柱に刻んだ相合い傘は一昨年の。 『ゴースト・イン・ザ・シェル』 ※ネタバレ


ゴースト イン ザ シェル 映画パンフレット

配給:東和ピクチャーズ

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 押井守版を超えなくても独自の路線を表現出来ればOKだ!
 と、
 ハードルを地面に埋めてからの鑑賞になりましたが、上からガシャンっとハードルが落ちてきた。
 そんな気分。

 押井版の実写コピー、とゆーか「再現」に執着する熱意は端々から伝わってきました。
 もーそのまんまだから。
 『イノセンス』の影響もしっかり入ってるし、「押井守」が野良犬役で登場するし。
 戦車のハッチを力任せにブチブチーってシーンもちゃんとあるよ!

 しかし似ているのは表面だけで、中身のテーマは真逆。
 「魂は体(形)に縛られない」から、
 「魂は肉体に宿る。人間性、大事」へ。
 完全に逆行してるとゆー、非常にユニークな作品となっておりました。
 ハッキリゆーけどシリーズ的には珍作の部類です。

 そもそもスタートラインが原作や押井版と異なっており、
 素子を「完全義体化」に成功した最初の人間にしてる時点で、諸々別物なのだな。
 つか、「素子」じゃねーし!
 (まさかバトーの目を義体にするエピソードまでやるとわ。。。)

 当然のよーに「人形使い」も出てこないので、
 すんごいストーリーはシンプルで、分かり易い。
 殆ど荒巻(たけし)の活躍で事件が解決したよーに思えるのも、気のせいだ!

 と、珍作扱いしてしまいましたが、
 コレはあくまでもシリーズの過去作と比べた結果であって、
 本作がシリーズ最初に観る作品ならば、悪くない映画だと思いますよ。

 コーカク初心者にオススメ。


 墓碑は「草薙家」でよかったんじゃないかな…。


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# by y.k-ybf | 2017-04-27 21:15 | 映画 | Comments(0)

四本。映画のまとめが。(倒置)


ナイト・チェイサー [DVD]

ジョナサン・ハワード,ジョナサン・ドマルジェ,ファニー・ヴァレット,ジェス・リアウディン/アメイジングD.C.

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 深夜タクシーの運賃を踏み倒したら、人生を踏み倒された、お話。

 「ナメてた相手が○○」系のスリラーで、
 散々追い回された挙げ句、
 ムッキムキの運ちゃんにボッコボコにされるとゆー、悪夢のよーな恐怖。
 そして待ち受ける、
 良くも悪くも愕然とさせられる、真相と結末。

 なんじゃいな!? と、
 わたくしも戸惑いましたが、
 そこに至るまでの貯金がガッポリあるので、セーフ。
 ブラマイゼロで、ガックリ無し。

 81分とゆー短さも、ステキです。


○『ヴィジット 消された過去』

 WOWOWで観ましたが、ソフトは見付からず。

 記憶喪失になって戻った実家(豪邸)が、何か変?
 とゆーサスペンス。
 親や兄弟の顔も忘れるぐらい記憶を失うって、ヤバくない? とおもふが、
 それを云ったらストーリーが成立しない。
 つか、
 退院できるんだな、そんな状態で。

 ネタバレになるので控えるが、
 かなり陰惨な真相へと物語は展開する。
 ストーリーの肉付けや、主人公への追い込みにやや不満も感じるが、
 まとまりは良い。

 「家族」はパッと見、異常ではないんだけど、
 兄貴だけは変態っぽさを隠しきれず滲み出ており、イイ味の役者さん使ってるなあと、感心しました。


タイムリミット [DVD]

ディラン・マクダーモット,ピーター・ファシネリ,ユーリヤ・スニギル,デヴィッド・マクナリー,アンドレイ・イフチェンコ/アメイジングD.C.

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 同じよーなタイトルが沢山あって混乱するが、
 14年公開の、ワンシチュエーションな密室監禁サスペンス。
 中身も似たよーなモノが沢山ありますな。。。

 気がつけば、冷凍庫の中で縛られ中。
 状況も判らず身に覚えのない脅迫に合う男。
 しかし…。

 とゆーね、
 冷凍庫に閉じ込められるのって何かで観たな‥‥‥‥‥、思い出せず。
 ぐらいの、デジャブ感。

 脅す側のロシアンマフィアが、
 殺さず何度も何度も尋問してくれる気の長いヒトたちで、助かりました。
 男の命と時間の尺的に。
 中盤に現れるアイツも殺してないし、
 じつはイイヒト? ロシアンマフィア。

 後半、
 卓袱台をひっくり返すよーな展開になりますが、退屈は否めず、だいぶ設定を見失いました。
 (アイツが何故こんな目にあってるのか、とか。)

