2004年の番外。


 『AV未満 赤/黄』


 かかざるをえまい。

 ライフログにも登録されていないブツなので、
 説明も難しいが、
 ざっくり言ってしまえば、エロビデオである。

 昨年、エッチ界隈で新たに定着したのが「着エロ」というジャンルで、
 いわゆるチラリズムを洗練させていったものである。
 代表的なところで、インリン・オブ・ジョイトイがもっともわかりやすいであろうが、
 彼女はどちらかといえばアート系に分類されるので、
 近し遠しといったところか。
 元々、「イメージ・ビデオ」というジャンルがあり、
 非エロが基本で、アイドル、タレントさんが、プロモーションに近い感覚で発表するものである。
 イエローキャブとかな。
 そこにアートな部分をねじり込んできたのがインリンなわけなのだが、
 それとは別に、もっとビニ本的な方向へ引き延ばしていった先が、
 ヌードでも、AVでもない、「着エロ」というジャンルなのだ。
 まあ、
 やんわりというなら、セミヌードでございますね。
 この、中途半端な領域の、
 中途半端な感覚が、昨年は受けたというわけで。
 おそらく、
 脱がない、やらない、という条件で受けたでろう、
 モデル、タレント級のべっぴんさんが多いのも、特徴である。

 で、
 前置きが長くなってしまいましたが、
 この『AV未満』、
 着エロよりももうちょっと先、タイトル通り、アレの手前ぐらいまでいっております。
 アレのな。

 アレが無くてどーすんねんと貴兄の方々はおもわれるでしょうが、
 アレが無い分、
 アレのギリギリを彷徨うために、たいへん濃いものになっております。
 アレが大好きな若者たちには、物足りないかもしれませんが、
 アレはアレでな、ええ、という貴兄には、
 とてもフレッシュに感じられることでしょう。

 何より、出演されている女性がべっぴんさんで、
 たいへんステキキッス、ステキッスなので、
 ええ。そんなわけなんですよ。



 以上です。

 お疲れさまでした。
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# by y.k-ybf | 2005-01-21 18:08 | 記述 | Comments(0)

2004年のレコード.07

LIVE IN JAPAN
プライマル・スクリーム / ソニーミュージックエンタテインメント

 これで、ラスト。十枚目でございます。
 お疲れさまでございます。

 ライブ盤、2003年のレコードですね。
 実はこん時のライブ、
 観に行っておりまして、それはもー、どえらいものでございました。

 よく音楽雑誌などで見掛ける妄想が入ったような「形容詞」がございますが、
 なんか、
 こー、大袈裟な。
 最近はご無沙汰なのですが、
 ライブには何度か行っておる身として、
 そんな形容詞は、気持ちは分かるけど、
 そこまでビタッとくるかなあっとおもっておりました。
 が、
 こん時のプライマル・スクリームのライブは、そんな「形容詞」そのもので、
 音で殺されちゃうってのはこんな感じなんだー、
 と、素で感動したものでございます。

 わたくしは年寄りなので比較的冷静なのですが、
 前のほうで踊り狂っている若者たちは、ライブ終わったあと、無事に帰れるのか心配になったほどです。
 ちゃんと電車の切符買って、乗り換えとかできるのだろうかと。

 それにしましても、
 ギターがマイブラで、ベースがローゼスなんだから、
 いかに音が凄まじいか、想像できるとおもいます。
 しかもその二人に挟まれてボビーが、白いスーツで歌っとるわけなんですから。
 ええ。
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# by y.k-ybf | 2005-01-21 17:24 | 音盤 | Comments(0)

2004年のレコード.06

刹那
小沢健二 / 東芝EMI

 小沢健二には失われたサード・アルバムというものがありまして。
 それはセカンドの『LIFE』後、スチャダラパーと共同で制作されていたものなんですが、
 みなさんご存じの通り、
 そのアルバムは完成することなく、作業は中断されました。
 そして、膿でも吐き出すかのようなシングルのリリースラッシュを終えると、
 唐突にジャズへ転向、
 「おもしろいかもしんねえけれどつまらない」アルバムを一枚作って、
 これまた唐突に、小沢健二は音楽界から姿を消す。

