『ターミネーター:新起動 ジェニシス』、観た。
2015年 07月 16日
本作は「ターミネーター」シリーズの、作り直し(リメイク)のよーな語り直し(リブート)。
前シリーズが関係ないかとゆーと、
これが最近流行りの、タイムリープ系何周目かの世界、とも考えられるしな。
面倒くさいですね。
さてさて。
そんな「ターミネーター5」。
わたくしはこのシリーズが大好きなので、とても楽しめました。
只、
シュワノルドの年老いたターミネーターは、皮膚組織が老化するとゆー設定で、味わいがあってよかった。
「記憶」が「成長」を連想させる描写もあって、老化を巧く活用したな、と。
(カイルが持ってた写真は、若干、惨事気味だったが。)
只、
新カイル・リースがなぁ…。
マイケル・ビーンのイメージが強いとゆーか、
それをまったく超えなかったとゆーか、
どちらかと云えば、ターミネーター顔だし!
それでゆーと、
が、
例の新型ターミネーターが、、、
えー…と、ピンとこないと云いますか。
ここで斬新なアイデアと、圧倒的な能力を見せつけないと、作品が負けちゃうんだよな。
設定云々じゃなくて、もっと見せ方があったんじゃないかなー、と、おもふのですよ。
更にそれでゆーと、
イ・ビョンホンのT-1000は意外と良くてね。
活躍は少ないんだけど、
ま、いちばん驚いたのは、
ストーリーが難解だとはおもわなかったが、簡単に飲み込めるほど整頓されていないのも事実で。
謎の解決を後回し後回しにして、
悪しきドラマの影響なのか、
きっちりこの一作でまとめてほしかった。
「3」と「4」は関係ない。
みたいな云われ方もしておりますが、
スカイネットがハードからソフトへ変わり、ネットワークで拡散するとゆーアイデアは「3」のものだし、
それを阻止するとゆーシナリオの骨格も、「3」とよく似ている。
「4」の影響は未来世界の情景に出ている、ってのは強引かもしれんけど、
スカイネットとの戦闘や収容所など、それっぽいモノはちゃんとある。
また「4」はタイムマシーンが完成前の話なので、ストーリー的にはまったく繋がってないけど、
とゆー、
「ターミネーター」シリーズの総集編みたいなフシギな本作は、シリーズのファンならオススメであろう。
そーだ。
セリフに「アイルビーバック」っ字幕つけたのは、大失敗だとおもいます。