 だって、
 縛られた男が死んだら終わりなので、
 逆に死なないって判るから緊張感が途切れるんだよなー。


カットバンク [DVD]

リアム・ヘムズワース,テリーサ・パーマー,ジョン・マルコヴィッチ,ビリー・ボブ・ソーントン,ブルース・ダーン/TCエンタテインメント

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 完璧だとおもわれた計画が、
 ポロポロ綻び、予期せぬ大事件へと発展してゆく。
 群像型サスペンス。
 分かり易く例えると、コーエン兄弟が昔よくやってたヤツ。
 具体的な作品を挙げない、優しさ。

 主演とゆーか中心人物は、「Mサイズのクリス」ことリアム・ヘムズワース。

 展開が若干早く、
 フリが定着する前に進んでしまふので、意味不明な点が残るのは、惜しい。
 確実にもっと面白くなるのになー。
 ネタバラシも早いよ。

 死体を見るとすぐ吐いちゃう保安官とか、
 デビッド・リンチっぽさもあって、悪くないです。


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# by y.k-ybf | 2017-04-17 23:40 | 映画 | Comments(0)

メガ寄生体Xコンタクティスト 映画のまとめ、四本。


 そこから「X」繋がりで公開時期が近い『X-ミッション』に倣い、
 未知生物との接触から『X-コンタクト』とゆー邦題になったと推測される。
 (『遊星からの物体X ファースト・コンタクト』も踏まえているかも。)
 そんな本作の原題は、『HARBINGER DOWN』。
 「ハービンジャー」とは船の名称で、
 要するに「ハービンジャー号、沈没」とゆー、これはコレでヒドくネタバレなタイトルではある。

 さて。
 残念な邦題だけで話を伸ばしてる現状から、
 嗚呼本編は語ることがないんだな、と察した方もおられるだろーが、残念なコトに大正解。
 特に云うコトもございません。

 凍てつく海をカニ漁船がギチギチ進む様は、更に『遊星からの物体X』を想起させます。
 極寒とゆー意味で。

 CGを極力使わない特撮スタイルで、
 狭い船内をびちゃびちゃと肥大してゆくモンスターはなかなかの迫力&グロテスクなのだが、
 基本、暗くてよく判らんのが勿体ない。

 ソ連の宇宙実験がどーしたとか、クマムシがどーしたとか。
 うむ、
 大変ですよ。


寄生体X [DVD]

ファビアン・ウルフロム,ブランディン・マーミゲール,ジョン・ファロン,ルーリク・サル,ジョアンナ・セロー/アメイジングD.C.

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 アメリカ産クズ映画は、開始二十分ぐらいで確定できるよーにはなった。
 (※この二十分とゆー時間の半分は、わたくしの優しさで出来ています。)
 クズ映画とゆーのは、
 大概大作映画を真似よーと展開させて、作品の目玉(売り)を出す瞬間に崩壊します。
 嗚呼、ソレジャナイ…、と。
 例えば秀逸な低予算映画や、
 ロジャー・コーマンのよーな手練のチープ映画は、この二十分が違います。
 「作家性」みたいなモノは、ワンカットで十分に伝わりますよ。

 さて、『寄生体X』もそんなクズ映画ですが、
 12年公開のフランス産とゆーことで、
 見極めが難しく、結局最後まで観てしまいました。惨敗。
 フランス産(クズ映画)の物珍しさと、
 驚くほどの説明下手が、逆効果的に敗因となりました。

 彗星が近付いたのか、落下したのか。
 それすらも描けていない映画なのに!
 (※たぶん落下は、してます。
   駐車場みたいなトコロに。被害ゼロで。)


 原題とゆーか英題は、『デッド・シャドウズ』。
 それが何故『寄生体X』になるかとゆーと、「寄生獣」のパクリだからなんですね。
 びっくり(白目)。

 そしたらジャケットは『フィフス・ウェイブ』のパクリなんだな。
 


 エジプトとラスベガスがどーやって繋がるのか。
 気になる気になるー。

 エンドロールが申し訳なさそーに、スーパー速い(見所)。


ザ・ヴァーチャリスト [DVD]

ロレンツォ・オストゥーニ,フェデリコ・クラピス,エリサ・ピアッツァ,リカルド・チコーニャ/アルバトロス

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 残念なタイトルは当然のよーに、邦題。
 原題は『GAME therapy』。
 …似たよーなものでした。

 クソみたいな現実には見切りをつけて、ゲームの世界へゴー!
 とゆー、何ら新鮮味のないお話。

 ダイブするゲームが、
 「アサシン・クリード」、「アンチャーテッド」、
 「GTA」、「バイオハザード」、「トゥームレイダー」等々、
 人気タイトルなゲームのパチモン感が、ちょっと楽しい。

