映画のまとめ 『ザ・グラビティ』、とか。パニック系三本。


ザ・グラビティ [DVD]

ハンネス・イェーニッケ,クリスティアーネ・パウル,イボンヌ・カッターフェルト,アルミン・ローデ,エミリア・シューレ/アメイジングD.C.

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 この帽子ドイツんだ? オーストリアと合作の、TVムービー。

 ビッグバンを再現する為の大型ハドロン衝突型加速機実験の失敗により、地上にブラックホールが出現。
 たいへんな事態になります!(要約)
 強い重力が発生して、
 人工衛星が次々落下したり、影響を受けた地層が大地震を起こしたり、
 たいへん・オブ・ジ・イヤーです。

 前半のディザスター描写は見応えもあり、ワクワク楽しく観ておりましたが、
 後半からの畳み掛けるよーに繰り返す人間ドラマには、テンション急落。
 尻つぼみ感は否めない。

 パニック映画お約束の、性根の腐った奴らが存分にイライラさせてくれますが、
 あのハッカーのクソガキ。
 事情を知らないとは云え、
 女とヤリたいが為に逃げ回り、事態の収束を大幅に遅らせ、
 数万規模の犠牲者を出させた罪は、しっかり罰せられるべきだったのでわ?
 と、おじさんはおもいますよ。


 生物兵器の影響が戦場だけではなく、アメリカ本国にまで及んだなら?
 とゆー、シミュレーション的なパニック群像劇。

 正直、あまり巧くいってないけど、
 「戦場ではない」大国がボロボロと崩れてゆく様は、冷めた恐ろしさがある。
 只、俯瞰できる視点が少ないので全体が不明瞭なのと、
 一部のキャラがエキセントリックなので、極端に見えてしまいました。



○『THE WAVE ザ・ウェイブ』

 パッケージが見付からず。

 ノルウェー産の、災害パニック。
 ノルウェーは山岳地帯が多く、
 ギザギザに入り組んだ沿岸部では、山肌の崩落による津波が発生するんですって。
 恐いわー。
 勉強になるわー。

 日本人なら思い当たる箇所も多々あり、
 正直、嫌な記憶も甦りそーになりましたが、
 限られた空間での津波とゆー表現はなかなか珍しいので、一見の価値はあるとおもいます。


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# by y.k-ybf | 2017-11-22 09:43 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ゾンビワールドへようこそ』、とか。ゾンビ三本。


  でも、今夜こそスカウト魂を見せよう。
  何もせず突っ立ってる気か? それとも世界を救うのか?」
 とゆー燃える台詞を、思わず書き出してしまいました。

 真面目、チャラ男、デブの三人組ボーイ・スカウトが、
 ケンカして、友情を確かめ合い、スカウト能力を活かしてゾンビと戦うとゆー、
 シチュエーションの素晴らしさよ!

 大切なものほど見失いがちだからな。。。
 と、感涙しそーになるぐらい、秀逸なホラーコメディ。
 ゴア描写も下ネタも、しっかり全開。

 「デッド・ライジング」要素もあるよ!


ゾンビスクール! [DVD]

イライジャ・ウッド,レイン・ウィルソン,アリソン・ピル,ジャック・マクブレイヤー,リー・ワネル/松竹

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 主演と製作も兼ねた、イライジャ・ウッドのゾンビ映画。
 このヒト、ホントにホラー好きなのな。

 小学校を舞台に、子供が感染するウイルスとゆー設定で、
 原題の『COOTIES』は子供が悪口で使う「バイ菌!」みたいな意味らしいですよ。
 先生(大人)と生徒(子供)の衝突とゆーのは何か意味有りげですが、
 基本コメディなのでメチャクチャに殺し合います。
 スプラッターも全開です。
 またこの先生連中っつーのが全員ちょっと変人で、マトモなニンゲンが一人もいない。
 アホな会話の応酬が楽しくて、ずっと観ていられます。(ゾンビになった子供よりバカ。)
 もっとやれ。

 ジャンルのツボは押さえてあるし、
 大人は感染の恐れがないって設定は、コメディドラマ的にかなり有効だなとおもた。
 体育教師は、よく頑張りました。
 あと用務員さんも。便利な存在だ。

 オープニングの養鶏場のシーンが個人的には印象に残りまして。
 事の発端をシンプルに表現しており、ある意味、本編よりショッキングでもある。


マギー [DVD]

アーノルド・シュワルツェネッガー,アビゲイル・ブレスリン,ジョエリー・リチャードソン/ポニーキャニオン

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 敢えて、吹替で観たのが大正解。
 初老に差し掛かったシュワノルドと、玄田哲章の声とのバランスは最高。
 至福の時でありました。

 (本編はゾンビモノっつーか、
  ジャンルだけ移行させたティーン映画ですね?)


