『ROCKETMAN』 週5の仕事。 ※ちょいネタバレ
2019年 08月 31日
監督は『ボヘミアン・ラプソディ』の隠れ監督デクスター・フレッチャー。
エルトンの映画をやると聞いて反射的に考えたのは、
エルトン本人はまだ生きてるし、ビッグなイベントも無くはないけど…。
エルトン・ジョン、本名レジナルド・ドワイトのパーソナルな面が大きく構成されておりました。
(セクシャルな部分が赤裸々に描かれている一方、
なので、
『ボヘミアン・ラプソディ』的なぶち上がりを期待すると若干拍子抜けもするが、そもそも本作はミュージカル。
安直に比べられるものでもない。
この場面にその曲を嵌めるか~、とゆー楽しみがあるし、
名曲「ユア・ソング」が生まれるシーンには感涙しましたよ。切ない。
(下宿から追い出されるシーンでは「僕を救ったプリマドンナ」は流れなかった?)
主演のタロン・エガートンはちょっと身長が高いけど、
自ら歌い、奇抜な衣装を纏うパフォーマンスはエルトンそのもの。
楽曲のアレンジも良かった。
(『キングスマン:ゴールデン・サークル』にエルトン本人が出演したのは本作の関係なのかな)
ミュージカルとして十分楽しめたので不満もないけど、
後半は問題点が少しぼやけた気もする。エルトンの視点のみだから。
先に挙げたクライマックスの点も、賛否分かれるかも。
どーせなら、
ジョン・レノンと共演したステージを強引にクライマックスにしちゃえばよかったのにね。
「真夜中を突っ走れ」で。