『宇宙戦艦ヤマト 復活編』、を、観た。何もかも懐かしくない。
2013年 10月 13日
こないだ地上波でひょっこり放送された、『宇宙戦艦ヤマト 復活編』、を、観た。
ヒドいヒドいとゆーヒドい噂ばかり耳に入ってきたので、
どんだけヒドいんだと、逆な期待をしながら観たのだが、そこまでヒドくはなかったよ?
放送されたのはディレクターズ・カット版で、
あとから修正、再編集されたものなので、その成果だろーか。
キャラクターの絵がバタ臭いとゆーか、昔のタツノコの絵を海外でパクったよーな感じとゆーか、
湖川友謙がキャラデザインをしてると云われても、
あ~、とも、
え~、とも、反応に困る。
特にヒドかったのは佐渡先生で、あれはフツー落書きと言います。
やる気まんまんのブラックホールが地球目掛けて向かってくるので、
避難のために宇宙大移民を始めたら、
謎の船団に攻撃されたので、
こんなこともあろうかと(真田さんが)作っておいた宇宙戦艦ヤマトで、レッツ・護衛!
とゆーお話なのだが、
次々と移民船を出航させる前に、まず宇宙戦艦ヤマトで航路を調査させればいいのにな。
時間がないからって、全滅されたら意味ないだろ。何億人も犠牲にして。
敵はSUSとゆー星間連合軍なのだが、その目的はあやふや。
なんか説明してた気もしますが、具体性もないので記憶に残りません。
きっと、第二部以降で語られるのでしょう。
あ、続きを作るみたいですよ、コレの。オトナって、バカだよね。
だけど、なんで異星人の名称がアルファベットなんだろ。
いまどき攻撃されて割れるシールドなんか使ってるし。
移民先がサクッと決まったのはいいんですが、
移民した地球人の胸には目印としてワッペンが貼ってあって、
それがナチスに連行されたユダヤ人みたいなんだけど、きっと気のせいだな。
移住先の星は、じつはSUSの同盟に参加しており、
「宇宙戦艦ヤマトがいると怪しまれるから、早く出ていけ」とか言われるのですが、
怪しむも何も、
SUSの攻撃は断りもなしにすぐ始まるし、それに対してしっかり反撃してやんの。
そりゃ、そんな好戦的な星、勧告もなく爆撃されるわな。
宇宙戦艦ヤマトは、その戦闘を黙って見ているしかない。
や、
状況が違うんDAKARA、さっさと助けろよ。
つか、原因は間違いなくお前らなんだから、宇宙戦艦ヤマトが出て行けば、済んだ話じゃねーの? コレ。
伊武雅刀の声の敵将は、きっとイイ奴だろーなとおもったら、やっぱりイイ奴で、
敵を裏切り、宇宙戦艦ヤマトを助けるために玉砕までしてくれました。
あんまり役に立ってなかったけど、そのイマイチな犠牲に、敬礼!
そんな人望もなく、
目的もよくわからないSUSは、すんごい軍事力と兵器をもっておるのですが、
宇宙戦艦ヤマトを狙って、味方の船団ごと大砲を撃ち抜いたら、
あっとゆー間に呆れられて、逃げられました。
連合軍、解散! 孤立!
んで、
ガラガラに開いた敵本陣へ向けて、
「波動砲は六連発まで出来るけど、ぜんぶ撃つとエネルギー無くなっちゃうから、五連発で!」、
とゆーバカ丸だしなセリフと共に、
波動砲、発射! (五連発
オマケに、突然、何かヒラめいた古代進(艦長)の勘だけを頼りに、
近くの太陽へ向けて残りの波動砲も、発射! (六発目
それが敵のエネルギー源かなんかで、見事、勝利!
凄いぞ、古代進の勘!
その後、地球は予定通り、ブラックホールに飲み込まれます。
救われないんだな、地球!
ってのは、なかなかショッキングで、
スーパーマンが敵を殺すよりもショックでした。こーゆーことなんだねぇ…。
(地球と最後の別れの時に、
避難したヒトたちが、「地球ーー!」って声を掛けてたのは爆笑しましたけど。)
そしたら急に、
「我々は地球の環境やらなんやらを~」と古代進が語り始めるんだけど、や、ブラックホールだから!
個人の意識とかで、どーにもできねーし、
どーにかできるとしたら、お前が乗ってる宇宙戦艦ヤマトだけだから!
と、
思わず長々と書いてしまいましたが、
キャラクターのデザイン動作が、特徴的過ぎる、
ユニフォームがダサくて、見ているだけで恥ずかしい、
相変わらず宇宙でも燃えたり、壊れてもすぐ直ったりするのな、宇宙戦艦ヤマトわ、
とかとか、
気になるトコロはいくつかあっても、
うむ、
ヒドいってほどでもないぞ、復活編。
贅沢言っちゃ、ダメ!
「大ヤマト」のほーが、もっとヒドいんだから!
(それと、なんでみんな「宇宙戦艦ヤマト」ってフルネームで呼ぶんだろな?
マージンでも発生するのかな。宇宙戦艦ヤマトって云うと。宇宙戦艦ヤマトって。)