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新入生の『ヴェノム』です好きな食べ物は新鮮なお肉嫌いなものは‥‥‥ ネタバレ



 先に公開されたアメリカでの評価がイマイチで、
 「あの【思い浮かぶ作品を入れてください】惨劇が再び!」的な状況になりましたが、
 次第に「それほどでもないですよ?」との感想も湧き上がり、
 例のトマトではメディアと観客の意見が真っ二つに割れてしまいました。。。
 とゆー状態の面倒くささよ。

 メディア(評論家?)が嫌ったのは、ダークヒーローとしての設定の甘さ(緩さ)辺りで、
 観客が喜んだのはキャラクターの愛嬌ではないのかな。
 恐らくたぶん。
 (未だに一部の方々は「ダークナイト」を求めているとゆーことか?)

 わたくしも楽しめましたよ、『ヴェノム』。
 ツイッターで「『寄生獣』を期待してたら『ど根性ガエル』だった」との意見を見掛けましたが、
 確かに想像していたダークヒーローモノとは異なっていたけど、
 リメイクと云っても疑わないぐらいの『寄生獣』感はあった。感じた。(原作の年代順はさておき)
 そっから逆算すると、じつに惜しい。
 ラスト、アイツとの対峙で寄生前のヴェノムのキャラが少しだけ判明するけど、
 それが猪突猛進的正義感をもつエディ(主人公)に寄生することで如何に影響を受け、変化したのか、
 その辺のドラマはほぼ無かったし、ヴェノムが地球での共存を認める描写も物足りなかった。
 (つまり、二人のイチャつき描写が)

 「寄生した人格の影響を(多少)受ける」とゆー設定があると思うんだけど、
 その辺をもうちょいクローズアップしてもよかったのではないかな。
 その上で、
 ダークヒーロー感を増したなら前評判も違ったのでわ?

 個人的に不満はないけど、前半を詰めれば見せ場はもっと作れた気がする。
 「ヴェノム」の映画だっつってんだから、ヴェノムが出ることはみんな知ってるわけだからね。

 あとねー、オマケのアレ。
 新たなシリーズの誕生を予感させるエンディングで満足しておりますよ。
 でもね、
 期待するのがバカなのは判っているけど、
 「噂は聞いているよ、確か名前は…」
 と振り返るのがデイン・デハーン演じるグリーン・ゴブリンだったなら、映画館で昇天してただろうな。
 (そして甦る)

 もう一つのオマケは本気で要らない。
 以前も同じことやって不評だったはずなのに、まだやってるんだね。
 逆に感心するわ。

 それとカワイイ感で騒ぐのはちょっと違う気もするな。早いよ。


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by y.k-ybf | 2018-11-08 22:48 | 映画 | Comments(0)

ユエ・ソンの映画、二本(も!)


 「ブルース・リーの再来」なるキャッチコピーを持つ男、岳松ことユエ・ソン。

 マッチョな大鶴義丹とゆーより、オーラが限界まで欠落した岸谷五朗に近い気がする。
 身長も高くはなく体型はマッチョで、どちらかと云えばジャッキー型。
 気取ったキャラはドニー・イェンっぽく、
 正直、ブルース・リーの面影など微塵も無い。

 そんな彼の紹介記事を映画秘宝で見掛けて興味が湧いてしまったからには仕方ない。
 WOWOWで放送するとゆーのだから仕方ない。
 岳松ことユエ・ソンことガクマツの映画を二本(も)観たよ!

The King of the Streets

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 12年公開。

 オーラも無いのにニヒルを気取った岸谷五朗ことガクマツが演じるのは、ストリート(野良)のケンカ王。
 ストリートキング。
 (「露出狂」を意味するのは「ストリーキング」であり、「ストリートキング」は「露出狂」ではありません)

