『幕が上がる』、『その前に』。
2016年 04月 10日
アイドル映画であることは大前提として、
広い世代へ訴えかける青春映画にもなったと、おもふ。
もね、
コレが眩しいの。
ホンっトに、キラキラしてる。
直視すると目がやられるので、
目がー、目がー、
と、のたうち回りながら、やっと鑑賞できました。
確かにももクロの演技は上手くない。
ナレーションも説明も過剰で、邪魔に感じた部分も少なくなかった。
しかし同時に、
これはこーゆー「型」ですよ、スタイルですよと、早い段階で示してくれてもいるので、
ま、アリかなと。
一方で、
演劇界の女王で今は学校の教師とゆー、とんでもなくハードルが高い役柄を見事に演じた、黒木華。
演技が巧い役を演じろって、
「ホームランを打て」のサインみたいなもんだからな。
若いのに凄い女優さんですよ。
素晴らしいです。
有名人のチョイ役の使い方はだいぶ雑で余計だったけど、
ラストは最高でした。
アレで、あの曲が流されると、そりゃ泣きますよ。
ももクロが大好きにもなりますよ。
好きにならないよーに堪えるのが、精一杯でしたよ。
続けてメイキングの『幕が上がる、その前に。』も観ましたが、
『幕が上がる』の多層的な構造が、よく判りますよ。