『KEISUKE KUWATA』/桑田圭祐 (2/100)
2004年 12月 03日
2004年に発表されたサザンオールスターズのシングルは、
どれも彼らの、
もとい、
彼の水準を充たさない、散々なものだった。とおもう。
そしてそのへんの説明も、不要であろう。
たぶん。
『KEISUKE KUWATA』は、
桑田圭祐、初のソロアルバム。
落ち着いたAORというより、
スタンダート・ミュージック、大人向けのポップやらをテーマにしたとかなんとか、
当時言ってらしたよーな気がしないでもないです。
ええ。
プロデュースは、若々しい、小林武史。
このソロの前にやっていたのがKUWATA BANDで、
「洋楽のハードロックバンド」というコンセプトがありました。
『KEISUKE KUWATA』も明確なテーマの提示はされていませんが、
コンセプト的な作りはしてあって、一部、照れ隠しのようなところもありますが、
見事にまとまりのある、良質なポップ・アルバムに仕上がっております。
KEISUKE KUWATA
桑田佳祐 / ビクターエンタテインメント