未来とゆーか過去とゆーかレイバーすら廃れた世界に立つ!(いや立たない) 「パトレイバー」実写映画版、とか。三本。


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 ちょっと前にやってたなー思たら、もう三年前になるのですね、
 「パトレイバー」実写プロジェクトの最終章劇場版。
 実写プロジェクトのシリーズは何話か観ておるので、
 「名前も容姿も似ているけど別人の三代目特車二課」とゆーイカレた設定も納得済み。

 そしたらどっかで観たよーな絵面、展開が臆面もなく始まったので、
 そーかそーか、
 アニメの劇場版「2」を実写でリメイクするパターンか、みんな押井守好きだなあ、と眺めていたら、
 「南雲しのぶ」があの声で登場。
 会話を聞くと、
 どーやらリメイクではなく「2」の続きらしい。
 や、正確には「続き」ではないんだけど、
 「あの事件」の後の話なのは確かで、
 だったらシチュエーションや台詞までコピペしまくるこの作りには、どんな意味や意図があるのか?
 時空でも歪んだのか。
 もーね、
 実写で再現されるコピペなシーンが気持ち悪いし、
 押井守を信奉するかのよーな映像や演出が劣化レベルで、キツい。
 アメトークでパトレイバー芸人が名場面を再現してるぐらい、キツい。(そんな回はないけど)

 こんな痛いファンメイドな映画、誰が作ったんだろ? と、
 エンドロールで確認したら、

 監督・脚本 押井守
 本人かよっ!

 とゆーサプライズに愕然と絶句しつつ楽しめたので怒りはありませんが、
 観客に忖度させるよーな大人騙しはやっちゃいけないよ。
 三年前の作品に云うのも何だが。


 らしくなかったのは、ラストのパイロットが脱出するトコ。
 以前の押井守だったら、
 引き揚げられたヘリの、無人だったコックピットを映して終わってたと思う。
 …思われるぐらいだからやめたんだろなw



 ついでに劇場版アニメの「3」も久しぶりに観たよ。

 コレは公開が02年で、
 前作の「2」が93年だから約九年振りの復活! となったわけだけど、
 結局単発で終わってしまった。確か。
 理由はよく知らんけど、
 公開当時でも「えっ、やるの!?」ぐらい唐突な印象だったし、
 中身も中身で、かなり変化球なストーリーだったから、本当に単発な企画だったのかも。
 何でも企画自体は93年からあったそーで、
 やはり、
 押井守の後は誰もやりたがらなかったのかなあ…、などと想像してみる。

 さて何が変化球かってーと、
 主役が「特車二課」ではなく、二人の刑事がメインのストーリーになっている。
 しかも準レギュラーな位置で活躍していた松井刑事ではなく、
 映画オリジナルのキャラクターにするものだから、余計に取っ付きにくい。
 イレギュラーなエピソードが多い作品ではあるけども、
 「パトレイバー」を期待していたヒトらは、
 わたくしも含めて肩透かしを食らったよーな気分になった方が多いのでわ?
 (原案となるコミック版は、ちゃんと「特車二課」視点だからね)

 んで今回改めて観ると、
 作画が(他の劇場版と)同じヒトなので押井色が濃い印象を受けるけど、ストーリー的には「1」に近い気がした。
 まあどっちも押井作品なんだけど、「2」の独特な閉塞感は薄いかな。
 しかし不穏な空気はサスペンスなドラマ部分に受け継がれており、
 そこは見応えあるんだけど、
 本来目標とされていた(らしい)怪獣映画との相性は良くなくて、カタルシスが弱い。怪獣に迫力が足りない。
 でも最初に観た時の戸惑いがない分は、楽しめたかな。
 いろいろ惜しくて、この路線も可能性はあったと思う。


 松井刑事がガヤで出てるらしいんだけど、まったく気付きませんでした。。。



 構想15年、製作費20億円と、数字だけ見ると立派な超大作、
 『ガルム・ウォーズ』もついでに観たよ。
 日本では16年公開で、監督・脚本・原作が押井守。

 冒頭10分ぐらいで既に飽き始めて、
 このイメージ映像みたいな動画、あと何分続くんだろ?
 とカウンターをチラチラ見ながらも、最後まで観ました! エラい!

 まあラストはね、盛り上がったんじゃないの? 一応。(完走者の余裕)

 何故に押井守はこんな映画ばっかり作り続けられるのか、
 甚だ疑問ではありますが、
 アニメでやれば、まだマシだったのではないでしょうか。
 (海外での評価は高く、需要があるみたいですね)

 同じくWOWOWで放送された、
 紆余曲折の末、製作に至る本作のメイキング番組の方が面白かったよーな気もします。



 誤解されそーですが、
 わたくしは押井守は嫌いではないですよ。
 特に手を抜いてテキトーに荒ぶる時の押井は大好きです。


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by y.k-ybf | 2018-04-02 10:41 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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