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カテゴリ:映画( 931 )

『アベンジャーズ エンドゲーム』 知恵と勇気と、。 ※超ネタバレ


【映画パンフレット】アベンジャーズ エンドゲーム 特別版 パンフレット

amuse(アミューズ)

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 既に公開初日のチケットを予約でゲットして観ておりますが、
 まあ感想とゆーか感情とゆーか、
 まったく気持ちが整わないままなので、二回目観てきました。吹替で。

 尊いわ…。
 まるであるアスリートの競技人生を引退まで見届けたかのよーな、奇妙な恍惚の中にいる気分。
 ざっくりと十年二十作以上続いたシリーズをきっちり結び、伏線的な回収までやってのけた。
 そしてクライマックスでの、アッセンブル!
 感覚的には連作の完結編ではなく、シリーズ最終回とゆー形容が相応しい。
 まさに大団円でありました。

 「アベンジャーズ」はスーパーヒーローの物語だけではなく、ヒーローになる為の物語だったのだなと、思ったよ。
 強大な力をもつ意味と責任について、
 様々なアングルとアプローチからヒーローを描いてきた。
 もう一つの可能性である、ヴィラン(敵)と共に。
 強大な力はいつも紙一重ではあるけど、正邪には必ず違いがある。

 アイアンマンことトニー・スタークは最後まで超人にはならず、人間のまま、その心と身体的な脆さと葛藤してきた。
 脆さを補い、乗り越えるため数々のアイアン・スーツを発明し、
 時には選択を誤り、仲間らと闘うこともあった。
 人故の強さ、人故の弱さを体現するトニーが、銀河の半分を消滅させる巨悪サノスと対峙する。
 (そもそもインフィニティ・ストーンを装着できるガントレットを作った時点で凄いのだが)、
 一度サノスに奪われたストーンを瞬時に取り返せたのは、アイアン・スーツを着ているトニーだからだ。
 「・・・ならば、私はアイアンマンだ」
 人の心を失わず、その知恵と勇気で遂にサノスを倒す。
 彼は勇者(ヒーロー)の心があることを証明したのだ、最後まで人間のままで。

 他にも言いたいことは山ほどありますが、まったく終わる気がしないのでこのへんで。
 「エンドゲーム」が結果的に全てのシリーズ作のポテンシャルを底上げしている事実も、
 なかなかとんでもないことだと思います。

 心の底から、MCUを追いかけて良かったと思える最終回でした!


by y.k-ybf | 2019-05-09 23:02 | 映画 | Comments(0)

出てこい『シャザム!』 ※ネタバレ


映画ポスター シャザム 90cm x 60cm シルクポスター 海外告知版 DCコミック DS 01

ノーブランド品

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 DCの新たなヒーロー映画は、『シャザム!』。
 字幕で観てきたよ。

 吹替版を福田雄一に任せたことでちょっとした騒ぎになりましたが、
 実際はそこまで酷い状態ではなかったよーで、一安心。
 吹替版はWOWOWの放送で確認したい。

 基本コメディで、明朗なヒーロー映画になったと噂では聞いてたけど、
 わたくしの感覚では寧ろ意外とシリアスな設定を負ったコメディだなと思えました。
 あの魔導士の無能っぷりとか、主人公が二度も「家族」を失う件とか。
 ちゃんと伏線になってドラマを深めてくれるので問題はないけど、今回の悪役には最後まで同情してしまいました。
 家族を「失う」とゆー境遇は似ていながら、
 主人公にはフレディとゆー義兄弟の親友がいる対比が良い。
 つか、
 真の主役は足が不自由なフレディだったよーな気もする。
 彼の特異な言動やキャラが、その複雑な心情をよく表現している。
 なのでクライマックスでのあの展開には、もうちょいリアクションがあっても良かったのではなかろーか。
 杖が無くても自由に飛べるよーになったのだから。

 能力はスーパーマン級、中身は子供とゆーシャザムの設定は、
 今後とても重要なキーになると…面白いんだけどね。

 DCワールドの仕掛けも楽しめたし、
 ちゃんとシビアな面も残ってて安心しましたよ。


by y.k-ybf | 2019-04-25 22:45 | 映画 | Comments(0)

『オズの魔法使』 最早感想では無 【追記】


 そーゆー監督の、映画。
 困ったことに古典過ぎてあまり感想が湧いてこない。

 そもそもわたくしは「オズの魔法使」とゆーものを詳しく知らない。
 (「使い」ではなく「使」の表記が正しいと初めて知った)
 いつも「不思議の国のアリス」と混同してしまうが、
 「アリス」を知っているのかと云えば、「アリス」も知らない。
 要するにこの二作の区別がついていないのだ。

 因みに「オズの魔法使」の原作は1900年発表で、「不思議の国のアリス」は1865年。
 意外と離れている。意外?

