01/06//18


 新年明けましておめでとうございます。

 えーーー‥‥‥と、
 正月ボケとゆーか、
 年末年始が思いの外スムーズに進行した為、逆に気が抜けております。
 それを正月ボケとゆーのか。。。

 去年は肩爆弾が暴発するとゆーアクシデントに見舞われ、あまりの激痛に幻覚まで見たりしたので、
 今年はもう、
 「健康」しか考えられません。
 健康最高。
 現在はほぼ完治しておりますが、
 未だ起き上がると胸が痛むし、歩いていると二の腕が軋みます。軽く。
 (筋肉の衰えに因るものとおもわれます)

 しかしね、
 この肩の話はいろんなヒトに訊かれるので、その度にちゃんと話すのだけれど、
 みんな途中で飽きるのな。
 訊いてきたくせに!
 そんなにオレの話は詰まらんか!

 もう一つの目標、課題は、「映画を観ない」。
 正確には「観る本数を減らす」とゆー意味なのですが、じつは肩爆弾とも遠からず関連しておりまして。
 寝不足や体調不良を自覚するのが多くなり、コレは改善が必要だと。
 また単純に、
 他のコトにも時間を使いたい。
 とゆー諸々含めての、
 映画を観ない、でございます。

 今年はこの辺で、あっさりと締めます。
 はい、宜しくお願いします。


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# by y.k-ybf | 2018-01-06 22:10 | 記述 | Comments(0)

『パッセンジャー』、とか。SFな三本。


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 予告だけしか観ていなかったので、前半のあの選択にはたいへん驚きました。
 そっち系の話なんだ、と。

 倫理観を刺激する展開にも戸惑いましたが、
 不測の事態にまったく対応策がないってのも、納得し難い。
 (船の異常を直す為、意図的に起こされたとも、
  予備のカプセルの存在に気付かなかったとも考えられるが、そんな描写はないし…)

 彼の心情は理解出来ても、その選択に共感は、、、悩みます。
 つかせめて、
 二、三年は悩んでもよかったんじゃね?
 早くね?
 のび太はもっと頑張ってね?

 女性と立場が逆なら、どーなっていただろーか。
 興味は湧くけど、
 後半の展開は余計にややこしくなるよーな気もがする。

 クリス・プラットとジェニファー・ローレンスの相性も良くて、
 深刻にならず、軽くもならず、
 二人だからこそ成立した部分も少なくないのでわ。
 とゆー感じで、
 最終的には納得出来ました。


 コレって、結婚の話かな? とも思うのです。
 少し前時代的な、それも日本っぽい価値観の。
 結婚を機に、
 妻や母になるコトへ抵抗を感じる女性が、
 それを、人生を受け入れる話なのかな、と。
 自分だけの幸せを。
 ちょっと偏った言い種で申し訳ないが。

 なので、
 あの医療用カプセルには二人の子供が眠ってるラストでも、よかったのでわ。


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 12年公開の、
 日米合作CGアニメ版「スターシップ・トゥルーパーズ」。
 合作とゆーわりにはスタッフロールを見ると殆ど日本側で作ってるよーな印象。

 一応シリーズ四作目(実写版込み)とゆー位置で、
 リコとかお馴染みのメンバーも活躍しますが、続いているかどーかは判りません。
 ついでに、ストーリーもよく判らない辺り、とてもらしい。
 アメリカ人はこのシリーズが大好きなのに、
 誰も深く関わって、ちゃんと作ろーとしない状況が、愉快。

 CGのクオリティがまだゲームのムービーレベルで残念ですが、
 エロスに挑戦してるのは好感がもてます。
 全て許せます。


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カリー・ペイトン,ランス・ヘンリクセン,ブライアン・バウムガートナー,ジェームズ・マディオ/アメイジングD.C.

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 木星の衛星に生物らしい影が見付かったっぽいから、見に行きたい!
 でも自分で行くのは面倒くさい!
 NASAに任せてもぐずぐずするから、
 自分のポケットマネーで宇宙飛行士を雇ってロケットを飛ばすぜ、木星まで!
 何故ならオレは金持ちだから!

