余力で更新。映画のまとめ。五本。
2017年 01月 10日
トム・ハンクス。
この名前が浮かばずに、3日悩んだ。
それぐらい、
それぐらいトム・ハンクスが苦手で、どーにも敬遠してしまふ。
彼の出演作はほぼハズレがないし、演技が巧いのも判ってるし、
それでも苦手なモノは苦手なのだ。
(一時期、トム・クルーズも苦手でしたが、克服。
そんなトム・ハンクスが主演、
抜け目がないっつーか、バカみたいな鉄壁の布陣。
むしろ駄作を作ってくれた方がミラクルで有り難いわ。
もー絶賛ポイントしかない良作なので、何を云えばいいのやら。
単純な時代物に収めず、しっかり現在へ通じるテーマにしてる点もSA☆SU☆GA。
抑えるトコは抑えて、
他に云うこともないので、
わたくしが好きなシーンを挙げるコーナー。
ラストの、
(コーナー終。)
アントニオ・バンデラス主演、スペイン産のSFサスペンス。
地球の急速な環境変化の影響で、人類は激減。
酸性雨が降りしきる失望の世界には、
僅かな人類と、敗残の兵と化したオートマタ・ロボットが残された…。
とゆー説明がされるオープニングが、ステキ。
アシモフの三原則をモチーフにしたオートマタの設定、
『攻殻機動隊』にも重なるストーリーと、
ワイルドな銃撃戦やカーチェイスも、良し。
妻の出産に不安を抱くバンデラスも、良し。
と、
ココまで揃っていながら、何故にこんな退屈なのか。。。
魅力ある要素はパンパンに詰まってるのに、面白くないフシギ。
でもオープニングだけは、オススメ。
コメディとゆー括りでいいとおもふが、
いつ血生臭いドンパチが始まるかと、ヒヤヒヤしながら楽しみました。
バカと子供を使ったミスリードが巧妙で、完全に騙された。
予期せぬ子供の出現で、
もう一つ別の映画を連想させるけど、それを云ってしまふとネタバレになるので、スルー。
エンディングの、
若干な切なさと、ハッピーさが余韻を残す。
まったく乗り切れなかった。
ハリウッドに嫌われてはいるけど、十分愛されてもいるじゃん、アルトマン。
とゆーのが、
よく事情を知らないアルトマン素人の感想。
山田洋次みたいな。
93年公開の、
ギレルモ・デル・トロ監督、長編デビュー作。
ロン・パールマンが若い!
歯車のガジェット、虫、少女、ロン・パールマンと、
デル・トロ印がデビュー作から存在しております。
その独特な作風を楽しむとゆー点では満足できましたが、
マクガフィンを巡ってジジイとジジイがポカポカ争うストーリーは、
うーん…とゆー感じ。
少女とロン・パールマンを対比で置いてるのは面白く、これはどちらも観客の視点じゃないのか?