 そして6年の空白後、『Eclectic』で復帰した小沢健二の姿は、
 あくまで個人的な感想だけど、
 歪におもえた。

 な、
 話はさておき、この『刹那』はベストというよりもセレクション・アルバムで、
 その、
 大掃除みたいに発表されたシングルの中から選曲されて構成されている。
 当初、二枚組のコレクション色のつよいアルバムになる予定だったが、
 そこはオザケンのこと、
 勝手に売られると嫌、との理由で音源の権利を買った(もの凄い金額で)とも噂される人物であって、
 半端な企画アルバムなど出しません。
 寄せ集めながら、アルバムとしてたいへん良くできておると思います。

 実は、
 オザケンの一番好きな時期って、このシングル期だったりします。
 自棄になったように発表されるシングルは、
 どれもキラキラと輝いておりまして、素晴らしく感じられました。
 またカップリングで収められた、
 後のジャズセッション用に録られたであろう音源も、
 ジャズ一年生みたいな幼さがありながらも、楽しいものでした。

 それらぜんぶ、『刹那』には収録されてませんけどね。

 な、
 わけで、自分でシングル編集して焼いて聴いてます。
 たぶんこんな、
 ロリポップ変名バンドがいまだ好きなニンゲンは、いっぱいいるんでしょうな。
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# by y.k-ybf | 2005-01-21 11:48 | 音盤 | Comments(0)

2004年のレコード.05

サイレンサー
徳永憲 / インディペンデントレーベル

 好き好き大好き徳永憲。
 の出だしで、以前にもこのアルバムについて書きましたので、
 正直、何を書いていいのやら。

 そもそも、ほんとに好きなんで、逆に書けなくなっておるのです。

 徳永憲の名前をはじめて知ったのは、
 確か、ミュージックマガジンであったか。
 廃刊になる最終号で、特集が年間ベストアルバム。
 そんな枠にも関わらず、
 デビューアルバムの『アイヴィー』が、ジャケット写真も間に合わずに紹介されており、
 「中村一義よりも才能を感じる」みたいなことまで書かれておったので、
 なんだこいつわと、レコード屋さんへ向かったわけなのです。

 で、
 どーなんだとゆー話でございますが。
 個人の感覚だけなんで比べることに意味はないとおもいますんでアレなんですが、
 どちらかといえば、
 小沢健二を総ひっくり返した感じに、似ている気がした。
 それは真逆とかの意味ではなく、
 神経衰弱でゆーところの、
 カードがぜんぶ伏せてある状態か、ぜんぶオープンな状態か。
 どれがどちらか、想像にお任せいたしますが、
 ポジ・ネガと安易に分けられるものではなく、
 開けられるために閉じたもの、揃ったら消えてしまうもの。
 ヒトに込められた、
 表裏の感覚が、楽曲を形成しているような気がするのでございます。

 幸運と不幸がごちゃっと転がる、
 徳永憲を聴いていると、不思議と穏やかになるのでございます。



SMiLE
Brian Wilson / Nonesuch

 こちらも既に、以前に書き込んでありますので、
 そちらを参考にしていただきたいのですが、
 選んどいてなんですが、
 いまだに取っつきにくいアルバムではあります。

 まあ、これで、
 『スマイル』関係のブートは買わなくて済んだかな。



Bootleg Series, Vol. 6: Bob Dylan Live 1964 - Concert at Philharmonic Hall
Bob Dylan / Columbia/Legacy

 熱狂的なボブ・ディランのファンというわけでもないし、
 そもそもオリジナル・アルバムを一枚ももっていないわけなのですが、
 この定期的に発売される、ブートレグ・シリーズのライブ盤は、好きで集めて聴いている。