 「オズ」と云えばいつも連想するのが皆川亮二のコミック「ARMS」(97年)であるが、
 こちらの元ネタは「アリス」であった。
 ゲームの「マンホール」(88年)も元ネタかは判らんが、恐らく「アリス」だ。
 (ゲーム内の本棚に「アリス」の本が置いてある)
 ウサギが出てくるのは、「アリス」。

 エルトン・ジョンが73年に発表したアルバム『黄昏のレンガ路』、及びタイトル曲「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」は、
 映画版「オズ」のレンガ路から着想を得たらしいが、歌詞はスターダムへの失意を描いている。
 そして「All the Girls Love Alice」とゆータイトルの曲もある。
 ここでも「アリス」。

 デビッド・リンチが監督した『ワイルド・アット・ハート』(90年)は、リンチ版「オズ」であろう。
 じつはマイケル・ムーアの『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』(15年)も、オチは「オズ」であった。

 オチの話をすると童話の「青い鳥」を連想したが、こちらの発表は1908年で、時期的には後発。
 「青い鳥」の映画も(対抗するよーに)40年に作られたが、同じく成功とはいかなかったよーだ。

 マンチキンの村の描写などを観ると、
 ティム・バートンの『チャーリーとチョコレート工場』(05年)のヒントになったのかな? とも思える。
 『スリーピー・ホロウ』(99年)にも姉妹の魔女が出てきたけど、さすがに関係はないだろう。

 無数に影響を与えた大元ネタ古典映画として、十分に楽しめました。
 もうディズニーのアニメを観てる感覚に近いかも。

 ドロシーが精神病院へ入れられるとゆー正統な続編映画、『オズ』(85年)も機会があれば観てみたいし、
 サム・ライミの『オズ はじまりの戦い』(13)もどんな話なのか気になります。


 ウサギは、アリス。


 とゆーわけで『オズ はじまりの戦い』も観たよ。
 13年公開、監督はサム・ライミ。

 オズの前日談なんだけど、
 そもそも「オズの魔法使」とはドロシーの幻想ではなかったの? とゆー部分が若干引っ掛かるのだが、
 きっと何かちゃんと理由はあるのだろう。(原作も知らないのでスルーします)

 軽薄で無責任なオズを演じる主演のジェームズ・フランコは役柄ともマッチしてるんだけど、
 13年当時と比べて(彼本人が)色々やらかした後なので、
 印象だけはだいぶ悪く、可笑しなシーンを素直に笑えなかった。
 ストーリー的にもほぼほぼ元凶はオズなので、兎に角ゲスく見えるのが困った。
 (スキャンダルだけの問題ではないけども)

 3Dを意識した演出も古臭く感じました。

 映画の結末も、コレで『オズの魔法使』に繋がるのだろーか? と、疑問に思う。
 恐らく続編ぐらいは想定してた、のだろーな。

 「オズの魔法使」に対して特別な思い入れはないので引っ掛かる部分以外は楽しめましたが、
 やはり「オーバー・ザ・レインボー」は使うべきだったよーな気はします。


by y.k-ybf | 2019-04-16 23:46 | 映画 | Comments(0)

『ブリグズビー・ベア』 僕は不幸じゃない


ブリグズビー・ベア ブルーレイ & DVDセット [Blu-ray]

カイル・ムーニー,マーク・ハミル,グレッグ・キニア,クレア・デインズ,ジェーン・アダムス/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 途中からずっと号泣しながら観ておりました。
 特別な何かに心を奪われてしまった少年の物語。
 誘拐や洗脳の話ではない。

 自分の大切にしているものが、
 何の価値もなく稚拙なものだとしても、特別な存在であることに変わりはない。
 それを誰かに理解してもらうのはとても難しいし、
 改めて自分で認めるのも意外と難しい。肯定する一歩が。