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# by y.k-ybf | 2017-11-22 09:22 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ザ・ギフト』、とか。スリラー&サスペンス五本。


ザ・ギフト[DVD]

ジェイソン・ベイトマン,レベッカ・ホール/バップ

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 外から丸見えのシャワールームってどーなのよ?
 そんな豪邸に引っ越してから赤いリボンのギフトが玄関に届くよーになりました。。。
 と、
 これ以上説明すると勿体無い、優れたサスペンス・ホラー。

 ジャンルの匙加減が絶妙で、
 そっちへ傾くのか!? と思わせては戻り、傾いては戻り、
 物語の核心をなかなか見せず、衝撃のラストを迎える。

 劇中のモヤモヤはそのまま観る側へ伝染して、非常にモヤモヤとさせられる。
 一方、
 痛快に思える部分があるのも確かで、感想が大きく分かれる分岐点ではなかろーか。
 その微妙な、
 誰にでも覚えがある心理を衝いております。痛いです。
 (疎遠系ですね)


セブンスコード 劇場公開記念特別盤(多売特典付き:生写真予定)

前田敦子/キングレコード

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 黒沢清監督、前田敦子主演で、
 ロシア撮影のサスペンス・スリラーって、何じゃそりゃ?
 と思いながら観ておりましたが、判りました。
 最後まで観て全てを理解しました。

 前田敦子の新曲プロモーションなんですね、コレ。
 なんつー贅沢なモノを作るんだ、秋元康め(※偏見です)。

 しかし。
 さすが黒沢、安定のクオリティばかりか、
 豪快な肉弾アクションにも挑戦しており、
 好意的な意味で、ナナメ上をゆく作品になっております。

 最後の爆発は要らなかったと思うけどね。


バーニング・ブライト [DVD]

ブリアナ・エヴィガン,ギャレット・ディラハント,チャーリー・ターハン,ミート・ローフ/アメイジングD.C.

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 自分の庭(敷地)にサファリ・パークを作ろうと思うんだ、きっとみんな見に来るよ!
 などと口走るヤツとは、光の早さで距離を取れ。

 そしたら、コイツは継父なのな。
 中盤まで全然気がつかなかったわ。

 巨大な台風に備えて窓やドアを塞いだ家に閉じ込められたら、凶暴な虎まで放り込まれて、さあたいへん。

 本物の虎を使って撮影!
 とゆー売りでしたが、
 申し訳ないことに、ずっとCGの虎だと思って観ておりました。
 微妙に安っぽいなあ、なんつって。
 そんな節穴な目には、本物も偽物も見分けがつかない。
 現代人はある意味での野生、生命への飽くなき執着を失ったと云わざるを得ない。
 今まさに文明の直中を生きる我々は、
 社会の業、根深い病巣について真剣に考えるべきなのかもしれない。。。


グッド・ネイバー [DVD]

ジェームズ・カーン,キーア・ギルクリスト,ローガン・ミラー/アメイジングD.C.

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 コメディかな? 思ってたらスリラーになって、
 最終的にはまた違った着地をみせる、
 シンプルながら複雑に展開するストーリー。

 向かいに独りで住む、偏屈で嫌われ者のジジイ。
 その家中に小型カメラを仕掛けて、
 生態観察とゆー名目のドッキリを撮影する、悪ガキ二人。
 計画は順調に進行するも、
 次第にジジイの暗部が明るみとなり、遂に秘密の地下室の存在を見つけた二人は…。

 とゆー、じつに悪質で迷惑な悪戯の話で。
 強烈なバチでも当たればいいのに、と考えるよーになると、
 この悪ガキ共にも意外な事情なんかがあり、最後まで楽しめました。
 余計なコトを云うと勿体無いので省略するけど、
 微妙な余韻も巧いなとおもたよ。


ダーク・プレイス [DVD]

リビー:シャーリーズ・セロン,ライル:ニコラス・ホルト,ディオンドラ:クロエ=グレース・モレッツ,パティ:クリスティナ・ヘンドリックス/Happinet

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 『ゴーン・ガール』のギリアン・フリン原作。
 監督が『サラの鍵』のジル・パケ=ブランネール。
 主演がシャーリーズ・セロン。

