映画のまとめ その八
2013年 02月 24日
どんな映画だったけ? とおもひ、も一度観てみました。
ローズマリーの赤さん。
ホラーとゆーかサスペンスモノで、不安映画ですな。
観れば誰でもわかるけど、
既婚女性、妊婦さんが抱える不安を、「悪魔」とゆー形を借りて具現化しているわけで、
も少し付け加えるなら、社会や世情への不安。
さらには、ナチズムへの恐怖でもあります。終末思想ってゆーか、ほら、ポランスキーだし。
自分の周りのニンゲンが、得体の知れない何かに感化され、そちら側へ同化してしまう恐怖。
愛する夫や、生まれてくる子供さえも。
ネタバレになりそーだけど、
アレを映さないことで、この恐怖は普遍的ものになりましたね。現在でも共感できるものに。
そいや、舞台はダコタハウスで、テレビでヤマハのコマーシャルが流れているのも、
今回で気が付きましたよ。
マックのハッピーセットを食べる、ドラゴン・タトゥーの女。
このタトゥーも、ここではまだ、あんまり重要でもないのな。
しかし、よくこんな複雑な話を、ここまでまとめ上げたなと、感心します。
正直、後半には誰が誰だか見失っておりましたが…。
ルーニー・マーラの、まさに体当たりで砕けたよーな役作りも素晴らしく、
今後のキャリアが心配になるほどでした。
誰か、何か美味しいものでもご馳走してあげてください。
50セントが主演の、チンピラ映画。
調べてみたら、アメリカでも劇場公開無しのDVDスルーだったよーで、
じゃ、どこで公開したんやろ?
ブルース・ウィルスが、とくに必然性もない脇役で出演しております。バイトか。
『エクスペンダブルズ』にも出演してるランディ・クートゥアも出てるんだけど、
ほんまにアホみたいな死に方をするので、どーぞ、ご覧ください。
グリーってのは、アメリカで人気のTVドラマ。ぐらいの説明で、よろしいですね。
コレはそんなグリーのキャストによる、コンサートショーを収録したもので、
ドラマとか劇場版とか、ストーリーとか、そーゆーモノではないのです。
それにプラスして、
熱心なファンの方々による、グリーのおかげでこんないいことがありました自慢が挿入されております。
人気あるんだな、影響スゴいなってのが、よくわかります。
そのへん素直に感じられたんだけど、
ちょこっとだけ、「そんなところまでターゲットにするんだな」とゆー、
現代のエンタメの抜け目のなさも感じたりしました。
まあ、このレベルのドラマを作れちゃうアメリカが、羨ましいですよ?
ポール、イイ奴。