「スタートレック」の、後編。
94年公開。
時代も世代も変わり、新キャラ祭の、「新スタートレック」。
ここからピカード艦長編となります。
データくん、最高。
と、
タイトルも含めて新しい物語が始まると思いきや、じつはカーク艦長の最期を描いた作品なんだな。
継承とゆー意味で、とても重要な作品であると同時に、
最新のSFX、CGを盛り込んだエンタメとしても秀逸で、SF映画の傑作とおもたよ。
しかも、
ストーリー的には、評判の悪かった五作目を作り直したよーにもみえるのが、挑戦的で良いな、と。
アベンジかと。
なんだかゴッツい敵、ボーグが登場。
全編、このボーグとの死闘になる、思い切った作品なのだが、
この、ボーグが万能過ぎて、よく解らない。
あと、タイムトラベルも何回もやられると、ちょっとね。
ピカード艦長の過去も関わるストーリーなので、TVシリーズを観ると、理解できるのだろーか。
なんか雰囲気が軽くなり、ポップでユーモアな一作。
ピカード艦長の恋愛エピソードとかあるし。
連邦が弱体化し、他種族から狙われているっつー、重要な前フリをかましますが、
このシリーズ、次作で終わりなんだよなぁ…。
02年公開。
ピカード艦長編の完結にして、劇場版旧シリーズの最終作。
なのに、
日本で公開された時にはタイトルから「スタートレック」が外されていたとゆー。(現在は修正されております。)
そこを外してどーする!?
つか、そーゆー状況だから、リブートしたんだろーけど。
作る側がブレちゃダメだよな。
とゆー本作は、組織としてガタガタしてきた連邦に食い込んでやろーと、
意外で、新しい敵が攻めてくる、お話。
八作目のボーグとの戦いを連想させるが、
「二人のピカード」、
「二人のデータ」による、選択する運命の話、なのかな。
運命は選択はされているんだよ、っつーね。
つか、
データくんがね…、データくんが…。
エンタープライズ号の「自爆」に続く、豪快な新しい必殺技も楽しめます。
んで、
トム・ハーディが出てんのね。かなり重要な役で。
まったく気が付きませんでした。
そんな、「スタートレック」十本でした!
完走したぞ!
コレが後半をまとめた箱だ!
総評としましては、
やっぱ評価されている作品には、それだけの理由があるな、とゆーこと。
「スタートレック」、食わず嫌いしてたけど、面白かったですよ。
すっごく簡単に云うと、
「宇宙パトロール」のお話でしたね。リアル系の。
個人的には、
後半の、ピカード艦長編が面白く、好きになりました。
クルーの個性が活かされて、それぞれ活躍するし。
何より、データくんが良かったわあ。
高度な機械は人間へ近付くと同時に、人間味を失ってゆき、
それを目の当たりにした人間は、自身が人間であることを再確認する。
これぞ、SFですね。
「スタートレック」は、独自の世界観と物語をもつ、古典でありました。
(しかし!
スタートレックマラソンは未だ終わらず、延長戦(リブート)へ続くのであった!)