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(01)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』 ※ネタバレ


 今年(22年)最初の鑑賞で暫定1位がきてしまった。

 自分のなかではある意味「エンドゲーム」を超えてきたし、「マッドマックス:フューリーロード」と並ぶぐらいの衝撃で、久しぶりにおもしろくて泣きそうになった。


※こっからネタバレ全開になるのでまだ観ていない方は注意してください。


 さて。

 正直どこから何を云えばいいのか、困る。

 まず「デアデビル」の登場匂わせに驚く。ここで出すのかと。(キングピン繋がり?)。

 そして劇場がどよめいた、「アメイジング・スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールド=ピーターの登場。

 勿論サム・ライミ版トビー・マグワイア=ピーターも登場するんだけど、

 やーーーーーーーー、

 噂には聞いていたけどニクイ演出&サプライズでしたわ。未だに三人のスパイダーマンが揃うなんて夢でも見たような気分になる。

 それもゲスト扱い以上の活躍が用意されているし、どんな時系列になってるのか判らないけどサム・ライミ版、アメイジングの「その後」をちゃんと引き継いでいるのが、素晴らしい。

 確かサム・ライミ版ではリザードマンの存在が示唆されていたし、本作のヴィランは一人足りないけど「シニスター・シックス」を連想させるのは幻となった「(アメイジング)3」への伏線回収とも取れる。

 そして何よりも、落下するMJを(今度こそ!)見事にキャッチするアンドリュー=ピーターのあの表情を観られただけで、感無量。打ち切られた「アメイジング」のモヤモヤがやっと解消されました。

 グリーン・ゴブリン、オクトパスを治療して救うことでサム・ライミ版も補完されたとも捉えられる。

 こんな形で過去シリーズまで回収してしまうとは完全に想像を超えており、もう感謝を繰り返すしかない。

 ラストのレゴ、コーヒーカップ、そして最初に自作したスーツと同じカラーリングのスパイダースーツとゆー組合せは、三人(ネッド、MJ、ピーター)の変わらぬ絆を表しているとおもいたい。

 本作はとても苦い結末を迎えましたが次は「ドクター・ストレンジ」の単独作なので、何かフォローがあるのではないかと期待しております。

 つか、ストレンジだけはピーターのことを覚えているんじゃないの?

 自分でかけた魔法なんだから。(あと地球外の仲間とか)。


 余談になるけどミステリオの真の目的を知ってる人ってどれぐらいいたんだろ?

 死後にあんな動画を残すぐらいなんだから、当然簡単にシッポを掴まれるような情報など処理してるだろう。

 執拗にピーターが弾劾されているような描写も、コロナ禍の現状を見たらアレが「現実」なのかも。

 思えばアベンジャーズへの参加にいちばんつよく反対していたのはトニー・スタークだった。彼以外にもピーターを諭しサポートしてくれた大人は他にもいた。

 それでも希望と可能性にかけることを選ぶのがピーター・パーカーなのだ。

 それは本作でも同じ。誰を責められようか。


 まあストレンジは最初に忠告ぐらいはすべきだったとはおもうけど。


# by y.k-ybf | 2022-01-15 22:25 | 映画 | Comments(0)

01/15//22


 生きてます。

 生きててよかった。


 12月が忙し過ぎたせいか、新年とゆー感覚があまり湧かないうちに半月経っておりました。

 こんなに正月感がないのも初めて。

 今年はまあ、いつも通りでしょうな。

 抑えていたコンテンツへの欲求が戻ればいいなとはおもふ。


 あけまして、おめでとう。



# by y.k-ybf | 2022-01-15 13:50 | 記述 | Comments(0)

【まとめ】「Death Wish」シリーズをまとめてみたよ。


 「Death Wish」シリーズをまとめてみたよ。
 1作目『狼よさらば』、
 2作目『ロサンゼルス』の感想はコチラ↓


③『スーパー・マグナム』

④『バトルガンM-16』


⑤『DEATH WISH キング・オブ・リベンジ』



コチラはリメイク↓
『デス・ウィッシュ』


コチラはオマージュ↓
『野獣処刑人 ザ・ブロンソン』


コチラはリブート的な1作↓
『狼の死刑宣告』


 総評は、ぜんぶおもしろい。


# by y.k-ybf | 2022-01-04 14:00 | 映画/100 | Comments(0)

『マトリックス レザレクションズ』 ※ネタバレ


 「ダメでした。

  約二十年ぶりの新たな続編。

  元々「マトリックス」シリーズに特別な思い入れもないのでどうしても辛口になってしまいますが、どーして作ったの? としかおもえなかった。

  スタイリッシュでドラッギーな映像表現も、スピーディで大胆なアクションも控えめで、只々不可解な単語が羅列したややこしいストーリーが展開されて、結末がまさかの「セカンドチャンス」だった。

  そんな手垢まみれのありふれたテーマを何故「マトリックス」でやるのだろう。

  延々と繰り返されるメタ視線のシリーズ批判もあまり愉快ではなかったし、安直に感じられた。

  つかそんな「シリーズ」を観客はお金を払って観ているんだけどね」



 とゆーのが、わたくしが最初にまとめた感想。

 まったくカタルシスを得られなかった。

 そのあとTwitterの反応や宇多丸さんの解説をキキ、やっとこの歯応えの無さの意味に気が付いた。

 本作は前シリーズから生じた誤解へのアンサーでもあり、敢えてメタ視線による語り直しをしているのだと。

 その上で更に判り易くトリニティーをメインに据えたのだろう、な?

 確かにコレは「マトリックス」にしかできない芸当、荒業であろう。

 そもそもシリーズのテーマを理解していなかった(誤解していた)わたくしには判るはずもなかったのだ。

 申し訳なく、恥ずかしくおもふ。

 機会があればシリーズを観返してみたいです。


# by y.k-ybf | 2022-01-04 12:54 | 映画 | Comments(0)

新or旧 『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』 ※ネタバレ


 今年(21年)観るのを諦めておりましたが近所のジャスコ(旧ジャスコ)で上映があると知り、急遽観て来ましたよ。

 「ビヨンド・ジェネレーションズ」とサブタイが付いておりますが、中身は以前やっていた「Movie大戦」。

 前シリーズのセイバーとの共闘が描かれます。

 プラス50周年イヤーの特別ゲストとして藤岡弘、の息子が演じる「ヤング本郷猛=仮面ライダー1号」が登場します。

 そこまではまだ納得できるのですが、この謂わば現代版にリブートされた「本郷1号ライダー」に若干の違和感とゆーか、だいぶ改変されている気がするのです。

 「改造されてよかった(要約)」なんて本郷猛に云わせてしまっていいのかな? とわたくしはおもうのです。

 将来有望だった青年がショッカーに拉致されて改造人間となり、脳手術前に脱走するも人間でも怪人でもない存在になってしまった憤怒や悲劇をキャラクターから漂白してしまうのは、オリジンへの冒涜ではないかしらと、おっさんのわたくしには感じられるのですよ。

 リブートを否定するのではなく、もっと慎重にやってほしかったのです。


 映画オリジナルの仮面ライダーセンチュリーは、悪くなかったよ。


# by y.k-ybf | 2022-01-04 12:49 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by yuki-yo