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リメイク版の方! 『宇宙戦艦ヤマト2199』 劇場版の方! 二本!


宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海 [Blu-ray]

菅生隆之,小野大輔,桑島法子/バンダイビジュアル

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 先日、リメイクしたシリーズがテレビ放映されているのに、
 「リメイクして欲しいアニメ」第一位に選ばれるほど大人気なSFアニメ、
 「宇宙戦艦ヤマト」の、
 12年からスタートしているリメイクの、劇場版。

 ヤマトと云えば伝統の再編集版であります。
 やったね!
 テレビで(以前)放映された(前)シリーズは観てたので、
 うむ確かにこんな内容だったな、と確認。

 新規カットもあるみたいで、お得だな!



 んでこちらは、
 第二部(次シリーズ)への橋渡し的な完全新作劇場版。

 イスカンダルから地球へ帰還する間のエピソードになっております。
 沖田艦長も(まだ)生きている。

 サブエピソード感は否めないけど、
 意外とスケールは大きいし、しっかり戦闘もある。

 寄り道話は個人的にも好きなので楽しめました。


# by y.k-ybf | 2019-06-09 22:25 | 映画 | Comments(0)

ロマン・ポランスキーの映画だよ。三本。


ロマン・ポランスキー 初めての告白 [DVD]

ロマン・ポランスキー/角川書店

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 ロマン・ポランスキーの人生を語る、インタビュー・ドキュメンタリー。
 映画監督の側面よりも、ポランスキー個人に焦点を合わせており、
 本作は09年、スイスの映画祭で逮捕、軟禁された時点からスタートする。

 映画好きな方なら有名なエピソードだけど、
 ポランスキーってヒトは希有な人生のなかでも超ハードモードを経験されている方で、
 ナチスの迫害で家族が離散、
 シャロン・テイト事件では妻が殺害され、
 少女淫行事件では国外逃亡(米国入国禁止(捕まるから)。
 その間にも俳優、監督としてキャリアを重ね、数々の賞を受賞、巨匠と呼ばれるに至る。
 そーした大事件の真相をポランスキー自身が語るわけで、
 まあ面白いとゆーか興味深いとゆーか、
 戦時中の話などは、本当に生死ギリギリだったんだなとゆーことが、よく判りました。
 (『戦場のピアニスト』はその体験から生まれた)

 国外逃亡の理由や、事件の現状を知れたのもよかったです。
 もう(訴状)取り下げになっているのですね。

 インタビューに応える彼はとても物腰が柔らかく、知的で温厚そーなおじいちゃん。
 壮絶な過去があったとも、
 精神的にも映像的にも恐ろしい作品を作るヒトには全く見えないのも、なんかね。


テナント/恐怖を借りた男 [DVD]

ロマン・ポランスキー,イザベル・アジャーニ,シェリー・ウィンタース,メルヴィン・ダグラス/パラマウント

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 76年公開の、シチュエーション・スリラー、だと思います。

 とあるテナントに引っ越してきた男の恐怖の日々は、視点を変えれば奇妙で可笑しな人々の生活にも見える。
 恐怖と笑いは紙一重とよく云いますが、本作はそれが薄く透けており、ほぼ両者が共存している。

 喜劇と悲劇が交差する度、男は次第に正気を失い始める。
 姿なきエゴに強要されて振り回される様は、とても現代的に感じられた。

 ポランスキーらしい作品で、とても楽しめました。
 映画館でブルース・リーの『燃えよドラゴン』を観ながら欲情するシーンが、なんだかとてもエロかったです。


ポランスキーの欲望の館 HDマスター版 blu-ray&DVD BOX

シドニー・ローム,ロマン・ポランスキー,マルチェロ・マストロヤンニ,ヒュー・グリフィス,ロモロ・ヴァリ/映像文化社

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 72年公開の、お下劣コメディ。
 コメディっつーか一昔前のギャグマンガみたいな映画で。
 「らんぽう」とか「マカロニほうれん荘」みたいな、あんなの。

 一人旅の女性が男たちに襲われて、逃げ込んだ先が色情と気狂いばかりの奇妙な館であった。。。

 ナニからナニまでどーかしており、まともなニンゲンが一人も出てこない。
 主人公含めて。
 基本、ずっとソフトSMしてるよーな映画で、
 その滑稽な姿には痛烈な風刺やらが潜んで、、、いるんかな?