 主人公のダメな痩せ型の方は、
 ほぼ迷いもなくゲームとゆーか、プログラムの解析に没頭してゆく。
 代わりに友人のダメな筋肉質の方は、
 縁が無さそーなタイプの彼女ができて、リアルな楽しさを経験する。
 案の定、
 リア充最高テンプレなストーリーになるが、
 この二人の交わりを最低限に抑えたまま、ドライに展開するのは珍しい。
 …おそらく、考えるのが面倒だったのだろーな。

 二人が別々の選択をする結末も悪くない終わり方だなとおもったけど、その後のオマケみたいなオチで台無し。
 コレってもしかして続きがあるの? 原作アリ?
 とゆー陳腐さに、ガッカリだ。


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# by y.k-ybf | 2017-04-17 23:21 | 映画 | Comments(0)

「オレオレ、キリスト。手も足もあるじゃん。」 『哭声 コクソン』


 完全に、ミスリードを喰らった。
 まさに「釣られて」しまったわけだ。
 こっちの方角じゃないんですか?
 と迷っているうちに、ぐいぐいぐいぐいと深みに引き摺り込まれる。

 156分とゆー長丁場。
 凄惨な光景が延々と展開して、思考が止まり掛けた。
 早く終わってくれ…とゆー想いは、見事に主人公とシンクロできた。

 帰宅するなり町山智浩さんの解説を聞いたり、パンフを読んだりしながら、
 頭の中で整理するけど、巧く嵌り切らない。
 理屈とシーンが結び付かない、異常な形をしている映画であった。

 コーエン兄弟の『シリアスマン』と通じる部分は確かにあって。
 土着文化と外来文化の衝突とゆー側面は、
 日本人の感覚だと察し難い点でもあり、
 また國村隼が日本人を演じることで、更に層が複雑に歪んでいる。
 点を見詰めていると線を見失い、線を追っていると点を見失う。
 ナ・ホンジン監督、畏るべし。


 他には、
 『エクソシスト』は当然ながら、
 実話怪談の傑作「なまなりさん」、手塚治虫の「火の鳥 太陽編」なども連想しましたよ。


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# by y.k-ybf | 2017-04-16 00:15 | 映画 | Comments(0)

和モノアニメ! 『LIPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』、とか。二本。


LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 限定版 [DVD]

栗田貫一,小林清志,沢城みゆき,山寺宏一,皆瀬まりか/KADOKAWA / 角川書店

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 以前深夜で放送していた「峰不二子という女」とゆー、
 「ルパン三世」のスピンオフ&リブートみたいなアニメがありまして。
 初期シリーズとゆーか原作に近い劇画調スタイルで、
 たいへん魅力的且つ官能的な作品に仕上がっておりました。
 本作は、
 そんなシリーズから派生した劇場版。
 (前後編に別れているのは、大人の事情であろうか。)

 一応、時期的にはルパンと次元が出会って間もない頃で、コンビとゆーか、連れとゆー感じ。
 (なので、五ェ門は写真だけでしか登場しない。)
 タイトル通り、次元メインのストーリーではあるけど、
 ルパンの活躍もキッチリ描いておりまして、たいへんバランスが良い。
 大人な二人の関係性や、ハードな描写を保ちながら、
 「ルパン」らしい荒唐無稽さも忘れず、理想的な形に仕上がっております。

 更に。
 云いたくないけど、最後のオマケが…。
 あんなコトされたら、おっさんは感涙ですよ。
 この流れでリメイクするのか!?
 と、期待してしまいます。
 (やらなくても良いけど。)


 詳細を知りたければ思う存分ググるのをオススメする。

 わたくしは原作派(&ゲーム派)なので、そこまでシリーズに思い入れもないのですが、
 コレが気に入らないとゆーヒトは、そもそも「コーカツ」が合わないのでわ?
 ぐらいの、安定のクオリティ。
 只、ストーリーがTVシリーズとSP版から続いているので、観ていないとかなりツラいと思われる。

 とゆーか、
 皆さん「コーカツ」のストーリーって完全に理解出来てるのだろーか。
 あの専門用語を専門用語で解説するよーな会話を。
 わたくしはホボホボ大体で理解にしております。
 インターネット、コワイ。
 プラグが焼け飛ぶと、マズイ。
 トグザの愛用してる銃は、マテバ。

 エンディングがアソコへ着地するのは嬉しいサプライズ。
 しかし、流れる曲が、、、
 テーマ曲が恐ろしくミスマッチで居心地最悪。
 せめてエンディングに相応しい景気のよい曲を掛けてから、流しておくれよ。。。


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# by y.k-ybf | 2017-04-15 21:25 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
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