 映画を作るのは、そのための一歩。
 昨日と明日を結ぶ、創作の話だ。

 罪は罪として。
 彼を誘拐した二人は、どんな気持ちであのビデオを作ったのだろうか。
 歪んではいるけど、そこにある感情は何と呼ぶべきなのか。
 あのヘタクソな歌に込められた想いわ。
 そしてコレもやはり、他者(外)と繋がるための創作である。

 マーク・ハミルのキャスティングが象徴するもの。
 映画だけではなく、
 音楽や文学、美術や演劇…心を染めるあらゆる創造には、価値はなくとも意味はある。

 この世界に座るべき椅子が見付からないのなら、自分で作るしかない。
 頭の中の設計図で。
 もしかしてもしかすると、
 誰かがそれを手伝ってくれるかもしれないし、
 いいねと云ってくれるかもしれないし、隣に座ってくれるかもしれない。
 これは創作ではなく、生きる日々の話。貴方だけのもの。

 君は、不幸なんかじゃない。


by y.k-ybf | 2019-04-16 23:21 | 映画 | Comments(0)

『スパイダーマン:スパイダーバース』


スパイダーマン/スパイダーバース/ミニクリアファイルセットIG2808

インロック(Inrock)

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 所謂コミックの「スパイダーバース」が原作ではなく、コンセプトを借りた原案的な扱い。
 ストーリーはアニメオリジナル。

 6つの世界のスパイダーマンが只共演するだけではなく、
 世界観の違いをタッチで表現するとゆー、
 言葉だけでは正確に伝わらない画期的な技術のアニメーションがホントに素晴らしい。
 しかも敢えてフルアニメではなく「2コマ打ち」とゆーリミテッドにすることで、
 あのスピードと躍動感を表現したとゆーのだから脱帽ですよ。
 スパイダーマンが集い、新たなスパイダーマンが誕生するとゆーストーリーも完璧。

 吹替版も完璧でした。

 「アニメ映画」とゆー枠組みではなく、「映画」として評価してほしい傑作。


by y.k-ybf | 2019-04-16 23:12 | 映画 | Comments(0)

コタツにミカンと「人狼ゲーム」 五本+二本。 ※ネタではなく結果バレ


 いつの間にやらTSUTAYAの棚を埋めているでお馴染み、「人狼ゲーム」の映画シリーズ。
 先日WOWOWで一挙放送があったので、想わず観てしまったよ。

 シリーズは現在計7作。
 粗筋は全て同じ、
 命を懸けた人狼ゲームが始まります!

 第一作目の感想は、コチラ
 二作目は、コチラ


 15年公開の三作目。
 「キツネ」とゆー役職が追加されます。

 人狼は縛っておけばいいんじゃね?
 とゆー画期的かつ原始的なアイデアが提案されますが、活用されず。
 場を仕切り悪目立ちした奴から殺されます。気を付けましょう。

 「キツネ」が勝ち残ります。


人狼ゲーム プリズン・ブレイク [DVD]

小島梨里杏,渡辺佑太朗,清水尚弥,岡本夏美,花影香音/TCエンタテインメント

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 16年公開。
 新しい役職「狂人」追加。
 改めてルール説明があり親切で助かりますが、何度云われても混乱します。

 この人狼ゲームは、裏ギャンブルとして開催されていることが明らかになります。恐いですね。
 『悪の法則』でも使用された自動絞殺ワイヤーが、予め参加者の首には装着されています。
 無用な暴力を振るったり、逃亡したり、備品を壊すwと締まります。死にます。

 今回は監視カメラの死角を狙い、そのワイヤーを切断する猛者が現れます。
 結果、
 「村人」側が勝利し、(ワイヤーを切った)男女二人が脱出に成功。
 (役職は「用心棒」と「村人」だっけかな?)



