『鉄血のオルフェンズ』について。
2017年 04月 06日
オモシロかった、デスよ。
とゆー前提で振り返ってみると、
やっぱり主人公は苦悩と成長と変化を体現した、オルガだったと思う。
三日月は、
物語の軸となるべき事柄をほぼ物語前に済ませているので、結局最期は「ガンダム」そのものになってしまった。
(『OO』も劇場版では似たよーな状態になっておりましたが、
極端と云えば極北な、ガンダム史上稀な主人公となったわけで。
だからダメでは勿論なく、
コレは、こーゆー物語だったってコトだろう。
んでMVPは、
第二期はすっかり出番が無くなったクーデリア…ではなく、完全に蒔苗のじーさんだろーな。
裏方キャラなのに、影響力がデカ過ぎ。
「世界を動かすのは金と権力」だとゆーコトを、恐ろしくシビアに描いておりました。
(マクギリスとバエルは、理想的虚妄に過ぎない、ってことか。)
逆説的に、世界を変える大革命には戦争が必要なのか?
とゆー課題が残されているとは、流石に深読みしませんけども。
鉄華団の活躍が歴史に埋もれるとゆー展開は、侘びしくて良い。
んが、
ギャラルホルンの生き残った奴らが、
死んでいった(敵側の)人間たちの心情を知った風に代弁しやがったのは、じつに不愉快で。
「悪魔」はいっぱい残ってるはずだからね。