 贅沢な組合せで、共演者も凝っている。
 そんな鉄板級の作品で、面白くない、わけではないけど、
 面白いかと問われると、言葉に詰まる。

 大雑把に省いて云うと、
 救いではなく「救わない」話かな、と。
 誰も何も信じていないから、手を差し伸べない。
 不信と嘘。
 確かに『サラの鍵』の監督さんっぽい題材ではあるけど、
 微かなストレスが溜まりに溜まって解消されないから、
 最後、えっ!? て気分になる。
 消化されていない。

 一つだけ、気になったのは後半の展開。
 最も重要なはずの事件の真相を、電話で報告を受けるだけで済ませてしまう。
 ココは一度兄の元カノと会ってから、
 母親の件(真相)を調べて、
 もう一度元カノへ会いに行った時に襲われた方が、展開的にスマートな気がするよ。


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# by y.k-ybf | 2017-11-20 21:07 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『特捜部Q Pからのメッセージ』、とか。サスペンス&スリラー五本。


特捜部Q Pからのメッセージ [DVD]

ニコライ・リー・コス,ファレス・ファレス,ポール・スヴェーレ・ハーゲン,ヤーコブ・オフテブロ/TCエンタテインメント

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 特捜部Qシリーズの三作目。
 相変わらずハードで、エグいストーリーが展開されます。

 今回は宗教絡みなので、エグ味マシマシかなーと期待してたら、意外とシンプル。
 子供の誘拐事件がメインとなるので、映像化が難しい部分は大胆に削ったのかも。
 それでもハードな作品に変わりはなく、
 主人公の刑事が前作からのダメージで最初からヨレヨレだからな。
 凄いよ、この徹底ぶりとゆーかサディスティックな感覚わ。
 猟奇的な事件は、追う者すら蝕むとゆー現実。
 それでもまた事件は起きるし、誰かが追わなくてはならない。
 そこに希望はあるのか。。。
 とゆー疑問に、少しだけ応えるラストも良かった。本当に。

 犯罪の「被害」ってのは、単純な影響だけではない。
 広く、多くの心を傷付けるとゆーコトを、真摯に描いているのが良い。

 こーゆーのも何だけど、
 日本の刑事ドラマもコレぐらいやってくれたらなぁ…。


イリュージョン [DVD]

イーサン・ホーク,クリスティン・スコット・トーマス/トップ・マーシャル

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 イーサン・ホーク主演のフランス映画で、
 不条理スリラー…になるとおもふが、安易に認めたくないほど、物語が成立していない。
 原作の小説がありまして。
 どーやら内容自体はそのまんまらしく、本作がやらかしたとゆーわけではない、よーだ。

 何がそんなに不満なのかとゆーと、
 「理由」が曖昧で、「謎」は解かれず放置で、具体的な「結末」も描かれないから、
 すげー判断に困るの。
 現実と幻の区別も分かり難いし。
 結局あの「仕事」はなんやったんや。。。

 中年男性作家の心理的障害を表現してる、そんな好意的な解釈もありますが。
 どーやらこの物語は「詩編」として捉えるべき、らしいのだが、
 そー云われてもねぇ…。

 じつは荷物もお金も最初から持っておらず、本物の家族すらいないとゆーのなら、
 かなりゾッとする話にはなりますが。


 特異な探検家の男女+男(旧ドリカム編成)三人に巻き起こる、サスペンス。

 巻き起こるっつーか、巻き起こすっつーか。
 このシチュエーション、必要? みたいな、
 (甚だしいとゆー意味で)たいへんな終わり方をしてくれて、吃驚です。

 完全にオチの部分なので具体的な説明は避けますが、
 例えるならば、邦画の大作系はこのパターン多いです。
 もしかすると、
 海外で邦画をよく観るとゆー方は、このよーな気分を頻繁に味わっているのかも。


 因みに、ジャケットに大きく写っている男性は、
 三人の中でいちばん本筋と関係なくなる奴です。

 何故にコイツ?


