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『ROCKETMAN』 週5の仕事。 ※ちょいネタバレ 


【映画パンフレット】ロケットマン 監督 デクスター・フレッチャー

東宝

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 エルトン・ジョンの伝記映画。
 監督は『ボヘミアン・ラプソディ』の隠れ監督デクスター・フレッチャー。

 エルトンの映画をやると聞いて反射的に考えたのは、
 どこをクライマックスにするんだろ? とゆー疑問。
 エルトン本人はまだ生きてるし、ビッグなイベントも無くはないけど…。
 まさか結婚か?
 と予想したら遠からず近からず。
 エルトン・ジョン、本名レジナルド・ドワイトのパーソナルな面が大きく構成されておりました。
 (セクシャルな部分が赤裸々に描かれている一方、
  ちと独善的かな、とも感じられた)
 なので、
 『ボヘミアン・ラプソディ』的なぶち上がりを期待すると若干拍子抜けもするが、そもそも本作はミュージカル。
 安直に比べられるものでもない。
 この場面にその曲を嵌めるか~、とゆー楽しみがあるし、
 名曲「ユア・ソング」が生まれるシーンには感涙しましたよ。切ない。
 (下宿から追い出されるシーンでは「僕を救ったプリマドンナ」は流れなかった?)

 主演のタロン・エガートンはちょっと身長が高いけど、
 自ら歌い、奇抜な衣装を纏うパフォーマンスはエルトンそのもの。
 楽曲のアレンジも良かった。
 (『キングスマン:ゴールデン・サークル』にエルトン本人が出演したのは本作の関係なのかな)

 ミュージカルとして十分楽しめたので不満もないけど、
 後半は問題点が少しぼやけた気もする。エルトンの視点のみだから。
 先に挙げたクライマックスの点も、賛否分かれるかも。

 どーせなら、
 ジョン・レノンと共演したステージを強引にクライマックスにしちゃえばよかったのにね。
 「真夜中を突っ走れ」で。


by y.k-ybf | 2019-08-31 11:32 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by yuki-yo