 17年1月公開。
 この年は映画が二本公開されました。大人気。

 新たにサブ役職として「キューピット」が追加。「恋人」となる二名を指名できます。
 へー。(詳しいことは判らない、の意)

 この「人狼ゲーム」は基本的に前半戦と後半戦の二回行われます。
 (後半戦は新たに参加者が追加されるので、
  通常は「初心者(一回目)」と「勝ち残り(二回目)」が混ざった状態で始まります)
 つまり、
 二回勝ち残らないと生きて解放されないとゆー鬼畜なルールが、このゲームの醍醐味。
 本作はその後半戦。
 しかも全員「勝ち残り(二回目)」とゆー上級設定。
 更に、投票による処刑も自分たちで行うよーになりました。めんどい。
 参加者の一人に、元運営側の人間が登場。
 しかし重大なネタ明かしはナシ。

 勝利者は「キューピット」が指名した「恋人」の二人。
 だが…。

 生き残った一人は賞金の「一億円」を手に、自ら賭ける側へ回ります。


人狼ゲーム マッドランド [DVD]

浅川梨奈,松永有紗,佐奈宏紀,飯田祐真,長谷川ニイナ/TCエンタテインメント

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 17年7月公開。

 「村人」二人、「人狼」一人に対して、
 「狂人」が七人もいるとゆー変則設定。
 まさに狂人村。
 どいつもこいつもキチガイだ!

 いままで同じ建物で撮影されてきましたが、遂にロケ地が変わった模様。
 あと、役職カードを目覚めてから取るよーになりました。

 こんだけ役職が偏っているならすぐに決着もつきそーですが、
 そこはそれ、
 なんと勝者は「用心棒」(村人)!


人狼ゲーム インフェルノ [DVD]

武田玲奈,小倉優香,上野優華,松本享恭,時人/TCエンタテインメント

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 18年公開。

 この映画の前に「ロストエデン」とゆー連続ドラマがありまして、
 本作はその「後半戦」であり、完結編となります。たぶん。
 所謂「ザ・ムービー」型。

 ドラマの方は観ていないので詳しい内容は判りませんが、
 シリーズとしては初めて、
 ゲームに参加する以前の描写や捜査する警察の姿などが描かれているよーで、本作にも同様のシーンが展開されます。

 ゲーム自体はオーソドックスなルールに戻っており、あくまでメインはドラマパートとゆー印象。
 しかし、
 「処刑の投票が同票なら処刑は行われない」とゆールールは、今回だけだったよーな気がします。

 勝者は「人狼」。

 最後に警察が突入してきますが、主催者らしき謎の男は捕まりません。

 やはり次もあるのかな?


人狼ゲーム ロストエデン DVD-BOX

武田玲奈,小倉優香,上野優華,久田莉子,山地まり/TCエンタテインメント

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 シリーズ7作目(+ドラマシリーズ)にしてやっと「ゲーム」の外側が描かれました。
 なんたる気の長さ。

 大まかなプロットは全て一緒、
 全員若手のキャスト、
 ロケ地は変わらず、衣装も制服のみ。。。
 素人目線から見てもお手軽感がビンビンと伝わってくるこのシリーズを発見した方は、
 大胆なアイデアを上手くモノにしたなと感心します。
 ここまで効率の良いシリーズは世界的にも稀なのでわ?

 誰が期待して観てるんだろ? との疑問もありますけどね。

 只、
 7本観てもルールを見失うし、役職を断定する理屈には毎回、?(?_?)? となる。
 「嘘」が本質のゲームだから仕方ないけど、もうちょっと分かり易く描けんものか。
 つか、
 ゲームに抵抗する描写が意外と少ないのも気になります。
 みんな素直か。

 犠牲が必ず出る「人狼ゲーム」とゆーものにも疑問があり、
 そろそろルールの隙間を狙った大勝利エンディングとかも観てみたい。

 人間の本性が描かれているとはまったく思いませんが、
 シリーズはまだまだ続くよーなので、うっすら期待します!


人狼ゲーム プレミアム・エディション [DVD]

桜庭ななみ,太賀,竹富聖花,岡山天音,入江甚儀/TCエンタテインメント

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人狼ゲーム ビーストサイド プレミアム・エディション [DVD]

土屋太鳳,桜田通,森川葵,青山美郷,藤原季節/TCエンタテインメント

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by y.k-ybf | 2019-04-14 22:19 | 映画 | Comments(0)

『ブラック・クランズマン』 虚構から現実へ。


【映画パンフレット】 ブラック・クランズマン 監督 スパイク・リー キャスト ジョン・デビッド・ワシントン、アダム・ドライバー

東宝 ユニバーサル

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 KKKに潜入捜査する黒人警官。
 嘘みたいな実話の本作は、ある「映画」からの抜粋シーンから始まる。
 『風と共に去りぬ』。そして『國民の創生』へ。
 どちらも南部の根強い差別意識を再燃させる遠因となった。
 黒人をある意味ヒーロー化したブラックスプロイテーション映画に対して「ファンタジーだ」と否定しながらも、
 この実話はフィクションさながらの勢いで転がり始める。
 ラストの映像は、すべて現実のニュース映像だ。