 そんな理由で木星へ旅立つプライベート・ロケットの乗組員はたったの二人。

 何かあったらどーすんだろ?
 と思う間もなくロケットに隕石が衝突!
 総員の約半数が死亡!(1名)

 ロケットもダメージを負ったので、
 即決帰還を選択するも、その道程は厳しいものであった…。

 とゆー、SFなお話。

 もちっと詳しく説明すると、
 地球を出発してから一旦金星でスイングバイして木星へ向かう予定だったのが、
 金星へ着く前に隕石と衝突してしまうとゆー、あまりにも残念な事態に。
 それでも地球へ戻るまで二年以上掛かるし、
 損傷したロケットは修理しないといけないし、
 睡眠カプセルどころかベッド含む衣食住の衣と住が吹っ飛んだ状態で、
 残されたのは地球との交信が可能なモニターと、トイレと食料が備わったスペースのみ。
 (この食料も恐ろしい事情が話されていたけど、冗談にも聞こえたのでスルー)
 極限状態での帰還の様子を、じっくりと描きます。

 正直、
 変わり映えのしない様子とゆーか作業を観ているだけなので、かなり退屈。
 しかし退屈なのは、この孤独な宇宙飛行士も同じ。
 いや、何千倍も何万倍も退屈であろう。
 それに比べたらこの退屈など微々たるもの。
 何なら早送りしても、停止ボタンを押しても構わないのだから。
 や、押しませんよ。
 押していませんよ。
 最後まで観ました! 退屈に打ち勝ちました!

 意外な…、
 意外と云ってもいいでしょう。
 (明らかに間違った選択だと思いますが)予期せぬその結末には、
 へーーーって、驚きました。
 へーーーって。

 んで、
 この生き残った宇宙飛行士が頑丈とゆーか冷静で、無口。
 時折激情的に全裸になったりもするけど、その程度で。
 宇宙飛行士としては優秀だけど、ドラマの主人公的には退屈極まりない。
 隕石が衝突して亡くなった方の宇宙飛行士は、
 軽口叩いて冗談ばかり云ってるよーな正反対の明るいキャラだったので、
 こっちが生き残ってくれたらなー、
 なんて不謹慎なコトは、まったく考えていませんよ!

 さておき。
 お気付きの方もいらっしゃると思いますが、
 『オデッセイ』と『ゼロ・グラビティ』にシチュエーションがよく似ている。
 そもそも宇宙船のアクシデント系スリラー自体が珍しくないんだけど、
 かなり早い段階から類似を臭わす件があったりしたので、もうそーゆーもんだと思って観ておりました。
 (モニターを通じて陽気な音楽が流れたり、とか)
 しかしこの映画、
 公開は13年だけど製作は12年になっており、
 『ゼロ・グラビティ』の13年公開より、
 『オデッセイ』の15年公開よりも早いんだな。
 ま、
 『オデッセイ』は原作があるから一概には云えないけど、後出しではないのは確か。
 (公開月でゆーと、『ゼロ・グラビティ』のが1ヶ月だけ早い)

 あらぬ疑いをかけて、本当に申し訳ない。
 『ジュピター20XX』などとゆー陳腐な邦題に惑わされた、わたくしが愚かでした。

 木星に到着しないしな。


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# by y.k-ybf | 2018-01-05 23:15 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『フォービドゥン/呪縛館』、とか。六本。



 決して面白いホラーではないけど、珍しいアプローチで語られる、ハウス系ホラー。

 ある事情で都会から郊外の古い館へ引っ越してきた、パパママ息子の三人家族。
 しかしこの古ぼけて不気味な館には秘密があった…。

 とゆー粗筋は、
 ホラー好きなら何十回と目にしたモノだろーし、
 怪しく深い森、
 奇妙な町の住人、
 館に隠された陰惨な事件、
 謎の老婆と、
 見慣れたタグがバンバン張り付いてくる。
 しかもストーリーの軸が「家族」とくれば、ああ、そーゆー感じね、と。
 そのパターンね、と。
 何となく展開を予想してしまうけど、それが全部裏切られました。

