ハロニチワ赤ちゃん! 『グレースフィールド・インシデント』
2018年 07月 15日
ファウンド・フッテージ型のホラー。
今回のカメラは、義眼。
事故で片目を失った主人公の男性は、義眼に小型カメラを仕掛けます。
隠し撮りの映像を見せられて喜ぶとゆー発想がイマイチ理解できませんが、
安心してください、
友人が購入したばかりの最新型カメラを持参してくれました。
また別荘へ着くと、
なんたる好都合(映画的に)。
防犯用の監視カメラもあるので、
合計、かなりの数のカメラがスタンバっております。
豪華な別荘に浮かれていると、上空スレスレに謎の飛行物体が落下してきました。
こりゃ一大事だぜ! と、
義眼にカメラを仕込んでるバカは、一目散に夜の森へ突貫し、落下物を発見。
高熱だとか放射能だとか、
とゆーホラーなんですが。
まず、
カメラが多いのは助かるが、映像の切替が細かくて目が回る。
同じ場所に二人と二つのカメラがあって、バシバシ切り替わるのはハッキリと辛い。
現場の音声を使っていないのか、吹替みたいな違和感がずっと残る。
台詞やリアクションが劇ドラマのよーに過剰&不自然で、
「ファウンド・フッテージ」の疑似ドキュメント感は、最早皆無。
「ビッグフット」、
宇宙人の○○ゃ○で、じゃあ追ってきたのは宇宙人の…?
シャマランの『サイン』を思わせる、大胆な宇宙人の登場とドアップ。
そして、
えっ、みんな帰してくれるの!?
ハッピーエンドなの!?
とゆー前代未聞のラストを受け入れるには、一晩寝ないとムリでした。
通常のスタイルのホラーだったなら、奇をてらった失敗作で済んだだろーけど、
この認識の甘さが、個人的には最大の許すまじ! でした。
(作品の作り自体はそこまで悪くないんだけどね、
あの義眼カメラの音声って、どーやって録音したんやろ?