のエピソードなど。)

 個人的に疑問をつよく感じてしまふのは、谷川浩司名人の存在の希薄さ。
 わたくしの世代でもその名を記憶する谷川名人。
 本来は村山と羽生両者の最終目標であり、ラスボス的な存在でもあるのだが、
 名人を羽生が撃破したことにより、二人の直接対決の意味合いが変化してゆく。
 このドラマチックな展開を削ってしまったのは、
 映画的にどーなのよ? と、勿体無かった気がします。

 とゆー個人的な不満はありますが、そーゆー作品ではないのでね。
 「二人」の対決を楽しむべき、と。

 あと、パンフは買うべき。


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by y.k-ybf | 2016-12-03 20:29 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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