 大統領は「アメリカ・ファースト」と叫びながら、奇妙なサインを送る。
 「証拠がない」と断言する奴は、自分じゃ証拠は探さない。自滅するのを判っているから。

 虚構のよーな邪悪が現実に存在するなら、現実にも虚構のよーな正義があってもいいだろう?
 そんな本当の話は、今も続いている物語。
 アメリカだけではなく、どこにでもある身近な話。


 黒人警官とバディを組むアダム・ドライバーがとてもよかった。
 こんなに器用で巧い役者さんなんだと感心しましたよ。

 あとプリンスの曲も良かったなあ。。。


by y.k-ybf | 2019-04-10 23:11 | 映画 | Comments(0)

『キャプテン・マーベル』 ポケベルが鳴ら、、、鳴った。


【映画パンフレット】キャプテン・マーベル 監督 アンナ・ボーデン、ライアン・フレック キャスト ブリー・ラーソン、ジュード・ロウ、サミュエル・L・ジャクソン、クラーク・グレッグ

東宝

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 微妙、との感想を意外と多く見掛けました。
 クライマックスを迎えるMCUの流れの中では一見シンプルな「一作目(登場編)」映画が物足りなく映ったのか。
 女性ヒーロー像への反発も一部にはあるのかも。

 「エンドゲーム」の前に公開するの? との意見も幾つか見掛けましたが、
 確かに『アントマン&ワスプ』とは逆でもよかった。繋がり的に。

 (「微妙」な感想に対して)わたくしは楽しめました。
 少し懐かしい「一作目」映画は、同時に少し新鮮でした。

 「シールド」結成前夜を舞台に、
 クリーとスクラトとの抗争が軸になっているストーリーは、シンプルなよーでじつは複雑に入り組んでおります。
 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』との関連もありつつ、
 クリーが重要な存在となるドラマ「エージェント・オブ・シールド」を観ていると更に混乱します。
 また本作はMCUの新たな物語のプロローグ的な存在になるだろーし、
 意図的に『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の構造を模している点も大きい。
 同じあのキューブが出てくるし。
 それらを含めた上での誕生エピソードが物足りなく感じるのは致し方ない、か。
 しかし、
 失敗や敗北から何度も何度も何度も立ち上がる彼女の姿には、胸が熱くなりました。
 このプロセス、シークエンスを敢えてシンプルに描いたのは、
 「特別な彼女」の話ではなく、
 「誰にでも共感できる想い」を伝えたかったからではないだろうか。
 彼女が立ち上がるのは、全て超常的なパワーを手に入れる以前の出来事である。
 かつて痩せっぽちの少年が身を挺して手榴弾の爆発を防いだよーに。
 変わらぬ友情があるのも、
 少年は少年のままに、
 (記憶はなくとも)彼女は彼女のままだからだ。

 とは云え、モヤモヤする部分も残ってまして。
 あのキューブはどんな理由で博士の元へ渡ったのか。
 ずっと気になっております。誰か教えて。

 とゆー、感想。
 がさつなヒトが大好きなので、キャラも良し。
 モヒカンになるマスク姿もステキでしたよ。
 あの親友の娘が、後にアレになるのかー、とかとか。

 それと。
 世界中全てのファンの想いを形にしたよーな冒頭のロゴが、最高でした。
 ありがたいありがたありがたい。
 ありがとう。


by y.k-ybf | 2019-03-29 22:30 | 映画 | Comments(0)

『劇場版シティーハンター 新宿PRIVATE EYES』 不思議な間取りや懐かしい曲がいっぱい。


【チラシ付き、映画パンフレット】劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ

劇場版シティーハンター制作委員会

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 正直鑑賞する気はほぼほぼ無かったのですが、
 「歴代のOP、EDが流れまくる」との情報を知ってはスルーも出来ず、観て(聴いて)きましたよ。