 画面には映らない「音」が多くのシーンで鳴っており、
 ミステリアスな雰囲気を作ると共に、館の閉塞感を解消しているのが、巧い。
 『テナント』にもあった「壁の穴」が本作にも登場するけど、特に意味はなかったぜ!

 何の映画なのかさっぱり判らなかったけど、最後はこんな会話で終わる。

 女 「このままでは終わりのない映画みたい」
 男 「何てタイトル?」
 女 「『なに?(che?)』よ!」

 『che?』とは本作の原題。
 ポルノ化して量産されるエンタメへの皮肉のよーにも聞こえました。

 さすがポランスキー。
 只の変態ではない。


# by y.k-ybf | 2019-06-08 23:35 | 映画 | Comments(0)

三大イヤな監督の、イヤな映画。三本。


ハッピーエンド [Blu-ray]

イザベル・ユペール,ジャン=ルイ・トランティニャン,マチュー・カソヴィッツ/KADOKAWA / 角川書店

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 18年公開、ハネケの新作。

 指摘されるまで気が付かなかったけど、お祖父ちゃんと娘の設定が前作『愛・アムール』と一緒なのね。
 続きではないらしいけどテーマを更に深めた作品ではある、らしい。

 正直に云うと、わたくしにはよく判らん映画でした。
 視点に距離があるとゆーか、
 ネットにアップされたバラバラの動画を張り合わせたよーな視点に感じられました。
 本音をぶちまけるボケ老人と、SNSでしか本心を語れない人々。
 死にたがりと壊したがりの死亡遊戯は確かにコメディっぽくも見えるけど、ちょっと中途半端な気もした。

 指折りシーンは最高です。


【Amazon.co.jp限定】ザ・スクエア 思いやりの聖域 (劇場パンフレット付) [Blu-ray]

クレス・バング,エリザベス・モス,ドミニク・ウェスト,テリー・ノタリー/Happinet

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 『フレンチアルプスで起きたこと』の、リューベン・オストルンド監督作。

 「ザ・スクエア」とは、だいぶ要約すると「額縁」のことで。
 額縁のなかに収めてしまえば総てはアートとなり、
 その存在は尊重され、意味と理由を考慮された上で平等に格付けされる。
 コピーされたトマトケチャップのチラシがポップアートになったよーに。
 それは「思い遣り」と似ている。
 では、額縁の外の世界は…。

 と、ゆー話。

 もーバカバカしいほど辛辣な棘は観る者の胸に刺さり、ゾッと鳥肌を立てる。
 泣けて、笑えて、冷や汗をかく。
 額縁の中では人々はあんなに優しく、賢く、他人を敬うことができるのにね。

 批評の無限入れ篭。



 観ているうちに常識が塗り替えられるよーな、とても奇妙な感覚に襲われる新鮮な恐怖。
 これが味わえるだけでも観る価値がある。
 つか、
 こーゆー気分を体感したくて映画を観ているよーなものなので、もうメロメロです。

 なんだよあの不味そうなスパゲティの食べ方わ!

 大仰な劇伴も一々可笑しい。
 そして盲信に傾いてゆく家族の姿が、恐ろしい。


 この三本は、どれも近代的なテーマを扱っている気がします。
 国とか関係なくね。


# by y.k-ybf | 2019-06-08 23:14 | 映画 | Comments(0)

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』 ※ネタバレ・デストロイヤー


 それが良し悪しどっちに振り切れてくれるかが不安でありました。
 今凄まじく当たり前なことを云っておりますが、
 怪獣映画はね、
 毎回毎回期待だけは大きいの。反動も。
 伝われ、この想い!

 前作の公開は14年。「キングコング」が17年。
 『シン・ゴジラ』も入れると16年なので、ほぼ二年間隔で「ゴジラ」映画は作られている。
 しかし前作はもう五年前なのだなー。
 (アニ…ゴ…?)