 凄く…もなくて、
 画期的…でもないんだけど、
 あまり観たこともない結末を向かえます。

 ここから全力ネタバレになりますが、
 まず、
 心霊を体感するのがママ一人だけで、あとは息子がチラッと見掛ける程度。
 パパはまるで気付いてないばかりか、ママの精神的衰弱を疑い始める。
 とゆーのも、
 まだ生まれたばかりの娘を不慮の事故で亡くしており、そのショックを癒すための引っ越しでもあって、
 癒えぬトラウマに苦しんでいると、パパは判断しているのです。

 ここで巧みに重なるのが、古い館の秘密。
 立派な館には鉄の扉で閉ざされた、所謂座敷牢のよーな部屋が隠されており、
 「世間に見せたくない形の子」はここに幽閉されておりました。
 その子(娘)はこの部屋で実父の手により殺害され、迷える魂は部屋ごと隠蔽されてしまう。
 それを見付けて暴くのが越してきたママで、
 隠された部屋の扉を開け、(意図せずも)魂を解放した後、
 過去のトラウマ(娘の死)から逃げてばかりじゃダメだと、再び都会へ戻るシーンで物語は幕を閉じます。
 ママも、トラウマからの解放へ向かうわけですね。
 (殺された娘とは、父親との未練ある別離とゆー共通点もある)

 この物語の何が珍しいかってーと、
 ママの視点以外では、(ママが半狂乱になったのを除けば)ほぼフツーの日常であるのと、
 心霊に関する対応が皆無なまま、
 意地悪な言い方をすると野放しなままとゆートコ。
 (謎の老婆(霊能力持ち)は電話一本掛けるだけで、繋がらぬまま終わります)
 この大胆な作風は、
 ある意味、ホラー版『壊れゆく女』とも云えるのではないだろーか。

 そー考えると、やはり斬新なのかも、だ。


 分かり難くはない。
 寧ろ全部説明してくれるので分かり易いぐらいだ。
 只、
 回りくどいのは確かで、
 時間を遡る形で麻薬王「サンダウン」への復讐のプロセスが描かれるのだけど、
 凝った作りの割にカタルシスが微妙とゆーか、
 順序通りに描いても差ほど変わらないんじゃないの?
 と感じられてしまうのが、残念。

 復讐する相手もね、そっちじゃないよーな気もするし。

 秘密が明かされるラストで、
 んんんんん? ってなる感覚は、じわじわ楽しい。

 『メメント』の影響とゆーより、
 単純にタランティーノ・フォロワーな気もします。


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クリス・ヘムズワース,ワン・リーホン,タン・ウェイ,ヴィオラ・デイヴィス/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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 ハッカーを捕まえるにはより強いハッカーを!
 とゆーハッカー映画の主演が、クリス・ヘムズワース。
 あの風貌で、天才ハッカー役でございます。

 冒頭、
 中国の原発がハッカーの標的にされ、メルトダウンの危機に。
 日本人的にはじつに複雑な案件ですが、
 だいぶマシな描写になっているのは、マンの巧みさでしょうか。

 あ、
 監督はマイケル・マンです。

 アジアを舞台に、
 マン監督らしいハードなガン・アクション、硬派な映像美が、あるにはあるんですが、
 切迫した状況のわりに淡泊とゆーか、だるだるーっと進行するのだな。

 脚本の問題もあるだろーけど、クリスが醸し出す主人公補正感が半端なく。
 も、
 最初っから何か企んでるんだろな、と思わせてしまうし、
 どーせ死なないんだろな、と安心してしまう。(加えての、ハッカーの万能感である)
 これは監督も予想外だったのか、やる気がなかっただけなのか。
 本来はシーンを詰めればいいトコなのに、
 ムダにしか感じられない情緒な描写が鬼盛りでございます。
 (電話待ちの僅かなシーンでも、女を抱いたりするからな。
  それはリアルだけど要らんやろ)

 リアルとゆーキーワードで観ると、
 片付ける為に片付けられた仲間の死など、いろいろ楽しめる映画ではありますが、
 犠牲になってる部分も多々あり、間延びしてるよーに感じられる。


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ジャック・ベネット・アンダーソン,ギャレット・クレイトン,シエンナ・ギロリー,ベラ・デイン,ロバート・グッドマン/アメイジングD.C.