 そんなガクマツの、無職でチンピラ同然(なストリートキング)の物語。

 この陳腐なストーリーだけはブルース・リーの初期作と共通している。
 半世紀ほど昔だか。。。

 冒頭、
 いきなりガクマツ1人対多人数の乱闘から始まる。
 スロー、止め、チャカチャカを目一杯使ったアクションは、
 どのカットも微妙にポイントをハズしており、奇跡的にダサいオープニングに仕上がっている。
 この乱闘の末、相手を誤って殺してしまうガクマツ
 8年の刑に服し、出所したところから本編になるのだが、
 乱闘とゆーか事件の詳細、
 誰と、何故闘い、誰を殺したのかは、
 ラストまで小出しにされてなかなか明らかにされない。
 (隠す理由も意味も特に無いため、只々無駄に判り難くなっている)
 因みに誤って殺したことになっているが、
 映像で見ると、ほぼほぼガクマツが意図的に刺している。

 偶々助けた美女(人工)のヒロインは、
 偶々訳ありの孤児院でボランティアをしている偶々の善人で、小さな孤児院は地上げの脅迫を偶々受けておりました。
 そのヤクザが地上げを迫る理由が、
 「カジノで負けた穴埋めに転売するため」とゆー、耳を疑いたくなるアホらしいさ。

 なんやかんやで、土地の売買を決闘で決めることとなったガクマツ
 (警察や法律と云った現実的な解決法はフィクションなのでさておき)三人抜きとゆー不利な勝利条件の決闘で、旧友と再会するガクマツ
 「信じるものは拳のみ」と、
 ストリート(野良)を拳(ケンカ)で成り上がる(キング)ことを誓い合った二人。
 勝負は互角に渡り合うも、友情を選び決闘を辞退する旧友。
 激怒して決着を「ヤメル!」の一言で無効にするヤクザの若頭(黒幕)。

 勝手にルールを決められた決闘を、勝手に放棄され、勝手に無効にされるガクマツ
 徒労の極致。

 再びなんやかんやあり、敵陣へ殴り込むガクマツ
 (オープニングの規模をちょっとだけ大きくしたよーな)ガクマツ対チンピラ軍団。
 「とても強いライバル」設定の旧友を先に使ってしまったので、チンピラ軍団はザコばかり。
 オープニングで見たよーな乱闘が延々と続き、
 いよいよ(一応の)ラスボスとのラストバトルが、まさかの刀で斬り合う真剣バトル。
 信じられるものは拳だけじゃなかったのか。。。

 そして撃たれたり、変な夢を見たり、撃たれたり。
 最後は聞いたこともない「鷹の伝説」の説明テロップを読まされながら、エンディング。

 やっと終わったかと安堵する間もなく、
 「お前はたった一人勝ち残った精子だぞ~♪
  誇りをもって生きるがいい~♪」
 と、
 ギリギリ電波なテーマソングが流れて、爆死。
 最期の最後まで楽しませてくれました。


 確かにアクションは凄い。
 ガクマツのポテンシャルも低くはないけど、撮り方でのしくじりが目立つ。
 (演出は仕方ないにしても、カットを切り過ぎ)
 コントにしか見えない部分もあるし、終盤は蹴りを繰り返してるだけだった。
 単純に画面が暗く、
 見えにくいのではなく、見えない。
 カメラが意味もなく揺れてるし、無駄な映像処理が邪魔。
 男には冷淡で、
 女には甘く図々しいガクマツのキャラは全方位に不快。
 ヒロインの(恐らく)整形済みの顔と不慣れな演技が重なり、会話中の視線は合わず、表情が無い。怖い。
 エキストラの子供が、ずっと画面の外の誰かを見ている。。。

 などなどなど、
 全ての演者と全てのシーンが間違っている、マジ奇跡な映画で大爆笑できたので、
 わたくしは大満足でした。

 しかもコレ、ノワールだからな。



 16年公開。

 『ザ・キング・オブ・ザ・ストリート』、『スーパー・ボディガード』共に、
 ユエ・ソンが監督、脚本、主演を務めております。

 誰もやってくれないんでしょうね。

 撮影技術も上がり、目に見えてお金も掛かっておりますが、
 基本ガクマツ映画なのは変わらないので、
 感想は以下同文的に割愛。

 「オレの心臓は右にあるから」
 左胸を撃ち抜かれても死なない理由にはならないと思います。

 コイツは心臓以外に臓器は無いのか?
 とゆー具合。

 エンディングにジャッキーみたいなメイキングが流れるんだけど、
 その編集すらヘタクソで、
 ある意味、期待通り。

 次作が楽しみです!


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by y.k-ybf | 2018-11-02 00:15 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by yuki-yo
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