『シチズンフォー スノーデンの暴露』とか、夏なのでドキュメント映画、四本。


シチズンフォー スノーデンの暴露 [DVD]

エドワード・スノーデン,ローラ・ポイトラス,グレン・グリーンウォルド/松竹

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 エドワード・スノーデンについての、とゆーより、
 スノーデンが亡命を選択して実行するまでの姿を追った、ドキュメンタリー。
 なので、
 彼がもつ「情報」等に興味がある方には物足りないと思うが、
 それでもスリリングな場面は幾つかあるし、
 僅かに提示される「情報」だけでも、一級のホラー並みにゾッとさせられる。
 やってるコトは、完全にハイドラ側だからなぁ…。

 まだ未観だけど、
 オリバー・ストーンの『スノーデン』と合わせて観ると、とても良いのではないでしょうか。

 アメリカだけの問題で日本は関係ないでしょ?
 なんつーのは大間違いだと判るし、
 ここに「共謀罪」を当てはめるとどーなるか、たいへん興味深い。

 一つ大きな問題は、
 スノーデンが個人である為、ソースの裏付けが非常に困難だとゆー部分だけども。


クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落 [DVD]

デヴィッド・シーゲル,ジャッキー・シーゲル/KADOKAWA / 角川書店

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 気になったので、
 映画本編のその後をネットで調べてみましたが、
 なんとデビッド・シーゲルは事業を立て直し、どん底から復活。
 作りかけの「ベルサイユ宮殿」の競売も撤回して、見事に完成させたらしいです。
 しかし良いことばかりではなく、本作の内容に抗議した裁判では敗訴。
 長女のヴィクトリアは薬物の過剰摂取で亡くなられたそうです。

 さて、順序は逆になりましたが、
 本作は大富豪デビッド・シーゲルの天国と地獄を偶然にも記録してしまった、ドキュメンタリー。

 最初はセレブの非常識な生活と振る舞いを嘲笑って楽しむ系かとおもっておりましたが、
 ちょっと違うぞ?
 とゆーのが段々と見えてくる。
 降りのエスカレーターを昇って歩くよーな果てなき財産の消費衝動には、
 心の闇さえ超越する、もっともっと巨大な闇が隠されているよーな気がして、恐ろしい。

 ラスベガスとゆー、砂漠に生まれた街。
 巨大で異形なビル。
 デビッド・シーゲルの何を売ってるかよく判らない商売と、何を買ってるのかよく判らない顧客たち。
 (※一種の、賃貸不動産。)
 そんな大富豪さえもどん底に突き落とす、リーマン・ショック(と銀行)とゆーのが、
 強烈な皮肉ですわね。


マイケル・ムーアの世界侵略のススメ [SPE BEST] [Blu-ray]

マイケル・ムーア/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 今作のテーマは大雑把にゆーと、「制度」。
 世界各地の良い制度をパクってアメリカに持ち帰ろー、とゆーコンセプト。

 マイケル・ムーアの映画を観ると、いつも虚脱感が残るのは、
 変わらぬ世界にどっぷりと浸かっているから。
 今回は特に「教育」など生活に密接したテーマなので、余計にげんなりとさせられる。
 そしてコレも毎度のコトながら、
 アメリカの迷走っぷりに愕然としつつ、それを模範とする日本の現状があるわけで。
 まあ、、、たいへんですわ。

 日本は「つくる」コトは出来ても、
 それを改良したり、変更したりするのが絶望的にヘタクソなんだな。
 待機児童とか遊戯禁止とか、まあ愚の骨頂なわけだ。
 学校の強制的な「部活」も冷静に考えると、ちょっと異常だしな。
 あんな犠牲を強いてやるもんかね?
 んで、
 こーゆーコトを云うと、部外者だからwと一笑に付せられるんだけど、
 その「発想」は疑わないんだよな。

 当たり前に行っているモノを、
 ちょっと離れて外から眺めてみるのも大切ですよ。
 とゆー、
 そんな映画だと思いました。



 韓国の映画でこのタイトルなので、脱北系の話かなと思っていたら、違いました。

 韓国の小さな村に住む、
 高齢のお爺ちゃんとお婆ちゃんとの仲睦まじい夫婦の暮らしを、静かに静かにカメラは映します。

 この、
 老夫婦の姿に刻まれた、深い深い深い情緒の何かについて、
 語る言葉をわたくしはまだ持ち合わせておりません。

 余計な言葉は不要だと思うので、自粛します。


 エンドロールは、必ず最期まで観てください。


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by y.k-ybf | 2017-07-26 21:38 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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