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 タイトルは、「電話を切るな」とゆー意味なのですね。

 イタズラ大好きナノサイズな脳ミソの若者らが、手痛いしっぺ返しを食らう、
 ざまあなシチュエーション・ホラー。
 電話やPCを使った、得体の知れない者に監視される恐怖はシンプルに恐ろしい。
 日常が一本の電話でガラッと変化する演出も良く、とてもよくまとまっておりました。
 自宅から逃げられなくするため、削られたであろう要素も惜しいぐらい。

 冷徹な真犯人の容赦の無さも、今では少し懐かしく感じました。
 そんな結末も、良し。


Nerve [DVD] [Import]

Lions Gate

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 『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』、です。

 SNSによって世界中へ拡散し、若者を中心に大流行した危険なゲーム「ナーヴ」。
 数多くの死傷者を出しているにも関わらず、
 熱狂は覚めないばかりか、「勇敢な殉教者」としてその犠牲は語り継がれていた。
 「ナーヴ」は旧世代への反抗であり、新しき規律になると信じられている。
 兄を「ナーヴ」で亡くしたヴィーはゲームを憎み、避けるように暮らしてきたが、
 親友が参加すると知らされ…。

 みたいなストーリーではなく、
 もちっと軽快で、恋愛要素も絡んでおります。
 スリラーかな?

 ミッションがポンポンっと立て続けに起こる前半はテンポ良く、惹き付けられる展開だったけど、
 意外とね、
 意外とヒドいコトが起きないとゆーか、
 後半からの、都合良く事態が収束する感じが勿体無かったです。
 ドロドロせず、じつはみんないい子だったりしてね。
 あのビッチなヤラしい子まで。

 本作でもまたハッカーが大活躍しますが、万能キャラ過ぎるって。
 ハッカー。



 とても過激で下劣なコメディと見せ掛けて、
 ハッピーなエンディングにまとめる展開は古典とゆーか、保守的にも感じられた。
 悪人もそこまで悪く描かれないし、バカはバカなりに頑張ってるし。

 主演がジェイソン・ベイトマンで、
 あそーか、
 『モンスター上司』っぽいな、と。


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# by y.k-ybf | 2018-01-05 22:51 | 映画 | Comments(0)

デビッド・リンチの映画、三本。


 「ツインピークス」の続編、「リターン」を観た。
 最初とゆーか最後まで戸惑いっぱなしで、
 恐らく半分も理解できてはいないけど、映像体験としては格別の楽しさがありました。

 ネタバレになってしまいますが、
 「リターン」は拡散されたクーパーのドッペルゲンガーを「回収&改修」する話であると同時に、
 「リターン」全体が前シリーズのドッペルゲンガー的未来の姿でもあるのかな、と思いましたよ。
 過去の選択されなかった可能性が、ドッペルゲンガーであるとゆー解釈の。

 個人的な感想なので正否はどっちでもいいんだけど、
 リンチは世界を平等に狂わせて、その清と濁を愛しているのかも。
 などと、まとめてみる。

 そんなデヴィッド・リンチの過去作を、観てみたよ。


デューン 砂の惑星 [HDリマスター版] [DVD]

カイル・マクラクラン,ショーン・ヤング,スティング,ケネス・マクミラン,ユルゲン・プロフノウ/アルバトロス

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 84年公開の、SF超大作。

 昔テレビで放送しているのを観て以来、二十年ぶりぐらいかも。
 ストーリーなど当然覚えておらず、
 只々退屈だった、とゆー記憶しかないのは、作品の評価と同じ。
 では今観返すと、‥‥‥うん、退屈。
 でもコレ、
 アレンジに失敗したのは監督&脚本の責任かも知れんけど、そもそも原作が映像化に向いてないんじゃないかなー。
 壮大な物語と設定が、全て裏目に出ている気がします。
 特に主人公の「心が読める」とゆーチート能力が、ストーリーをメタメタにするんだな。
 ラスボスみたいに強いし。

