いただきます! 『グリーン・インフェルノ』 いただきます!
2015年 12月 01日
こんなに笑えるとはおもわなかったし、こんな痛快な気分になるとは、思わなんだ。
環境破壊を訴えるため、
な、お話。
殺戮、解体、調理、食事と、
くらっくらするよーな映像のオンパレードは、
針が振り切れた如く、
何故なら、
そこにあるのは邪な感情などではなく、食欲だけだから。
食材もとい捕まったニンゲンたちの、
浅薄で滑稽で、ある意味とても乱暴な思想と言動が浮き彫りとなる仕組み。
(若干一名、
最終的に、グループの真のカリスマとなる皮肉も、見事。
今年観た映画の中で、最高に最低なバカバカしいシーンでした。)
贅沢を云うなら、
前半の都会パートで、もちっと彼らのイケイケ感を煽ってほしかった、かな。
世の中ナメてる感を。
(冒頭、
趣味でゆーなら明らかに悪趣味で、不謹慎な映画でありますが、
コレを「楽しめる」のも、
わたくしは、
このよーな作品が規制されてしまう社会より、
楽しんで鑑賞できる選択がある社会を、つよく望みますよ。