2016年、ベスト&ファニー映画。その3(ファニー)
2017年 01月 16日
ファニーとは、
出来が悪い子ほど可愛いみたいな、そんな感じ。
コチラもランキングではなく十作選びました。
順位を悩むとゆー労力節減のために。
『愛・旅立ち』(85)
『アパートメント1303号室』(12)
『宇宙怪獣ガメラ』(80)
『ゾンビーバー』(14)
『REX 恐竜物語』(93)
『テラフォーマーズ』(16)
『超強台風』(08)
『エイプリルフールズ』(15)
『リアル鬼ごっこ 2015劇場版』(15)
『グリード FROM THE DEEP』(14)
今回、
所謂アサイラム、アルバトロス系とゆー「ジャンル」は省きました。
アレは最早「ジャンル」です。
なので、
『シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄』
『ドルフ・ラングレン 処刑鮫』
『ジュラシック・ブリーダー』
『メガ・シャークVSグレート・タイタン』と云った作品や、
『エイジ・オブ・ザ・ドラゴン』
『バトル・オブ・スカイアーク』
『ロスト5』なども選外対象となりました。
『ゾンビーバー』は、そんな「ジャンル」代表として選びました。
WOWOWのコメントも最高でしたが、
ゾンビーバーの造形が完全に「巨大なネコのオモチャ」だったので。
『ザ・グリード』ではなく、
「知り合いの子供の学校では「バイオハザード」ってゲームが人気あるらしいよ?」
とゆー伝聞だけを頼りに、ゾンビを抜いて作ったよーなこの映画は、
あらゆる問題に間違った解答を提示してるのに完成してしまったとゆー、奇っ怪な一作。
エンドロールでの自画自賛がトドメとなり、エントリー。
同人誌レベルのノリで作られた、狂乱の総集編『宇宙怪獣ガメラ』を、
「こち亀」ラストイヤーの16年に観たのは、何かの縁か。イヤ、たぶん違う。
こんな映画がよくフツーにソフト売ってるなとおもふし、二度と作られることもないだろう。
『超強台風』はその点、映画の出来云々ではなく、
延々続くベタな芝居があまりに楽しかったので、選ばないのは勿体無かったから。
じつは『REX 恐竜物語』もだいぶマトモな方で、
何をやっても、工夫して撮っても、作りもの以外の何物にも見えないREX…よりも、
安達祐実の持て余し感がハンパなかったから。
金持ちがプロに撮らせたホームビデオかって勢いなんだけど、
『エイプリルフールズ』もヒドいとゆーか、全編気持ちが悪い。
ユースケ・サンタマリアのいちばん不気味なトコがでている。
コメディだとは辛うじて判るので、
恐らく作るヒトが代われば、それなりに楽しい作品にはなるだろーけど、
わたくしにはこの映画で笑うのは難しかったです。
『テラフォーマーズ』と『アパートメント1303号室』は、テキトーに作りすぎ。
オリジナル(原作)の魅力を汲んでないどころか、誠意と愛情も感じないアレンジ。
理解してないとゆーか、
その発想は間違ってないとおもふけど、
予算もそれなりに使い、監督の腕前もあるのにこーゆー作品を作るのって、どーなんだろね?
『仮面ライダー1号』は、
「藤岡弘を愛でる映画」としては成立してるので、外しました。
しかし、
藤岡弘をメインにしただけで。
んで、
是非、皆さんもご覧ください。
負の遺産として、二年に一度くらいは見返したいレベルでした。
以上、
2016年の映画のまとめでした。