10/22//07
2007年 10月 22日
東京新聞で連載されている、
さくらももこの「ちびまる子ちゃん」の出来が、芳しくない。
おもしろくない、とは言い切れないのだが、
四コママンガとして、とにかく弱い。
まるで萌え系の四コマのように、脆弱だ。
そもそも「ちびまる子ちゃん」は少しずつ積み重なってゆくおもしろさなので、
四コマには向いてないのではなかろうか。
さくらももこの作風も含めて。
四コマは、四コマだけに簡単だとおもわれガチだが、
簡単なだけに技術とセンスが求められ、あからさまになってしまう、
おそろしいジャンルでもあるのだ。
よく判らない方は、一度でいいから四コマを考えてみるとよろしい。
その難しさと、四コマの深淵に愕然とするはずだ。
つくづく、植田まさしの「コボちゃん」は、神懸かってると、おもう。
おまけにコラされた「異次元コボちゃん」も最高だ。
四コマは、難しい。