アメリカン・サイコ ―デジタル・レストア・バージョン― [DVD]

クリスチャン・ベイル,クロエ・セヴィニー,ウィレム・デフォー,ジャレッド・レト,リース・ウィザースプーン/角川書店

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 敢えて、
 ろくに調べず感想をまとめた後、改めて調べてみたら、だいたいそんな解釈で。
 何かホントに、生理的に気色悪い映画でした。
 誉めてます。

 00年の映画でバブル期のアメリカを舞台にしてるから、八十年代後半ですかね?
 主人公含めて、
 スーツをビシッと着た男たちの区別がつかない。個性がない。
 何を喋っているのか、何を誇っているのか、何を競っているのか、
 まったく理解できない、共感できない感覚が見事に視覚化されており、
 アメリカのサイコな部分をガツンガツンに掘り起こしてゆく。

 ヒューイ・ルイスやフィル・コリンズとゆー、ベタで浅い!
 コレも見事なチョイス。

 結末は分かり易く、
 この時点でアメリカは疲弊して病んでたんだなー、と思わせる。
 お薬も飲み過ぎて効かないんだろな。
 今やアメリカだけの話じゃないけど。


インフェルノ (初回生産限定) [DVD]

トム・ハンクス,フェリシティ・ジョーンズ,イルファン・カーン,オマール・シー,ベン・フォスター/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 原作はさておき、このシリーズのファンっているのかしら?
 とかなり冷ややかな期待で観てしまいましたが、
 や、
 オモシロかったですよ、『インフェルノ』。
 シリーズも三作目ってコトで、
 説明的な部分を全部すっ飛ばして一気にストーリーを加速させる感じは、さすがロン・ハワード。
 モタモタしておりません。

 歴史&美術サスペンスとゆーのかな。(宗教?)
 学のないわたくしには何と表現したらよいのか判りませんが、
 へー、そんな秘密がー、秘密の通路がー、
 ってな部分を楽しむ、作品ですよね、コレって?

 オープニング等に描写される、
 破滅した世界の姿はやたら迫力があり、コレだけでも一見の価値がある。
 巧い。
 異なる「愛情」が対立する構造も面白いですね。

 トム・ハンクスのアワワワ顔は見れませんでした。


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# by y.k-ybf | 2017-11-20 20:39 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『バーチャル・レボリューション』、とか。SF四本。


バーチャル・レボリューション [DVD]

マイク・ドプド,ジェーン・バトラー,ヨヘン・ヘーゲル,マキシミリアン・プーレン/アメイジングD.C.

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 「バーチャル」と「マルチ」が付くモノには気をつけろとは、古の昔から伝え聞く格言ではあるが。
 某たまふるの「ブレードランナー企画」で高橋ヨシキさんが本作を推薦しており、
 丁度WOWOWでも放送されたので、観てみた。

 うむ。
 確かにコレは、「ブレードランナー」である。
 2047年の未来が舞台の、レプリカントがいない「ブレードランナー」。
 代わりに世界中で蔓延して問題になっているのが、「アバター」とゆーバーチャルな世界。
 (「ゲーム」とゆー表現はされず、あくまで仮想世界)
 多くの人間が現実から逃避するよーに仮想世界へ没入しており、
 社会発展が停滞するとゆーディストピア(まさに)。

 主人公はこの「アバター」が絡んだ殺人事件を追うことになるんだけど…。
 仮想と現実、どっちの事件で、何が問題なのか。
 正直、情報が整理出来なくて、少しストーリーを見失いかけました。
 説明が少ないのは本家っぽいけど、語り口がちょっと…。

 またこの世界のデッカード(仮名)は腕利きらしいけど、失敗ばかりで良いところがない。
 活躍するのはムリヤリ手伝わされる、亡くなった妻の弟のハッカー。
 うん、
 ハッカーが要ればね、大概解決するから。
 んで、
 なんやかやあって、犯行はテロリストグループに因るものだと判ります。
 彼らはバーチャルな世界からプレイヤーを強制ログアウトさせ、人類を仮想世界から解放させるのが目的だったのです。
 立派です。
 自らもアバターにどっぷりハマっているデッカード(仮名)は、
 テロリストを止めるか否か、板挟みとなります。

 はたしてデッカード(仮名)の選択わ!

