映画のまとめ 『薄氷の殺人』、とか。三本。
2016年 03月 23日
すんごい、変な映画。
映画の常識とゆーか、定番を裏切る演出と編集によって生まれた、奇妙な一作。
逆に云うと、
次に何が起きるのか、まったく想像がつかない。
まるで美しいモザイク絵画のよーな映画だった。
これを計算で作ったのなら、恐るべき才能だけども、、、。
例のあの曲は、何度聴いても慣れません。。。
分かり易く云うと妖怪ハンターの話で。
題材的にもチャウ・シンチーとマッチしており、
相変わらずの脱線にモヤモヤするも、キッツいユーモアに爆笑させられた。
残虐とゆーか凶悪な描写に関しては、
相手が妖怪だから、まあええか、と。
続きが観たいよーな、観たくないよーな。
そんな感じ。
コレ、
どーも違うらしくて、借金は返してないらしい。
高利貸しの男は返済を先送りにされ、
我慢ならず、もう一人・・・一匹のゴリラを連れて、他球団と契約します。
そして野球史上初のゴリラ対決が実現する。
…のはいいとして、
この対決も結局、ゴリラ同士の乱闘、只の肉弾戦になるからな。獣の。
野球も関係なくなるとゆー。
借金返済のため、馴染まない都会で野球を頑張る。
で、いいのにな。
途中、足を負傷するけど、
ライバルゴリラの出現で、この負傷の意味も弱まるし。
これだけの伏線を放棄して何をやりたいのか、さっぱり判らん。
日本の球団オーナー(巨人と中日)がやってきて、
それがオダギリジョーだとか、
その辺はも、どーでもいいんだけど、
契約やお金の流れが全然整理されてないから、ドタバタやってる意味も判らない。
ゴリラのCGはよく出来てるし、確かに野球で活躍する姿は面白い。
しかし前フリ、伏線の生殺しが目立つし、
サクッとやればいいのに。
唯一の救いは、
付き添いとゆーか調教師の女の子が可愛かったトコ。
この子がいなかったら大変でしたよ。
ゴリラって、ねぇ…。。。