 「モンスター・ヴァース」第三弾となる本作は、
 キングギドラ、モスラ、ラドンも加わり、まさに「地球最大の決戦」。
 怪獣は全部で17体(!)も同時に目覚めるわけだが、
 一体ずつ映してくれないのが、不満1。
 もっと見たい。
 ヴァースオリジナルのモンスター(武藤さんとか)が揃っているけど、
 アンギラスぐらいはそこに混ぜてもよかったのでわ? とゆー不満2。
 つか、何かいた?

 ついでの不満3は、
 キングギドラの鳴き声が、アレじゃない。
 世界観が崩れるのでアレじゃない理由も判るけど、やはり違和感はある。

 ぐらいで、
 わたくしの感想は満点です。
 本当にいいものを観せていただきました。

 事の発端が一個人の暴走とゆー点には引っ掛かるも、
 「息子の死=怪獣の肯定」と結び付けた妄想による凶(狂)行だしな。

 ゴジラ(と怪獣)の抹殺ではなく保護を望み、ある感情すらみせる芹沢博士の心理は繊細で複雑だけど、
 54年のシリーズ1作目のテーマと通じる、見事なオマージュにもおもえた。
 「怪獣を生み、殺す我々人間もまた怪獣そのものではないのか」
 「只一種族の都合で貴重な生物を根絶やしにしてもいいのか。
  最早、神の領域ではないのか」
 本作の芹沢博士が自ら「核」を使う矛盾もそこに答えがあるのだろう。
 彼の最後の言葉も感動と共に、意味深く聞こえたよ。
 日本を離れた「ゴジラ」とゆー作品に対して。

 オマージュ&リスペクトに関してはこれも見事で、
 音楽面ではきっちり聴かせてくれたし(「モスラ」のあの旋律も!)、
 映像は申し分ないし、
 エンドロールも最後まで必見です。

 キングギドラと十字架の印象的なカットを見せながら、「偽の神だ」と言い切ったのも最高だったな。
 ハリウッドの怪獣映画が「王」対「神」を語るとわ。


 とゆーわけで、
 怪獣はスクリーンがよく似合う。
 音響も素晴らしいので、
 出来れば、劇場で体感するのをオススメします。


 マディソン役の子をずっと男子だと勘違いしてたのは、内緒。


# by y.k-ybf | 2019-06-04 21:23 | 映画 | Comments(0)

俺たち『スキャナーズ』! 三作。


スキャナーズ リストア版 [Blu-ray]

スティーヴン・ラック,ジェニファー・オニール,マイケル・アイアンサイド,パトリック・マクグーハン/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 81年公開、監督はデヴィッド・クローネンバーグ。

 超能力で頭がパァーーーン! で有名な本作。
 以前にも観た記憶はあるけど、シリーズまとめて久しぶりに観返してみた。

 超能力でぐびぐびと血管が膨れるシーンは未だ見応えある、名特撮。
 冷たく不穏しかない病的な映像と、スタイリッシュなカルト感。
 力を使う度に具合が悪くなるので、
 銃や刃物を使った方が楽な気もするが、 きっとそーゆーことではない。

 殺人・破壊衝動は穴二つでっせ、とゆー映画かな。


スキャナーズ2 リストア版 [Blu-ray]

デヴィッド・ヒューレット,デボラ・ラフィン,イヴァン・ポントン,イザベル・メジアス,トム・バトラー/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 少し時間が空いて、90年公開。
 続編ではあるけど関係無いと云えば無い。監督も当然、交代。
 前作の不穏さ、クローネンバーグ感は皆無に等しく、超能力バトルがメイン。

 収容施設の天井が妙に低くて不気味だった以外、すっかり内容を忘れてしまった。

 恐らくスキャナーの仕業。


スキャナーズ3 リストア版 [Blu-ray]

スティーヴン・パリッシュ,リリアナ・コモロウスカ,ヴァレリー・ヴァロワ,ダニエル・パイロン,コリン・フォックス/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 そして91年公開の三作目。
 最早設定だけのシリーズ作で、只のエスパーバトルエンタメ映画。

 スキャナーがタイキックでボコられる展開に唖然とするも、ここまでくると逆に楽しい。
 嫌いになれない一作。


# by y.k-ybf | 2019-06-01 22:51 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by yuki-yo
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