 ある意味、タライ回しにされた映画化企画。
 当時の状況を考えると、このアート路線しか道は残されていなかったのかも、と思います。
 フォローです。

 リドリー・スコットも監督候補だったとの噂もありますが、
 個人的にはやはりホドロフスキーの「DUNE」が観たかったな。

 退屈ではあるけど、そこまでツマラナくはなかったです。
 フォローです。

 スティングは、逆にあのまま活躍せずに終わった方がオモシロかったのに。


ワイルド・アット・ハート 【ブルーレイ&DVDセット】 [Blu-ray]

ニコラス・ケイジ,ローラ・ダーン,ダイアン・ラッド,ウィレム・デフォー,イザベラ・ロッセリーニ/ジェネオン・ユニバーサル

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 90年公開。
 ニコラス・ケイジとローラ・ダーンの愛の逃避行。

 真っ先に連想したのは、プレスリー繋がりで『トゥルー・ロマンス』(93)。
 しかしリンチは寧ろ、
 プレスリーやジェームス・ディーンが主演をやるよーな青春純愛映画をやりたかったのかなー、
 と思いながら観ておりました。
 そしたら、
 あの踵を鳴らすステップや黄色いレンガ道などなど、
 コレは「オズの魔法使い」だったのですね。
 しかも映画の方の。

 狂気や暴力性ばかりに目が向いてしまうけど、
 愛の逃避ではなく、
 逃げるな、留まれ! とゆーラストのメッセージが、とても良い。
 (だから、車は渋滞で「止まって待って」いるのだな)

 ニコラス・ケイジの「ラブ・ミー・テンダー」も、素敵でしたよ。
 ここで自然に歌えるのはニコラスぐらいだろーなあ。


 現在、リンチの長編映画の最新作となります。

 長い。
 兎に角、長い。
 そして難解。
 一見TVのリアリティショーのよーな、ハンディカメラの映像と画角。
 呪われた映画のシナリオ。
 見慣れぬ異国の生活。
 ミニチュアみたいなウサギの家。
 分散する欲望と、仮初めの性と死。
 コレって、
 TVのエンタメそのものじゃないの? と。
 チャンネルを合わせて、夢中になって、
 情報を鵜呑みにして、
 昨日のアレ観た? と話終えると忘れてしまう、TV。
 チャンネルを変えれば何処へでも行けて、誰にでも成れる。情報の幻想。
 それを女優さん視点で描いたのかな? と。

 どーも突発的に、リンチ自身がカメラを担いで撮影したシーンも少なくはなく、
 モキュメンタリー的な要素も含んでいるのかも。

 映画最大の禁手(だと思う)、撮影するカメラまで映してるからなー。遂に。


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# by y.k-ybf | 2018-01-05 22:17 | 映画 | Comments(0)

イッツ・シリアス 『コーマ』、とか。サスペンスな四本。


コーマ [DVD]

マイケル・ダグラス,ジェヌビエーブ・ビュジョルド,リチャード・ウィドマーク,エリザベス・アシュレイ,リップ・トーン/ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

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 78年公開の、医療系サスペンス。
 監督はマイケル・クライトン。

 大病院の闇が恐い。

 わたくしは人気のない巨大な建物が恐ろしく、
 同時にゾクゾクするほどの魅力を感じてしまうので、
 この映画に出てくる謎の施設など、まあ最高でした。
 七十年代らしい、距離を取らない撮影も良い。

 大病院で起こる不審な死を巡り、若い女性医師がたった一人で巨悪に挑む。
 恋人にすら信じてもらえず、殺し屋にまで命を狙われる恐怖は、
 社会での孤立、孤独を表現しており、
 それが今でも古びない恐怖になっているのだろう。

 荒唐無稽なストーリーのよーだけど、
 医療描写はさすがにリアルで、都市伝説なネタに信憑性を与えております。

 マイケル・ダグラスも出てますよ。


39-刑法第三十九条- [DVD]

鈴木京香,堤真一,杉浦直樹,樹木希林,江守徹/バンダイビジュアル

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 99年公開、森田芳光監督作。

 テーマはタイトルにあるので、省略。
 公開精神鑑定とゆー異常事態を描く、法廷サスペンス、、、でいいと思います。
 わたくしも誤解しておりましたが、
 所謂サイコ・スリラー系な事件を追うとゆーより、真相に隠された心理を解明するとゆードラマでした。
 サイコ要素はだいぶ少ない。

