実写版『進撃の巨人』後編、観たよ。
2015年 10月 02日
9月28日、やっと実写版「進撃の巨人」後編を観てきたよ。
夕方の大型スクリーン(ウルティラ)での回だったのに、
後編公開から丁度十日目、
出来る限り情報は遮断してきたが、漏れ伝わってくる感想と評判を受け流しつつ、
前編と比べると世間の反応が妙に冷ややかで、炎上すら起きないとはいよいよヤベーのか、と、
身構えつつ期待しつつ、鑑賞に挑んだわけですが。。。
意外にも。
誤解のないよーに断っておくが、
前編で悪かった点はまったく改善されておらず、クサくてダサい演技と演出はそのままで、
ベラベラ説明してくれても要領を得ず、バカがバカなこと喋くりあってんな、と、
しかし。
映画独自のストーリーや結末へ向かう展開は、
前後編に分けたことにはいまでも反対だけど、
原作を再現すると共に裏切らなくてはならないとゆー、
立体起動のアクションも、
相変わらず、
巨人同士のバトルも、フィニッシュ以外は悪くなかったし。
あれわっ! と気付いた表情とカットを一瞬だけ入れてフィニッシュ、にすれば、
こーゆー場面こそ知恵と工夫が活かされる時で、
まさにあんな力業じゃなく、映画ならではのことが出来たんじゃないかな。
立体起動をニンゲンに向けて撃つ、とかさ。
例の白い部屋も、アンティークなジュークボックスが置いてあって、
インパクトとしてはあまり強くなかったのが、残念。
目覚めて、拘束。
目覚めて、白い部屋。と、続いたからね。
単純に、部屋が狭い。お洒落なカラオケルームみたい。
壁とか、もっと白く輝かせてほしかった。
appleのリモコンは、論外として。
予告を観た時は愕然とさせられた今回の石原さとみは、
すっかり狂人キャラに仕上がってて、やはりステキでした。
三浦春馬については、、、特にないです。
とゆーよーに、
ハードルを目一杯下げて観ると、
こーゆー作品だと判っていたのと、後編にはストーリーの太い流れがあったからだと。
未だに、
「原作とは違う!」って怒ってるヒトもいるけど、
うん、原作とは違うから。
それと、この映画で一つ、判ったこともあって。
町山智浩さんが脚本に加わり、製作の過程を伝えてくれたことで、
「考えたモノ」、
「作ったモノ」、
「出来上がったモノ」が、
微妙に改変されてゆく、邦画のカラクリを知ることができた。
そこを実証しただけでも、
(映画を観た後は、