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[ 2017-12 -01 00:02 ]
2017年 12月 01日 ( 1 )
『ジャスティス・リーグ』、観た。 ※当然ネタバレ。
2017年 12月 01日
「面白かった」です。
「」付きになってしまうのは、
まるで70点満点を目指して作られたよーな、テーマ性の薄いエンタメ映画だったから。
監督交代の影響がどこまで及ぶのか、現時点では推測しか出来ないけども、
これまでのDCFUの中では極めて明朗な、誰もが楽しめる作品にはなっている。
と同時に、
仕切り直し感が半端ない。まるで新シリーズでも始まったかのよーに。
作品が明るくなるのは反対しないけど、温度差があまりに違うので若干戸惑う。
監督を引き継いだジョス・ウェドンの編集は、
登山でゆーと八合目までロープウェイで一気に進んでから頂上まで登るよーな感覚で。
一合目か二合目ぐらいで、一旦山の巨大さを見せてから登山を始めるよーなザック・スナイダーとはだいぶ異なる。
どちらも一長一短はあるし、頂上は見せてくれるので、
どっちがどっちとゆー話でもなくて、その過程の問題だと思う。
個人的に引っ掛かるのは、二つか三つ。
何なら今回は最期まで引き延ばして、
それがねぇ…、あんなあっさりと。
アレじゃ人類の希望じゃなくて最終兵器じゃないか。
どーせなら、
ワンダーウーマンが復活の予兆に気付いた前フリを入れて、奪われた箱が3つ揃った衝撃で目覚める、
そんで復活直後の暴走も、
もちっと暴走してる感を出してくれないと、単に寝起きが悪いヒトにしか見えないから。
そもそも、
スーパーマンを失った混沌の世界が描き切れておらず、
あの青いスーツを着て飛び立つ時に、
誰かが空を指差して、
「アレは何だ!? またエイリアンか?」
「怪物か?」、と。
「スーパーマンだ! 彼は戻って来たんだ!」、と気付く。
何故ジョス・ウェドンは入れなかったのか。
それがザック・スナイダーには出来ない、オマエの仕事じゃないのか?
(冒頭のビデオとも繋がるのに)
全体的に一般市民が映らないのも如何なもので、
敵がわざわざロシアのあんなトコまで行くなんて、さすがにちょっとなー。
チェルノブイリで、あの箱は原発エネルギーって暗喩かも知れんけど、
それとバットマンの能力は「金持ち」だってネタ。
まあいいんだけど、
彼の本当の強みはあの超人の中で「人間であること」でさ。
んであとは、音楽。
と、
まるで良いトコロがない感想になってしまいましたが、
楽しめたのは楽しめたんですよ。
「面白かった」ですよ!
喜んで話せるよーなポイントが、見付からないのが難点なのです。。。
や、