 只、
 このドラマとテーマと、独特な演出が噛み合っているかとゆーと疑問で。
 正直その接点は理解出来なかった。
 しかし疑問のわりには散漫にならず、逸脱もせず、
 森田芳光作品の中では、手堅くまとまっている気がします。

 鈴木京香を「一般人」に封じ込める手腕も見事ですが、人物をクセだけで描写しているのも凄い。
 アップが異常に多く、人物を重ねて映すのは、
 精神(心)の境界線を際立たせる意図なのか。
 近付けば近付くほど線が交わり、融合してるよーに見えますね。


 この後、
 監督の作品は『黒い家』、『模倣犯』とダーク系が続くことになります。

 わたくしは『模倣犯』も好きなんだけどね。


アウト・オブ・コントロール [DVD]

キャサリン・イザベル,クリストファー・ロイド,マイケル・アイアンサイド,ジェシー・マッカートニー,ティム・ドワロン/アルバトロス

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 要するに、
 『メメント』を反時系列ではなく、シャッフルで繋いだらどーなるか?
 とゆー、実験作。
 そしてその実験は見事に失敗している。只々分かり難い。

 失敗の原因は明白で、
 記憶が途切れるだけではなく、人格もチェンジするみたいで、記憶の繋がりがまるで掴めない。
 更に主人公の目的もよく判らぬまま進行するので、
 じつに、どーでもよくなる。
 ストーリー自体はシンプルなんだけど、
 記憶も人格もメチャクチャなニンゲンの言動を、誰が鵜呑みにするとゆーのか。
 更に更に問題なのが、理屈の弱さ。
 こーゆー不規則に展開する物語で頼りになるのは、道理的な予測。
 そーゆー理由だから、こーゆー行動を取ったのね。
 と、
 具体的なシーンが無くても予測で理解できるものだけど、
 その理由、理屈が頼りないと、
 なんで? とゆー疑問の方が強く残ってしまう。
 本作では事の発端となる部分が、あまりに浅い。
 そこで逃げる?
 そこで撃つ?
 それは覚えているの? ってなるわけだ。
 結局、完全な誤解と逆恨みだったしね。
 せめて、
 記憶が継続するシーンの一つ一つがもう少し長ければ、印象は違ったのかも。

 ノワールには成れていないけど、
 バイオレンス映画としては結構よく出来ており、見応えだけはありました。
 フツーに編集した方がまだマシだったのでわ?
 と思うよ。


サバイバー [DVD]

ミラ・ジョヴォヴィッチ,ピアース・ブロスナン,ディラン・マクダーモット,アンジェラ・バセット,ロバート・フォスター/Happinet(SB)(D)

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 『Vフォー・ヴェンデッタ』の、ジェームズ・マクティーグ監督。
 ミラ・ジョ(略)主演の、テロ・サスペンス。

 凄腕外交官が、
 凄腕テロリストに狙われるけど、
 強力な主人公補正を発揮して逃げ回り、飛行機にまで乗ってNYへ向かい、
 テロを防げるのか、防げないのか。
 とゆーお話。

 何ら新鮮味を感じないストーリーに思えますが、
 コレがなかなか悪くなく、少し懐かしい安定感すら感じました。
 九十年代前半ぐらいの。

 ピアーズ・ブロスナンの殺し屋がまたハマっておりまして。
 スゴい迫力でずいずい追い詰めるけど、逃げられるとゆー。
 そこがまた良い、エンタメ。

 ストーリーの核心となる部分があっさり切り捨てられて、
 結局何も解決してないよーな気もするが、最期にあるテロップが出ましてね。

 要約すると、
 「NYを標的にしたテロリストは沢山いたけど、沢山捕まえましたよ」とゆーもので、
 文面通りの意味だとは思いますが、
 こーゆー映画の最期に提示されると、その意図は何? と勘ぐりたくなる。

 頑張ってます、ってコト?


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# by y.k-ybf | 2018-01-05 21:54 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by yuki-yo
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