『スリー・ビルボード』 怒りと痛みと


【映画パンフレット】 スリー・ビルボード 監督 マーティン・マクドナー キャスト

FOX出版

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 三枚の巨大な赤い看板を見た息子は、
 忘れたい姉の死を思い起こされ、知りたくもなかった事実まで知らされる。

 目を逸らすな、見ろ、忘れるな。

 あの赤い看板は、
 母が抱える心の痛みが現実に具現化したものである。
 その痛みが理解できない者たちは反発し、自身の暴力を正当化して、看板に火をつける。

 怒りが、新たな怒りを生むように。

 しかし彼女(母)もまた、
 他者の痛みを理解できずに傷付ける人間であった。
 それに気付いた彼女は、握りしめたボトルをそっとテーブルへ置いた。

 ラスト、
 彼女の心を救い、笑顔をもたらしたのは、意外な人物であった。

 彼は自身の心の傷にすら、気付いていなかった。
 だけどバッヂを失った彼だけが、彼女の隣にいる。

 愚者は時折、奇跡を起こす。
 神の恵みのように。

スカパー!

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by y.k-ybf | 2018-02-21 20:55 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by yuki-yo
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