 今でもよく覚えておりますが、
 TVアニメ「シティーハンター」のEDに衝撃を受け、
 放送が終わるや否や、
 財布を握り締めてママチャリに乗ってアスファルト、タイヤを切りつけながら近所のレコード屋「フランキー」へ向かいました。
 曲のタイトルは朧気ながらも「TM NETWORK」とゆーバンド名はギリで記憶しており、
 「コレか!?」と真っ先に手にしたのはベスト盤。
 「いや!
  新曲だから最新のアルバムに収録されているはず! コレだ!!」
 と、次に手にした当時の最新アルバム『humansystem』を購入。
 (シングル盤を買うとゆー発想は無かった)
 結局、
 目的の曲「Get Wild」はそのアルバムには収録されておらず、
 実は最初に手にしたベスト盤『Gift for Fanks』の一曲目に収録されておりました。
 何故に、気付かない。。。
 しかしコレがきっかけでTM NETWORKをどっぷり聴くよーにもなり、友人も増え、音楽を広く聴くよーにもなりました。
 これがわたくしの「Get Wildショック」。
 …友人とは疎遠になりましたけどね。

 「シティーハンター」はどちらかと云えば原作派なのでアニメへの特別な思い入れもないのですが、
 オリジナルの声優さんが揃うとやはりぐっときます。

 例の楽曲の件は偽りなしのてんこ盛り状態で、
 若干使い方に強引さを感じる部分はあるも、文句を云ったらバチが当たるレベル。
 途中から「次は何が流れるのだろ」と、期待が妙な方向へ先走りました。

 個人的なクライマックスは初期のOP、
 小比類巻かほるの「City Hunter~愛よ消えないで~」が流れた瞬間。
 「この衝動は、、、何?」と、思わずほろりときてしまいました。
 未だにこの感動の種類がよく判らん。
 (同じ回に観た他のお客さんも、口々に「理由は判らないけど涙がでた」と云っておりました)

 EDは当然あの曲で、最早名人芸の域。感嘆。

 とゆーね、
 よくぞここまでオリジナルままに作り上げてくれたなと、(良くも悪くも)賞賛したいと思います。


 友人だったN君、A君はこの映画を観るのだろうか…。


by y.k-ybf | 2019-03-04 00:25 | 映画 | Comments(0)

『リバーズ・エッジ』 あの頃の僕、私。


リバーズ・エッジ(初回生産限定盤) [Blu-ray]

二階堂ふみ,吉沢亮,上杉柊平,SUMIRE,森川葵/Sony Music Marketing inc. (JDS) = DVD =

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 また厄介な映画を観ましたよ。
 岡崎京子原作、行定勲監督の『リバーズ・エッジ』。
 コレは原作コミックの話からしなければならない。
 何故なら「あの時代」の物語だから。

 連載は93年から始まり、94年にコミック化。
 一部でバイブルのよーに読み継がれる傑作となりました。
 わたくしが所有しているコミックは96年の15刷。
 庵野秀明が「エヴァ」を作る際に多大な影響を受けた一冊として挙げており、
 どんなもんやろ? と手に取りましたが、当時はあまりピンとこなかった。
 九十年代前半の「あの空気感」は理解出来ても、
 舞台に配置された書割のリアル。
 リアルとゆー幻想のリアリティに、距離を感じていた。
 (当時はその手法が最適だったとしても)そこまで絶望が蔓延してたかな、と。

 今回の実写映画でも、この「リアリティ」の扱いに苦心したのではないだろーか。
 敢えて九十年代トレンディドラマ風を装い、4:3のテレビサイズでの撮影は、
 とても巧妙にあの「リアリティ」を再現しているよーに思えた。

 「何かを言わないですますために
  えんえんと放課後お喋りをしていた」

 「ぼくは生きている時の田島さんより死んでしまった田島さんの方が好きだ
  ずっとずっと好きだよ」(原作から抜粋)

 リアリティへの陶酔は、リアルとフィクションを反転させる。

 やはりこの物語には距離を感じてしまうけど、だからこそこの映画化は成功しているとも云える。
 只、
 時折挿入される「登場人物」へのインタビューは少し過剰で、必要なかったかも。
 (コレは岡崎京子の別作品「チワワちゃん」を連想させる手法でもある)
 あとボカシがあったのも残念だったけど、WOWOWの放送だからかな?

 エンドロールに流れる小沢健二の「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」は、
 「あの時代」からトンネルを抜けた「今」を歌っている。

 あの痛みの、あの傷を癒やす歌を。

by y.k-ybf | 2019-02-21 22:31 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by yuki-yo
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