 とゆー結末に、驚きましたよ。
 そっちかい!? と。

 実際、低予算かどーかは判らないけど、
 「ブレードランナー」の世界をコピーしつつ、バーチャルな世界も描く、
 じつはかなり作り込まれた本作。
 文明の発達が人類を進歩ではなく堕落させ、
 仮死状態の未来とゆー光景を提示したのは、野心的であり、リアルだと思う。

 しかし「ブレードランナー」っぽいとゆートピックよりも、この結末の方が衝撃でした。。。


ダーク・グラビティ [DVD]

ロビン・ダン,エイミー・ベイリー,ブレンダン・ベイザー,エンツォ・シレンティ,ミア・ノードストロム/アルバトロス

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 何が「ダーク」だ。世界観か?
 「グラビティ」は、よく判らん。
 なんかスゴいフリーエネルギーの実験してたけど、
 それか?
 それが、グラビティか?
 そしたら実験中に誤差が生じて、大爆発。
 目覚めたらパラレルな世紀末の澱んだ街角で僕らは出会った!(元嫁と)

 イマイチな邦題の話を始めたと見せ掛けて粗筋を消化する小技は如何でしたか?
 まったく伝わっていないと思うので、結局また粗筋を説明しますが。
 スゴい実験中に大爆発が起きて、
 気が付けば、七秒時間が進んだパラレルな世界へ。
 元の世界へ戻る戻るぞー。
 とゆー、村上龍みたいなパラレル系のSF。

 このテンションでお判りだと思うが、かなりの安普請なSFで、雑。
 爆発事故の真相も、株式の不正操作の為(七秒先の未来が判るから)とか云ってたけど、
 世界滅んでるやん。
 元の世界へ戻す方法も、ある人物から受け取ったコンピューター・ウイルスが鍵になるんだけど、
 受け取ったのは爆発前だから、パラレル関係ないと思うし。
 ウイルスを阻止しよーとする側の、阻止するその理由もよく判らん。
 世界滅んでるのに。

 衝撃的に唐突なラブシーンは雑過ぎるし(少し村上龍っぽい)、
 クライマックスで何も出来ない悪役はアホ過ぎるし、
 そもそも爆発の実被害とか、どーなってんの?
 パラレルの前に、なんで死なないの?

 と、言い尽くせないほど粗だらけな本作ですが、意外と面白かったのですよ。
 パラレルな世界で混乱しながらも、何とか真相を探るために苦心する主人公の姿が。
 (カウンセラーはちゃんとセクシーな格好してるし。世界が滅んでも)

 脚本がゴミでも、
 巧いヒトが撮るとちゃんと面白くなるのだな、
 とゆー、勉強になるエイガでした。


カリキュレーター [DVD]

エフゲニー・ミローノフ,ヴィニー・ジョーンズ,アンナ・シポスカヤ,ニキータ・バンフィーロフ,キリル・コザコフ/アメイジングD.C.

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 ロシア産のSF。
 まず、だいぶ説明します。

 星々に人類が移住する未来、のお話。
 ある星では支配的な統治が行われて云々。
 凶悪犯や政治犯のよーな重罪人には、「放逐」みたいな刑罰が執行される。
 広大な沼地に放り出されて、遠くへ行けーって。
 沼地には不気味で残忍な生物とゆーか植物みたいのがたくさんおって、人々は逃げ惑います。
 真っ黒くろすけ(みたいな生物)を食べながら。

 目指すゴールがあるとかないとか、あるとかないとか、話しておりますが、
 脚本が悪いのか翻訳が悪いのか、会話がチグハグしており要領を得ません。
 サバイバルと思想的な話とSF設定って、こんなに噛み合わないものなのだな。
 しかし。
 地平線まで広がる沼地と不気味なクリーチャーの描写は素晴らしく、一見の価値はある。

 オチがまた、
 すげーブラックな結末で、呆気にとられます。


 邦題がミスリードになっておりまして。
 意外と効果的に機能してるので、判断に迷う。
 原題は「INKARNACIJA」。
 ネットで翻訳してみたら、
 クロアチア語で「化身」とゆー意味。らしい。
 何となく意味深だけどイメージ的には連想し易く、作品の幅が限定されるので、
 邦題の方が優れている気はする。
 只、
 「タイム」が余計なんだな。「ループ」だけでよい。
 (そしたら、
  いつの間にか余計な副題、「7回殺された男」なんて付いてるし)

 街中のベンチで目覚めた男は、一切の記憶を失っていた。
 理由も判らず仮面の男たちに追われ、命を奪われるも、
 気がつけばまた同じベンチで目覚めていた…。

 同じ時間、同じシチュエーションが繰り返されるとゆー、セルビア産のサスペンス。

 オチが。
 オチが微妙な気がするも、
 そこへ至るループ描写がスリリングで楽しい。
 実際に街中で撮影されたロケの迫力と説得力が良い。

 微妙と云いつつ、個人的にはオチに不満はなく、満足した一本でした。

 正確には、SFではないんだけども。


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# by y.k-ybf | 2017-11-20 11:36 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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