『フォー・ザ・ボーイズ』 (009/100)
2008年 04月 27日
ベッド・ミドラーの、
アメリカの、軍隊慰問楽団の男女二人の歌手のおはなし。
たぶん。
おもしろいのは、
時代の経過と共に、戦争も戦場も、
社会も文化も音楽も、ニンゲン(関係)も変化してゆくトコロで、
ちょっとした歴史物でございます。
ほんとアメリカは戦争ばっかりやってるな、と。
基本的にはゆったりとしたラブストーリーなんだけども、
裏で提示してるのは、
「じつはアメリカが必要としているのは、敵なんじゃね?」
とゆー、テーマつーか回答で。
映画でも、次第に傷を負って疲弊してゆくアメリカが描かれて、おります。
で、このエイガ、
ラストの同じシーンで、おもしろいぐらい、いつも泣けてしまうので、
もー観るのを止めてしまいました。
音楽が好きな人なら、楽しめるエイガでございます。
フォー・ザ・ボーイズ
/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ISBN : B000V9H652