映画のまとめ 『博士と彼女のセオリー』、とか。五本。
2016年 03月 08日
『博士と彼女のセオリー』とゆー邦題がダメっつーか、作品テーマと真逆だとおもふ。
ホーキング博士とゆーニンゲンの才能、
とゆーことを、この映画は描きたかったんじゃないのかな。
例えば愛情の形も含めて。
ホーキング博士の、所謂成功や偉業のシークエンスが極力素っ気なく扱われているは、そのためかと。
博士の奥さんの描写も、
まるで額に収まるよーな「偉人」に付き添う「良妻」などではなく、
個性的で、とても温かみのある人物に感じられました。
それは、
女子かとおもたら男子が主人公の、
イギリスでヒットしたそーな、冒険小説が原作。
完全に偏見であるが、
オーパーツ的な秘宝と謎の巨大ホテルが絡んだストーリーは、
特にストーリーの中心となる、あるアイテムのガックリ感は致命的で。
もっとKU・FU・Uしないとツラいです。
それと、
一作目でやる気満々に続編へのフリを残すのは、
コケた時に末代までの恥となるので、気を付けたいですね。
美しい母二人と、美しい息子二人。
サーフィンに興じる息子たちを、海辺から眺める母親たち。
まさに美しい絵画のよーな光景は、一つの過ちによって崩れる。
純粋な欲望を残して。
とゆー、
アブノーマルなテーマを、じつに美しく描いております。
この邦題も適切で、良し。
映画を観て何を感じるかは、それぞれだとおもふんですよ、わたくしわ。
同意しよーと不快だろーと。
他人から見える世界は、外の世界だから。
結末もそーゆーことだとおもいますが、
原題には「ジュール・ヴェルヌの~」と付いておる通り、
原作とゆーか、原案がジュール・ヴェルヌなのです。
アメリカは南北戦争の最中、
気流に流され、ヤバそーな黒い雲の中へ。
気が付いたら謎の孤島へ漂着しており、巨大なタコがバーン!
モンスターがガオー!
飛行機がブーン!
とゆーカオスな展開に。
時空が歪み、過去と未来がごっちゃになってるそーですよ。奥さん。
そしたらこの孤島はバミューダ・トライアングルなんですって。
久しぶりに聞いたよ、魔の三角地帯!
で、そっから脱出するためにガンバるお話です。
わくわくしてきたぞ!
カビが生えた病気のムックみたいなモンスターに襲われながらも、
気球で脱出を試みるが、再び黒い雲の中へ。
時空の彼方に飛ばされた気球の消息は、誰にも判らない…(ナレーション)。
THE END.
そりゃオマエが判らないなら、誰も判らないだろーよ!!
とゆー、じつにしょーもない映画でした。
も、音声がね、
くぐもったりノイズが入ったり、聞き取りにくいの。
最初は効果かとおもったけど、単純な録音の技術的ミスだとおもわれます。
そーゆーレベル。
すんごい微妙な感じのゲームが始まり、
何とも懐かしい世界観。
主人公は古新聞の帽子(兜?)となって、この女の子を救うわけです。
ファミリー向けの、それもかなり低い層までターゲットを広げた作品だとは察しがつきますが、
フシギなカメラの存在を追求すると何一つ進まなくなるのでさておきますが、
登場人物の言動や行動が行き当たりばったりで、イライラとストレスが溜まります。
結構重要な謎を犬が解いちゃったり、
ホントに重要な謎を、
いったいこの物語が何を語ろーとしたのか。