 昔、ブートモノが好きだったのもあって。

 この、表記がややこしいシリーズについて、
 簡単に補足させていただきますと、
 不正規に流通しちゃってる商品を、カッコヨクして売っちゃうぜ。
 ってシリーズで。
 最初に発売されて話題になったのが、
 『The Bootleg Series Vol.4/ロイヤル・アルバート・ホール』。
 話には聴いたことがあるとおもいますが、
 フォークスタイルからエレキに持ち替えたことで、
 熱狂的なファンから、「ユダ!」と裏切り者呼ばわりされるアクシデントが起きた、ライブ。
 前半の凍り付くようなフォーク一本のライブも素晴らしいんですが、
 最後の、
 「おめえこそ裏切りもんじゃ、こら」と切り返して演奏される「LIKE A ROLLING STONE」は、
 伝説扱いされるのも納得してしまうほどの、迫力がございます。
 そしてこのライブが盗み撮りされて発売されたものが、
 最初のブートレグだともいわれ、長い間(kiroro)、代名詞的に扱われてきたわけでございます。  

 話が完全にそれてしまいましたが、
 まあ、
 そんな、貴重なライブを収録したシリーズでございまして、
 今作は、
 フォーク界期待の新人として、ジョーン・バエズをゲストに迎えた初期のライブ。
 ロックの影響を受ける以前のものですね。
 会場の雰囲気も、どことなくあたたかく迎えている感じなんですが、
 ボブ・ディランの姿勢が、ちょっと揺れはじめてる微妙なところもあって、
 おもしろいです。

 これで新人なんで。やっぱり別格なんだなあと、おもいましたよ。
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# by y.k-ybf | 2005-01-21 11:09 | 音盤 | Comments(0)

2004年のレコード.04

The Album
岡村靖幸と石野卓球 / KRE

 その名の通り、岡村靖幸と石野卓球のユニット。
 この奇人というか怪人というか、
 二人の組み合わせはどんなものかと。
 想像してみたら、想像通りのものでした。

 粘着質もなかなかのもので、
 もたれるわりには、二度、三度食べてるうちに軽くなるという、
 二人の音楽性が、そのまま活きている。

 と、誉めてしまうには、いささか大袈裟の感もございますが、
 この二人の組み合わせの場合、
 岡村ちゃんはフロント、電気グルーヴでゆーところのピエール瀧みたいなものかとおもっていましたら、
 器用なことに、まりんと瀧の二役をこなしておりました。
 考えてみましたら、
 岡村ちゃんは希代のソングライターなわけなんで、
 卓球との相性も、悪くないとゆーことなのでしょう。

 ただ、
 まんまAcidで作ったようなトラックは、どや。と。



 ロックンロール (リミックス&デジタル・リマスタリング) (CCCD)
ジョン・レノン / 東芝EMI

 オリジナルを聴いたこともないので比べようもないのですが、
 楽しみにしているジョン・レノンの再発リマスタリングもの。

 良いか悪いかとか、どんな具合かなどなど、
 わたくしの言葉など邪魔なだけなので省略いたしますが、
 書かざるを得ないのは、
 ボーナストラックに収録されている、「just because(reprise)」。
 エンディングを締めくくるジョークみたいな語りなのだが、
 ジョンはそこで、
 かつてのバンドメンバーたちへ、
 「リンゴ、ポール、ジョージ、調子はどーだい?」と、呼びかけている。
 深い意味もない、かるい冗談みたいなものだとおもうけど、
 彼にとって、ビートルズがそんな存在になっていたことが、
 なんだか嬉しかった。
 重責や、プレッシャーでは無いということが。

 『ロックンロール』というアルバムは、
 ジョン・レノンのルーツを遡る、カバー・アルバム。
 ジャケットには若き日のジョンと、
 当時のメンバーだった、ポール、ジョージ、スチュアートが写っている。
 そしてこのアルバム発表後、
 ほぼ引退に近いような、五年におよぶ育児と休暇に入ることとなる。

 このアルバムにこめられた意味を想像してしまい、
 ちょいと切なくもなるのだが、
 からっと良い具合の、
 ほんとにスマートでシンプルなアルバムなので、
 気になる方には、聴いてみてほしいとおもいます。
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# by y.k-ybf | 2005-01-20 23:22 | 音盤 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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