まったく期待せずに観ると、大概裏腹になるとゆーわけで、
意外にもおもしろかったです。
おもしろいと云っても、毎年恒例のTVスペシャルよりわって意味で、
先日の実写版よりも、、、上かなぁ…。
やっぱりね、
あのテーマ曲が、バッチリのタイミングで流れるとアガるんですよ。キタコレ、と。
作品的には初共演となったTVスペシャルの続編みたいな内容なので、注意が必要です。
観ていないと、よくわからん。
しかし。
「ルパン三世」の映画って、十七年ぶりなんだってね。
人気があるんだか、無いんだか…。
フランソワ・トリュフォーの、SFディストピア映画。
完全に管理、統制された社会。
人々は「本」を禁じられ、
メディアによる洗脳を受け、クスリ漬けにすらなっていた。
自由意志や理想は、危険思想として排除されたのだ。
住宅は燃えない素材で建てられるよーになり、
「火事」の心配が無くなると、消防士たちの仕事は、代わりに本を焼くこととなった。
「消防士たちが火を点けるよ!」
隠れて本を読む有識者らは逮捕され、
見つかった本は、火炎放射機で全てその場で焼き捨てられる。
しかし。
この結末は、
幸福な社会には到底思えず、形の違うディストピアがもう一つ生まれたように感じられた。
世界は拡散した、と。
911のコール・オペレーターが、電話越しに誘拐事件と遭遇する、シチュエーション・スリラー。
とゆーあらすじから、
小粒ながらギュッとまとめた良作か? と勝手に予想してたら、
意外に大作然とした作品で、少し微妙な気分を味わう。
ストーリーは、
スリルとスピードのある展開で、たいへん楽しめたのだが、ラストのアレは、どーなんだろ?
個人的には後半、
主人公が動き始めちゃうのが、も、余計におもえました。
こーゆーコンセプトのシチュエーションなんだから、
最期の最後まで電話越しで解決して、終わらせてほしかったな。
冒頭のエピソードも会話だけで片付けて。
それぐらいシンプルな方が、良かったかな、と。
ハル・ベリーは、キュートでエロいので、大好きです。
覚え易いよーな難いよーな名前の方で、
スミマセン、よく知りませんでした。
パッと見、陰気で、まるで華がないので悪役かとおもってたら、主人公でした。
そーゆー役柄なのだな。
共演が、ジャン=クロード・ヴァン・ダムで、悪役はこっちこっち。
ヴァン・ダムが出るってことは、まあ、そーゆー映画で。
アクション・サスペンス映画、です。何級かはさておき。
でもね。
おもしろい、とは云わないけど、出来は悪くないですよ。
最近のバンダムは、悪役やらせると、すげーいいキャラになりますね。
冷血さとユーモアがあるし、
オレは強いぞオーラがムンムンしてるのに、アホみたいな死に方も可、とゆーね。
魅力的な悪役を表現しております。
うん、そんな映画。
ってコトで話題となり、評判も良い、この映画。
ゾンビモノなら観なくてわと、チャレンジしたわけですが、
んー…ん、
恋愛部分はさておいたら、マズいのか、な?
強引な感じもするし、丁寧にやってるともおもえるし。
ヒロインの彼女は、
優しく守ってくれただけじゃなく、
殺伐としたサバイバルに同化しない、緩やかな暮らしに癒され、惹かれた、ん、でしょうな。
ゾンビの彼が訪ねてくるシーンは、『ロミオとジュリエット』だしな。
そーゆーツボは、ちゃんと押さえてある。
しかし、
ゾンビ好きからすると、飛行機の搭乗口を開けるトコで、一気に冷めた。ソレ、開けられるんだ? と。
あと、喋りすぎ。
ま、コレは、次第にどーゆータイプのゾンビかって判るよーになってるので、マイナスでもなく。
ラストの展開も意外で、驚きもあったので、コレはコレでいいのかと。
ゾンビ映画としては、あんまり…。
つか、ライトノベルだよね、コレ?